「原作ファンであれば涙腺崩壊」THE FIRST SLAM DUNK フラレオンさんの映画レビュー(感想・評価)
原作ファンであれば涙腺崩壊
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ジャンプの連載は欠かさず読み、コミックも買っていたオールドファン。
映画を観て改めて思ったのは自分がSLAM DUNKが好きだと言うこと。
好きは全てを凌駕する。
子供の頃の記憶に残るシーン、セリフの連続で自然と涙が。
インターハイの山王戦、その中でも後半をメインに宮城リョータの過去を挟むストーリーは原作未読者だと全くついてこれず、単一映画としてアリなのかは疑問があると思う。が、余計な自己紹介や経緯はすっ飛ばして山王戦に集中させたのは英断かと。
あくまで原作既読者のための映画ということで。
バスケのシーンもスピードとアクションが素晴らしい。
子供時代にモヤモヤしていた一連のジャンプ原作のテレビアニメが、週の原作連載にストーリーが追いつかないように大人がひたすら腐心した結果の冗長なキャラクターのセリフ(これに比べれば今回のリョータのサイドストーリーは全く問題無し)、コートと端から端まで永遠と時間がかかる等の時間稼ぎ演出が無い!
なぜキャラの深掘りが花道では無いのか、リョータの家族が二人も亡くなるという安易設定というツッコミもあるが数十年ぶりのSLAM DUNK、満足です。
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