THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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見てきました
バスケの動きのこだわりだけはすごい。NBAを見ているよう。井上先生のこだわりを感じる。
内容は正直くそ。
原作ストーリー回想共にカットだらけ。新規回想メイン。あれで感動したとか言うやつわけわからん。
何層向けかわからん。新規は置いてきぼり。ど世代には物足りず。
元々原作が120点なんだから、色々やらかして60点に収まった作品て感じ。側だけはカッコいい。
見に行って良かったところは新たに動いてるスラムダンクを見れたところだけ。
桜木やっぱ声違和感。
安西先生もかなり違和感。
あやこさん超絶美人。
泥にまみれろ、今度は嘘じゃないっす、
天才ですからもオールカット。かっこよくバスケしてるだけ。
これじゃない!
原作をリアルタイムで読みバスケ部に入った勢です。
期待してたのはこれだったのか
と問われると、これではない。
でも、何回も涙した。
スタートで両校のスタメンが登場するだけで
高ぶる気持ちが押さえきれない。
原作では確かに、宮城にフォーカスされる場面は少なかったので、ピアスの伏線も回収しつつ、原作と合わせて見たい映画に仕上がっていると思いました。
原作ファンにこそわかる仕掛けが各所に盛り込まれており、楽しい、嬉しい!そして感動。
最後の円陣で、赤木が宮城にかけ声を任せたとき、赤木が宮城に託した気がして、涙が溢れました。
宮城目線のためかカットされてしまった数々の名場面はちょっと残念でしたけど、原作で読んだからいいでしょってことかな。
映画で初めてスラムダンクに触れた方は、是非原作も読んでいただきたい。
「負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる」
という堂本監督の言葉は、湘北を敗者にした海南、湘北にとって忘れられない敗者である陵南があってこそ、さらに深みを増すのだと思います。
最後に、井上先生はじめ関係者の皆さん、この時代に新しい視点で、僕らの青春であるスラムダンクを見れる喜びを感じさせてくれてありがとうございます。
そして知っていて欲しい。原作あのままの山王戦だったとしても、その度に心震え、涙し、歓喜するファンがたくさんいることを。
大好きです。今度は嘘じゃないっす。
初めて越えられた。
世代的には周りがみんなアニメを観ていた感じで、勧められて何度か観てみたことがある。
しかし何故か、面白いと思っているのにいつも途中で寝てしまう、謎の壁をようやく初めて越えられました。
声優変更発表時、古参のファンは激怒していたり色々ありましたが、私みたいなフラット目線で観る新参者には、2時間はちょうど良くて、控えめに言って、バカクソ面白かったです。
家族の死や思春期特有の意味不明に反発しあう同年代の感じ、友達じゃないけど仲間として成立するチームメイト各々の弱さや強くなっていく様、一目惚れとか、内心バクバクとか、散りばめ方がとってもバランス良くて、ずっと楽しめました。
個人的にはお母さんにもっと強くあって欲しかったですが、夫と長男を短期間で亡くして、仕方なかったんだろうなぁ…。
あと、山王のイケメンが素敵でした。
スラダンの舞台、神奈川県は我が故郷。
沖縄の海と湘南の海、ちゃんと違う描かれ方で、海だけでどっちなのか分かったの感激でした。
スローや静音、アニメーターと音楽担当の方は素晴らしいお仕事されましたね。最高でした。
もう一度、アニメにも挑戦してみようと思う。
ジブリ・Pixarでさえ見た事がない世界初の映像
個人評価:4.2
あの5人が再び動き出す。まずはその感動を全身に浴びる。そして原作者だからこそ出来る仕上がり。
バガボンド、リアルを経た今だからこそ出来るストーリー。あのスラムダンクから、さらに先に進んだ新たなスラムダンクと言えよう。
試合の場面によって、違った手法で描いているが、そのいくつかの描写と迫力は、ジブリやPixarでさえ見た事がない、世界初の映像があったと言っても過言ではない。
ファンであるが故に、原作との違いや、残念な部分を減点法で答え合わせして見てしまう自分もいたが、そんなものはすぐに吹き飛ばすくらい物語に入り込んだ。
井上監督。26年前に僕達に与えてくれたあの感動を、再び現代に甦らしてくれてありがとう。
面白かったー
予告で見るか迷ってたけど、評判が良かったので鑑賞。
予告で見てたCGとかは通しで見てるとあんまり気にならなかったかなー、と
アニメも世代じゃないから見てないのもあって声優交代はそんなに気にならなかった。
原作でない、シーン盛りだくさん。
そりゃ原作者が監督じゃなきゃやっちゃダメよ、こんなの。
個人的には音の表現めっちゃすごかった。
試合のシーンはもちろん、海のシーンとかの表現がいいよね。
ラストの無音は痺れたー。
リョータのバックボーンそんなのだったなんて知らないのもあって、やられたー!ってなりました。
井上先生がインタビューで言ってたけど、等身大のバスケ部感が強調されてて良かったなー。
個人的には桜木流川が軸のスラムダンクも見たいけど、これはこれでめっちゃ良かった!
