THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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桜木花道と花垣武道って似てますね。
「SLAM DUNK」はアニメも漫画も見ていなくて、バスケの漫画だってことを知ってるくらいでの鑑賞になります。
元々見る予定ではなかったんだけど、レビューがかなり良かったんで急遽見に行ってきたんです。何か絵が変わってましたね。漫画がそのままアニメになったって感じでした。
音が中々良かったので映画館で見る価値が有りますね。
内容的には試合が中心でところどころに過去の話が挿入されてるって感じです。
「THE FIRST」ってなってるけど、SECONDは無さそうですね。
悪くない、よかった! 基本原作読まない、映像観る派です。 今回の映...
知っていても熱い
山王戦、やっぱり熱い。結末を知っていても楽しめる。忘れている部分もあったのと、分かっていてもぐっとくるのと。
さすが井上雄彦が監督しただけあって画面が美しい。TCX×DolbyAtomosで見てよかったと思った。特に海や波、屋上に降ってくる雪の描写には目をみはる。
リョータは結構好きだし、何より原作にない原作者の手になるSLAM DUNKのエピソードをこの令和に見られたのがうれしい。ストーリー自体はあまり好きではなかったけど(お父さん亡くなって何年もしないうちにお兄さんも海難事故ってなんだかな)、一つひとつのシーンや絵がよかった。
ただ、重たい過去を背負わせたせいで、リョータの愛すべきおバカっぽさ、軽い感じが消えてしまったのはちょっと惜しい。彩子との関係性も原作とは違って見えてしまった。試合中までおちゃらけていられないのはそうなんだけど。
試合シーンはキャラクターの動き以上に、本物の試合っぽい流れが感じられるところが好き。あと、褪せたような地味な色合いのああいう体育館で高校生の試合やってるイメージ、すごくある。
不満な点もあるけど、劇場公開している間にもう一回行きたいなと思うぐらいには好き。そして、それ以上に次作への期待がものすごく高まっている。
話を理解するだけなら前提知識は不要だけど話を楽しむのなら前提知識は必要
最高だった
映像はすごいけど…
『SLAM DUNK』は昔、アニメを見ていたのと、原作を少し読んでいたということもあって、気になって観に行った。
試合シーンとそれと並行して、主人公の宮城リョータの過去や他の主要メンバーの心情を映す内容になっていた。
さすがにCGを使用しているだけあって、試合シーンはカメラワークもすごいことながら、キャラクターの動きも激しく、奥行きも感じられ、テレビアニメを凌駕していた。
編集でも、対戦相手の速さを表すのに倍速だったり、シュートの場面ではスローを要すなど、緩急もうまく表現できていた。
しかし、肝心なリョータの兄が父親の死後、俺が家族のキャプテンになると母親に宣言しているのにもかかわらず、あっけなく友人と海釣りに行ってなくなるのは、「無責任ではないかい?」と感じた。
そんな兄貴の遺志を引きづっていく弟の感情が、いまいちつかめなかった。(母親は仕方ないとしても…。)
兄がもっと家のことをやっていて、友達との遊びを犠牲にしているところを弟が感じ取っている中で死んでいくなら、まだ弟が兄の遺志を継いでいくのは分かる。
でもあの展開では、兄に対してあまり同情を感じえず、それを引きずる弟もよく分からなかった。
また、前のアニメを見ていたからなんとなくわかったが、映画のあの描き方では、リョータと三井との関係性や、三井が改心した経緯がよく分かりづらいのではと感じた。
結局は、原作や前のアニメを見て、映画を観に行かないといけないということなのかもしれない。
なるほど、そう来るのか!です。
当方、完全な「スラダン世代」です。
そして現役は退いていますが、バスケットマンです。
まず率直な感想「すっげ楽しかった!!!」です。
原作は忠実に再現されています。
オレが認識した限りでは2ヵ所、名シーンが割愛されていますけれども。
そういうことであれば納得の割愛、と感じます。
バスケット自体の表現が格段に良くなっています。
アニメなのに思わず「ナイスプレイ!」と頷いてしまうような描写が何度もありました。
過去アニメでは、それなりではあったけれども…の部分にメスを入れたのかな?と感じました。
「バスケットマンがバスケットのゲームを観戦する」という欲求がアニメで満たされる、これはすごい技術なんだろうと感じます。
めっちゃ泣けました。
あえて「湘北が」という言い方をしますが。
弱小湘北が、様々経て成長し、インハイ王者を下す。
原作に貫かれている理念がしっかりと再現されていたと感じます。
「湘北」の成長を随所で感じられました。なによりもそれが楽しかったです。
そのうえで、タイトルのとおり「そう来るのか!」です。
これから観る方、ガッツリ裏切られてください。
海賊王は爪の垢を飲め
【要注意】シン・ウルトラマンと同じ方向性
映画が終わって劇場が「え~」っていう溜息で溢れたのは人生で初めてでした。
高評価となっていますけど要注意です。別に見に行った友人2名に感想を聞きましたがかなり低評価です。
この作品を楽しむためにはいくつか条件があります。
①原作を最後まで読んでおく(TVアニメとできればアニメ映画も見てアニメ版の止まりまくる映像を体験しておく)
②年齢的に30歳後半以上(もしくは親目線を持ている人)
③スポーツ観戦や最新アニメ映画は見ていない人
個人的には特に最後が大事だと思います。
声優は別になんとも思いませんでしたが、ストーリーと作画が悲惨です。
これが全く別の作品として世に出ていたらただの駄作ですね。
シンウルトラマンはお金持ちのファンが作ったファンムービーでしたが、スラムダンクは原作者が作ったため、よりタチが悪いです・・・。
黒板に書いた続編と違いがないのでは。。。読み切り漫画で良かったんじゃないかな?
