リーサル・ストームのレビュー・感想・評価
全33件中、21~33件目を表示
さてさて諸君は、リーサル詐欺に騙された訳だが。
騙されましたよ、すっかりと。きっちりと。わたくしも。
近年のDisasterもので記憶に新しいのは、「ワイルドストーム」とか「クロール」だったりします。よって期待値は、その辺だったんどすが。
肩透かされたぁw
そもそも。ハリケーンが大した事ないし。雷鳴だけは凄かったけど。オチも早い段階でばらしてるし、壁掛けってのも意外性に乏しく。麻薬Gメンのコレクションなんて、全然活躍しないやん!
製作に20人がクレジットされてるのも異様。
入りがショッキングで、話に引きずり込まれますが、焦ったくてイライラする時間帯もあり。スカーっとしたかったのに、モワモワしとります。
ハリケーンを活かして、バンバン撃ち合うとか、形勢逆転の悪知恵大会とか、盛り上がるイベントが欲しかったです。
【超巨大ハリケーンが迫り来る中、マンションから逃げない人々の様々な理由。突っ込みどころ満載ムービーだが、ナカナカオモシロカッタ作品。】
◆マンションから逃げない人々
・ロシアから来た老人・・沢山、”絵画”を持っているからかな?
・元警察署長のレイ(メル・ギブソン)と、その娘トロイ(ケイト・ボスワース)
・肉を5Kgも買う“ネコ”好きの黒人。
◆マンションに乗り込んできた、”聖ジョン”(デヴィッド・ザヤス)率いる、強盗団。
- ”聖ジョン”は、悪人面しているけれど、絵画にとても詳しいよ! -
◆救出に来た警官
・コルディーロ(エミール・ハーシュ) ・・且つて、恋人の同僚を誤射してしまい・・、今はプエルトリコの警官に・・
・ジェス ・・プエルトリコ人の女性警官
■感想
1.突っ込みどころ満載ムービーである。
で、いちいち脳内で突っ込みながら、楽しく鑑賞。
・序盤のコルディーロ君の誤射シーンは、後半どう効いてくるのかな?
・”聖ジョン”が、絵画を観ただけで、価値を判断するなんて”凄い眼力”だなあ・・。
-昨日、絵画に関するドキュメンタリー作品を観たばかりだったので・・。-
・そんなに肉を食べる”ネコ”をマンションの中で飼育していいのかな?怪我しちゃうよ・・。マイクタイソンじゃないんだから・・。
・え、メル・ギブソン、あっさり退場するなあ・・。
<イロイロ書いてきたが、結構面白く鑑賞しました。
マンションの住人達(逃げた人も含めて)の関係性が、”聖ジョン”率いる強盗団をやっつける構成もナカナカに面白かった作品。>
主人公違う!
マーケティングなのか、主役はメル・ギブソンのように宣伝されてるが、主役はエミール・ハーシュ氏です。確かに映画としてアクションのキレもイマイチで地味だったからなあ。ハーシュ氏もそれほど有名でないし、メル・ギブソンの名前を出したくなるのも分かる。一人だけ尖ってる!
ストーリーはよくある設定、ベタな展開なB級映画。悪役のボスの死因が序盤で分かる(予想できる)珍しい映画。どういう展開で死ぬのかなあ、と予想しながら観ました。
原題は「Force of Nature」であって「Lethal Storm」ではない
原題は「Force of Nature(直訳すれば自然の力)」であって「Lethal Storm(直訳すれば致命的な嵐)」ではありません。
メルギブソンが引退した元警察署長を演じ、嵐のなか凶悪犯罪集団と戦う物語と聞くと、誰でも「Lethal Weapon(リーサルウェポン)」シリーズの続編かスピンアウトか少なくともメルギブソンが活躍するアクション映画を予想するでしょう。
残念ながら、いずれも違っていました。
この題名は観客をミスリードするために日本側でワザと付けたものでしょうが、配給会社は非常に汚いプロモーションをしていると思います。
作品としてはそれほど出来はよくないB級アクション映画です。
不出来な点はたくさんあります。
個人的にそのような作品は嫌いでないので、普段それほど悪い評価はつけていませんが、客を故意にミスリードさせようとする日本側配給会社の方針はとても不愉快なので点は辛めです。
辛めついでにネタバレしない程度にいえば、メルギブソンは「当て馬(あてうま)」であって、主役の引き立て役にすぎません。
(「当て馬」の定義を書くと生々しくなるので気になる方は調べてください)
予想外にコンパクトな展開(笑)
前情報は巨大ハリケーンの中、お宝を強奪するストーリー。
スケール感に期待したけど、全然違ってた。
それなりにスリル感はあったけど満足度は低め。
メル・ギブソンは元警察官役のオジサンんだけどやっぱりカッコ良いなぁ。
謎のペットは予想通りの仕事をしてくれるんだけど意外と小さかったです( ´∀`)
なんだ、メルギブ主演でないのか。
盛り過ぎポスターに反して地味。
なんだメルギブ主演でないのか。
昭和の団地で子らが興じた「刑泥」を雨の日に大人にやらせた感。
面白味の無い空間にグズグスと滞留し、展開にキレが無い。
敵側含めてキャラも凡庸。
非支持。
