THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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とても良かったです
◎原作漫画は数十回見ている
◎当時のアニメはあまり見ていない
◎バスケ経験者
からのレビューです。
<バスケのディテール>
・とても良かったです。原作に忠実でありながら現実的にありえるプレイに仕上がっていました(NBAレベルですが...)。
・音もこだわっていて、ボールのはねる音などもリアルでした。
・リングの「ガコッ」という音が90年代の旧式のゴールで、井上先生のこだわりが感じられました。最近のゴールは品質が良いので鈍い音はしません。
・原作のコマを抜き出すようなプレイで「止め」のタイミングがなく、高速でシーンが通り過ぎてしまうので目がちょっと追いつかないときがありましたが、それでも最後の1分間は原作以上の緊迫感でとても良かったです。
・花道の「ラストショット」はとてもきれいなフォームで、確かに1万本シュート練習したんだろうなと思わせました。
・全体的にバスケシーンは細かいこだわりが随所にみられ、井上先生が表現したかった世界が再構築されています。しかも原作を裏切っていないですから、ここは評価したいです。
<ドラマ性>
・宮城選手の過去が描かれます。家族構成などが詳細に描かれ、原作ファンなら満足できると思います。
・ジャンプに読み切り掲載された幼年期のエピソードをふくらませたようなものです。
・ネタバレになるので控えますが、最後にアメリカに渡ったある選手とある選手が邂逅します。原作にない設定なので「ええっ?!」となること請け合いです。映画館で確かめましょう。
<キャラクター>
・声優が違うということで最初は違和感がありましたが、最後にはなくなりました。おそらく井上先生も、キャラが特定の声に紐づけられることを避けたのではないでしょうか。自分としてはそれは成功だったようにも思います。オリジナルアニメファンの人には受け入れがたいかもしれません。
・精細な3Dになったことで、山王チームの強さが、絵だけではないパワーとして迫ってくる感じがわかり、とても良かったです。とくに河田と沢北はずば抜けていました。あと深津の落ち着き払ったプレイもとても良かったです。そりゃ強いわ。
・メガホンをもって威圧するような山王の応援団の声援も、「ああ90年代当時こんな応援あったな~」と思い出させるもので、井上先生の記憶力とこだわりに脱帽しました。
・安西先生はイメージ通りで、奥さんとプライベートなシーンが一瞬出てくるので原作ファンには嬉しかったです。また、アヤコと晴子は原作よりもアクがない美人っぽく描かれています。
・改めて、名ゼリフだらけだと思いました。「あ、来るな」と思っても目がウルっとしてしまうことが何度かありました。
<総評>
・原作ファンなら間違いなく楽しめます。若い世代のとくにバスケにまったく興味がない人にはつらいでしょうが、そもそもファン向けのものとして忠実さとリアルな試合の再現に割り切っており、この方向性は良かったと思います。
・今回は宮城選手が主人公でしたが、このクオリティであと4人の湘北選手にスポットを当てて作られる映画が楽しみです。
・サブエピソード的に原作キャラのプライベートなシーンが描かれるのもファンとしては良かったです。海南、綾南、翔陽といった他チームも描かれるのが今から楽しみですね。
・一番の印象は、山王というチームの強さを肌で感じることができ嬉しかったです。こんなの10回中9回は負ける相手です。ですが勝ちました。だから感動するんですね。
やってやんぜと!
OPがまた最高!!
特に山王工業の面々が降りてくる所、
ああ、山王戦だとバチバチやってやんぜと
大好きなザバースデイ の曲と相まって、
その時点でテンションはガチMAX。
後半も、
リョータ含むメンバーのエピソードが重なり合って涙が止まらない!
最後の桜木と流川の手をバチン!でも鳥肌が立って。
もう堪能!!!!!!
面白かった!
