THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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最初のオープニングからゾクゾクしました!
リョータからメンバー全員が描きおろされていくオープニング、カッコよかった!
内容も主役のその後の描き方もとてもスッキリ良かったです!
宮城リョータの物語を描きたいのか原作再現をしたいのかどっちつかずな印象
タイトルの通りで、どちらにしても中途半端という印象が一番大きかった。
原作再現としては、赤木異変のくだりを描写しながら魚住の「泥にまみれろよ」が無かったり、「あの流川がパス!?」のくだりを描写しながら「二本のパスは布石。次は抜ける」のセリフが無かったりと、「フリ」だけ描いて本来の目的であるはずの「名シーン(名セリフ)」がカットされてたり、こっちの回想(エピソード)は描写されるのにこっちの回想は描写されない、ということがあったり、そもそもが名シーン、名セリフがかなりサラッと流されてたりかなり聞き取りにくかったりと、満足度がやや劣る部分があった。
一方でリョータの物語としては、中途半端に原作再現をしてるせいで、リョータが主人公として見た場合に不要な「ノイズ」がどうしても多々挟まるので、そっち側の物語として洗練されてる訳でもない。
(例えば、初見の人がリョータを主人公として見た場合、終盤は明らかに桜木が主人公してるし、最後に桜木と流川でゲームを決めるのもモヤっとすると思う)
個人的には、「試合シーン」の迫力であったりスピード感は良い感じに原作で表現できない部分を表現していい作品といして作り上げてると思ったし、また原作だとどうしても「全体像」が分からなかった部分が鮮明に描かれることで、「リアルさ」を感じられたのも良かった。
だからこそ、原作を忠実になぞって、「原作ファンは満場一致で大絶賛」するような作品に仕上げて欲しかったなと思った。
パンフレットでの井上先生のインタビューで、どうせやるなら新しいことをやりたかった、原作の完全再現は目指してなかったと言っていることから、井上先生が全面的にかかわることになった時点でその望みは薄かったのだとは思うが…
しかし、この「多くのファンが待ち望んでいた再映像化」ということが実現するまでにかかった年月が長すぎるせいで、このタイミングでやるんだったら「完全再現」が見たかった、というのが正直な感想だった。
あと気になった部分というと、桜木花道の声。
元から声優の名前を見て不安には思ってたが不安的中。びっくりするほど合って無い。
というより、あまりにも以前のアニメの声のイメージが強すぎるせいなのかもしれないが…
草尾毅を使えとは言わないが、最低限、もっと高い声を出せる人じゃないと合わないでしょう。
また、その他の声も、かなりBGMやSEなどに紛れてセリフが聞き取れないことが多々あり、せっかくの名セリフが…と思うことも多々あり、残念だったポイントだ。
また、一番最後、リョータが主人公だからリョータが出てくるのは良いのだが、
沢北と対を成す形で登場するのは非常に違和感。いや、沢北に対しては流川でしょうよ…
かなり不満点を書いたものの、原作再現の部分と試合の演出はかなり良かったし、
改めて配信などされたらもう一度見たいかな、とは思ったので、間を取って星3としました。
最高傑作の山王戦なのに
スラムダンクのガワだけを纏った全然別物の映画。
宮城の過去話を試合途中に挟まれてテンポが悪い。しかもその過去話がありがちな御涙頂戴話なために全く響いてこない。
最高傑作の山王戦なのに、大事なシーンが悉く削られていて試合としても中途半端、キャラクターの魅力も伝わらない。
宮城を無理矢理主人公にしたせいで、物語として本来の主人公の桜木の魅力が薄く、ストーリーももあべこべになってしまってる。あと桜木花道の声優だけは最後まで受け付けなかった。
映画を観て思ったことは、井上雄彦先生はアニメ版のスラムダンクは相当嫌いだったって事と、ファンの観たいものよりも、自分がしたい・やりたい事を優先させるようになってしまったって事。
読者がいるから漫画を描ける。大物になりすぎてそんな事も忘れてしまったのかな。
最初から最後まで熱いバスケの試合が観たかった。
試合の臨場感は特筆ものなのですが…
キャラクターのあの表情の乏しさは、なんとかならないものでしょうか。
ストーリーに惹きづけられて、ようやく映画の中に入って行こうとしたその時に、キャラクターの能面のような無表情で、ググッと映画の外に引き戻されてしまいました。
ついでにいえば、試合中の観客席の描写も、省略のし過ぎではないかと。
本作もCGあってこその一本だったと思うのですが、その省略のし過ぎを見てしまうと、セル画も手書きで仕上げていた時代に横行していた「節約アニメ」を思い出してしまいます。
原作にもバスケというスポーツにも前提がなく、いわゆる「一見さん」である評論子の純粋に「映画作品」としての評としては、残念なものにもなってしまいました。
試合の臨場感は素晴らしいのですから、ここは次回作に期待したいと思います。
忘れてた青春を思い出させる作品
この映画を鑑賞するために、原作アニメ予習済み。
映画ランキングで1位になる理由がわかった。初っ端のキャラクターのスケッチが動き出したシーンは胸が熱くなった。原作通りの試合展開に加えて、時代を経て新たに加わる登場人物の過去に話が繋がった気がした。
一点気になったのは宮城の事故理由。勝手に三井と喧嘩したから休学となっていたと思っていたが、複雑な家庭環境+三井がぐれていたことにショックを受け自暴自棄になってしまったのかな?
