「元気が出る」メタモルフォーゼの縁側 ラピス・アーテルさんの映画レビュー(感想・評価)
元気が出る
高円寺の書店を訪れた時に、店内に貼られたポスターを見てからずっと気になっていた映画。
登場人物が優しい人ばかりで、とても温かい気持ちになった。
BLというのはあくまできっかけであって、人との繋がりや成長が丁寧に描かれている作品。
例えば、留学は胸を張って言えるけど、BLは表立って好きだと言いにくい。
そうじゃなくても、好きなモノを好きだと言うのが恥ずかしいと思ってしまう思春期特有の病。
その病に屈せず、自分に正直になって、夢中に取り組んだ経験(過程や結果)が若者には何よりも必要だと改めて実感した。
探せば良い映画は沢山あるのに、良い映画であればあるほど、影が薄くなりがちになる日本映画…
古川琴音ちゃんはやはり良い!
演技が繊細なので、引き込まれる!
夏映画は良作が多いイメージなので、今後も良作探しの旅を続けていきたいと思う。
私事ですが、この作品は今年視聴した30本目の映画となります!60本目指して頑張ります!
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