声優が違うとかそんな話ではないレベル
監督が井上雄彦って事を忘れちゃダメですよ。
めちゃくちゃ魂入ってますよ。
ただ漫画と同じ角度から映画化したって面白くないでしょ。知らないストーリーを知れる事でスラムダンクが更に好きになるんですよね。
感極まるシーンがいくつもある映画でした。
上映前から何かと話題のSLAM DUNK
去年の1月、原作者の井上氏から「【スラムダンク】映画になります!」の発表からどれだけ待ちわびたことか。割と内容や声優など謎に包まれながら色々な考察だけが先走りするなか、YouTubeで期間限定で過去のアニメが配信された。おそらくその続きに当たるインターハイが映画化されることは多くの方が予想していたと思う。その後声優が一新という情報や予告編の内容が井上氏の読切「ピアス」に酷似してることから宮城リョータが主人公なのでは?という憶測がネット上でも多くのコメントがあり上映が近づくたびにその興味はますます高まるばかりだった。
ムビチケが発売された後に声優が一新された情報が入り、多くの批判のコメントも目にしてきたが、個人的にはそれはあまり気にしなかった。井上氏が語っていたが、
「新しい視点、新しい角度から見た『SLAM
DUNK』を作りました。漫画は漫画としてあって、TVアニメも変わらず見ることができる
し、映画は映画で「新しいひとつの命」として作った作品です。根っこはすべて同じものですが、「『SLAM DUNK』は知っていたけど、こんな「SLAM DUNK』は初めて観たな」という感じを体験してもらえたらうれしいですね。」
これに尽きるからだ。
上映の内容はピアスに似たストーリー+山王戦を織り交ぜたような宮城リョータにスポットを当てたストーリー。
試合の前半は宮城と桜木による奇襲に始まり、みっちーの畳み掛けるような 3ポイントラッシュ。漫画で読んでいたシーンがこうも鮮やかにアニメとして動くともはや感動しかない。
試合の後半は山王による1-2-1-1のゾーンプレスで始まった。得点差が大きく開き始めた時の絶望感も漫画を読んでたときの感情と同じように感じられた。
試合の終盤はもう気がついたら前のめりになりながら観てた。なぜならスラムダンクファンなら誰もが待ち望んだインターハイ戦の映像化だからだ。宮城が再びゾーンプレスから抜け出すときの瞬間は心の中で「いけーっ!」と拳を強く握っていた(笑)
正直、インターハイは豊玉戦から観たかった気持ちが強い。原作ではそこからの山王戦を含むラストまで全く目を離せないからだ。スラムダンクは数多くの名シーンが存在するが、桜木と流川のタッチするシーンは大袈裟に言えば魂が震えるほどの感動がある。
その他の見せ場として、CGを駆使したシーンも含めて試合中のキャラクターの動きに注意してもらいたい。モーションアクターにより実際の試合のように動き回る動作や、体がぶつかり合うシーンがよりリアルでシュートのモーションやブロックのタイミング、ユニフォームが乱れたりすることがあるが、そういう乱れも動作で揺れるユニフォームの動きも、シュートしたボールがネットをすり抜けた時のネットの動きもすごく自然かつ丁寧に作られているからだ。そこには時間を掛けて製作しただけの評価に値するし、こだわりを感じる。新しいスラムダンクとして観るなら個人的には最高だし、円盤化されたら間違いなく永久保存版として購入したい。
原作は読んだことがないTVアニメからのうっすらファンの感想
少し残念だなって思うところはあるけど、全体的にはとても面白かった。
私は流川くん推しなので、前半はもっと流川くんの痺れるプレーを見せてくれ!っていうもどかしい気持ちでした。
それと、試合でいいところになるとリョータの過去の回想シーンが差し込まれるので、試合の流れをブツ切りにするのはもったいなかった気がします。
もっと試合にのめり込む流れにした方が楽しめた気はします。
おなじみの流川親衛隊の3人組が出てこなかったのも地味にさみしかった(笑)
後半は流川くんの3ポイントも見れたし「どアホ…」も聞けたし花道とのボケとツッコミみたいなやり取りもあって「あ〜この感じ好きだわ」と懐かしかった。
花道がバスケを始めるきっかけになった晴子さんとの出会いのシーンとかシュートを練習するとことか少しだけ出てきたのよかった。
そのあたりの回想シーンがもっとあってもよかったと思うけど、声優さんの関係で難しいのかな?
