THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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感動で言葉がありません
冒頭の入りから漫画が動くような表現に恐れ入りました。試合も山王戦を宮城視点でうまく表現されてて、終盤の試合の疾走感に鳥肌と目頭が熱くなりました。試合終了間際の「湘北に入って良かった」のセリフを言ってもらえて、当時の記憶がフラッシュバックしました。
最高です。SLAM DUNK!!
不安も吹っ飛ぶ最高の出来
ロック❣️+ これを観ずに年を越せない❣️
漫画のバスケ青春ものということしか知らずに観た。全体の空気感がシニカルがかっているのは、それが中高生の空気感の特徴の一つになっているからなのでしょう。言葉少ない、日本的、世代特有の空気感。この部分は私はあまり好きではないのですが、それを帳消しする位の、吹き飛ばすロック感が凄いです。映画全体がロックしている❣️ 映画の根底に流れるこの感覚は日本だけでなく色んな青春物映画に共通していると思う。この控えめだが心に来る圧倒的な高揚感❣️ トレインスポッティングを思い出した。
💫PS: 年末に自分の中で行けてる映画を観たくなって、ロック感のあるスラムダンクを再観した。当然今回は話を分かって観たのだけど、今回の方がグッと来て感動した。この映画、この漫画の本当の凄さが分かって来たのかもしれない😃 現状を打破するロックと同化❣️自分も何か突き抜けたことをしたくなる❣️❣️ まさに「これを観ずに年を越せない!」映画⛹️♂️🏀
傑作
すばらしい体験をした
時代も人間も変わっていくのがあたりまえであり、本作をみずから監督した原作者でも、それは同じである。
連載時、テレビアニメ放映時に諸般の事情や技術的な問題で表現できなかったことが、令和の今できるようになり、過去の作品をアップデートしたいと思うのはクリエイターとして自然なことだろう。
そのおかげで過去の物語と整合性がとれなくなったり矛盾が生じることなどは、些末な問題である。
とはいえ、本作の主人公に据えられた宮城リョータをはじめとする湘北メンバーの人間関係や過去などに大きな違和感を感じることはなかった。
単行本で数冊におよぶ激闘の最終戦を2時間の映画におさめるのである。
とうぜん全てを見せることはできない。
苦渋の決断でカットしたシーンは数えきれないだろう。
身を切るように原作のエピソードを削ぎ落とした結果、すばらしくスピード感と緊張感のある映画に仕上がった。
終盤の攻防などはまさに息を飲む、一瞬とも永遠とも思える没入感と、全てが終わったあとの脱力感。
これまで鑑賞した映画の中でも稀有な体験をしました。
これほどの映像を見て、なにも感じずに酷評をしている人がいるのは信じられない。
過去にとらわれて新しいものを受け入れられないのは勿体ないし、哀れだとも思う。
今作で描かれた宮城リョータについても、彼はこんなキャラクターではないと批判する声がある。
しかしそれは今まで語られなかっただけで、作者の中にはずっとあった、あるいは冒頭に述べたようにアップデートされた宮城リョータ像なのだろうし、他のキャラクターについても語られなかった逸話が出る度に「違う」と批判を続けるのだろうか。
世の中には、名作と言われながらもアップデートされずに忘れられていく作品が無数にある。
そんな中、最高の形で新しいものを見せてくれたスラムダンクには、感謝しかない。ありがとう。
井上雄彦監督によるシン・スラムダンク
THE FIRST SLAM DUNKの前と後、そういう歴史の分岐点になった作品と思えます。
マンガの絵がそのままアニメ化されている点もそうですが、アニメやマンガ特有の見せる(時間や時空を歪め説明や感情を表現する良くある)シーンが無い。
リアルなバスケの試合で、アニメ化と言うよりは実写化に近いのかと思う。
いや実写化してもここまでリアルな試合感は出ない。
もうスポーツドキュメンタリー作品のそれ。
(バース・デイ、情熱大陸、ザ・ノンフィクションとか)
ある意味ではアニメやマンガの意味や良さを無くすが、スラムダンクと言う作品の強み(元々最高に面白く、かつ皆知っている)が最大限に活かされていた。
もちろん旧作的に作られても傑作となりえたと思いますがそれは今まであった枠内でしかない。
これは明らかにその枠をぶち破っている。
これには代償も大きく、多くの名シーン名台詞が削られたりさらりとしすぎてたりで、もっとためてとかあそこ見たかったとかも正直有ります。
…が、それを差し引いても良かった!こんなことは監督が井上雄彦じゃなければ絶対無理。
こんな決断を他の人がしたら殴り合いのケンカだよ。
声優が~、は?主人公宮城?あのセリフ削る?あのシーン無くす?あぁ!?と誰かモップもって暴れちゃうよ。
監督…映画が作りたいです...みたいな大団円にならずに頓挫もんだよ。
自身の過去の名作、名声に甘んじず勇気をもって新たな試みにチャレンジするのは本当に凄い。
リメイクなのに原作に近いのにそして懐かしいのに古くさくなく、それどころか斬新でおしゃれ。
感動しかない。
と言うことでバガボンドお待ちしてます!
