「フェミニズムの匂いが・・・」レッド・スネイク カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
フェミニズムの匂いが・・・
監督のこととか何も知らないで、だだ、レッドスネイクという題名と女戦士部隊vs.ISに惹かれて、観賞。戦争、宗教の問題よりも男女差別に対してグローバルに戦っているような感じをセリフなどから受けました。フェミニズム主張の匂いが強い印象を受けました。監督はISに襲撃された有名なフランスの新聞社の記者出身の女性なんですね。
蛇の旅団という女特殊部隊の隊長役のアミラ・カサールが素敵でした。役の上でもクルド人でイスラム教って言ってましたかが、実際の父親がクルド人、母親がロシア人のハーフで、ロンドン出身だけれども、若い時からフランスで俳優活動をしている人のやうです。部隊が劣勢になりピンチの時に隊長みずからロケットランチャーを撃つ場面カッコよかった。実際は50歳近いんですね。びっくり。若い隊員たちのまとめ役。姉御、しびれました!
他の隊員もアメリカの黒人やフランス人など多彩なメンバーで、コードネームをそれぞれ名のるとか、レンジャーもののノリで楽しめました。人種、宗教を超越した部隊組織にして、悪い男をやっつけて、家族を守るというストーリー。より若い人が見に来て、問題に興味をもってくれることを先ずは優先しようと、ジャーナリスト出身の監督は考えたのかも知れませんね。
クルド人問題やその中の少数部族の宗教についてはこれから調べて、勉強しようと思います。
イスラム教の教えには他の宗教からの改宗を強要してはならないとか他の宗教に改宗することを妨げてはならないとあるだろうと言って、父親は撃たれてしまいましたね。大きな矛盾ですが、宗派間の争いも絶えないし、イスラム教はわけがわかりません。
ちょうど、新しく大統領になったバイデン氏がアフガン撤退を打ち出しましたが、シリアはどうなるんですかね。トルコは昔から親日国で、いい印象をもっておるのですが、クルド問題は困ったなぁと思っております。
カール三世さんへ
以下は、4/16のParstoday(イランのNews Site)の配信記事の引用です。
「ISISは2014年、アメリカや西欧の同盟国、およびサウジアラビアなどのアラブの同盟国からの支援を受けてイラクへ侵攻し、同国を広範囲にわたって占領し、数々の犯罪を行った。」 記事が100%事実だとは思いませんが、概ねはそういう事です。
尚、米軍がアフガンからの撤退を発表すると同時にISが勢力を拡大しています。上手く出来てますよね。イエメン対サウジ、イスラエル対イランの関係も極悪化中。バイデンの悪魔感って、半端ないです。