THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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これ、2次創作じゃないよね?
感動した。んだけど、、、
本来のストーリー(原作)がもつ
感動の総量を10だとしたら、
1.5〜2ぐらいに目減りしてると思う。
料理で言うならば、
最高の食材を使ったんだ。
どんな下手くそな調理をしても、
ある程度のうまさは出る。
そんな感じの感動だった。
手に汗握り、涙ぐむんだけど、
その涙はピークに達する前に引っ込む。
そんな演出、脚本が多々見受けられる。
独りよがりの
下手くそなセックスのような映画だった。
これが原作者本人の手で作られたことが
幸か不幸かは分からない。
原作者でなければ、文句も言える。
しかし、原作者だから、上記のように感じた人は
黙るか離れていくかだけであろう。
最高の食材を
台無しにする調理法で
出来上がった料理。
でも食えないことはないし、
うまい部分は残ってる。
それが今回の映画だと思う。
スラムダンク大好きだし、井上雄彦作品大好きなんだけれどなんかしっく...
アニメだから出来た臨場感!
イメージを更新
2回目の観賞。1回目の時は、試合シーン以外は、物語を追いながら、自分のイメージとの違和感を探していたように思う。初見とは違う発見があるとの噂から、再度観に行ったが、まさにその通り。12月に、面白かったけどあれはねー、なんて話してた自分を叱ってやりたい。
ド頭の沖縄シーン。海の音、コンクリに跳ねるボールの音、どことなく湿った色。船に乗って釣竿を持つ兄の姿が、巌流島に赴く小次郎に見える。兄の思い出、いいじゃないか。1回目と違って感情移入している自分がいる。その続きを知っているので、これは試合につながる重要な背景なのだと、感動しているのだ。そのことに驚いた。
原作を読んでから20年たった今、自分の中のスラムダンクは、この映画になった。
音やカットの挟み方、スローモーションとモノローグ、凄くいい。人物の動きとともに、内面の描写を追うのにも、息つく暇がない。スポーツって、一瞬の中に感情と駆け引きの情報量がこんなにも多いのだろうかと、感嘆する。試合は結果が分かっているのに、目で必死に追っかけてしまうし、いちいちまた感動する。
漫画で感じた動きや音、行間の感情は、僕程度の頭の想像をはるかに凌駕していた。次は是非、バガボンドを井上先生に映画化して欲しい。一瞬の殺陣を、黒澤映画的でもなく、カンフーアクションふうでもなく描いて、また新しい次元に連れていって欲しいです。
漫画家が監督した結果。
原作と映像では、見せ方は違う!
最後まで重厚感たっぷり。ギャグは少なめ
26年前のインターハイー会場に堂々到着!! 原作者自らの手で換骨代替された超高校生級アニメーション映画
製作が発表されて以降、一貫して内容情報は伏せたままという異例のプロモーションを展開しつつ公開一月前ぐらいになってようやく声優さんが90年代のTVアニメシリーズから全変更になる旨がアナウンスされて物議を醸してたのも記憶に新しいですが、結局公開まで物語内容は明かされずに半ば地雷覚悟で観に行かれた方も相当数居らっしゃるでしょうし、かく言う僕もその一人でした。
結果としては原作の最終戦におけるIH第2回戦・山王工業高校との試合を現代感覚にアップデートしつつ、まるで原画がそのまま動いているかのような重みのあるCGにて、原作者の井上雄彦先生自身が監督した渾身の一本。
というわけで26年越しの山王工業戦ですが、脚本のみならず監督まで務められた井上雄彦先生の多才ぶりにまずは脱帽、というところでしょうか。
こと絵に関しては、井上先生は如何にして己の理想を筆致で埋めていくかというアーティスティックな側面が強いように個人的には思います。
しかしながら監督というのはそうしたアーティスティックな素材を如何に取捨選択して繋ぎ合わせるか、省いたことによって何を観客に残すか、といういわゆる"引き算"の仕事であり、対極に位置する職人の仕事です。
ゆえに一人の人間がその両方の才気を発露させることはとみに困難であり、結果としてどちらも中途半端になるか最悪のところ没個性的に終わってしまうところですが、本作によって井上先生はその職人的気質も十二分に示された感が有ります。
原作漫画ではこの山王戦だけで一年数か月連載しており、細部に井上先生の感性と拘りが迸っている筈ですが、本作ではそうしたディティールは極力排したうえであくまで刻一刻の時間経過への動機に観客を誘い、結果としてアニメーションでしか表現し得ない一番大事なスピード感が際立っています。
すでに原作漫画を描いた際にアーティスティックな力の激発は済み切っているからこそなのかもしれませんが、かといってただ単に抒情的な面を排除するだけではこうはならない筈で、作品を俯瞰して全体としての一貫したテーマを掴んでからでないと取捨選択は行えない筈です。
それを本作でこなしてしまわれたあたり、井上先生はアーティストと職人の二刀流としてもはや仙人のような領域に達した感すらしました。
バスケバカもいいですね
作者の井上雄彦さんが脚本と監督を務めているだけあって、原作のタッチ...
