「わかったようなわからない題名だなあ」メタモルフォーゼの縁側 お抹茶さんの映画レビュー(感想・評価)
わかったようなわからない題名だなあ
メタモルフォーゼとは、変化・変身を意味するドイツ語だそうです。
「変身の縁側」 うーん、なんだそりゃ・・・
この作品のなかでボーイズラブ(BL)という男性同士の恋愛を描きますが、衆道ではなくあくまで表面的なソフトな描写にとどまっています。
簡単に説明すると、女子高校生と老婦人がBLを通じ世代を超えて交流する話です。
違うなあ。交流を通じて、自分の殻を破ってちょっとだけ新しい姿になるお話です。
この話には悪い人は出てきません。皆さん良い人。
ただ、正直ちょっと物足りないです。
ご都合主義もそれなりに見受けられるので、だったらもっと徹底して主人公をはっきりと変身させたらと思ったのは自分だけでしょうか。
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NOBUさんのコメント
2022年6月19日
今晩は
僕は、今作の題名を、”年の差を越えた年老いた女性と、若き女性が年老いた女性の家の縁側で、BL好きな事を共有し、(一つ目の、メタモルフォーゼ)そして、若き女性が年老いた女性の後押しで、自らの殻を徐々に破っていく(二つ目のメタモルフォーゼ)物語として楽しく鑑賞しました。
小学生の時に、筒井康隆の「メタモルフォセス群島」を読んでいた事も、奏功したかもしれません・・。では。