劇場公開日 2021年11月5日

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「途中で、「ああそういうことか」、と。」アンテベラム kumiko21さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5途中で、「ああそういうことか」、と。

2021年11月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

事前に『ゲット・アウト』を復習してから鑑賞。ゆえに。どんでん返しへの期待マックス、前のめりに鑑賞。というか、その期待なしには、ねっとりジワリとくたびれる話の展開だった。南部の旗って今でもウォルマートで買えるんだっけ、、、との雑念も(汗)。
現代バージョンのカットでは「そうねえ、リベラルってたって、一枚岩じゃないしね。女性も黒人も!って言われても、いろんな女性、いろんな黒人いるし、そういう風に属性で括られても当事者だってしんどいよなあ。多様性って重層的に捉えないとなあ」と現実世界に思いを馳せたりした。
人物の性格設定がとてもシンプル。それはプロット上、必然だったのだわと思った。
コットンフィールドの地平線に昇る朝日が美しかったのは『それでも夜は明ける』へのオマージュかと思った。

Kumiko21