「ビニールをはがす瞬間、たまらない。」メタモルフォーゼの縁側 ぽよの友達さんの映画レビュー(感想・評価)
ビニールをはがす瞬間、たまらない。
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私も学生の頃は少女漫画に夢中になった時期があった。
最新巻の発売日を迎えるのを楽しみにしていた。
発売日には本屋さんに行って、お目当ての漫画を買ってワクワクしながら家に帰った。
さあ読むぞ、とビニールをはがしあっという間に終わってしまう。
少女漫画の単行本はすごく次の巻までのスパンが長い。
それなのにあっという間に読み終えてしまう。
読んだ後に感想を言いたくなる気持ちもわかるなあ。
BLというジャンルで周りには堂々といえなくて、堂々と言える人が羨ましい気持ちもわかるなあ。
私も言えない側の人間。
BLを題材にしたドラマにもハマった時期があった。
純粋で綺麗な恋愛で応援したくなる。
好きなものを好きでいて、自分の中で収まりきらなくなって共通の仲間の中に飛び込んでみるも圧倒されてしまう。
どの世界でも上には上がいる。
技術、知識、周りと比べてしまうと落ち込んでしまう。
心地よく語り合える友人がいるって素敵だなあ。
印刷屋のおっちゃんが車を故障させたとき、そんなことある??どんくさいなあ、と思っていた。
けれどその後の展開からはおっちゃんナイス!に変わった。
あのとき同人誌を買ってくれたのが憧れの漫画家さんでよかった。
最後のサイン会で繋がった。
良い縁、良い縁側だなあ。
お話も良かったし、音楽も、俳優さんもよかった。
芦田愛菜、足速い!
走る姿が似合う!
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