バスケ楽しいよね
そもそもバスケが好きである。
アービングが推しであるw
(ああゆうプレイが好き)
そして、ライブが好き、フェスが好き!
(今は職業的にコロナで行けていない…)
SLAM DUNKはアニメも漫画も少しずつ見てた位。
アニメの方はアニメ感と作画の崩れのせいで見なくなってた。
キャストが一新されたけど、なんかいい意味でリアル感が増して(ギャグ感が無くなって)全然良かった。
予告映像が出た時モーションキャプチャーに違和感を感じたけど、本編見て、動く「原作」漫画感、崩れない作画に違和感は打ち消されていくので大丈夫だった。
むしろ、バスケの緩急が伝わる。
あの試合に向かうオープニングの高揚感!
あと、10-FEETの曲のbpmが本当ピッタリだった。
TAKUMAありがとう、バスケにドキドキした!
(劇伴や曲をとやかく言ってる人もいるけど、10-FEETとthe birthdayだぞ。渋いだろ!)
音響のいい映画館で見ることを強くおすすめする。
誰を向いて作品を作ったのか?
原作を何度も読み返しているファンです。
好きな人はみんなそうだと思うのですが山王戦はシチュレーションやセルフなど覚えている事も多く。
節々で出てくる動きやセルフなどで大変楽しめました。
ただみたいセリフやアクションがリョータの過去回想より優先順位が低く 何を見せたいのか意味が不明でした。 スラムダンクファンは山王戦をみたい。制作側としてはそれ以外の宮城リョータ物語をつくりたかったのかな?
山王戦をデフォルメ無しのバスケの試合にスケールダウンさせた映像。 むかし中国方?が作ったゲームソフトで作った山王戦と感動度は変わらなかったかも。音楽補正もあると思いますが。 オールドファンが望むスラムダンクも待ってますよ!井上先生。
バスケの試合を観た
最高でした
名試合をスクリーンで観れる日が来るなんて思わなかったので興奮しました。
主役のフォーカスが漫画やアニメと違っていたので別の視点からスラムダンクの物語を知れて良かったです。
作者の方が当時、山王戦の試合以上のものを書けないという理由で最終回にしたという噂があったのできっと新しい試合は描かないのかもですね。けど「FIRST」だから「Second」はまた別の誰かに主役のフォーカスを当てて山王戦を観れたら良いなと思いました。
『リアル』風スラムダンク
【期待と不安】
原作・テレビアニメ共に幼い頃から親しんできたので、映画化発表当初は「絶対見たい!」という期待の気持ちが強かったのですが、公開が近づくにつれて開示される情報の少なさや声優交代の発表。また、テレビアニメには手厳しい発言が多かった原作者の井上先生自らが監督を手掛けるということでどんなクオリティの作品を観せてくれるのだろうという期待と初監督で1つの作品を作り上げることが出来るのかという不安が入り混じり、正直観ずに思い出のままにしておこうかとも思いました。
【大前提】
宮城視点の山王戦。
湘北メンバーどころか山王メンバーも説明なく当たり前のようにいるところから始まるので原作を最後まで読んでいることは大前提。一見さんお断りと思い切った構成だったが観客は高校生が多め?