10feetの音楽めっちゃいいよね。
あの、メロがかかるだけでテンション上がるわー。
歴史もある作品で、色んな自分が青春を捧げた作品だから、賛否両論は勿論あると思うけど俺は楽しめたかなー。
試合の展開知ってても、めっちゃワクワクしながら見れました。
こんな雰囲気で、各選手の視点の山王戦とかやったら面白いんかな。
陵南戦とか。
あと、左手は添えるだけのとこ無音にしてたのめっちゃ良かった。
96/100
ネタバレありです
最高でした。
とんでもなく不安でしたが観て良かった。
できるだけ情報が入らないように、情報を遮断して映画館に臨みました。人に何かを話される前に観に行けて本当に良かった。
上映中、7、8回は泣きました。レビューを書いているこの瞬間もなぜか涙が出てきます笑
自分は来月41歳になります。
ジャンプでタイムリーに読んでいて、スラムダンクでバスケを中学から始め、大学までやりました。
中高時代は毎日毎日読んでたので、人生で1番読み返したマンガです。200回は読んでると思います。
ジャンプで、毎週毎週どうなるのかわからないハラハラしたことや、友達と予想し合ったこと、何度もマンガをイメージして練習したこととか、様々な記憶が映像化されることで蘇ってしまいどうにも涙を止められなかった。
ほぼ全てのシーンで涙が出ました笑
原作をオマージュされていて、新要素も最少で良かった。これならこれからも好きでい続けられます。
宮城主人公は、山王戦なら確かにそうなりますね。
必然でした。
ラスト3分の、Wチーム抜く左フェイクからの中央突破とか、重心低く前に出すドリブルとかめちゃ練習してました。映像で見るとやっぱカッコいいな〜とか思い出して感動しました。
最後はIH後2年後なんですかね?
湘北でキャプテンやってるはずやし。
でも沢北は来て間もない感じで話してたような。
同年代の人は共感いただけるのではと思います。
映画的表現とは何かを問いかける良作
ジャンプリアタイ世代で当時熱狂的に読み、コミックコンプリートしているファンです。
ストーリーについて、宮城を主軸にしたことに驚いたが、確かに原作では山王戦のキーマン宮城については余白が大きかったことに気付く。
宮城家にまつわる悲しい出来事はありがちなアングルではあるが比較的ライトだった宮城リョータというキャラの山王戦における覚悟や成長に深みを与える良い切り口だったと思う。
この視点で考えると今後桜木や流川、彩子や晴子というあまり過去が描かれていない主要キャラクターの深掘りが用意されているのかも?とDisneyスターウォーズドラマの戦略が想起されやや不安になる。ファンにとって公式がキャラクターの余白を埋めるというのは喜びにも絶望にもなる諸刃の剣なのだ。
バスケ描写の徹底的なリアル化には感涙もの。流川や沢北のダブルクラッチは脳内で何度も再生していた動きとバッチり合致していて「コレこそがオレたちが見たかったスラムダンクだっ!」と心躍った。また、登場人物の内面の吐露セリフと最近の日本の映像表現にありがちな説明セリフを徹底的にカットしたのは井上雄彦の正しい判断だと思う。リアル路線では当然晴子や桜木軍団はコートサイドに乱入してこないし魚住は包丁持ってコートに侵入しない。そして「ヤマオーはオレが倒す by天才桜木」の荒唐無稽さが際立つ効果も高まる。際立たせるべきは「大好きです。今度はウソじゃないっす」であるという議論はさて置き、リアリティラインがブレないことこそが映画のミソなのだ。
加えて、大胆なエモいセリフの全カットは映画的表現とちゃんと向き合う覚悟であり好感。そりゃ私だって「このチームは最高だ」を聞いたら涙腺緩むだろう。が、映画はセリフで伝えるのではない。映像で伝えるものなのだ。映像とは空の雲、風に揺れる草木、海原の波飛沫。そして登場人物の表情であり、息づかいであり、瞳孔の拡縮なのだ。心情の示唆さえあれば勝手に脳内補完してしまう熱狂的ファンに依存した演出なのは確かで、大切なシーンが予備知識のない初見者には薄っぺらなシーンになってしまう点が許せない人達がいることは否定できないが、それも製作側の確信犯だろう。ファンと初見者の二兎を追うべきではない。
