リーサル・ストームのレビュー・感想・評価
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羊頭狗肉
凄まじい嵐のはずが台風以下?の描写だったことにがっかり。まあ、建物の中での攻防が主だったので仕方ないかなあ。。。
全体的にひねりもないストーリー展開でした。まあ、次の日には記憶がスパッと消えちゃってたくらいですから。
まあ、B級と割り切ればそれなりに、、、どうだろ?
あ、閉じ込められていた獣の正体ってなんだったんだろう?
違和感の嵐。
迫りくる嵐とそれに乗じた襲撃という二重の危機に立ち向かう「フラッド」、「ワイルドストーム」に続く作品。だが、ほかの二作に比べて本作のハリケーンが作品中で効果的に使われていたとは言い難い、劇中の描写もただの大雨くらいにしか見えないし。
過去に誤って恋人を撃ったトラウマを抱える主人公、この設定も作品に活きてない。悩んで銃口を口に突っ込むというリーサルウェポンオマージュやりたかっただけかな。そのメル・ギブソンも頑固な元警察署長役で出演、しかし大した活躍もせず途中退場。それも撃たれた傷を治療した後にすぐさま撃たれるという。お騒がせ俳優だけになにか途中降板する事情でもあったのか。
貴重な絵画を盗難から守るために逆に無造作にペットOKの賃借人の部屋に飾っているというマンションオーナー、それを見事な隠し方だと称賛する主人公。ちなみにその絵画はフェルメールの「合奏」(1990年に美術館から盗まれ所在不明)であり、値がつけられないほどのもの。明らかに絵はプリントしたものでシワがよってたけど。
そのオーナーが高齢者のドイツ人というだけでナチスと言い当てた黒人の住人。彼がライオン(?)をかってるのは警官を襲わせるためだと過去に黒人差別を受けたことを話し出す。作品の流れ上ちょっと唐突な感じがする。
あんな重武装して襲ってきた強盗団、初っ端で管理人撃ち殺しておいて木造のドアのセキュリティーを解除するのは何故か慎重。
地下室が浸水してるから人が通れるくらいの穴があるかもとか。何かとおかしなところが目につきすぎて逆にちゃんとしたところが見当たらないような作品。
本作の設定のすべてがまったく一つの作品として調和されていない。いろんな具材と調味料を加えてもとても食える料理にはなっていない。
強盗とハリケーン足したら面白くなるだろという安易な発想で作られた作品。
ラストのライオンのオチは誰もが予想してたろう、制服着替えさせたのは唯一うまいかな。でも警官が黒人にあの絵を渡してどうするの?盗品だよねえ。
主人公の俳優も背が低くて魅力ないし、全編通して違和感の嵐に翻弄された作品だった。
無料配信でただで見れるぶん駄作も多く見る羽目に。
バイアス
カテゴリー5の超巨大ハリケーンがプエルトリコを襲う中、とあるマンションにて繰り広げられる、避難しようとしない住人と避難させようとする警官と火事場泥棒絵画強盗団の死闘。
正義感に溢れたバリバリの警官であったが、誤射事件で最愛の女性と火星人面犬を失ってからは失意のどん底で無気力且つ事なかれ主義になってしまったコルディーロ。彼はペーニャと共に避難を拒んでいる人たちがいるというマンションへと向かうことに。
より刺激を求め住民の避難誘導の応援にかけつけた、これを機に転属願いも出したというかつてのコルディーロの姿が重なるペーニャ。彼女はパトロール中何となくたまたま職質をかけた人間にビビビと来て追い打ちをかけたところその月の最高記録のヤクの押収に成功し、その実績を元署長に自慢げに語る。
頑固で人を不愉快にさせる言動が得意だがすぐさま後悔する姿を見せるメル・ギブソン元署長。現役を退いてから数々の病を患ってしまった様で、一見正反対な性格の医師である娘の治療のススメを頑なに拒んでいる。
ただ店頭にある分のお肉を買い占めていただけにも関わらず、あとから来たくせに子連れであることを後ろ盾に難癖をつけてきた男と揉め、しかも警備員さえもなぜか敵に回ってしまう不憫な黒人男性。ジャネットという50キロの肉を平らげる怪物を飼っており、なぜか制服を着た警官を襲うように躾けている。
名画を大量に保有しているというドイツ訛りの英語を話す老父。玄関は厳重にロックされており、室内にもまた厳重な金庫が。強盗団のターゲットに。
誰かにとっては〇〇でも、誰かにとっては××で、また誰かにとっては...
