THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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懐かしい!そして、新鮮な映画!
スラムダンクは、小学生の頃にアニメ版をチラホラ観ていて、、。その後、高校生の時に漫画版を読んでいました。
上映中とても懐かしい気持ちになり、同時にCGで動くアニメや躍動感のある音楽に新鮮さを感じました。
昔のアニメ版では、不良だった桜木花道がバスケを通じて成長する、どちらかと言うとギャグ路線が強い印象でした。
新作映画は、最終巻の山王戦ということもあって白熱した試合の部分がメインです。
試合の中で成長していく5人の姿は、観ている側も嬉しい気持ちになります。
映画では、新たに宮城リョータの過去から現在までを通したサクセスストーリーが描写されていて、ヒューマンドラマ的な内容にもなっています。
こんなに泣ける設定だったのか…。
宮城を主役にしたのは等身大で一番、現実に居そうな人物で感情移入しやすいからなのかな。
令和版というか製作の意図なのか、少し大人向けの映画という感じがありました。
10-FEETの第ゼロ感もロックテイストで良かった。
旧作でもスラムダンクは主題歌が良くて、再び聴きたくなりました。ZARDのマイフレンドは特に懐かしくて。
感動して数日、余韻が残っています。
観に行って本当に良かったです。
井上先生の才能にただ脱帽する作品
漫画原作は全巻集めた普通程度のファンです。
CGが用いられているとのことで多少の不安もありましたが、映画の評判も良く、どのような作品に仕上がっているのかワクワクしながら先日やっと映画館に見に行きました。
原作、脚本、監督の井上先生がただすごすぎる。
映画では宮城リョータを主人公に切り替え、映画の尺の中に原作のスラムダンクの素晴らしさを濃縮しつつ、新たな物語をきっちり描き切っています。
試合中の現在と、リョータの過去とが切り替わりながら物語が進んでいくのですが、違和感なくグイグイと「読者」を引き込んでいきます。
CG映像に違和感を抱く瞬間がないわけではないものの、漫画の絵そのままです。動く漫画。
現時点において、漫画の映画化でこれ以上望めないのではと思える作品でした。
映画って、結局はストーリーボードがきっちり描けていたら半分成功しているようなもので、漫画の絵コンテに通じているものがありますよね。井上先生が映像的にどう見せたいのかはっきり分かっているのがビンビン伝わってきて、もう本当にすごいの一言です。
ただ、作品単体として観た場合、映画の尺的に宮城リョータを主人公にしたことは理解できるものの、その弊害として、本来の主人公である桜木花道の活躍が唐突でアンバランスに感じます。なぜ素人同然の花道が試合に出ているのか、なぜ突然活躍して試合の流れを変えることができたのか。わずかなフラッシュバックではカバーしきれず、唐突で都合良すぎると感じてしまうのです。主人公パワーですからね(笑)。
声については、花道以外は違和感を感じませんでした。テレビシリーズの花道の声も違和感があったので、原作を読んだときの個人的なイメージが邪魔しているようです(あくまで声質的な違和感で、演技面での問題ではありません)。
展開が速くて「ああ”、5秒戻して観たい!」シーンが何度もあったので、動画配信などでゆっくり観れるときを今から楽しみにしています。
驚くべき臨場感
あれだけの臨場感をアニメで表現するのはホントにすごい。スポーツを観戦する楽しさも味わいながら、物語に没入できる感覚だった。声優さんの声もとても良かったですね。映画館でこそ、より楽しめるエンターテイメント作品に仕上がっていたと思う。
スラダンに出会えた作品
知ってはいたものの、今までスラダンに触れてこなかったのですが、映画が公開したのをきっかけにマンガを全て読んで、映画を観に行きました。まず、井上先生の絵がそのまま動いているような作画に驚きました。バスケ素人には、マンガだけではイメージしづらいプレーが、違和感なく再現されていてアニメならではの良さを感じます。前情報を入れてなかったので、リョータが主人公なのは意外だったけど、マンガではリョータの過去にほぼ触れていないので、新鮮だったし、今までよりリョータがカッコよく見えた!
