劇場公開日 2021年3月12日

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「勲章なんていらない」アウトポスト カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0勲章なんていらない

2021年3月12日
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アフガニスタンに前哨基地を作ったはいいが、すり鉢の底に作ってしまったが故に、逃げ場のない地獄を味会うことになった55人の米兵の実話の映画。
日本人からすると、既視感のある場面でした。玉砕にならなかったのは遅くなったが、味方の航空部隊が来てくれたから。参謀がコロコロ変わるなか、勇敢に戦った兵士たちの妥結力や友情が強調されますが、一番とは言い難い。
私はケイレブ・ランドリー・ジョーンズを見たかったので観賞しましたが、兵隊さんなので、誰が誰だかわかりにくい。途中で死なないでと祈りながらの観賞でした。

臨場感はすごかったです。

アメリカ人が少数部隊でこんな地獄を経験した戦闘はたぶん初めてなのかも知れませんね。
エンドロールが退屈でなかったのと、ギターの歌がよかったので満足ですが、あの歌詞は上官にはストレスで、戦意をそぐので、とがめられても仕方ない内容でした。
なんかキレイにまとめられていてとは思いましたけど、最後のケイレブ・ランドリー・ジョーンズもすごくよかったです。
初日のシアターはミリタリーオタクっぽいおじさんが多かったような。そうゆう方には期待はずれだったらしく、すぐ出ていく人が目立ちましたが、最まで見ないといけませんです。
アフガニスタンの部族の長老たちとの交渉もなんだかインチキ臭くて、ナメていたような。それは米軍の方針だから、ひとりひとりの兵隊が口を挟む余地もないのですけど。ハンスが死んでしまって、残念でした。私もA型なもので。
なんのために、米軍はアフガニスタンに侵攻したのかなんて今さら言っても仕方ないのでしょうが、昔の西部劇のような感じは否めないかなぁと思ってしまいました。
糞尿をガソリンかけて燃やす必要あるのかなぁ?
勲章なんていらないですよね。

カールⅢ世