「世界が待ってる!アニメ VS 劇画 の試合開始」THE FIRST SLAM DUNK ギョイサッサーさんの映画レビュー(感想・評価)
世界が待ってる!アニメ VS 劇画 の試合開始
ダイナミックに海から飛び上がるクジラのように
アニメーションという大海原に身を沈めたキャラクターが劇画になり飛び出してきた。
何て呼んだらいいのか「劇画ーション」。アニメーションの世界に漫画家が道場破りしたかのようだ。
作者の作品に対する熱く深い気持ちを思い知らされた。26年間スラムダンクのことばかり考えていたんだ!
どんどん良くなる花道のプレイ同様に、見るほどにドラマ性の深さや、ひとつひとつのセリフの重みとかっこ良さが増すばかり。
ダイナミックに走り回るような漫画家のペンのスピード感と圧力がほとばしり、表現力の素晴らしさに酔いしれる。
そしてロックも抜群のタイミングで放たれるように鳴り響きダンクを決める。
吸い付けーの思いに捕らわれ12回目の鑑賞後のレヴューです。なんか世界が待ってる、見える。
もっと吸いつけスラダン!
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