映画鑑賞と言うより選手目線あるいはスポーツ観戦する客としての視点で楽しめる
完全にプレーヤー目線(もしくはボール目線)で楽しめる究極のバスケ映画もとい試合でした🏀
頭からラストまで山王戦
その合間に各選手(敢えてキャラクターと言わずに選手と呼ばせてもらう)のこれまでの生い立ちやターニングポイントが描かれる
そこが非常に丁寧
さすが原作者自らが監督、脚本を手掛けただけあり、各選手の動きがリアルでバスケの試合を観戦しているかのごとく、非常に細やかで素晴らしい
元の作品を知る方のみならず、スポーツ観戦が趣味という方も唸らざるを得ない観せ方だったと感じた
なお、多くの方が懸念されていた声優さんの変更についてですが、無礼を承知で申し上げると、それだけでこの作品を観ないのは勿体無いと思います
以前のアニメを知る方こそ、アニメの時の良さとこの作品の良さについて、純粋に違いを楽しめるのではないかなと感じました
原作ファンであれば涙腺崩壊
ジャンプの連載は欠かさず読み、コミックも買っていたオールドファン。
映画を観て改めて思ったのは自分がSLAM DUNKが好きだと言うこと。
好きは全てを凌駕する。
子供の頃の記憶に残るシーン、セリフの連続で自然と涙が。
インターハイの山王戦、その中でも後半をメインに宮城リョータの過去を挟むストーリーは原作未読者だと全くついてこれず、単一映画としてアリなのかは疑問があると思う。が、余計な自己紹介や経緯はすっ飛ばして山王戦に集中させたのは英断かと。
あくまで原作既読者のための映画ということで。
バスケのシーンもスピードとアクションが素晴らしい。
子供時代にモヤモヤしていた一連のジャンプ原作のテレビアニメが、週の原作連載にストーリーが追いつかないように大人がひたすら腐心した結果の冗長なキャラクターのセリフ(これに比べれば今回のリョータのサイドストーリーは全く問題無し)、コートと端から端まで永遠と時間がかかる等の時間稼ぎ演出が無い!
なぜキャラの深掘りが花道では無いのか、リョータの家族が二人も亡くなるという安易設定というツッコミもあるが数十年ぶりのSLAM DUNK、満足です。
アニメのファンとして
自分はアニメで見ていた世代で原作マンガは読んでなかったのですが、インターハイ編だけ原作を読んでから鑑賞しました。
・良かった点
念願の山王戦が観れた。
リョータのバックグラウンドを知れた。
・残念だった点
映像がリアル過ぎて逆に迫力がなかった。
メインがリョータだったので花道の頑張りが薄れてしまった。
やっぱり花道の声はあってないように感じました。
最後にアメリカ留学したのが流川じゃなかったので湘北の続きは見れないのかなと思えました。
タイトルのFIRSTは結局何を意味するのでしょうね?
ネガティブなことを多く書きましたが、大好きな作品をまた観れて嬉しかったです。
ありがと〜
原作完全履修者向け、上質
ネタバレ有です。注意
・私の鑑賞状況
スラムダンクは通常版、完全版、どちらも全巻持っていました。特に「キャラ牽引を狙いすぎなくなった」感のある豊玉戦~山王戦が好きで、それらの試合の内容はほぼ暗記しています。
特定のキャラが好きなキャラ愛勢ではなく、完成度の高いキャラクター漫画作品として好きです。
原作を追うようになったきっかけは地上波アニメ版ですが、地上波アニメ版自体は原作を買うようになってからは見なくなりました。そういう人間のレビューとなります。
・概要
ひたすら秘匿され続けた内容ですが、vs山王戦です。
前半戦は出だし以外カット気味(一之倉や河田弟の活躍はカット)、後半戦は詳細に描きます。
原作とほぼ同じ山王戦の流れに沿いながら、要所要所で宮城リョータの過去と、原作では描かれなかった各メンバーの過去が挿入されます。山王戦は本作で完結し、最後にちょっとしたサプライズもあります。
リョータの過去が結構重たく、リアリティラインも高めで、それが許す範囲内でのギャグやコミカル演出に抑えられているので、やや大人向け。少年少女時代にスラムダンクを読んでいた人は三十代半ば~になっているので、演出の方向性は間違っていないと思います。そういう意味で、新規を取り込みたい「再出発」の作品ではなく、大人になったファンのファン魂を深めて満足させにいくタイプの作品です。
