「井上雄彦集大成‼︎漫画は漫画、映画は映画」THE FIRST SLAM DUNK さっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
井上雄彦集大成‼︎漫画は漫画、映画は映画
スラムダンク原作、アニメは幼少期から好きな作品でスラムダンクでバスケを始めた勢です。結論から言うと映画としては大傑作。
基本は原作通りだが宮城視点にした事で2時間の情緒溢れる映画に上手い事消化している、途中の回想シーンで試合のテンポが悪くなるという意見もあるがそれは原作のギャグシーンをカットする事で解消しており、原作の名シーンをカットしすぎというのは宮城視点にした事によりクローズアップされる部分が変わっただけで実は背景で各シーンは行われている。一本の映画にするならこうなる。
新しい表現方法でバスケの試合に参加している様な臨場感、カタルシスを感じるBGM、無音のシーンどれも最高でした。これぞ映画‼︎
リアルとバガボンドを描いてなかったら出来てない作品、当時アニメで山王戦がなかったのはこの伏線だったのかと思う出来栄え。
ただ欠点を言うと最終番から始まる為原作を知らない勢は作品の良さは半分も伝わらないと思う。
声優、主題歌で文句をつけてた原作ファンは観てから言った方がよいですよ。気をつけてくださいね。
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