作者の井上雄彦さんが脚本と監督を務めているだけあって、原作のタッチや雰囲気がアニメーションの作画にそのまま再現されている。
フル3DCGとは違う、それでいて立体感も臨場感も抜群で、漫画のキャラクターが原作のカットやコマ割りそのままにスクリーンで躍動している。
バスケットボールが体育館の床で弾むダムダム音、屋外の地面で弾む金属っぽい音、バッシュのキュッキュッという音、バスケットボールがネットを揺らす音などがリアルに再現されているのも嬉しい。
テレビアニメと声優陣が交代されているらしいけど、そもそもテレビアニメは見た事がなかったので何の違和感もなく見れた。
まだマイナースポーツだったバスケの魅力と人気を一気に押し上げた名作漫画。
約30年の時を経て日本にプロリーグが生まれ、日本人NBA選手が誕生し、オリンピックでメダルを獲得するまでになった日本バスケ。
かつてバスケに青春をかけたひとりとして、今回の映画化が日本バスケのさらなる飛躍と発展となることを夢見る(´ー`)。
原作の山王戦の感動を
アニメ化された山王戦が見たくて劇場鑑賞した者の感想です。
・台詞が少ない
「この場面でこの台詞が最高に熱い」の宝庫が山王戦。
しかしそれは漫画的表現で、あのアニメーションだと台詞より流れが重要視されて台詞は最低限に思えました。
また原作では神奈川の各選手や各監督の良い台詞が出てきますが、それらの登場人物が出てこない。
・映像作品としてのテンポが悪い
山王戦の最中に頻繁に且つ長時間の回想シーンが入ります。
その為、山王戦に全く集中出来ないし感情移入もできませんでした。
「外伝宮城リョータ物語」は別で見たかったです。
・声
安西先生の声に若干の違和感、そして花道の声はかなり違和感。
テレビアニメ版の声優さんの声じゃないとしても、別の声が良かったです。
今作の声は私には合いませんでした。
今の井上先生が書きたい、伝えたいスラムダンクはこれ。
はい、分かります。
昔大好きだった歌をオリジナルの歌手が歌った時に、当時とは違う歌い方で残念に思えてしまう感じでしょうか..
懐古厨、原作厨の戯言です。
失礼しました。
「音」を、しっかり意識せよ。
原作は読んでIMAXで見てほしい
特に説明もなく試合が始まるので最低限のスラムダンクの知識は必須。
試合には勢いがあり手に汗が握ったが回想シーンが多く、映画全体のテンポは悪い。
旧アニメの声優のほうが好みだったが新鮮なスラムダンクを楽しむという点では結果変えて正解だったと思う。
Mさん(Hさん)
集中しすぎて偏頭痛が
それぞれの成長
改めてスラムダンクという作品の凄さを感じました
始まって数分で涙が込み上げていました。
小学生の頃に見ていたアニメで、漫画も読んだ作品です。久しぶりで楽しみだなというくらいの気持ちで観に行きました。でも、なんでだろう。年齢のせいもあるのかなぁ、結末は知っていたけど、もうずっとずっと泣いていました。
花道もゴリもりょーちんも、声は違っても当時と違わないままの絵の感じでそこにいるということ、それぞれのキャラクターが懐かしくて嬉しくて。あのセリフがまた聴けて。辿るストーリーはわかっているんだけど、その奥にこんな背景があったなんて、と思ったらもう本当にみんなが実在しているよう思えて当時からの年月なんて感じる事なく入り込んでしまいました。試合のシーンの臨場感と緊張感はとんでもなかったです。
そしてあのラスト。
改めて、スラムダンクって凄い。。
今すぐ漫画を大人買いしたい。一気に読んでそしてまた観にいきたい…!
映画館は予想通りの満席で、その中にリアルタイムじゃないような若い世代がたくさんいる事に驚いたのですが、ぜひぜひ若い世代の方たちに観てほしいなと思いました(*^^*)
賛否両論あるなか一点を除き良かった。
声優陣総入れ換え、ストーリーも前告知無しが賛否両論あった上で見ましたが、漫画アニメ両方見ていた自分にも桜木花道の声以外は違和感泣く受け入れられました。
ストーリー、試合展開知っていてもドキドキ感を感じさせられるほどアニメドラマとは違い動きや描写のリアル感はgoodでした。
ネタバレになるのでそれ以上は控えますが、今回の主人公の生い立ちが詳細に描かれていたのでスターターの残り四人プラス木暮君の生い立ちを描けばあと五回、映画ができそうです。
個人的にはバスケのスピード感がリアルに描かれていて映画として良かったと思いますが、花道の声はただ悪い奴の声で、バカだけど愛すべきキャラクターの花道とはかけ離れていて残念でした。
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