原作と本作どちらが好きかと問われたら原作ですが、どちらも8割方同じ良さを持ち、残り2割部分は目指した方向性の違いということでそれぞれ異なる良さを持っていると感じました。
実際、バスケットボールの会場や選手の試合前・試合中のテンションは本作の方が正しいでしょう。彼らの出会いや情熱が「バスケットボール」に立脚している以上、この雰囲気は真摯な解釈に思えます。同作者の他作『リアル』寄りな味付け。
「バスケらしさはさておき、コミカルで試合中もフィクション的なスラムダンクが見たい」という人には向かないかもしれません。ギャグやコミカルがまったく無いということではなく、桜木はちゃんとムードメーカーをしています。
・演出
非常にリアルな「バスケットボールの試合観戦」寄りです。アニメっぽい演出(例えば、オーラのような)は全然と言っていいほど無く、原作ではあった「各キャラクターの、実際には口に出していない心情独白」や「ナーレション」はカットされています。意図的に描かれていないだけで、そういう心情の存在が曲げられた訳ではなく、原作でそういう独白やナレーションを覚えている人なら、「今、あのコマの内容を思っているぞ」とわかる内容です。逆に言うと、そこまでの原作ファンでないと「なぜ、流川が急にパスするようになったのか、そして沢北を抜けるようになったのか」等、わからないかもしれません。
そういう志向の作りなので、
・魚住が乱入して桂剥きするシーンは存在自体カット
・三年間も待たせやがって……も小暮の回想&独白としてはカット
・「北沢……? 沢北じゃねーか、どあほう」も映像としてはカット
・花道の告白(=観客席の湘北応援団のコート脇への移動)もカット
など、原作の特徴的で良かったシーンが無いことに不満を感じる人はいるでしょう。原作にあった魚住の乱入は、本作のリアリティラインに入れると一気に作り物感が出るので、カットしたのは合理的な判断に思います(その分、赤木が精神的に河田兄を克服するシーンが不明瞭になったのはちょっと残念)。花道の告白も、同様の理由でカットに思います。
「完全な原作通り」を望む人には不満かもしれませんが、原作の心情演出=メタ情報として照らし合わせながら映像を追える人には、非常に上質な、満足の行く映画体験だと思います。私はそうでした。鑑賞後、「心情独白・ナレーションあり」という原作山王戦を読み直したくなる内容でした。
・映像
PVでCGを観たときは、正直鼻白みました。ベルセルクのCG版を見てしまったときのような、綺麗すぎる、正しすぎる残念感を覚えました。
しかし、本作については、鑑賞中に「これがいい」となりました。作者の、地上波アニメ版の「バスケと言うより、漫画的なバスケバトル」を厭うていたように思える理由が、少し理解できた気分です。いわゆる、「徹底的にリアルに、スピード感溢れるバスケットボールをそのまま描く」でも、充分に人を惹きつける映像としてキレており、高密度であり、見ごたえがあります。私はFIBAバスケットボール選手権を見に行ったことがありますが、その観戦時に覚えた興奮を思い出しました。そうそう、バスケって、バスケのままで、超スピードでかっこよくて、大迫力なんだと。確かに、作者にこの映像が理想として見えていたのなら、過去アニメは「わかりやすいが、本質から離れた方向性で作られ、人気を博してしまった」だったのかもしれません。
そういうわけで、身体や空間劇のリアルさがそのままバスケの興業的な持ち味ということで、物理演算バリバリで作るCGアニメとの親和性は非常に高く、CGアニメ映画としては出色の出来に思いました。
・脚本
宮城リョータが中心です。最も原作中で「なぜバスケをしているのか」が語られなかったキャラクターなので、PG(試合を見渡す司令塔)という役割と合わせて、いいチョイスに思いました。沖縄から神奈川に転校してきた中学生のリョータの挿話は