その場において正しいと思った決断が、良かれと思ってとった行動が、そうせざるを得なかった選択が、時として本意とは異なる結果をもたらし、あらぬ波紋を呼ぶ。情報の送り手と受け手の間で齟齬が生じる可能性が多分にある。
それぞれに抱える成功体験とトラウマ。そのきっかけとなった事象が類似するモノであるにも関わらず正反対な結果に行き着いている様。また片や正当な片や不当でありながらも同様に自責の念に駆られている様を見つめ、
その先にある動機を、その動機を形成するそれぞれの人間に根付いている何かしらの本能や偏見を、ドイツ人老父が所有する絵画を巡る攻防から、そしてその隠し場所に焦点を当てることで説こうとする試みは非常に興味深かった。
「フラッド」(1998)...「ミケランジェロ・プロジェクト」(2014)...「黄金のアデーレ 名画の帰還」(2015)...「ワイルド・ストーム」(2018)...
メル・ギブソンが年老いて
年老いたな、メル・ギブソン。元署長って言うけど、
ニューヨークの元署長なのか。
ニューヨークの警官がプエルトリコで警官になっているの?
設定に不思議がいっぱい。
悪い役の聖ヨハネ、仲間殺しすぎ。
ヨハネはドイツ人の絵画を持っている老人をあっさり殺す。だけど、弾が絵画に当たったらどうするの。部屋の中で撃てないでしょ。
絵画を隠していた壁絵の青い部屋の中で入り口付近に人が倒れていたように見えたけど、誰?
でも、50キロの肉は多すぎないか。
メル・ギブソンが出ているだけで、リーサルなのか?
登場人物大過ぎ、トラウマの無駄遣い
ハリケーンに見舞われたプエルトリコ。マンションに乱入した強盗団と、取り残された警官達の攻防を描く物語。
メル・ギブソンが脇を固めるアクション映画です。
ハリケーンや竜巻に襲われた街・・・というシチュは時々見られますね。どの映画も楽しめたので、この映画も期待しての鑑賞でしたが・・・残念ながら期待外れの作品でした。
理由は幾つかありますが、一番は登場人物が多すぎることでしょう。主人公の警官に相棒の女性警官、マンションに残っていた元署長にその娘、黒人男性に謎の老人。たった100分の映画にこれだけ登場させてしまえば、それだけ一人々々の描写がチープになります。
特に、主人公は強烈なトラウマを抱えている設定だったにも関わらず、あっさりと良い雰囲気を醸し出したのでは設定自体の無駄遣いに思えました。
メル・ギブソンだからリーサル
ハリケーンに襲われたプエルトリコ、主人公は警官で応援の女性とともに、避難に応じないマンション住民の説得に行く。
しかし、このマンションに高額な絵画が隠されていると知った凶悪犯もやってくる。
住民には元警察署長(メル・ギブソン)と娘の女医(ケイト・ボスワース)がいた。
気軽に見る事のできる一品。
ツッコみどころはあるけれど・・・。濃厚で重厚なアクション!!
【賛否両論チェック】
賛:窮地に陥った警官達と、凶悪な強盗団との息詰まる攻防戦が魅力で、観ていてハラハラさせられること必至。人種差別への問題提起もある。
否:設定や展開は非常にご都合主義で、かなり無理もある。ラストも呆気ない印象を受けてしまう。
なるほど、アクションはかなりド迫力です。ハリケーンで孤立する中、突如やって来た強盗団によって、窮地に陥ってしまう2人の警官。彼らが破天荒な元警察署長と共に、奇妙な住民達のバックアップも受けながら、どう立ち向かっていくのか、思わずハラハラさせられてしまいます。
しかしその代わりというか、そもそもの設定にかなり無理があって、ツッコみどころもありすぎる印象を受けてしまうのも、また然りです。終わり方も結構呆気なくて、消化不良感も残ってしまいます。
それでも油断していると、人種差別への強烈な問題提起があったりするのには、思わず驚かされてしまいます。
ただやはり、基本的にはアクション好きな方向けの作品といえるかもしれません。
俺はこの映画嫌いじゃない。。
確かに使い古しの設定というか、意味不のクリーチャー設定、、、序盤で、あっそこ軽いインフォメーションだけで
後で出るからよろしくね!感たっぷりですし、、
ただ本当にでティールというか細かい部分で気持ちいいというかメルがアースホール→ズドンというのだけでも あっ見たい映像見れてるな、メルギブの生存確認完了したなという満足感でした。
ありがとうございました
嵐がきたら彼女も変わる
エミール・ハーシュは、イケメンの部類に入るのだろうか?コメディアンのジャック・ブラックそっくりで、イケメンというよりコメディ系の顔つき。
そのハーシュが、なぜかプエルトリコで警察官をしていて、リーサルストームが来る日に、リーサルウェポンシリーズの王御所メルギブが死に、メルギブの娘に浮気するという、何か象徴的な意味があるかのような。
沢山の謎が存在しながら、宙に浮いたまま終わってしまった。
なぜメルギブ主演を匂わせてあんなカメオ出演なのか?
