劇場公開日 2022年12月3日

「原作完全履修者向け、上質」THE FIRST SLAM DUNK 映画読みさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5原作完全履修者向け、上質

2022年12月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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映画読み
映画読みさんのコメント
2025年2月7日

>おけんさん
コメントありがとうございます。
ラジオで芸能人の方が「原作もアニメも未だまったく見てないけど、映画だけは8回観た…」と仰っていて、単品でそれぐらいのパワーがあった作品だなぁと思いました。
ジャンプコミックス版も完全版は私も全巻持っているのですが、コミックス版にある扉ページの1コマ漫画が未収録なので、通しで読んでいるとコミックス版よりちょっと真面目で重たい感じだったりします。そういう意味で、自分は読み味的にはコミックス版の方が好きだったりします。
ただ、完全版の表紙は全部めちゃくちゃかっこいい・かわいいので、アートボードのように表紙を並べて悦に入れるのはお気に入りです(笑)

映画読み
おけんさんのコメント
2025年2月7日

原作は連載中に中盤まで立ち読みした程度、TVアニメはほぼ未見で、昨年の再ロードショーの最終日に滑り込みで観ました。
素直に大感動し、何の不足も不満も感じませんでした!
その後、感想を伝えた歳下の女性から原作31巻を数冊ずつ貸し出され、こちらもすっかりファンになりました。完全版を揃えるかどうか迷っているところです。

おけん
hiroさんのコメント
2023年2月27日

このレビューはすばらしい!わたしの足りないslam dunk知識を補完してくれてありがとうございます!!としか……。

リョータの前に現れたあの謎の中学生?(大学生かと思った)は、三井くんだったんですね、スッキリー

hiro
momokichiさんのコメント
2023年1月29日

>作者が本来表現したかったことは、地上波アニメ版の「漫画的なバスケバトル」ではなく、この「リアルでスピード感溢れるバスケットボールの魅力をそのまま描くこと」だった

なるほど、確かにきっとそうだ! 合点いきました。

>「宮城はパスができます」と強みと性格を表す言葉で言い切るのは、赤城が以後「ダンナ」と呼ばれるに充分な、心を掴む言動です。

>本作は宮城とその母の「恐怖の克服」(怖い物知らずになるという意味ではなくて、怖い物との付き合い方を見出す=世界に復帰する)がテーマに据えられてる。

映画読みさんの、掬い取って言語化する能力に感嘆としています。

momokichi
映画読みさんのコメント
2022年12月14日

>まっくすさん
「宮城はパスができます」、あそこは最高でしたね!
若ミッチーは「(1on1で)勝ちに来い」でしたが、赤木は宮城のパスで人を活かせる技術と性格を認めたのはさすがでした。「お前のパスはチャラい」と本質から外れた指摘をした自分の誤りを認める形にもなっていて、短い挿話で双方の株が上がりまくる名脚本だったと思います。円陣もそうですが、宮城が次期キャプテンになる納得感が拡充されていましたね。

映画読み
まっくすさんのコメント
2022年12月9日

赤木の「宮城はパスが出来ます」のセリフを拾ってくれて感謝です。あの言葉の重みを感じてくれる人がいることにスラムダンクに対する愛を感じます。素晴らしいレビューありがとうございました。

まっくす
映画読みさんのコメント
2022年12月4日

>TTMさん
>Mさん

コメントありがとうございます。
5000字制限で書けなかったのですが、宮城の震えを見抜いてなお指摘しない不良三井は、男を下げすぎない描写になっており見事に思いました。その絡みの「うざったいロン毛」という指摘が、改心時のヘアスタイルに繋がっている匂わせも良かったです。ただの反省の髪カットでも通じるのですが、宮城への賛同・謝罪もあったのかも……という意味の上塗りがお見事。
新規挿入された試合後半の円陣シーンで、赤木が宮城に託すのも、次期キャプテンという原作のその後に繋がっていて上手いと思いました……
などなど、良かったところを言い出すときりがないですね。

映画読み
TTMさんのコメント
2022年12月4日

素晴らしいレビューに感服です。
メッセージ性の部分、最高です。

TTM
Mさんのコメント
2022年12月4日

花道の声の部分は特に同感でした。私はアニメを見たことはありませんが、もう少しバカっぽい感じの声がよかったなあと思います。
詳しい解説で、新しい視点が得られました。またマンガを読み返してみようと思いました。

M