○転校間もない中学時代、野良コートで三井と1on1して、負けていた。精神的な弱点について見抜かれ「今度は勝ちに来い」とアドバイスされていた。だから、高校での不良化した三井との再会、リンチエピソードがすごく重い。ただの無軌道な不良症候群ではない。
○心を閉ざしがちだった高1年時代、赤木との不和と解消
赤木の期待の裏返しだった。それを下校時にちゃんと教えてあげるヤス。ここでヤスを使うのは最高に上手い。リョータとヤスのさりげなく親友な感じは本作中で一番お気に入りかも。赤木が、上級生たち引退時にそのリョータの心を掴むエピソードも象徴的で見事。一度は赤木自身が否定した宮城のパスを、「宮城はパスができます」と強みと性格を表す言葉で言い切るのは、赤城が以後「ダンナ」と呼ばれるに充分な、心を掴む言動です。
○リンチされながらも三井に「勝ちに行く」宮城
兄のエピソード含めて、本作は宮城とその母の「恐怖の克服」(怖い物知らずになるという意味ではなくて、怖い物との付き合い方を見出す=世界に復帰する)がテーマに据えられています。宮城と三井の前歯絡みの話が、これに絡められているのがよかった。震えている手を、さりげなくポケットに隠す演出。ただの結果論ですが、この三井との喧嘩で鍛えられた度胸が、vs深津を可能にしているという線は補強として有効です。兄やこのエピソードが描かれていない原作では、宮城は綾子に前日応援してもらったとはいえ、山王戦で一人だけメンタル完璧な感はありました。
○長らく湘北バスケ部に顔を出していなかった理由
家庭の問題+堕落した三井との喧嘩→ヤケクソ→バイクで大怪我なら仕方がない。
個人的には、若者のバイク=事故って構図は嫌なのですが、リョータは安全運転を放棄したくなる理由があり安全運転を放棄した結果なので、バイク=不運で大怪我、的な薄すぎる扱いではないです。
総じて、補うべきものが効果的な挿話で補われているので、ストレートに良質です。原作の象徴的なエピソードが削られている(※存在を消されているのではなくて、視点のリアリティ的に尺として省略されている。時間軸的には、各キャラの心中にそれらはしっかり存在している)のは賛否両論になると思いますが、脳内で心情独白やナレーションをオーバーラップさせて楽しめる原作ファンなら何も致命的ではないと感じました。「沢北じゃねーか、どあほう」も、試合中な訳だから、リアルにいくと数秒ぐらいの悟りはなず。そういう意味で「明示的に描かれなかったから台無し」とは思いません。
○サブキャラクターたち
湘北ベンチ組、応援席組の出しゃばりすぎないけど確かに存在している感、良かったです。春子さんも少ないシーンで絵・声・言動で魅力を感じさせて見事。cv坂本真綾さんは完璧です
・少しだけ残念な点は
※私は地上波版の声優続投にこだわる人間ではりません
●河田兄の所々高すぎる声。声優さんが下手という訳ではなく、キャスティングミスに思います
●桜木花道の色気ありすぎる声。かっこいいんですが、このかっこよさは「どういう声でどういう風に喋れば、自分がかっこよく見えるか(自分の株が上がるか)を完全に理解している、自己演出まで頭が回る、知性ある男の声&喋り」です。これが機動戦士ガンダム・サンダーボルトのイオ・フレミングの声&喋りだったのなら完璧なのだけど。花道はもう少し考え無しな人格が言動と一体化して魅力となっていると思うので、ここまでかっこよく、色気がありすぎる喋りでなかった方がキマったと思います。ただ、花道がソロ主人公という作品ではないので、致命的だとは思いません
●個人的には、私の大好きな影の万能エース松本、リバウンドの専門家野辺の大物感を感じさせる演出がカットされていたのが無念。需要や尺的にも真っ先にカットする場所なのはわかる。これはただのオタクの妄言です
・少しだけ微妙な点は
●やはりスラムダンクは「桜木と流川」をベースに書かれた原作で、原作の最終戦である山王戦のクライマックスもその結実として作られているので、宮城主軸だとそのクライマックスが少し打点として伸びない感。この感動の波は、原作の方が高かったように感じました。原作がすごすぎるというのはあります。