ストーリー的には、泣かせにきてるなと感じる部分もあるけど、音や音楽も良く、また映画館で観たいと思える作品でした。映画の本を読むと、井上先生がどれだけこだわって苦労して映画を作ったか分かり、より感動します。映画作ってくれて感謝、スラダンに出会えてよかった!
ぜひマンガを読んでから、映画を観ることをおすすめします。マンガとの違いやこだわり、キャラやストーリーの背景、あの名台詞!てのがよくわかり、より深く楽しめると思います。
世間じゃ評価は高い、 実際に面白かった。でもなんだかなぁが残っている。そんな作品
実際面白かった。
宮城の過去、三井の過去。
赤城と小暮で支えた湘北バスケ部
そこの部分が保管されたのは良いよ。
でも個人的には花道がメインなのよ。
名シーンを幾つか削ってまで宮城を主にする意味がわかんない。
ストーリー以外でも
オープニングは正直めちゃくちゃ格好いいし、個々のキャラクターの作りも良いよ。
でも動きとしては背景が1枚絵の中での動きに魅力を感じない。
具体的にどうしたら良いとまでは言えないけどアニメならではの動きって有るんじゃないだろうか?
あと決定的に要らなかったのが、
宮城のエンディング。
5人それぞれをクローズアップするなら兎も角、ここまで宮城を主にした事がただただ不思議でならない。
モヤモヤが残ってならない。
正にスラムダンクの最新作(しっかり映画仕様)
スラムダンクの良さと言えばキャラの魅力やストーリーの秀逸さなど様々ありますが、中でも井上先生の画力が上がる度に進化する試合シーンの迫力はとても印象的で、是非最新のアニメーション技術で映像化して欲しいと長年切望していました。
結果期待以上の出来で、CGと井上先生の絵が絶妙にマッチしていました。やはり動画だと選手たちの凄みがより伝わりやすいです。
内容としては、宮城が主人公であったことで映画として成立したと感じました。桜木の場合、漫画だと初心者が急成長する様がじっくり描かれていてとても面白いのですが、映画の尺だと試合を素人目線で描くと難解になってしまって初見がさらに置いてけぼりになるのでは、と思っていたのでポイントガード目線は他の選手にフォーカスもできるので手法として上手いなと。
漫画にないストーリーがあり、作画も漫画そのものなので原作ファンもスラムダンクの新作を楽しめる感覚があって新鮮かと。2、3年生やOBの関係性が深掘りされていて感慨深いものでした。
原作を知ってる人は漫画を見返したくなる、そしてまた映画館に足を運びたくなる映画です。
試合の臨場感は特筆ものなのですが…
キャラクターのあの表情の乏しさは、なんとかならないものでしょうか。
ストーリーに惹きづけられて、ようやく映画の中に入って行こうとしたその時に、キャラクターの能面のような無表情で、ググッと映画の外に引き戻されてしまいました。
ついでにいえば、試合中の観客席の描写も、省略のし過ぎではないかと。
本作もCGあってこその一本だったと思うのですが、その省略のし過ぎを見てしまうと、セル画も手書きで仕上げていた時代に横行していた「節約アニメ」を思い出してしまいます。
原作にもバスケというスポーツにも前提がなく、いわゆる「一見さん」である評論子の純粋に「映画作品」としての評としては、残念なものにもなってしまいました。
試合の臨場感は素晴らしいのですから、ここは次回作に期待したいと思います。
忘れてた青春を思い出させる作品
この映画を鑑賞するために、原作アニメ予習済み。
映画ランキングで1位になる理由がわかった。初っ端のキャラクターのスケッチが動き出したシーンは胸が熱くなった。原作通りの試合展開に加えて、時代を経て新たに加わる登場人物の過去に話が繋がった気がした。
一点気になったのは宮城の事故理由。勝手に三井と喧嘩したから休学となっていたと思っていたが、複雑な家庭環境+三井がぐれていたことにショックを受け自暴自棄になってしまったのかな?