敢えて苦言を呈すのなら宮城・三井の少年時代のエピソード加筆。このせいで三井と宮城の関係が不可思議なものに変わってしまった。ファンに向けた作品でファンにパラレルワールドを植え付けるべきではない。あと、あまり言いたくはないが花道の声への大きな違和感が拭い去れない。試合終盤の花道の「返せ」というセリフが浮きまくってサブくなってしまっていたのが残念だった。
「あのシーンがない」「あのエモいセリフが切られている!」といった批判もあるようだが、映画的表現にこだわった実に井上雄彦らしい演出だと思うので私は完全肯定したい。
二兎を追うものは一兎も得ず。
現状では間口が広くて奥が深い誰からも愛される作品を作れるのは地球上には天才集団マーベルスタジオしか存在しない訳だし、本作は一兎をキチンと見据えて作った素晴らしい映画です。
アニメ未視聴(原作完読)
なので、声優交代とか知ったこっちゃない
CGも違和感は最初だけ
劇場版と銘打つだけあって魅せ方は映画館で見るべきレベル
逆に自宅ならモニター極力大画面でなきゃ意味ない
宮城リョータ視点での「やまおー戦」とかどうかな?って思ったけど、ゴリ、花道、みっちゃんの過去は分かるし、流川は何考えてるか分からんから、むしろリョータ視点は正解だと思う
湘北逆転からの無音と原作画のカットイン、スローモーションからの1.5倍速の演出とか、原作では表現できないコマ間の動きとか、ラストは息を止めて見入ってたし、流川と桜木のハイタッチまでの一連の流れはアニメ映画史に残すべき完璧な興奮と感動だった
このシーン見るためだけに、あと3回は見ると思う
逆に「スラムダンク?何それ美味しいの?」って人には面白さはミジンコレベルも伝わらんと思うので要注意や!
原作好きなら絶対に映画館で見るべき「映画」
新しい視点でのスラムダンク
あまり過去に触れられていない宮城リョータを中心に山王戦を映画化しています。
若干後付け感はありましたが、原作を補完する位置付けとして要所要所に肉付けされて悪くない作品に仕上がっています。
宮城リョータの視点、試合を全体から俯瞰した時の視点(臨場感やスピード感)などは今までにない視点でした。
欠点はスラムダンク初めての方には世界観に入りにくいです。昔のユーモアのあるアニメ版だからこそ入りやすかったのだなとも感じました。
面白くない訳がない‼️
オープニングで5人の姿を見ただけで感極まってしまった(笑)
連載を終了から26年も経っているので仕方ないですが, 欲を言えば当時の声優さんで鑑賞したかった。
連載していた当時から見ていた人には最高の映画だと思う。
湘北の一員になれる!
まず、令和の時代に新しいスラムダンクが見られたことに感謝感激です。生きててよかった。
自分は幼い頃にアニメを見て花道の一挙一動に爆笑し、学生時代に漫画を全巻集めて何回も読み直し、大人になってからはたまに手に取るくらいでしたがいざ映画公開となったらいても立ってもいられなくなって急遽子供を実家に預けて映画館に走りました(笑)。
映画、最っ高でした。アニメ映画というよりは漫画をドラマ化したと思った方がしっくりくる気がします。漫画的な表現やアニメ的な演出(ボールがめっちゃ光るとかビックバンが起こるとか…そっち系も好きですが笑)が一切なく、例えば「動きが速い!」って驚く時はちゃんとキャラが素早い動きを見せてくれるんですよ。すごいプレーが起きて「!」ってなる時は観客もそのプレーを目撃できるから一緒に「!!」ってなれる。まるでコートの中にいるような、チームの一員になったような感覚に浸れる。湘北の一員になれる!スポーツ漫画でこれができるのってめちゃくちゃ嬉しくないですか。この体験ができるだけで自分はあと5回くらい観に行きたいです。
前評判が悪かったCGもあれで正解な気がします。髪の毛一本一本まで再現された美麗な花道とかは必要ないわけで。キャラのイメージを崩さずによく動くことを考えたらあれでよかったと思います。というか観てたらそんなCG云々なんてどうでもよくなっちゃったよ。あと声も。そもそもそんなにみんな喋らない(笑)。一番長々と喋ってたのは山王の監督だったような気がする・・・?