●最後のあれは……沢北が「海外だと小さめ=PG」というのは繋がる感じがするのだけど、とはいえやはり沢北のライバルは流川で、宮城のライバルは深津だと思うので(※ここでのライバルというのは、相乗効果で魅力を高め合う組み合わせという意味です)、最後にこの二人は特に因縁無いよな……と思わないでもない。そこは少しだけリョータのキャラ贔屓な感じに思いました。しかし、X年後のリョータが「世界に進出している(本作の、母子の現実への復帰というテーマの発展系)」「それでなお試合前に吐いているが、コートに立つとケロッとビシッとしている(恐怖を失ったのではなく、恐怖に向き合い続けている)」は熱い解釈に思いました。
・メッセージ性
作者にとって、少年少女を終えた全ての大人とは「強がっている自分を知っていて、恐怖を見せない人間。相手もそうであることを当然理解しているが、指摘しない人間」なのかもしれません。リョータも母も、亡くなった兄の精神性に長き年月の果てに辿り着いて互いを理解するというのは、「大人として世界に復帰した」描写です。だから、それに届いた宮城ほか湘北チームに、恐怖を知らなかった沢北は敗れた……ということが強調されていたと感じます。(沢北の「高校バスケでできることはすべてやりました。俺に糧となる経験をください」の傲慢。そして沢北も負けて必要なものを得た)
・総評
内容を秘匿するプロモーション(内容に自信が無いときにやりがち)から正直あまり期待しておらず、とはいえ観る必要があったので期待値を下げて観に行きました。しかし、そういった心構えが失礼だったと思えるほど、しっかりと面白さに繋がる品質と高い志を持った作品でした。
唯一の難点は間口の狭さで、山王戦まで原作をしっかり履修していない人が見たら「わけわからなかった」「どこに感動すればよかったのか」みたいに受け取られ、その評価がレビューに混じることでしょう。本作は完全に、過去にスラムダンク原作を最後(というか山王戦)まで読んだ人向けに割り切って作られています。でも、そういう人にはかなり打点が高いと思います。
私が原作履修者ということもあるでしょうが、正直、今年度見た邦画の中では一番でした。ゆるキャン△劇場版も原作履修者専用で良かったけど、それよりも満足度は高かったです。
観てよかった、いい物を見せてもらったという映画体験でした。
最高❗️
絶対見たほうが良い
感動して泣いた
もちろん思い出補正もあると思う
原作改変部分もどうかと思う
原作1から知らないと感動もしないと思う
それでも最高でした
でもまずは山王戦だけフルでしっかりやって、その後メンバーそれぞれの話を映画化しても良かったのでは?
ごめん。声優はクソでした
なので評価星4.99の99.9点
まだまだ色々物議かもしそうだけどやってくれたことに感謝
エキサイトできる良作。
原作はアニメで人並みに観た程度、山王戦に関しては、漫画を友人の家で流し読みをしたことがあり、大体のあらすじは知っていました。
この映画を観ると、リョウタが主人公になっており、リョウタのバックグラウンドが試合の合間合間に挿入されるという形式で映画が進行していきます。
ただ単に、試合の経過を追っただけでは、その試合がどれだけ白熱しても、感動は狭小的なものになってしまう。
それを、リョウタのバックグラウンドを挿入することにより、リョウタの試合にかける意気込みというドラマが成り立ち、それが楽しめました。
何故リョウタ一人にスポットを当てたのか、それは妥当だったのかという疑問も一面湧きますが、それでも、この映画は、エキサイトできる良い作品に仕上がっています。
ただ、原作を少しかじっている人間としては、原作では、他にも重要なシーンが描かれていたのに、そこがカットされているところが、いささか疑問ではありましたが、映画の尺に合わせるため仕方がなかったのでしょう。
それでも、総評としては、十分楽しめる良作でした。
BGMも、高揚感を煽るのに一役買っており、よかったと思います。
鑑賞中、「青春っていいなぁ」なんてことを素朴に考えていました。
思い出補修かな?
朝イチ見てきました!
