THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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この作品は生きている
三回目を見ました。見れば見るほど演出の意図を理解して、傑作になっていく。本来、好きな映画とは一度目に見た衝撃を思い起こすために何度も見て記憶して、忘れた頃に再び見て思い起こすという一度目をベースにした体感が多いが、この作品に限っては一度目の衝撃を二度目に超えていく。そして、三度目もまた超えていく。こんなことは初めてだ。これまで、好きな映画は何かと考えた時、悩むことが多かったが、もう悩む必要はなくなった。THE FIRST SLAM DUNK一強。映画通こそ、この作品に心酔する。
RIP Kobe Bryant
これはこれでベストな展開
非常に良くできたシナリオでした。
本編の山王戦を軸にしつつ、リョータの物語としてキレイにまとまっていたと思う。
正直、父も兄も(特に父は)亡くなる必要があったのか、ラストはちょっと出来すぎじゃないか、とかツッコミたい部分もあったけど、でもリョータ主人公で山王戦だからこそ映画になり得たとも感じた。
メインキャスト声優陣総入れ換えについては、桜木花道がいい声すぎな感はあったけど、特に違和感なく見られたかな。
オープニングの5人が漫画から動き出す演出も好き。また本編を読み返したくなった。
漫画ともTVとも違う新しいSLAM DUNKとして楽しめた
良いとの評判で気になってたので観てきました。
TVアニメ放送時に小学生〜中学生だった、ど真ん中の世代で、TV→漫画と見てます。
当時のTVの印象が強いので、今回の声優さんの変更が気掛かりでしたが、ほぼ違和感なく観れました!
唯一、花道の第一声を聞いたときに「低いな!」と思ったのと、木村昴さんは普段よくTVなどでお見かけするだけにお顔がチラつきましたが、すぐに慣れました。
流川、みっちー、ゴリはピッタリでしたね!
りょーちんが主役って何かの記事で見かけてたけどすっかり忘れてて、オープニングで「あ、そういえば」と思い出しました(笑)
宮城家の話はとても良かったけど、あと少し他のメンバーにもスポット当てて欲しかったな。
みっちーの「安西先生、バスケがしたいです」は入れて欲しかった。もうネタっぽくなっちゃってるからダメなのかな(苦笑)
スラダン初見の子どもたちには、長髪のお兄さんと同一人物だってちゃんと伝わってるかな!?と気になりながら観てました。
まあでも、原作の井上先生が脚本、監督までされているのだから、何と言おうとこれが正解ですよね!
パンフで井上先生が書かれてるように、漫画ともTVアニメとも違う、新しいSLAM DUNKとして楽しめました。
漫画をまた読み返したくなりました!
スラムダンクという作品の伝説のエッセンスがつまった一作
原作漫画や当時のアニメを記憶している人がこれを観たらそれは
高評価も当然といえる出来。
この映画が完全にスラムダンク初見という人にとっては迫力ある
試合シーン以外の部分を理解するのは難しいかもしれない。
動きまくるキャラはベースは3DCGだけにどの角度でも絶対に
作画的には崩れないので、硬質な肌感とあいまってある種の
怖さを感じはするのだが、そういうこだわりを持っていない
大多数にとっては単純に「すごい」と思えるものである。
井上雄彦先生の描くキャラが単純にかっこよく、美形キャラも
そうでないキャラも個性が醸し出す魅力がめいっぱい再現されて
いる。
BGMもあいまって緩急のつけかたが凄い。
名セリフの数々もしっかり入っている。
試合の激しい展開にとことん没頭しそうになるたび回想シーンに
切り替わったりする進め方はそういう焦らしプレイの手法なの
だろうか。思えば鬼滅の刃もそういった進み方の印象がある。
関係ない話だが、原作漫画の最終回を本誌で読んだ当時、連載の
インターバルを空けて続きがまた描かれるものだと思っていた。
バガボンドの連載が始まったくらいで初めて「あぁ、もうスラダン
は完結したんだ」と実感したように記憶している。
週刊少年ジャンプの黄金時代を担った作品の一つを蘇らせた今回
の映画、タイトルについている“THE FIRST”の言葉が観た人それぞれ
にそれぞれの想いでもって刺さるのではなかろうか。
りょーちんにこんな裏設定があったなんて
漫画を全巻読んで復習してから観たけど、最初のシーンから泣いた。
みんなバスケの試合が熱くて泣いてるのかと思いきや、私はりょーちんの裏設定で泣いた。泣かせにきてる構成だけど、いいの。いや、むしろ、それがいい。
もともと昔のアニメの声なんて覚えてないし、絵の描写も全く別の物だから声優の変更はまったく気にならなかったけど、花道の声はもっと破茶滅茶を想像してたからおとなしめな声に肩透かし。今回は主役じゃないからだろうけど、木村昴もちょっと悔しかっただろうな〜!