ストーリーはリョータが大好きな人にとってはどうなんでしょうね。リョータのイメージが結構変わっちゃいそうですもんね。自分はそこまで確固たる宮城リョータ像を持ってなかったのでそうなのかーと受け入れましたが花道と仲良しでアヤちゃんLOVEって感じの楽しいリョータが好きな人には誰だコレって感じになりそうですね・・・。
あとリョータ母が可哀想すぎ・・・リョータ母酷いって意見もありそうですが夫を亡くし立ち直れてない時に頼りになる長男まで亡くして故郷を離れて(しかも多分リョータのために離れる決心したっぽいですよね)一人で生活を支えてでも成長するにつれ次男は扱いにくい子に・・・苦労したろうなぁ。真面目にやらないならバスケやめてバイトでもしてよとか言いたい状況だろうに言わなかったあたりリョータ母の愛と優しさを感じます。あとリョータ妹。明るく振る舞ってるけどあの子もかなり無理してるだろうなぁ・・・。リョータが真っ直ぐバスケに打ち込めるようになったことがきっかけであの家族もやっと過去に向き合えるようになったみたいなのでこれから幸せになって欲しいです。
あと観客席に豆つぶ背景ですけど海南がちゃんといたのは嬉しかった!花道が机に突っ込んだ時だったかゴリに倒れかかった時だったかどこかで動揺する素振りみたいのもありましたよね?魚住もあの格好でどこかにいたりして。セル化したらウォーリーをさがせのごとく観客をしらみつぶしに眺めたいです。
さて、ファーストというからにはセカンドはあるんでしょうかね。自分はこの映画の続編というか全試合を観たいです。試合だけでもいい、細かいストーリーとか前後関係とか無しで突然試合が始まって終わるでいいので!(正直あのレベルの重いバックボーンが全キャラについたらしんどい笑)
セカンド期待してます!
90年代
1.昭和ブームにのって作成した?
2.でも、あの応援や怪我しても試合に出るなんかは昔の方が良かった。
3.喧嘩しても、親や先生は出てこない。
4.そうでないと人格形成されないよなぁ
5.宮城リョータにスポットを当てるのは流石
6.次は、マネージャー中心の話にしてほしい。
7.眼鏡の副部長中心のもつくって欲しい。絶対みる。
8.リョータとマネージャー、くっついたのかなぁ
9.漫画にもなかったが、花道は背中痛みでどうなったんだろう?知りたい。
10.やはり、日本のアニメは面白いなぁ。
何を期待するか次第(ネタバレ少なめ)
私自身はスラムダンクど真ん中のちょい下世代。原作は連載終了後、アニメも放送が終わってから一気に見た口ですが、旧作にはやはり思い入れのある世代です。CGアニメ映画も好きではありません。
その視点で、多少のバイアスを持って観ましたが、結論から言うととても良かったです。
まず、CGは観ているうちにまぁ慣れます。
個人的には黒子のバスケ作画を期待しており、今でもそのクオリティで再アニメ化してほしいとは思っていますが、ストーリーを邪魔するほど気になるものではなかったです。
むしろ、全員が動くコートはそれなりに迫力があったと思います。
息遣いとか生気のようなものはやはり足りないかなと感じましたが、試合そのものもストーリーの添え物と個人的には感じましたので、この映画の評価ポイントはそこではないのだと思います。
次に、肝心のストーリー。
ある人物の視点を中心に据えたことが、原作の重要な要素を削ぎ落としたことは事実なので、これは何を期待していたかで賛否があると思います。
私はそこを割り切って観ましたので、結果的にとても楽しむことができました。彼にそんな重重のバックグラウンドがあったなんて...笑
涙腺ポイントもわかりやすいのですが、見せ方と劇場の圧が融合してまんまと泣かされました。
最後に、声の変更。
これは桜木と流川だけは元のままが良かったなぁぁというのが正直なところ。ただその二人もあくまで脇役であることに鑑みると、些末なことかもしれません。
その意味で最も違和感を感じたのが彩子さんです。かわいかったけども(笑)
人の少ない映画館で、もう一度くらい観に行きたいと思います。
原作者だからこそ
連載時のジャンプ読者世代。
もちろん当時から大人気漫画ではあったけど、今となってはこの試合がどんな展開だったかもあまり覚えてないし、アニメ版も一度も見たことがない様な不誠実なファンです。
