劇場公開日 2022年12月3日

「グイグイ引き込まれるのに何かが足りない…」THE FIRST SLAM DUNK 蜻蛉さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0グイグイ引き込まれるのに何かが足りない…

2024年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

泣ける

興奮

漫画『スラムダンク』を連載中に見ていたという老人なのですが、理由はよく覚えてないけれど、面白く読んでいた筈なのに、途中で読むのをやめてしまった作品です。
同じ作者による『バガボンド』はめっちゃ面白くて、今度は絶対最後まで見ようと思ってたのに、連載再開は未定、、、なんなんですかね?
で、今回のこの映画、確かに漫画それ自体がぬるぬる動く感じで、すごいんですよ。バスケがこんなかっこいいなんて、私はバスケは全然興味なかった人なので(最近は日本が強くて少し興味が出てきましたが)、いやー、バスケいいじゃん!って思わずにはいられない的な何かを感じました。

が、しかし。

どーもこう、井上氏はどっか、表現を控えめにしようとしてる感がありありで、特に最後なんかそうなんですけど、ジャスト0秒で入った瞬間に、普通に割れんばかりの会場の歓声とかでいいと思ったんですよ。それなのに、めっちゃ控えめっていう。
それに最も残念だったのは、物語がリョータを中心に展開していくっていうのはナイスアイデアだと思ってたんですけど、本当の最後は花道だろ!って思いました。なのに、背骨やってるっぽいのに、試合後以降が完全に無視されてるって、そりゃダメなんじゃないの?って単純に思ってしまいました。

というわけで、個人的にはどーも納得いかんと星二つ。
素晴らしい映画だとは思うんですけど、、、うーむ。

蜻蛉