個人的に今まで宮城リョータ役の仲村宗悟さんの演技が少し苦手に感じていたが、無理に声のトーンを上げず地声っぽい感じで話していたのがとても良かったと思った。
ビミョー(スラムダンク的な言い方で)
冒頭から井上先生の作画に圧倒されました。
山王戦についてはコマ送りの漫画をリアルに直すとこうなるみたいな実験的な試みがなされており、スゲェ!と素直に思いました。
ただ、私が観たいのはそんな実験映像では無かったです。寧ろ最初から最後まで試合だった方がマシになったかもしれません。
今作は宮城にフォースが当てられていましたが生い立ちが複雑だったのは衝撃でした。
けれど、リョーチンはもっと明いし口数も多い方だったと記憶しています。
今回、それが静か。
いくらキャラを深堀りしたところでキャラ崩壊とまで行かないまでも違和感がありました。
BGMも無音のところが多く、絵で感じてくれと言わんばかりでしたが結果として物足りなかったなという感触です。
魚住が出なかったり他のキャラの内容もはしょったりで、
なんというか本編になりきれなかった補足資料の感じでビミョーでした。
少なくともここまで待ってこれかよはあります。私の思い入れと期待値が高すぎたんでしょうね。
- 男の肉體って良い - 兄弟って良い - 運動競技の觀戰に價値を...
- 男の肉體って良い
- 兄弟って良い
- 運動競技の觀戰に價値を認めない人にも愛好者の感覺を體驗させる
- 櫻木花道の言動とか所々の原作踏襲要素が, 單獨の作品としての完成度を低める
- が, 總合的には見る價値有り
意外と良かった
いまさらどうしてスラムダンクという気もしていたけど、評判が良いので見た。
感想としては、感動的な見せ方をされていて、ただのバスケの試合に素晴らしく臨場感がでている。
臨場感の出し方としては、鬼滅の刃のみたいな感じ、というのがしっくりくる。
いやあほんとにこんな風に臨場感つけて作れるなんて大したものだなあ。
あと、声優については昔のアニメ版など忘れているからどうでもいいのだが、山王のおにぎりみたいな選手の声だけは体格に合ってないと思いました。ほかは特に違和感は無し。
ひとつ気になったのは、モーションキャプチャの使い方。
冒頭、引いた絵のシーンで小さなキャラがヌルヌルと動くところがあったが、これは違和感たっぷり。
これじゃプレステのゲーム画面みたいに見えるだけですよ。
もう少し初心者にも優しい作りにしてほしかった
やはり、原作やテレビアニメを知らない者にとっては、厳しかったか・・・
冒頭から、いきなり山王戦が始まるが、それまでに過去の一部が描かれた宮城リョータ以外は、敵も味方もキャラクターや背景が分からず、登場人物に、まったく感情移入ができなかった。
それでも、手に汗握る試合展開は面白く、十分に見応えがあるのだが・・・
水彩画のような繊細な絵柄と、滑らかで躍動感のある動きからは、CGアニメの新たな可能性を感じることもできる。
試合が進むにつれて、宮城以外のメンバーの人物像などが、徐々に明らかになってきて、ようやく一緒にプレーをしている気持ちになることができた。
それでも、それらは、あくまでも断片的な情報なので、やはり、彼らのことをもっと知りたいというフラストレーションは残る。
「THE FIRST」というからには、それぞれのメンバーに焦点を当てた続編を作る構想なのかもしれないが、それにしても、バランスが宮城に片寄りすぎているのではないか?宮城を主役に据えるにしても、もう少し、他のキャラクターの説明があっても良かったのではないだろうか・・・
いずれにしても、「SLAM DUNK」のことをもっと知りたいという気持ちにはなったので、次回作を楽しみにしようと思う。
漫画ファンではない人には不向き
漫画ファンで8回鑑賞済みという友人の付き合いで鑑賞しました。
前提として、私はスラムダンクの漫画ファンではないので、漫画そのものに特別な感情は無いです。アニメは最初の頃を何度か観たことがあるくらい。
CG映画はアメリカや中国のものしか見ていないので、日本のCGアニメ技術レベルはよく知りません。
鑑賞中から、漫画に特別な思い入れがある人との明確な違いを感じました。
