「ニューオリンズ」アンテベラム Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ニューオリンズ
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綿花プランテーションで強制労働をさせられる黒人女性エデンと、家庭に仕事に順風満帆幸せいっぱいな黒人女性ヴェロニカの話。
映画として何で背景示さないかなー?とか、フィクションとはいえども黒人奴隷の扱いが大袈裟に雑だしどんだけ金持ちだよ?とか、その他にも色々細かいところで引っ掛かりを感じつつも、エデンをはじめ非道な仕打ちをうけながら働く黒人奴隷の姿をみせられる前半。
他力本願の癖に偉そうに良くモンク言うよね…。
そしてなるほど眠りと目覚でパートチェンジなんですね。それにしても二つのシチュエーションを描く割にエデンのパートの尺長かったよね。
ベッドで目覚めて隣にいる旦那とぐだぐだいちゃいちゃ、そしてそこに娘のダイブってどんだけ幸せパンチだよ!に始まって、仕事に講演に大活躍で出来過ぎヴェロニカ。
リベラルな思想だったり黒人であったり女性であったり、そんな彼女の活躍をみせるエデンパートとの対比ですね。
そして突然やってくる不穏な展開。
そしてそして、脱走に際しての荷物が!!!えっ!?
ちょっとズルいなと新たに引っ掛かりに転じるものもあるけれど、今までの引っ掛かりの殆どが解消されて大興奮…だったんだけどねぇ。
最後の最後、砲撃?なんで?そして看板でがっかり。
折角盛り上がったのにそれはリアリティ無さ過ぎじゃないっすか?
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