【ストーリー】
スラムダンクでは3年生メンバーの過去は結構語られていたり、流川は彩子さんと同中なのでバスケ漬けの生活をしているのは想像できるけど、桜木と宮城の私生活は本当謎。今回は宮城が取り上げられている(興行が良かったらセカンドもある?)。
宮城のエピソードの入れ方は同じ井上先生の作品『リアル』のように重く暗くずっと纏わりつくけど、パラパラとあっけらかんともしている。作品の絵柄も原作よりも『リアル』よりで、現在の井上先生だからこその作品といった感じ。
宮城の家族のエピソードは泣けるし、他メンバーもそれぞれ見せ場があり、バスケの動きもさすがだけど、やっぱり原作あっての感動なので、1本の映画としての完成度といわれると微妙だけど、スラダン映画としたら文句なしのできだと思います!
【ここだけは…】
やはり声優交代はきつい…
特に桜木花道!もうジャイアンじゃん…( ; ω; )声優さんも作品のイメージがつくと大変なんだろうけどもう少しどうにかならなかったものか…
あと、口が動いてる画以外でセリフが入ると一瞬誰が喋ってるのか分からなくなるのよ…
バスケしようぜ
未読の人は予習必要 既読の人はきっと漫画再読したくなる
井上先生が重ねてきた時間から生まれる新たなSLAM DUNKなんだなぁ
映画見て染々思いました。
約2年前、映画化の発表に歓喜し公開直前に不安もありつつだったけど
井上先生の公開日のインタビューを読んでやっぱり先生はSLAM DUNKも読者も大切に想ってくれてるんだなと信じてまっさらな気持ちで観賞しました。
目の前に広がるのは新しい映像感覚。井上先生が言ってたのはこれだったんだ。
「漫画が動いている」
漫画とCGが見事に融合していたと思う。
井上先生のあの画を あそこまでバスケの緻密な動きを 待ち焦がれたあの山王戦を あんなにスムーズにかっこよく見れるなんて、まさかこんな日が来るなんて。
SLAM DUNKを知り尽くしてるのに、知らなかったみんながいる。
タイトルのTHE FIRSTが憶測を呼んでますが、これからもし一人ずつに焦点を当ててそれぞれの目線での山王戦が描かれるなら全部観たい。
少なくともリョータの背景を知れて、ますます大好きになったし、それを踏まえてまた原作漫画読んだら当時とはまた違った感動を味わえるに違いない。
ただ、やっぱりその上で、だからこそ、山王戦を描くなら試合は全部見せて欲しかったのも本音。前半戦はほぼカット。リョータに焦点を当てているから漫画で泣かされたあのシーンやこのシーンもさらっと描かれてしまうから正直大満足とはいかなかった。
赤木の泥臭さ、三井の後悔からの甦り、流川の覚醒、桜木に関しては一言では片付けられない。ベンチのみんなの桜木に託す思い。
もっともっと胸熱なんだよー!
これに関しては長年それぞれ脳内再生で出来上がっちゃってるから違うくて当然なんだけど、花道が背中痛めてるのに後ろから河田のダンクシュート止める時の
「返せ」はそんなさらっと言わんでくれー!!ってマジで思った……
「がえ゛せ……」とかあの花道のぐぬぬぬぬーぐらいのニュアンスで想像してたから。(声も個人的には花道はどうしても合わなかった。)
勝手に思ったのは、山王戦の前半戦だけをそれぞれの視点で描くのを毎年一人ずつやってもらって、5年後とかにそれを全部踏まえて山王戦の後半をガッツリやるとかでも良かった。全然待つ。
色々思うところもあるけれど、それでもやっぱり新しいのにあの時のSLAM DUNKをまた観れる感動に嘘はないし、後半ラスト3分は涙なしには見れなかった。(漫画と同じくセリフない演出にしびれまくった)あれだけでやっぱり映画見て良かったって心底思った。
ここまで本当に本当に長かったけど、
井上先生ありがとう。
こうきたか!