とにかく動きがソシャゲ的で気持ち悪い。演出や効果が同じことの繰り返しなので、漫画ファンでは無い私が映画として楽しめる内容ではなかった…。
誰かが何かをする度に、同じように驚く表現でしょうか…。画面がカットされて何人もの顔が入るパターンが繰り返されます。
CGアニメは表情変化の自由度が高いのに、ほとんどずっと同じ表情で、口の大きさが変わる以外の細かい表情の変化がないため、フィギュアを少しずつ動かして撮影したアニメを見ているような気分になりました。
おそらく漫画なら気にならないのかもしれませんが、映画なので気になります。
これは独立した映画作品というか、鬼滅の刃の1話先行上映会のような、原作ファンのための劇場先行公開に感じました。(いずれサブスク配信されるでしょうし…)
元となる原作を知らない人でも楽しめる映画は沢山ありますが、これは知らない人は無理です。
漫画ファンは、漫画ファンじゃなくても楽しめるよ!原作知らなくても大丈夫!と他の人を誘うのはやめた方がいいと思います。それをやるなら、相手のチケット代は奢る方がいいです。
社交辞令で面白かったとは言いましたが、チケット代返してほしいという気持ちです…。
強いて言えば漫画を漫画風に動かそうとするガッツのようなものは感じましたが、映画ならもっと滑らかで自然な動きにはできなかったのだろうかと、NetflixでCG子供アニメを見て思いました…。
バスケといえば…スラムダンク世代じゃない方も是非!!!!!!
漫画、アニメは観たことがなかったので、正直話についていけるか不安でした。
スラムダンクの知識あるなしに関わらず、めちゃくちゃ面白かったです!!!
何よりも一番印象に残ったのは音。
外でボールを弾く音、体育館でボールを弾く音が
こんなにも忠実に再現されているのは度肝を抜かれました。
話のベースは高校バスケのあるひと試合をただ傍観しているだけですが
知らん高校男子の試合に何故こんなにも熱狂できるのか…!
試合のラストでは、会場のベンチで結果を祈る観客化してました。
ラストシーン:高身長の日本選手がNBAで活躍しているので、現実になって欲しいと切に思いました。
THE FIRST ならSECANDもTHIRDもあるのか
皆様
あけましておめでとうございます。
いえ、決して旧正月を祝うのをモットーとしてる訳ではなく、単純に1月は映画館行ってませんでした。ちなみに12月も行ってないです。
そんなこんなで、
スラダンです。そんなに知らないです。
スタメンの5人のキャラは知ってます。
寧ろ一番知らないのはリョータでした。
そのリョータにスポットを当て、
かなり重ためな過去から、
三井との馴れ初め、
赤木との関係など、
話の推進力は抜群でした❗️
独特のキャラが集まり、
チームとなっていく様子は、
勧善懲悪のヒーローものでも、
犯罪チームものでも、
スポ魂ものでも、
間違いなく面白い。
全く知らない人も、
疑問に思うシーンを原作で紐解けば、
また映画が観たくなるに違いなく、
素晴らしい相乗効果のある作品。
2作目3作目も期待しても良いと思うのと同時に、
「バガボンド」も劇場版、期待したい。
二週連続で見に行きました。
青春が蘇りました。最高です。今この映画を作ったのは、井上さんの思う完成度に技術が追いついたからだとよく分かりました。たまたま時間が空いて観られたけど、また次の週に無理やり観てしまった。素晴らしいです。本当に面白い。
複雑なきぶん
知人にすすめられて2022年夏から3ヶ月かけてUNEXTでTVアニメと映画を全て見て、12月の封切りに間に合わせたが結局劇場最終日に観た。色々な理由があって①リョータがメインという噂で見たい気持ちがそれほどなくなった。②アニメの描写や雰囲気が好きではなかった。
観た感想は自分の直感どおり、ストーリーが錯綜していて期待していた内容ではなかった。桜木花道ファンとしては、すばにぃは好きだけどアニメの花道とは違うキャラが成立していて、なんだか寂しかった。
漫画はまだ読んでないから、漫画を制覇したらまた違う感想かもしれないかな。
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