個人的に今まで宮城リョータ役の仲村宗悟さんの演技が少し苦手に感じていたが、無理に声のトーンを上げず地声っぽい感じで話していたのがとても良かったと思った。
素晴らしい原作を一層引き立ててくださったことに心から感謝
スラムダンクがきっかけで運動下手なのにバスケ始めたものです!
山王戦が題材ということは友人から聞いていたのですが、原作をわかっていても感動する演出は圧巻でした!!
特に、試合終了間際の音を一切カットした描写は、原作リスペクトを感じられただけでなく、試合の緊張感そのものを劇場で見ている方々と共有してる感覚がして、何とも貴重な体験でした!
からの、あのハイタッチのシーン!このシーンは映画でも最高でしたねー、、
そのほか嬉しかったこと!
・キャラクターの輪郭線がペン?のようなタッチで描かれていたのも原作と近くしくてなんか嬉しかったです。
・原作では、観戦してるキャラ一人一人の心情にもスポットが当たりそれもすごく好きなのですが、本作ではそこはほぼカットで、試合を通して実際の時間スピードで進みます。原作ファンからするとそれが逆に新鮮でもあり、実際にはこんな感じの試合だったのか、、と改めて新たな気づきがありました。
・そしてだからこそ、沢北のドライブのキレも、ゾーンプレスのプレッシャーもまざまざと感じられました!山王工業は本当に強かった…!!
・バスケ的な動きの自然さ、滑らかさ、良い意味でのリアリティ感にもほんと感動です!
追伸
原作ファンでない人はどう思うか気になりましたが、レビューを見ると、初めて見たという方も「スラムダンクってすごいんですね!」とコメントしてくださだており、「ほんとそうなんだよーー!!」と1人で嬉しくなりました笑
3Dアニメとしては分かったけど…最終戦としては不完全
前評判を聞いてから、山王戦が映像で見られるってことで観にいきました。
3Dを使ったリアルなバスケの試合を映像化出来たことは新しい挑戦で全く違和感ないと感じたたし、面白かった。
でもやっぱり漫画で見たほどの山王戦の感動がなかった。これは漫画を見飽きたってことが原因があると思うけど、このリアルな表現をすることでキャラクターの台詞一つ一つが早回しでくるみたいで、言葉が軽く聞こえる。
例えば三井の「静かにしろい、この音が、俺を蘇らせる何度でも」って台詞。ここ見た時マジで「え?」って思ったわ。漫画だとじっくりとスローで再生されるイメージで読んでたけど、映画だと一瞬でサラッと。あ〜こんな感じだったのかってガッカリした。
最初の桜木のアリウープとか、桜木が沢北に「返せ」ってとこもこんな感じでガッカリしたところが多かった。尺的に時間がないのは分かるけど、こんなセカセカしてる山王戦を見るのは、なんだか勿体無いって感じがした。
それにカットされて納得いかないのは、桜木が再度出場するシーンに春子の肩を掴んで「好きです、今度は嘘じゃないです。」と最後に「左手を添えるだけ」を口パクにさせたこと。他にも山王選手の回想カットしたとか、魚住カットしたとか色々あるけど。この二つを入れなかったことがマジであり得ない。
いや何でだよ。山王戦で感動するとこってそこだろ。
最後の無音描写も確かにドキドキ感を演出する良いと思う。でも桜木の台詞カットする必要あったか?この映画は原作を読んでる人用に作られてるなら、尚更その台詞をみんなあのシーンで聞きたかったんじゃないんか?