アニメなのに体の動きに効果線が入っていたり、アニメなのに漫画なタッチでも動きは実写、ていうフルコンボに痺れたー!ちょっとゲームっぽい動きと肩の筋肉がゴツいのが気になったけど、漫画ではよくわからなかったパスの速さやノールックパス、ドリブルの突破とか「そうなってたのか…!!」って発見があって面白かった!
そうそう、赤と黒のリストバンド、漫画の方にはないんでしょ?と思いきや、ちゃんとあった…!(やらしくも家に帰って確認してしまった。)
CGアニメの妙。こんなslam dunkは初めてです。
内容は、漫画週刊少年ジャンプの連載終了から26年、映画化構想から20年の歳月を経て実現した漫画slam dunkの映画化。舞台は、高校生バスケットボール🏀の全国大会常連校山王工業との試合を中心に、湘北高校の宮城リョータやその他のメンバーの過去や葛藤の克服を描く、もう一つのslam dunkの物語。印象的な言葉は『お帰り』・『ただいま』・『山王どうだった?』『強かったよ…』今回の主たる人物の宮城リョータとその母カヲルとの浜辺での会話🏖試合をこそっと観に行って知ってるのに聞く所が切ない。この時に兄ソータが果たせなかった約束全国大会の舞台に行く事が出来、兄ソータの抜けた喪失感を受け入れる事が出来た場面は胸にグッと来て良かった。印象的な場面は、やはりこれもアバンタイトルのリョータとソータの別れ船出シーンが、呪いとも思われる場面で印象に残った。その喪失感とも言える呪縛からの解放と解釈が一本筋の通った物語になり素晴らしい。印象的なシーンでは、皆様方が口々に言っておられるCGアニメーションの融合と世界観の凄さが挙げられる。モーションキャプチャーによる細かな人物の動きやキャラに焦点を当てながらスローモーションやカメラをフォローする所などは実写には出来ない作り込みがslam dunkの世界観に入り込んでしまう程に鳥肌がたちました。原作者だからこそ出来る絵による書き込みやキャラクターの生き生きとした躍動感は十分過ぎるほどの熱量が伝わり、アニメーションの新しい次元に驚愕します。パンフレットの表紙も肌触りが独特で滑り止め風な感じが掌に吸い付き、通常のツルツルじゃなく驚きで流石!漫画家さん!紙に並々ならぬ愛着と拘りを感じました。
ヌルヌル動く!素晴らしき作画でスラムダンク!
OPで心掴まれた。
the birthdayの曲で湘北スタメンを描くOP。
めちゃめちゃカッコよくないですか!?!?
見せ場シーンはたくさんあるが、いちばんは自分の胸の鼓動が聞こえてくるほどの圧巻のラストシーン。
私はアニメ全部鑑賞からの映画だったので、この作画と音響で映画館で観られて幸せでした🏀
さいっこう
26年ぶりに蘇る名作漫画
やばい、鳥肌です!完全に私は、SLAM DUNK世代でリアルで観ていたので、原作が最終回を迎えてから実に26年という歳月でまさか映画館で鑑賞できるとはおもっていませんでした。
ワクワクからの、いきなりのオープニングで、The Birthdayの「LOVE ROCKETS」の渋い曲が流れつつ、手書きから始まる湘北高校バスケ部メンバーと山王工業高校の登場シーンが痺れます。かっこよすぎじゃないですか!
映画に関しての予備知識を全く入れず鑑賞したのですが、宮城リョータ中心に描いているのには驚きでした。そしていきなりの、山王工業高校戦ときましたからさらにびっくりです。
リョータの過去を振り返りながらの、映画全般にわたっての山王工業高校戦集中にしたからこそ、面白かったんだと思います。皆さんの映画の評価もめちゃくちゃ高いのですが、余計な物語がない理由も良かったんじゃないですかね?
そして、試合が面白すぎ!バスケットボールがこんなに迫力満点で描かれるとは思ってもいなかった。実写では絶対無理な細かさやスピード感も、日本が誇るアニメーション技術で見事に表現されていましたね。なんでもCGアニメーションということで、CGが駆使されていたんですね。お見事でした。
久しぶりに漫画全巻読み直してみるかなー。
いや 面白いけど
とりあえず原作の方が当時 放映していたアニメに納得いってなかったのがヒシヒシと伝わってきました
おもえば昔は漫画のアニメ化に対して描き手の心境が今と違ったなと思います
今スラムダンクのアニメ映画を作るなら。といったこと自体がコンセプトだったようですね
確かに主人公が代わるのと、山王戦をダイジェストで描く(物量的に そもそも時間内に収まらない)のは ギリギリまで情報解禁しない方が良かったです
ネタバレ云々でなく観たら観たで これはこれで面白いと伝わりますから
主人公の過去や回想はあきらかに間延びしていて、絶対もっとタイトにした方が丁寧に伝わると感じましたが。30年近くたってますからね。作者の方が当時と同じテイストで物語を作る方がリアルでないです
大人になれてなかったのは、私だったようです
欲を言えば 宮城リョータを補完しつつ 他のメンバーを全員 再構築して欲しかったです。原作で描ききれてないって意味では流川なんか試合以外何もないですから。たしか。
演出や作画がずいぶんリアル寄りになりましたが、一番驚いたのは汗の描写が控えめになったことです。たしかに...試合中もあんなサウナみたいに汗かかない....
