「なるほど。こういう手があったのかと思わせてくれた映画」THE FIRST SLAM DUNK ナベウーロンティーさんの映画レビュー(感想・評価)
なるほど。こういう手があったのかと思わせてくれた映画
スラムダンクは漫画で読んだことがあり内容もすぐ入ってくることができた。作者の井上雅彦氏が自ら監督としてこの映画に携わった。井上氏の思いが伝わった内容だろう。スラムダンクファンやバスケットファンは満足できる内容だと思うが、初めて観る人やバスケットに興味がない人には辛いかもしれない。宮城リョータを主人公にするとはなるほどなと思った。湘北VS山王戦を中心に時折宮城の過去を入れながら作品にまとめた内容はそうきたかと納得。スラムダンクファンからしてみれば新作出してほしいと思うだろうが井上氏はもっとバスケットボールが日本で盛り上がってほしい。この思いをスラムダンクとサッカーW杯真っ最中の公開初日にぶつけたのだろう。評価を3点にしたのは宮城のポジションなら神奈川の同じポジションのライバル海南の牧を登場させても良かったし、エンデイングのアメリカバスケ留学シーンで宮城と山王沢北の再開で終わるのか個人的に違和感を感じたが久々に面白かった。ヤングジャンプでもいいからスラムダンクの新シリーズが見たい気がした。
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