最後のリョータのアメリカ行きは「あーあ」って感じ。
楽しみにしてた山王戦だったのに、見た物が不完全なもので残念だったわ。
THE FIRSTなんだから、山王戦全部やらんでも良かったのになって思う。
まぁ最後のアメリカ行ったリョータのストーリーを今後2ndで使って行くんだと思うけど。この感じじゃ期待は出来ないかな。
原作ファンというより映画好きにオススメ。
まず、モーションキャプチャを活用したCGでの試合の再現性が凄い。これだけでも観に行く価値があると思います。新しい時代が始まった瞬間を見た気がしました。
リアルと変わらない動きを全員がしているのも凄いが、キャラの絵が限りなく原作に近いまま動いているのも、膨大な手間をかけた結果だそうです。
これについてはこれ以上の言葉は無駄。とにかく体感してみてください。
そして、原作で描ききれなかったリョータの深掘り。これは嬉しいファンサービスです。
それだけでなくて、湘北のスタメンの中で唯一「才能」を強調されていなかった彼が、日本高校生最強のPGとマッチアップして、堂々と40分間ゲームメイクしきった偉業に焦点を当てた、新たな物語になっています。
努力はしてきた。それでもどこか弱腰で自信が持てないでいるリョータ。
「兄には及ばない」という、心に刺さったトゲが抜けず、強がることで自分を守ってきた。
それが仇になって部活の先輩からは生意気に見られ、不良に絡まれ、母に心配をかけ、ついには唯一の生きがいだったバスケも挫折。自分の不甲斐なさに絶望するリョータ。
それでも自分にはバスケしかない!と生まれ故郷で再起し、県大会を勝ち抜いて臨んだ山王戦。兄の夢の舞台。
自分に自信が持てないまま勝てる相手ではない。
自分を信じてくれるマネージャー。
頼りになる先輩達も限界を超えたプレイで格上相手に張り合っている。後輩二人も見事にやってくれた。自分だけが気持ちで負けるわけにはいかない。
仲間達に背中を押され、小さい頃からひたすら磨いてきたドリブルで、全国NO.1のPGを抜き去る。
リョータが全国区のプレーヤーに変貌したあの瞬間!鳥肌立つ事間違いなし!音楽もイイ!
この映画で描きたかったのはココだろうなと思います。原作だと大コマではあったものの、そこまで感情移入するシーンではありませんでした。
当然、試合が決まる瞬間のアレも原作のまま再現されてます。
私はその直前の花道が誰よりも先に走り出すトコが大好きです。
技術は素人でも、気持ちは誰にも負けてないんですよね。
あとベンチの坊主メガネの一年生。
「湘北に入って良かった」の時、
「スラダンファンで良かった」って一緒になって泣いた人、絶対いるでしょ?私だけではないはず。
色んなシーンで「気持ちの勝負」とは言いつつも、才能の差が勝敗を決めている感がどうしても拭えなかった原作。
バガボンド、リアルを経た井上雄彦。
伝説とまで言われた名作を、さらに昇華させてきました。
最高の原作の中の最高の試合で、
脚本も最高で、
コスパ度外視で技術と時間を注ぎ込みまくった最高の演出。
文句のつけようがないけどなー。
私の中では原作を超えました。
親の失策を美談にすなよとは思う。
10年ぶりくらいに人と映画を見に行った。同い年の友だち。彼女は中学でバスケ部。ぜったいスラダンの影響よな?、という世代。
リョータ母が弱くて情けないと思った。夫と長男が亡くなったのは悲しいけど、父と兄を失った次男と長女のがより辛いとわからんかい?
わかっててクヨクヨしてたんか、わかってなかったんか知らんけど、わたしが次男か長女の立場ならあの母の情けなさを責めたと思う。
兄でなく自分が生き残ってごめんと弟が思うような態度でいた罪は重い。次男がいい感じに成長したことで美談にするのは、わたしは受け入れ難い。
山王の9番とリョータがアメリカで再戦ってのはでき過ぎちゃう?山王の9番はいけるかもだけど、リョータは?あれはアメリカの大学なんかな?