なんで有名な絵画があんなたくさんこんな場所にあるのか?
やはり絵画に込められたこの映画に関する深い意味があるのだろうか?
なぜ犯罪集団は絵画の場所を知っていたのか?
なぜ舞台がプエルトリコなのか?
なぜナチスから逃げてきたユダヤ人のおじいさんがプエルトリコに沢山の有名な絵画を隠しもっていたのか?
なぜユダヤ人のおじいさんの部屋の金庫は空だったのか?なぜそんなギミックをする必要があったのか?まるで犯罪集団が来ることをわかっていたかのような…。
なぜウィリアム・カレットは飼うのが大変なのに虎を飼っているのか?
そして、なぜ、最初に付き合っていたエミール・ハーシュの彼女はあっけなく忘れ去られたのか?
なぜ足に怪我を負ったウィリアム・カレットは有名絵画(レンブラント?)をプレゼントされたのか?そもそも誰の所有物で、だれがあげると許可したのか?
これらの疑問は実はこの映画の外に答えがあるのかもしれない。例えば聖書とか?誰が教えてほしい。それが解けたとき、この映画は真に評価されるだろう。
これだけの謎を用意して、何もはっきりした答えが示されないアクション映画というのは観たことがない。実は新しいアクション映画の時代の幕開けとなる記念碑的な作品かもしれないのだ。でなければ、これだけ謎を放りっぱなしにした映画は、メルギブのようなオスカーも獲った世界的な映画スターの出演作にしては珍しすぎる。
ただ、大スターの晩年はヤバい映画が最近ちらほら。
今のニコラス・ケイジは全てがそっちの映画で、彼はかつて間違いなく大スターだったのに、今はヤバい映画主演の代表格だし、トラボルタの『ファナティック』やブルース・ウィリスの『アンチライフ』もヤバかった。「大スター」とは本当に限られた一時の俳優のあり方だったことを寂しく思い知らせる映画群の数々。でも、こうした晩年はアクション映画俳優が特に多いのはなぜなのか?
だが、この映画は沢山謎を残した結果、意味深さのオーラが漂っている。そこには、作品の酷さから一歩抜けたキラリと光る何かがある。とにかく意味深いアクション映画であった。
何だこのU◯Aは!?
過去にある出来事を抱える警官が、ヤバイ台風が来ている中避難しないアパートの住人を連れ出そうとするが、そこに強盗が現れ・・・といった物語。
シーン毎にテンポの起伏に幅があるのと、仕事の疲れも相まってウトウトしてしまったので、少し話が抜けてしまっているけど。。
印象としては、もうちょっと台風シチュエーションが活きていればなぁというのと、メル・ギブソンが言うほどリーサルじゃなかったかな。
それと、シンプルなアクション映画とはいえ、先の展開がポンポンと読めちゃうのがちょっと・・・
とはいえバトルシーンは普通に楽しめた。そして最後には・・・え、コレ今までどうしてたのよ!?
猫と言ってたけど、プエルトリコと言えば・・・もしかしてチュパカ◯ラ!?
たまにはB級アクション映画を観ようかな~なんて思った日には是非本作を観てみてください~。
そう言えば知らなかったのだけど、台風の目って英語でそのまま Typhoon eyes って言うんですね。
勉強不足!!
主演はエミール・ハーシュやん!
リーサルだのメル・ギブソンだのいうて煽ってるけど、エミール・ハーシュとケイトボスワースの映画
オープニングはニューヨークやったらしい、
あとはプエルト・リコの首都サンファン
せっかくのビーチリゾートやのに
カテゴリー5のハリケーンが来てるせいで
複雑な造りのマンションの部屋を行ったり来たりするのが8割強
車の中かマンションの中か病院の中
ビーチもカジノも全然無いやん!
プエルトリコである必然性!?
