「やむを得ず」レッド・スネイク ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
やむを得ず
実話ベースとはいえ、フィクションとしてきっちり盛り上がるべきところもちゃんと作ってありカタルシスもあるが、実際の彼女たちは何重にも疎外されていて、出口もない。
少数民族だったり、異教徒だったり、後家だったり、そして彼女らは女性だということで、更に阻害され搾取されている。
それを払拭するかのように彼女らは戦うが、それが本意であるはずもない。
やむを得ず彼女らをそんな闘いに追い込んだ、それを強い続けている、この世界が正しい訳がない…
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