漁港の肉子ちゃんのレビュー・感想・評価
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ちょっと、もやもや
アマプラで見ました。見る前は声優一覧を見て、「けっ」という姿勢だったのですが、見ている内に引き込まれてしまいました。背景含めて絵はとても美しいし、キャラのコミカルな動きも生き生きしている。現代ものをアニメでやる場合、なぜアニメを選んだのかという点を注意して見ていますが、これは納得です。生き物達が人間の声でセリフを言う点も、風立ちぬ的な実験的手法かと思いきや、きちんと理由があって、うならされました。
とても、良い作品なのは分かるのですが、最後にどうもモヤモヤが残りました。何がもやっとしているのか分からず、取り合えず、屁ぇこいて寝てから、もう一度考えたところ、やはり生みの親への落とし前が付いていないことが原因かな、と思いました。本当の母親は、借金は無くなっていて、手伝ってくれるお姉さん的な人もいるという、ものすごく恵まれた環境で、子供を捨てたんですよね。それでいて、美貌を武器に金持ちと結婚して、今頃、ぬけぬけと子供の様子を見に来ている。客観描写したら、とんでも無い女です。
原作の制約があるのかも知れませんが、この人にはっきりと、「私のお母ちゃんは肉子ちゃんや」と言って欲しかった。
優しく生きるとは
天命に逆らうな
絵がほんとにきれいだった。心情描写も細やか。あと、ちょいちょい、いろんな名作のシーンを彷彿させるところがあった。
キクリン役のCocomiちゃんは、雰囲気ぴったりで、上手。たびたび見せる変顔に惑わされるが、実は美形の二宮、声も美形。
焼肉屋の店名がうおがし(笑)。店主のサッサンはさりげなく肉子とキクリンを気遣う、優しいおっちゃん。キクリンがずっと抱えていた、そこはかとない不安。サッサンはちゃんとわかってて、キクリンにあたたかい言葉をかける。ここは泣かされた。いい男だわー。
大竹しのぶはうまい。だけど、35歳の声にはちょっとなぁ。やはりもう少し若い人の方が良かったと思う。さんまプロデューサーの意向なんでしょうが、そこは切り分けて欲しかった。でも、肉子のキャラはかわいいし、魅力的だった。運動会で走ってる時の体のテカり具合や、涙と鼻水でぐしゃぐしゃの顔とか、眠っている姿とか、すごく愛おしかった。ただ、少し将来は心配かな。
NHK Eテレの放送を視聴。
昭和の人情噺
お正月のテレビ放送で鑑賞。
公開時、本作を観た人から絶賛の声が上がっていたので、どんな物語かと思ったら、昭和の人情噺で、なるほど、この内容ならさんまさんプロデュースも頷けるなーと。
食いしん坊で太ってて元気で明るくて、ちょっとおバカでお人よしで直ぐ騙されちゃう。そんな肉子と思春期入り口の娘キクりんの半年間の物語を、キクりん目線で描いている。
原作未読なので、本作がどこまで原作準拠かは分からないし、僕ら昭和生まれには“懐かしい”物語だけど、若い人たちはこのストーリーや、キクりんに乗れるだろうか?とは思った。
あと、クライマックスでのキクりんの盲腸からの回想シーンや、キクりんの独白は、それ以前の展開とあまりにもかけ離れているし、そもそも振りらしい描写や展開がないのでどっか見逃しちゃったかと思った。
それまで、キクりんの心情に沿って、丁寧に描いていただけに、この最後の畳みかけ?の展開には首をかしげてしまった。
っていうか、どのくらいさんまさんの意向が反映されてるか分からないけど、とにかくセリフが多くてうるさいと感じたし、もうちょっとアニメーションを信じても良かったのでは?って思ったかな。
そんな文句を言いつつも最後まで観ちゃうのは、渡辺歩監督ほか、スタジオ4°cのアニメーション力と、肉子役の大竹しのぶの演技力あればこそって感じかな。
さんまさんっぽい
お正月の三が日にNHKでやってたので、小1と年中の子供と一緒に鑑賞。
私は面白かったけど、子どもたちは、理解はそこまでできずとも、肉子ちゃんの機敏な動きやおもしろダンスにウケてました。
さんまさんっぽいな〜と思える、悪い人がでてこないところや、普通に生きるってことのありがたみとか、人情溢れたところとか、いろいろ、よいしょよいしょでさんまさんぽくて好きでした。
にくこちゃんが障害物競走で、小説持って必死で走る姿もキュンときたけど、オチは最下位ってところもクスリと笑える。
産みの母親ではないことを薄々気づいていたキクリンからの暴露に、ドキドキする肉子ちゃん。それでも、育ての母として、いかに産みの母があなたを愛していたかということを必死で伝える姿が本当に感動する。
子供が望まれずに生まれたなんて思うなんて、肉子ちゃんには耐え難かったんだろうな。
キクリンも、心では寂しく思ってたのに、よくぞ曲がらずに、そして、とても素直な良い子に育っていて、親の愛情の賜物ですね。
ホッコリして、時々笑って、時々泣いて。
映像もとても素敵な映画でした。
さらっとしてるけど、もう少し子どもたちが大きくなったらまたぜひ見て欲しい作品です。
日常系母子成長物語
アニメらしいアニメ
大人のための大人がつくったアニメ
子供の時、一人で生きていけると思ってた
ファンタジー漫画じゃない。
この映画は「似てない母娘の日常と隠された秘密」のストーリー。
肉子ちゃんが働く肉屋の大将が、大変いい名言を言うのでメモの準備をしておいて欲しい。
娘のキクリン曰く「不細工でデブで、おもしろくなくて頭の悪い」肉子ちゃん。
確かに肉子が母親だったら恥ずかしいけど、身近にいて欲しい愛されるキャラクター。
波瀾万丈な人生なのに底抜けに明るい!困難を普通に受け止めて(そこがすごい!)自分の力で生きていくとこがかっこいい。
あとは、人が大好き。人から笑われてもバカにされても気にしない。
肉子ちゃんは「普通が一番!」と言う。
その普通って「ごはん食べて、勉強or仕事して、うんこして、寝る」こと。
小学生キクリンが「そんなんみんなしてるやん」って言ってたけど、普通が出来なくなった時、その普通の大切さを痛感する。
小学生女子ならではの交友問題、気になる男の子との関係など、懐かしかったり、いいなと思ったり。
大人びてる子供が壁にぶち当たって、ひとりではない、ひとりで生きていけないことを知る、素敵な映画でした。
色物かと思ったがそうでもなくちゃんとしたアニメーション映画
朗読紙芝居風アニメーション劇
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