スラムダンクアナザーストーリーって題名ならもっとしっくりいったかな?でも、FIRSTってことは2nd 、3rdと続く?てか続いてほしい!
バッシューのキュッキュッって音って最高だなと余韻に浸っております。
宮城リョータが主人公
待ちに待った山王戦が見れて幸せでした!
宮城リョータが主人公なのにはビックリした笑笑
強いて言うなら、桜木の声優が合ってなかったかなぁ笑
やっぱり桜木はアニメのオリジナルがよかったなぁ笑笑
コンダクターが輝けば全てが輝く
大人の本気に奮えました。いいから、バガボンド書いてくれよう。なんて思っていた自分が恥ずかしい。アニメーションスタジオの隆盛も激しいから老舗は大変ねぇ。なんて思っていた自分が恥ずかしい。音楽に至っては「誰です?」なんて思っていた自分が恥ずかしい。素晴らしかった。声出ちゃったもん「よしっ!」って。勿論拳を突き上げて(周囲の方々すみませんでした…)。自分は「SLAM DUNK」と聞くと「大黒摩季?」って聞き返しちゃう程度なもんですが、連載当時はJUMP買ってたので読んではいました。天邪鬼気質強めなのでそこまではまりませんでしたけども。その位だからむしろビタッと嵌まった気はしますので、予習はザックリが宜しいかと。
ちょっぴり物足りないけど〇〇戦を、最高の映像でみたいなら劇場へGO!!
おすすめポイント
映像は間違いなく全て日本最高峰です。試合シーンはCGながらもホントにすごい!!
試合シーンは何度でも見たい!!!その他はほとんど手書きです。
おすすめできないポイント
この映画は『スラムダンク』というより、同作者別作品の『リアル』を見ている感覚です。
基本うっすら陰鬱な空気です。待ちに待った山王戦はいろいろ差し引かれ、物足りない印象です。
特に観客の熱気みたいなものは感じませんでした。
2時間半にまとめるため、いろいろ犠牲にしてる感じです。
この映画は、宮城リョータの半生が描かれます。
ですがおそらく、それを描きたくて映画の企画が立ち上がった訳ではなく
山王戦の映像化が目的で作られたと推測します。
ファンも、そしておそらく作者も心残りだった山王戦の映像化
しかし山王戦は2~3時間の映画で描き切れるものではなく
かといって二部作や三部作、あるいは再TVアニメ化のような長期戦は、作者も付き合うのが大変。
しかし東映にまかせると、かつての旧アニメのような残念な出来に…。
というわけで自らが監督を務め、映画一本の時間にまとめるため、本筋を宮城リョータの半生に変更。いろいろカットしたけど目的の山王戦を添えて…。
きっと井上先生もうんざりするほど再アニメ化の質問をされて来ただろうと思います。
ジョジョのように、リブートで長期アニメにしてほしかった想いはありますが
今回の映画を見ると井上先生が試合シーンにどれほどのこだわりを持っているか、よく解ります。
他のだれかに監督を任せれば全編再アニメ化も可能だったかもしれませんが
これほどすばらしい試合シーンは描かれなかったでしょう。
映画化、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
キーワード「宮城リョータ」「山王戦」
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