山王戦は面白かった。漫画でも何度も読んでるけども。ラストの流川と花道のバチンがすき。
とても良かった(桜木の演出以外は。。)
映画としてはとても面白かったし、
試合のクライマックスでは涙腺崩壊した。
前半戦は端折られてるけど、原作読んでる人は脳内補完できるから問題なしかな。
あと、宮城主人公も原作読んでる人は新鮮な視点で最高な試合見れたし、個人的には大正解だったかと。
原作はみっちー一択だったけど、宮城も好きになった。
残念だったのは桜木花道。
「返せ!」を何故あんなに軽い言い方にしてしまったのか。
あとブロックシーン「ダンコ桜木!!」もなかったのも残念だし、
春子さんに「大好きです」って言って復活するシーンもなかった。。
この辺終盤の胸熱シーンだと思うんだけどな。。
宮城が主人公だから仕方ないのかな。
2.5次元を実現した新アニメーション!!
井上雄彦先生のマンガを、こんなふうにスクリーンで見られるとは…感動しました。
原作の良さそのままに立体化した、アニメと実写の中間という印象で試合のリアリティがすごい。
後半にかけて、流川の格好良さが爆発していて衝撃を受けました。こんなかっこいいキャラだったのかと。(三井派だったもんで)
流川の存在感が薄かったと言われているようですが、私は「とんでもないイケメンが本気でバスケをしてる」映像だけでお腹いっぱいでした(笑)
もちろん、宮城のストーリーは素晴らしかったです。
宮城の過去(静かなシーン)が何度も挿入されながらも、試合のスピード感が落ちないどころか高まっていくという構成に感激しました。
とてもクオリティの高い3Dアニメ。バスケのライブ感。しかし漫画はやはり漫画のほうが良かったか?ストーリー自体は微妙。
とにかく3Dアニメのクオリティが高い。
本当に漫画がそのまま動いているのだから、相当な手数を使ってここまでのクオリティに上げてると思う。
それとバスケットしている臨場感が凄い。
この点はすごく評価しても良いと思う。
ただお話としては個人的には全然好きではなかった。
全然Firstスラムダンクではないです。
完全にリョータ中心でお話が進んで、他のキャラは殆どオマケなので、Firstスラムダンクか?と言われれば全然違うと思います。
漫画はもっと面白いお話だったと思う。
まず、リョータ編の”とりあえず親しい人を〇しておいて重いテーマにする”というジャンプ漫画メソッドが冒頭入ってくるが、個人的にはこういう安易なストーリーはもう飽き飽きしていて最速で萎えた。
いまだにワンピースが大好きでたまらない方には良いのではと思うが、一つのお話として見るには正直きつい。
スラムダンクでぶっちぎりに有名な名言はいくつかあるが、「先生バスケがしたいです」が無かったのは衝撃。
本当にリョータ視点だけのお話なんだと改めて思った。
スラムダンクファンを喜ばせたいというよりは、作品として補完したいという方向のお話なんだろう。この作品でスラムダンクが好きになるかといわれれは、多分ほぼ無いと思う。映像美を除けば、ありきたりな作品。そのくらい漫画との魅力の格差があると思う。
やっぱ漫画というメディアは一コマ一コマしっかり見るんだなと改めて。動画では名言もさっくり流れてしまう。
めちゃくちゃリアルになったせいで、実際にスポーツしているときのダーティー感を強く感じてしまったのも、個人的には好きにはなれなかった。
所詮フィジカルなのですよスポーツは。体当たりして強いほうが勝つ。
バスケットを真摯に書いたがゆえに、単純な暴力にも似た感情を個人的には感じた。まあ好きな人には良いのでは。服を引っ張っても審判にばれなきゃよい。フィジカルのスポーツなんてそんなもん。
あと、全体的にキャラデザもきついですね…。
こればっかりは原作がそうなので致し方ないのですが、流川のかっこいいアピールも時代錯誤の前では少々きつかった…。
この映画は映画館で見ないといけない作品だったと思う。
ストーリーに見どころがそんなにないだけに、多分TV程度の環境で見たら、多分☆1~2くらいの評価だったと思う。
リョータの背景描写もいいけど、正直120分のわりに結構いらないカット多かったんじゃないかと、映画大好きポンポさんを見た後では思ってしまうな。