なんだろう笑
たぶん後々、CGやシナリオや漫画と過去のアニメと比較されて賛否両論されると思います😓
実際に途中で席を立った人もチラホラ、、、😅
ただ、私はスラムダンク世代ですし
素直に山王戦を20年以上経った令和で見れてとても感激しました。
井上先生に感謝しかないです。
何回も昔のスラムダンクを見てた時をを思い出して泣いてコンタクトレンズが落ちました(笑)
正直過去の
アニメと別作品なんで
音楽とか声優とか観てたら気にならなかった。
でも、CGがちょっとヌルヌルしていたので見方によっては酔いそうになります。ご注意を。
スラムダンクというか井上先生の漫画が好きな方におすすめな映画かなー。
スラムダンクが好きな方は一回は見て損はないと思いますよ。
映像は素晴らしい。ただ。。
早朝に見に行きました。
スラムダンク世代で、旧アニメにもそれなりに思い入れありますが、漫画が第一だと思ってます。
ストーリーは誰もが見たかった山王戦で、ツカミも良かった。
映像表現はバスケを表現するのに特化した、素晴らしい映像だと思います。
声優もたいして気になりません。というか必要最低限しか喋らないから気になるほどでもない、というべきか。
ただ、見たいものではなかった。
これは完全に個人の感想です。
予告映像から宮城が主役なのはなんとなくわかっていました。
それでもここまでとは思ってなかった。回想が多すぎる。しかも3日で思いつくようなありきたりなストーリー。
そこに割く時間が多いので、必然的に山王戦の名シーンはカットに次ぐカット。一応湘北の各選手には見せ場はあります。
ですが山王はあくまで敵チームで描写少なめで、深津とポール、美紀夫に至ってはやられキャラの印象しかない。(特に深津は主役宮城とのマッチアップなのにほぼ喋らない)
この話で観客から拍手喝采が起きると本気で思いましたか?と訪ねたくなる。
さすがに最後のシーンは笑ってしまいました。流川桜木の立場が‥
てか3年キャプテンでは…?
後々思いついたこと追記しよ。
最初で最後のスラムダンク。観るべし
井上監督の思いがスクリーン全面から伝わって来ます。
知らないうちに涙が出て来ました。
もちろんここまでやらなくても…って有るんだけどそれすら凌駕するキャラクター達の熱さ。
素晴らしいとしか例えようがありません。
今年1番です。
色々あった声優問題⁈も気にならないと言えば嘘になりますが全然許せます。
この作品こそはスクリーンで観るべき!
スラダンに触れていない世代にも絶対にこの熱さは伝染します。
井上監督ありがとう。
この調子で『バカボンド』よろしくお願いします。
なんも言えねぇ ※2022.12.04編集
頭整理したらレビュー書くかも。
今はなんも言えねぇ。
※2022.12.04編集
1日経って少し落ち着いてきたので
書こうかと思います
見た直後はやっぱり懐かしさとか
思い入れが強かった分
真っ当な判断出来にくいなと思っていたので。
宮城リョータ、その過去はいい
山王戦、やっぱりコレだよね。
だけど、後半につれ
やっぱり試合に集中したくなっちゃいました。
結果を分かっていても
あのぶつ切りは、煩わしい。
初見の人にも優しく無い気がしました。
でも、井上先生の初監督作品だし
作画なんかは本当に良かったんで
次回作(あるよね?)期待したい。
スラムダンクの世界が広がった
声優交代にCG……正直、不安な気持ちを抱きつつ映画館に行きました。
しかし、湘北の5人が走り出した瞬間、その不安も一瞬で吹き飛びました。
それからラストまで、あっという間の2時間でした。
CGは想像していたより遥かによかったです。
予告編を観た段階は、アニメ的な誇張、彩度を抑えたCGにやや地味な印象も持ちました。
でも、映画を通して観ていると、CGならではのリアルなバスケ描写の積み重ねとCGのメリットを生かしたカメラワークで、自分も試合に参加してかのような臨場感がありました。
一方で、リアルなだけではなく原作の絵の魅力もしっかりとあり、特にアップの表情は素晴らしかったです。
試合が進むほど表情が熱気を帯び、鬼気迫っていき、スラムダンクらしい熱量がありました。
作画も丁寧で見応えがありました。
CGと同じく作画もアニメ的な誇張は抑え気味に、比較的リアルな芝居で描かれてます。
こちらもリアルなだけでなく、熱のある芝居が多く、リアルでありつつも熱量があるのが、スラムダンクらしくてよかったです。
ストーリーは作者が監督したからこその濃さが出てました。
単なる原作のアニメ化・リメイクではないし、まったくのオリジナルストーリーでもない、新たな視点のスラムダンクになっています。
スラムダンクの世界がさらに広がるストーリーで、漫画版を活かしつつも補い、巧みにまとめています。
それにしても、プロモーションで何かと失敗していたのはなんだったのか?
事前の期待をいい意味で見事に裏切ってくれる熱い映画でした。
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