スラムダンクは全巻持ってて、友人と電話で「●巻の●ページのあのコマさぁ!」とよく熱く語ってた世代です。
アニメにもなり、これだけの時間を経てどんなリメイクになるんだろう?と思ってましたが、やられました。
こうきたか‼︎って感じです。
ネタバレはしないようにしますが、同じ作品でもこんな視点で描かれると、こんな表現、作品になるんだと驚きました。
また原作者が監督、脚本等やっているだけあって表現方法にもこだわりを感じます。静と動、漫画で表現してたことをアニメでも表現してる!
リメイクと思って観に行ったら良い意味で裏切られました。
スラムダンクを漫画でもアニメでもみたことある方も是非観に行ってほしいです!
皆さんがどんな風に感じたか是非知りたいです。
1つだけ、これはもう好みの問題だと思いますが音楽が私的にはイマイチでした。
この作品だったら、なんなら歌詞のない曲でも良かったかも。(あくまで個人的意見です)
見たくはない映画スラダンの勝利も敗北も
予告のCGのヌルついた動きや肌の色が「やっちまってんな」と思ってて、かなりネガティブな気持ちで挑みました。
世代的には原作ドンズバ世代のため、当時のアニメは出来や声のイメージが違うと感じていて見ていなかったので声についてはネガティブな感情はなかったし、実際見てもそこが邪魔する事はなかった。
CGについては映画館の大スクリーンで見ると気にならず全く問題なかった。
そこを理由にして「見たくない」と見なくていい理由にしてる方がいるのであれば見るべきです。私のように。
OPの線画はかなり鳥肌だし、何度かウルウルとさせられた。見ながら見てよかった!とは思った。
が、
が、である。
ウルウルポイントは
・OPの湘北メンバーか線画が動いてるとこ
・安西監督の「それが湘北だ」と語るとこ
・花道と流川のタッチ
など原作に沿ったとこで、
新たな要素ではなかったので、
予定調和のウルウルであったことは否めない。
フラッシュ的な感想を以下に。
・リョータを本作の主人公とした事で、原作に沿った話の描き方、特に花道の存在に若干無理が生じてる印象
・リョータのモノローグは概ね冗長に感じ、山王戦を描く事に邪魔になってる印象
・ミッチーの描き方が薄い
・流川の描き方もっと薄い
・彩子さんとの関係性の描き方も薄い
・ゴリ→オールマイト 堀田→エンデヴァー
山王戦後は蛇足に感じた
まあ、母親との部分はこの物語の中では必要だけど、
沢北とアメリカのとこは…そこの役割はさすがに流川に譲ってあげてほしかった…
導入部に兄が「この家のキャプテンになる」ってとこがあったんだから、最後に描くべきは湘北のキャプテンになったリョータであるべきだったじゃないかな…
原作・脚本・監督井上雄彦という事で、この映画に否定はできないなとは思うけど、よく往年の名曲を数十年後にその歌手が歌うと、変なアレンジして歌ってて、「なんかそうじゃないんだよなー…」って思うのに似た感情を覚えました。
ただ、見るべきか見ないべきかで言うと、
少なくとも原作が好きだった人は、
見るべき作品であったとは思う
が
表題通り、この映画の勝利も敗北も見たくないなというのが正直な感想です。
原作ははこの映画のコミカライズだった
俺は今なんだよ
TV版のような余計な引き延ばしがない分、スムーズに楽しめた。臨場感が半端なく、時間の経過も実際の試合ならあのくらいなんだろなと思った。
原作ファンなら何度も読んでいるだろうから結果は分かる。そこに至る行間を初エピソードで補完してある。(読切短編「ピアス」要素アリ)
セリフ回しも原作に沿って進行して行くが、
主な視点はりょーちんなので少し物足りない印象。(桜木感薄い)
全員クローズアップしてたら尺足りなくなるし、そういえばリョータの過去ってあまり語られてないなと。
他の4人も見せ場はあるがチラ見せ程度。
ちょっと散漫だったか。
沢北のエピローグは余計な気がした。
The BirthdayのOP、10-FEETのEDの音楽は神。
井上監督ご指名のことはある。
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