「バガボンド」「リアル」と、漫画家としては天才だとは思っていたが、正直、いきなり長編アニメの原作・脚本・監督って…と、期待はしていなかった。
その未経験が原因かは分からないが、(悪い意味ではなく)少し変わった印象のアニメになっていた。
確かに拙さは気にならなくもない…でも、なんか飲み込めてしまう。
おそらく、原作者だからこそ違和感なく描けるそれぞれの過去、そして試合の見どころを描く演出、その説得力。
だって、原作者なんだから。
我々当時のファンが親世代になったことも合わせて、アスリート目線だけではない奥行きが加わっていた。
個人的には3DCGアニメってあんまり得意ではないけど、今作はそのおかげで試合シーンが「試合を見守る観客」ではなく、コート内を見渡すプレイヤー目線で描かれるので臨場感や迫力も十分。シュートだけではなく、むしろその前後の細かな仕草やプレイこそ、そのカッコ良さが際立つ、本当に(敵・味方問わず)選手達全員に惚れる作品だった。
試合以外のシーンの作画は少し気になるところもあったけど、あんなスゲーラストを見せられたらそんなことは些末なこと。もうガッツリと原作シーンを思い出せてくれた。
「そうそう!コレコレ!
よっしゃ!
んで、最後は…そう!」
作品自体はもちろん原作を知ってる人向け。
でも原作を少しでもかじって、キャラクターの関係性が分かる人なら観て損なし。
「ハイキュー!!」なんかの試合シーンが好きな方には楽しめると思う。
リアルタイムで原作を見ていた世代です。
何故宮城にクローズアップしたのか、宮城を沖縄育ちにしたのか、何故宮城は湘北の次期キャプテンなのに海外に行った沢北と海外で戦うのか。
ようわからんかった。
後付け感もあるし終始謎でした。
前触れもなく、山王工業との戦いがいきなり始まり、あっさりと前半が終わった事にも驚く。
感動は感動だが「原作が頭の中で蘇る」という感動だった。
この映画だけ見た人は何?何?という内容になるかと思う。
そういえばスラムダンクが連載していた時期の当時は海外に行って、日本人同志が対決する、なんて雲の上の話レベルだったのにな。
せめて全日本に選ばれた流川と海外に行った沢北の対決ならなんとなく理解できるけど、ああ、宮城と沢北が海外で戦ってしまうんだ。。。と思ってしまいました。
なんで神奈川のNo.1でもないPGが当時夢のまた夢レベルのアメリカでやれるんだって思いました。
沢北とか流川クラスならまだわかるんよ。
海外も安くなりましたね。
声優問題については今のアニメを見ていないので気になりませんでした。
ただ、桜木を除いては。
新しい声優の人の事はよくわからないが、桜木の声がカッコよくなりすぎです。
やっぱり不器用さが伝わる声じゃなきゃ。
桜木をあんなにカッコよくさせてどうする。って思いながら見てました。
宮城だけ生い立ちを映すのもようわからん。
FirstだからSecondもやって三井流川赤木桜木5部作迄全部やるんでしょ?ってのはあくまで視聴者側の想像でしょ。
説明ないしわからんのよ。
スピンオフならスピンオフで良いけど、それならファンとしてもっと見たかった。
山王戦をやるなら山王戦だけでたっぷりと見たかったのに。
山王戦は原作を知っている人なら間違いなく感動はできる。
絶対に感動する。
オープニングなんか井上先生の手書き画から始まり久々に動いている5人が出てくるところを見ただけで鳥肌です。
井上先生ありがとう、とこの映画が名作である事を予感させてくれました。
しかし、山王戦以外は名作ではなかった。
事前に公開されたCMなり映像をちゃんと見ていれば、山王戦である事は確定できるので山王戦である事への興奮は無かった。
しかし蓋を開けてみれば構成が本当に中途半端だった。
劇中では魚住について触れられておらず、且つ本人は一言も発しておりません。
鰈だか華麗だかわからないけど。
けど、モブキャラ化して観客席で胡座をかいて座っている姿がやっぱり存在感があって草でした。
そんな映画です。
CGビジュアルも音楽も悪くなかったです。 これはこれで良い。
上でも書きましたが「原作が蘇る事」への山王戦中心に評価をする人と全体的な評価する人と分かれそうな気がします。
個人的には疑問と感動4:6でした。
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