あと徹底してギャグは小さいコマだったんだなと気付かされました
個人的には ロン毛やパーマや赤い坊主 ピアスなど当時では現実では見たことなかったファッションを漫画にとりいれた作者が、今 高校生バスケを描くなら何を取り入れるか気になります。タトゥーとか平気で描くことで、将来的にタトゥー入れた高校生もありふれるかもしれません。
改めて 当時 世の中や時代を変えた漫画だったんだなと感じて、全巻読み直したいと思ったら。電子版解禁してないのか....
やっぱ違ぇな...!
熱い!
チョコプラ長田さんが5回鑑賞したらしい。
同僚は3回。
友人は2回。
新宿駅にはドデカい電子広告。
なのにまったく、情報がない。
ただただ、同僚と友人は「見た方がいい」と言う。
それしか言わないので、やっと行ってきました。
はい。胸熱。
どうしてもっと早く見なかったのか激しく後悔。
井上雄彦さんは天才ですね。
それしかコメントないですね。
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土曜日の日中に見に行ったので、お子様が多く。
暗闇に響き渡る泣き声と「帰りたいー!」の絶叫。
おとなしくしてなさい。なんで無理だし、たぶん親の年齢ってスラダン通ってる世代の人も多いはず。見たいですよね。
わかる…しかし…
複雑な心境を残しつつ、胸熱で帰宅しました。
確かにまた見たい。
そして人にも勧めたい。
新参者だけど面白かったし楽しめた
作品自体は知ってたけど観たことないまま、友人に誘われ観てきました。知ってたのはせいぜい桜木くんと安西先生の名言くらい。ほんとにそれくらいの知識しかありませんでしたが、湘北チームの名前覚えれましたし、大雑把ではあるものの各々の過去も知れました。初見ではこれくらいの情報量の方がすっと頭に入ってこれるので良かったかなと。最初フル3Dで驚きましたがそんなことは気にならないくらいのストーリーの面白さに圧巻しました。とにかく試合がおもしろい、見ててアツい。試合終了までずっと手に汗握ってました。ここからスラムダンクに入る人もいるだろうし(自分がそう)文句無しに面白い作品でした。炎上?していた声優問題ですが、名前こそ知らないものの普通に上手な方たちばかりでしたので特に下手くそだなーとかは感じませんでした。円盤発売されるなら絶対買います。ありがとうございました。
◎
やっぱ天才じゃん
アバター2をも超える映画=スラダン マスク必着
試合を連続して見たいって思う方の気持ち、
とてもよく分かります。それで低評価してることも。
皆がこの映画に対する期待が違いますもんね
私はスラダン世代、リアルで週刊ジャンプのスラダンを最初から最後まで見ました。30年前〜20年前の話。
アニメは一切見ていません。
映画の事前情報も一切シャットアウト。
一つの映画(作品)として、特に過度な思い込みもせずに映画を見ました。。。
ヤバい。ヤバすぎる。
ある意味で体感映画。
心臓の鼓動は早くなる、血が騒いで体中から熱さが込み上げてくる。呼吸が…息が苦しい…
スクリーンの中て試合をしているの皆の息苦しさとリンクする
マスクをしているが故に、スクリーンの中の試合に夢中になるため、自分がスクリーンの中の一人として応援しているかのように錯覚する。
『行けーーーっ!』
『そこだ!流川ーーーっ』
『ゴリーーー』
『ミッちゃーーーん』
『桜木ーーーっ!』
『りょーーーちん、負けんなーーーっ』
:
本気で大声で叫びそうになりました。何度も…
出来ることなら『観客応援可』条件で、観客皆と涙を堪えながら、一緒にスクリーンの中の皆を応援したい。
世界中の人がスラダンのおかげで、どんなに勇気をもらったことか。
井上雄彦先生、スタッフの皆さん
本当に素晴らしい作品を提供してくれて、ありがとう。
2回目は4Kで見に行ってこようと思います。
追記:
アバターもジェームズキャメロンも超大好きですが、
アバター2の上映時期がまずかったです。湘北高校はアバター2にも負けません
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