「良い脚本と音楽」THE FIRST SLAM DUNK リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
良い脚本と音楽
世代ではないし、凄く面白い伝説的なバスケ漫画があるってこと、今でもファンが多いこと、「諦めたら。。。」とか印象的な幾つかのセリフが今でも語り継がれていることくらいしか知らなくて、
昔のアニメを何話か見たこと、まとめ動画で多少予習した程度で、正直声優さん達に特別な想い入れの無い世代なので、急な声優変更でも楽しめたのかもしれませんが、
脚本として、単に試合の様子を見せるだけでなく、心情を丁寧に描写していて良かったです!!
噂の彼にフォーカスを当て、噂の試合をメインにしていましたが、アニメでの主人公もちゃんと活躍するし、特にサッカーで日本が諦めずにラインギリギリまでボールを追いかけ、コートのほうへ戻す、味方が決めるというスペイン戦での流れを見たばかりなのでとても胸熱な展開でした!!
作画の面では主要な登場人物達はあまり気にならなかったですが、試合を応援しているその他大勢の観客達が「これまさかコピペしたの?」みたいな様子で。。。そこはだいぶ残念でしたが、まぁ主要な登場人物達ではないのでギリ不問。。に。。します。まぁ。しょうがないかな、という感じで。
あと音楽は効果的でかっこ良くて良かったです!!
また高校生活を終えた選手のその後も少し描かれ、これがまた。。。良かった!!そうか後日そんなことが?!という感じで終わり、今回の主役君のかっこ良い姿で終わって良かったです。
昔からの想い入れのある方とは感想が違うかもしれません。ただ、シンプルに一つの映画としては「フォーカスを当てた登場人物への理解」がしやすい流れの脚本で、良い作品でした!!
試合での選手達の動きも素早くわかりやすくカッコ良く、無駄に長くドリブルせずちゃんとすぐ向こうのゴール下まで行ってるし。。こっからどうやって勝つんだろう??!!うわーそう来るか~!!っていう試合展開も良かったです。