同じ時間やるならもっと各キャラに焦点当ててよかったと思う。テンポは良くはなかった。
元旦に観たが、内容の一部が暗すぎた
嫌なところばかりが、事細かに描かれていた。マンガであったところの展開(リョータのゾーンプレスをやぶったドリブル突破)は、やっぱり胸にくるものがあったが、マンガ以上かというとあんまりピンとこなかったです。
父親が亡くなり、兄が亡くなり、亡くなった兄のことで母親と喧嘩する、そんな辛いことがあって、山王戦で労苦を跳ね返して爆発、みたいなところがこの映画の山?的な物だったのかと思うと、飛躍がある感じがした。
三井のスリーポイントのあとの手首の返しのところは、映画館で見てよかったかなあとは思わなくはなかったが
あと、マンガ版の良さって、笑えるポイントがめちゃ多かったことだったんだなと思いました。2時間で笑いポイント作りすぎると、カッコよくなくなっちゃって、ボヤッとしそうだとは思うが。
映画では、安西先生のガッツポーズっていう小笑い1つだけ
よくないとは思わなかったけど、マンガが面白過ぎた
あと、ほか、カッコつけてるんだけど、カッコよくない挿入歌も嫌だったなあ
MIYAVIとかにやってほしかった
これ以上のものを作ろうとするとそれはそれで無理があって、映画にしようとするにあたって、最善を尽くしている感じはしたが、
THR FIRSTってことで、続きありきの最初の映画版だったのかなとも思いました
ただ、続きにあまり期待はできないが、井上雄彦が関わってるってだけで、観てはみたいのだが
そういえば声優がアニメ版と代わったってのがあったが、映画全体をカッコつける感じでいくなら桜木の声は変わっててしょうがないとは思いました
そりゃ、面白いんだが
はじまってすぐ「《バカボンド》の絵だ」と思うのね。《SLAM DUNK》の頃は、まだこんなに書き込んでる感じの絵じゃなかったから。
「《SLUM DANK》のキャラクターがこの絵で動くのか」って楽しみに観てくの。
リョーちんの過去が語られて、ソータの印象的な台詞があって「これ、クライマックスで回想されたら泣くわ」って思うの。
現在にときがうつるといきなり試合が始まるのいいね。序盤で湘北が好調なときのシーン描写が細かいのもいい。「赤木がスクリーンして三井が打った」とか分かるからね。
そしていきなり前半が終わり「この映画、すぐ終わっちゃうぞ」と思うのね。
そこからは回想シーンも織り交ぜて進む。
「三井のあのシーンはカットなの」という意外さもあったけど、まあ山王戦には関係ないからいいや。
回想でのお母さんとのやり取りや、アヤちゃんとの会話も踏まえて、リョーちんがダブルチームをドリブル突破して湘北を救うね。
この辺で思うんだけど、《SLAM DUNK》は、この5人のキャラクターを見つけられたのがでかいね。ピンチになったときに「誰が打開するんだろう」と思っちゃう。どこからでも打開の糸口があるし。みんなムラがあって、ノッたときの爆発力もいい。(山王戦ではそこまで効いてこないけど、メガネ君のキャラ発見も全体としてはでかい。だから6人のキャラ発見がでかい。)
そして、ここから先やっぱり思ってしまったんだけど、《SLAM DUNK》の主人公って桜木花道なんだよね。だから花道の話が描かれてんの。
リョーちんが主人公なら、試合の流れを決定的に変えるのも、選手生命を賭けるのも、リョーちんになるはずだからね。
ラストで花道と流川がタッチする名シーンで、それを描かないわけにはいかないけど、それ描いちゃうと「誰の話だっけ?」となったな。
もう間違いなく面白いんだけど、その面白さは、原作の山王戦の面白さなんだよね。
それを損なわず、リョーちんの背景も含めて描いたところがすごいね。
次回はどうすんだろ。流川の過去とかやるのかな。
いや!!深かった♫
スラダン♫漫画やアニメとまた・・・違い。。。
深さがありました。
死生観と『君たちはどう生きるか』というテーマ。
しかし・・・オープニングのチバさんの声で~!!!
がっつり泣いた( ;∀;)
泣き虫hiroです。
あれ!?バースデー??ミッシェル??