メル・ギブソンじゃなくてもいい謎のキャスティング
久しぶりにケイトボスワースが見られて満足
ステファニーカヨっていうペルーの女優さん、道理でスペイン語が流暢なわけね。
おバカっぽいのとセクシーなのとが中ぐらい。
ジャネットが結局何やったかシルエットのみで判然としない
チュパカブラかも
世界的に有名な絵画に詳しければもっと楽しいはず
タイトルに“リーサル”とつけばメル・ギブソン、“沈黙”とつけばセガール
米国に到来するハリケーンには名前がつけられることでも有名ですが、かつては女性名だけだったのが男女同権のため今では男女交互に名づけられている。最近のニュースでは名前を使い果たしてしまい、ついに「オラフ」が登場し、「アナ」や「エルサ」も付けられるかもしれないとのこと。
可愛い猫ちゃんまだかいな?と、ずっと5キロの肉を食うペットの出番を待つ映画でした。単純に避難してない人たちを救助する目的ででかけた警官コルディーロ。病気持ちの元警察署長レイやペットの飼い主、元ナチの子孫など、やっかいな人たちだったが、そのうえ、武装した強盗団がやってくる・・・まさかペット狙いじゃないだろうな?と、頭の中はペットでいっぱいになってしまった。
アクションシーンは勿論目玉なのだろうけど、それぞれの人間の過去や確執といった面もクローズアップされる。冒頭のコルディーロのエピソードなど、人によっては涙チョチョ切れですがな。
さて、ペットの正体は?と期待させておきながら、拳銃も奪われたし、怪我しちゃったし、もう猫ちゃんしかいないでしょ!と、伏線というかヒント出しまくりの展開。警官の制服に噛みつくように特訓したとか言って、部屋にはマネキンにボロボロになった警官服。コルディーロだけ着替えちゃ、ジェスはどうなってしまうの~~とハラハラもさせてくれました。最後はしっかり目を開けて見てくださいね。
盛り上がりに欠けました。
ハリケーンもあんまり関係なかったな。描き方が台風レベル。メルギブも普通の歳とった刑事だったし。アニマル落ちが半ばでわかっちゃうのも残念。武器部屋とかもっと活用してドンチャンやれば良かったのに…。
たとえば「メル・ギブソンが出てなかったら、リーサル・ストームなんて邦題にしたのかよ」ってつくづく思ってしまった。
満足はしてない。でもこういうアメリカのドンパチ映画ってけっこう久しぶりでなんか楽しめた感。なんと!リッグスは署長になったのか!ってジョークもあり?
リーサル・ウェポンシリーズ観たくなった。
あの謎の猫?っていったいなに?プレデターでも飼ってるのかと思いましたよ。
確かに色々な意味で中途半端感はあるけれど…。
今年39本目(合計106本目)。
ストーリーのあらすじは多くの方が書かれているのでここでは省略しましょう。
確かにどれもが中途半端な気はしました。台風(ハリケーン)で行動が制限されているビルという条件(設定)をフルフルに生かしていなかったりする点が最たる例ですが、ほかにも見ていて「こういう点もネタにできるのに…」という点がことごとく中途半端にしか登場しないので、何というか、「あれもこれも詰め込んだ結果、全部消化不良になったのかな」とは思います。
ただ、ストーリーとしては逆に台風(ハリケーン)で行動が制限されたビルの中のみでほぼほぼ進むし、時間軸のずらし描写(混乱を招きやすい)もないので、ストーリーの筋としてはわかりやすく、「わかりやすさ」という点だけを考えれば大きな傷ではないかなと思います。
採点は下記で4.5としました。
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(減点0.3) この映画、もとのタイトルは Force of Nature で、まぁうまく訳せば「偉大なる自然(現象)の力」程度ですが、それがこのタイトルになったのは、他の方も触れていたように、有名映画との混同をあえて狙ったのではないか?という考え方も成り立ちますが、英語を解する人も混乱します。
つまり、日本のこのタイトルでは lethal storm なので、「致死性の嵐」で、たとえばハリケーン等の中でも「暴風に当たっただけで(何らかの特殊な力が台風にあって)、死ぬような特殊な台風が来る」ような、そういう「台風もの」という解釈もできてしまう点であり(単に暴風という点を超えて、何か魔力的な力が与えられているもの、という意味)、一方で実は台風はこの映画を成り立たせるためのもの「だけ」で(ビルに場面を限局させるためだけにしか登場しない)、これはちょっと混乱するかなぁ(もちろん、有名な映画との混同をあえて狙った、という批判も理解できる)という印象です。
(減点0.2) 若干の文法ミスが気になったところ。かつ、字幕と発言のどっちが正しいかわからないミス(これは減点要素は大きいです)。動詞の後に不定詞と動名詞のどちらが来るか、「どちらでもよく、どちらでも同じ」「どちらでもよいが、意味が違う」パターンがありますが、この使い分けが妙にバラバラで(ただ、好意的に解釈すれば理解できる)、見ていてんん?と思える点はあります(字幕を見るだけなら何の混乱も生じないが…)。
ただ、意味内容的に全く理解できないほどではないし、元のミスを日本語側で無理やり修正することも当然できないので、そこはこの程度の減点としました(換言すれば、字幕「が」間違っているケースは日本のミスなので、減点要素は大きい)。
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