やっぱ・・・かっけぇぇーー。。。
もう~登場部分とあいまって~
そんな痛いアラフィフでした(≧◇≦)
でも、そんな自分が大好きで~♫
それを許せる映画になってます☆彡
ほんとに良かった~~
最高
原作は観ていないが、周りの人や有名人などの評判が良かったので気になって観た。
音楽とのマッチがカッコ良すぎるし、何よりストーリーが感動的。原作を知らない人でも完璧に楽しめる。個人的に10-Feetがさらに好きになった。
なんかどちらの高校も選手の顔のビジュが良過ぎたのだが...ほとんどの選手がめっちゃイケメンに描かれていてやばい。アニメーションが普通のアニメではなくてあれ、なんていうのかな?「アバター」みたいな3Dの感じの滑らかなアニメーション。一人一人の動作が細かく描かれていてリアルだった...そして顔もそうだけど筋肉のついている感じもイケメン...(2回目)あれ観たらみんな好きになってしまううう...高校生ではありえない肉体だけど、何回でも観られる!!
主に宮城リョータの幼少期の話で、父親と憧れであった兄の死と母親の葛藤など、家族間のあの暗黙の雰囲気みたいな感じがすごくリアルに描かれていてジンときた。
母親とのあの感じ、距離感がなんとも言えない。お互いに父親や兄の死について考えない日はないけれど、口には出さない。リョータはただでさえ高校生という思春期であるのに、母親に対して全ては表に出せない。母親もそれを分かっているみたいな、お互い口には出さないけれどなにかで繋がっている感じ。私はそういう風に捉えた。すごく伝わってきた。
VODにあった原作アニメはちょっと観にくかったので、とにかく原作の漫画を早く読みたいと思う。124分間で「アイツがパスを出した!?」みたいなシーンがあって、この作品では描かれていないけれど、原作や練習過程でその人はパスを出さない人だったんだな。と自然に描かれていない描写も感じ取ることができて、その一言でそれまでのチームの感じが伝わるのが凄いなと思った。
最後はきっと勝つんだろうな。と思ってはいても観ていて力が入ったし汗かいた。最初から最後まで一試合をあんなにスリリングに観られるのすごい。ずっと面白かったし感動した。最後は映画オリジナルだと聞いた、宮城と深津がアメリカで戦うシーン。題名も THE FIRSTだし、次も映画化あるのかな?とちょっと期待している。早く原作漫画を読もう。
この映像と音、表現は凄すぎる。是非 IMAX で
私は、原作をジャンプで読んでた世代の人です。
アニメも何となく土曜日観ていた程度、
コアなファンではないですが、
周りの推しと、地上波の特集を見て、
IMAX でやってるうちに観てみようと思い、観てきました。
そして、私もハマりました。
結果、3回観ました(笑)
知ってる人も、知らない人も、
絶対 IMAX で鑑賞したほうが良い一本だと思います。
映像、音、没入感が、全然違います。
声優が変わった~とか、あのシーンがない~とか、
色々いわれてることはありますが、
そんな声を一切抜きにして、試合シーンの表現は凄すぎます。
臨場感にあふれていて、どんどん引きこまれていきます。
熱いものが込み上げてくる。素晴らしい作品。
ハッキリ言ってつまらなかった、これじゃ感動は生まれない。
スラムダンクの面白いところが全然出ていなかった。
★つまらない理由
①所々に入る宮城の回想が長く、試合に尺が取れずドラマ性がなく淡々とした試合になっていた。
(感動シーンがカットされたり尺が短い、気迫を思わせる「来いや山王‼」の部分が祭りの掛け声のように短くポンと終わったのも微妙)
②回想がシリアス展開のためか、漫画やTVアニメの時に所々に入っていたギャグ的な要素が、ほぼなくなっていた。
③山王チームがどれ程すごい選手なのか伝わってこない。
(一応宮城の回想に雑誌で軽く触れられていたが、たとえば河田がガード・フォワード・センターのポジションを経験したことで、外からでも中からでも攻めることができる上、守備力やパワーもある恐ろしい選手だということが全く伝わってこない)
④会話が少なく説明がないので展開がよくわからない
(流川の2本のパスの布石についても説明もなく、ただパスをして抜いてで終わったし、桜木のリバウンドにしても「湘北にいいリズムをもたらしているのは~湘北に必要な男になったぞ!」も「桜木がリバウンドを取ってくれるから、三井は思い切りよくシュートが打てる。結果よく入る。外が入るから当然Dも外に気が向く、すると今度は中を攻められる。まず止めるべきは桜木のRだった」という話もなく、ただ河田にマークの相手を変えさせて「湘北にいいリズムをもたらしているのは桜木だった」とだけいわれても、それで?と思ってしまう。)
⑤宮城を主役にしたからか、流川や桜木の確執やバックボーンの描写が薄く、最後の感動シーンである桜木と流川のハイタッチが薄っぺらく感じた。漫画ではとても感動するシーンだったが、逆に白けてしまった。
⑥サブキャラがただの脇役と化していた。
(魚住や海南の出番がない上、桜木軍団や堀田・晴子についても、一緒になって戦って応援しているという友情や必死さが見えてこない。「シシュー」や「死んでも守り切れー」という名シーンの熱気がない)
とにかく演出がド下手これに尽きる。
多くの世代に観てもらいたい、人間の成長の物語!とにかくアツい!
漫画をしっかり読み込んで映画を見た訳ではないが、それでも十分楽しめるどころか、アツいメッセージに心を打たれる!もちろん、最低限、湘北のメンバーと背番号ぐらいは予習(もう一度復習)して観に行った方がいい。
なぜ、事前にアニメを十分、復習していなくても楽しめたのか?
なぜなら、この映画が宮城リョータを主人公とする、いわば原作とはまた別の、もう一つのスラムダンクだと自分は思えるからである。もちろん、この自分の意見にも、あのリョータの描き方などにも賛否両論はあるかもしれないが、あくまで個人的な主観的な意見である。
だからこそ、「THE FIRST」スラムダンクなんだと自分は思う。原作とは違う1つ目の話、もちろんここでもじゃあSecond、Thirdがあるの?と憶測が飛び交うと思うが、そんな色々な深い意味を与えてくれる映画の、このタイトルが本当に好きである。
そして、この映画のテーマは何か?
自分は宮城リョータを中心とする、そして負けた沢北をも含む人間の成長の物語だと思った。幼い時に兄ソータを亡くして、そのお兄さんを超えられない、、、ミニバス時代にも挫折をしたことが描かれていた。ミニバスの試合を見に来た人が「兄さんみたいには使えない」のようなセリフを言うが、胸が本当に痛くなってくる。そんなリョータが、兄さんを超えていこうと、もがき苦しみ、成長する感動的な胸を熱くする映画だった。兄さんからのリストバンドは最後はつけていなかったこと、母に返したいたことも感動した。もがいてもがいて頑張っていった姿に自分は本当に心を打たれた。
そして、自分は負けた山王の沢北にも感動した。負けた経験こそ、その人が一番成長できる瞬間だと思う。あの山王の監督が言う、負けを知っていることが強みになる、そして、成長ができれば、それは人生において負けた瞬間ではなく、”成長できた瞬間”井上雄彦監督は敗者にもスポットをあてて、人間の成長を描いていることが本当にすごい。まさに全員の世代に観てもらいたいと思える所以である。
スラムダンクの映画がこれほど流行っているのはどういうことなのか?そして、なぜ今スラムダンクの映画が”今”、公開されたのか?
批判的な意味ではなく、この映画の公開が嬉しいし、最高だと思っているからこそ、この社会現象を分析したい思いがある。スラムダンクで青春時代を過ごした人たちを中心として、もう一回、胸を熱くしたいと思って劇場に足を運んでいると思う。もちろん、多くの世代が映画館に行っていると思うし、行ってほしいと思っている。自分は、1990年代の、青春時代の熱い気持ちを思い出させてくれた。
ただ、「懐かしい」漫画の映画版では全然ない!映画を見てれば、分かるが、この映画か1990年代のスラムダンクの焼き増しでは全然ないというところが、井上監督のすごさだと思った。あの漫画の続編とかではなく、漫画では描き切れていなかった、新たなストーリーを押し出したところが良かったと思う。
そして、胸を高鳴る演出に効果があったのは何だったのか?
一言で音楽だと思う。
主題歌であるThe Birthdayの「LOVE ROCKETS」とエンディングエンドロールの10 FEETの「第ゼロ感」がとてもかっこいい!
湘北vs山王の試合中に流れる低重音のロックのような音楽もとても絶妙に入っていて、かっこ良すぎた。特に宮城が山王のゾーンプレスを突破するシーンに流れるギターとシンセサイザーの激しいロックが胸をとても高鳴らせた。劇中の音楽がかっこいいからそ、湘北vs山王の試合の最後、桜木花道がミドルシュートが決まる時の静寂感がよりいっそう引き立っていて、惹きつけられた。
本当に楽しめた映画だったし、世の中で頑張っている人たちへのエールなんだと思った。多くの学生さんが受験を控えている中、そんな人たちにも励ましのメッセージのように受け取れる、胸がアツくなる最高の映画だった。
全341件中、81~100件目を表示