リーサルなのは猫ちゃんだけ
ちょっと、ちょっとメルさん手抜きなんじゃないの。『ブルータル・ジャスティス』では最高にハードボイルドなメル・ギブソンを見せてくれたのに、全然リーサルじゃない。最後まで暴れまくるメルを期待してたのに。
巨大ハリケーンがプエルトリコを襲う。時を同じくして強盗団がとあるアパートメントに強奪に入る。そのアパートには引退した元署長の頑固ジジイのメルが偶然にも居合わせる。こんなワクワクする設定で、前半まではすごく面白い。ミエミエのオチのために大型ネコが登場しても、許してあげましょう。
中盤に期待を裏切る事態が発生してからは、がっかり。もうあとは、誰もが予想できるラストに向かって一直線。
途中までgoodだったのに残念。
思うツボ
カテゴリー5のハリケーンが襲来し避難勧告が出されたプエルト・リコのアパートメントで繰り広げられる警察vs強盗の話。
ちょっと残念なポンコツ警察のプロローグからスタートし、舞台はプエルトリコへ。
拭えない後悔を抱える警察官とそこの警察署に転属を希望する新人が、訪れたアパートに指名手配中の極悪強盗団がやって来てで巻き起こっていくストーリー。
頑なに避難しない身体にガタが来ている元警察署長&医者であるその娘と、頑なにそかから離れられないと宣うアパートのオーナーの爺さん、そしてスーパーからペットにエサをやりに
警察官と共に帰ってきた男というこてこてな登場人物達。
お宝に、お助けキャラに、隠しアイテムに、治癒ポイントと、TVゲームの舞台の様な設定とイベント盛り沢山なアパートというだけでも軽いのに、そこに登場する扉の向こうの隠されたキャラクターは…!!!?
どうやってそこに繫げて行くかというところはあるものの、序盤でもうオチがバレバレというか、それをそのままやりますか?という、頑張って褒ようとすればある意味「意外」な程のこてこてな結末への流れ…。
ドンパチと駆け引きのスリリングさはあったし、決してつまらなくはないけれど、人の話をきかないことが作用して、一々テンポが悪かったり安っぽかったり。
特に響く要素もなく中途半端な感じ、からのガッカリオチで、イマイチ盛り上がりに欠けた。
『リーサル・ウェポン』を死ぬほど観た人だけがニヤニヤ出来る激安プエルトリコ産B級アクション
舞台は350万人の米国人が住むプエルトリコの首都サンフアン。巨大ハリケーンが迫る中プエルトリコ警察は総力を挙げて住民の避難誘導を行なっていたが、マンションに籠って避難に応じない老人がいるとの通報を受けて警官のコルディーロと新人の女性警官ペーニャを現場に派遣するが、そこにいたのはプエルトリコ警察の元署長レイだった。ついにハリケーンは街に迫り暴風雨が荒れ狂う中そのマンションに武装した強盗団が迫っていた。
ほぼ全編プエルトリコが舞台というかなり珍しい作品。この邦題が暗示している通り本作の目玉は元署長レイを演じるメル・ギブソン。エミール・ハーシュ演じる主人公のコルディーロが何気に自殺願望に苛まれていたり、やたらズブ濡れで戦ったりといった『リーサル・ウェポン』リスペクトをニヤニヤしながら見守るのが観客に与えられたお仕事。ご都合主義だけで成り立っている安っぽいプロット、外壁補修中のボロいマンションの中だけで繰り広げられる絶妙にショボいアクション、やたら出し惜しみされる謎のツンデレペットのジャネットちゃんもみんな愛おしく思える人だけが楽しめますし、本作のヒロイン、レイの娘トロイを演じているケイト・ボスワースは何気に本作の監督マイケル・ポリッシュの奥さんなのでエミール・ハーシュは仕事やりづらかっただろうなと余計な心配をしたりします。あと意外と劇伴のオーケストレーションがB級アクションに不似合いな格調高さだったことも付け加えておきます。個人的には大満足でした。
何で評価が低いのだろう?
メルギブソンのこの映画、実はよく出来てます。
Don't believe the critics, this movie is solid and well worth seeing. It has all the trappings of a classic Mel Gibson movie, but it has some great new plot twists. Mel does something in this movie that you have probably never seen from him.
何で評価が低いのかよく分かりました。
邦題の付け方と過大な日本版予告編による先入観のせいです。鑑賞前に、多くの人が、大俳優メルギブソンの派手なアクションとハリケーンがもたらすパニック映画を期待してしまったからです。アメリカではメルギブソンはジャンルを問わず、日本では劇場公開されていないたくさんの作品に出演しています。原題 force of natureは、大自然の計り知れない力を意味しますが、奇想天外の中で繰り広げられる登場人物の火事場のくそ力を連想させます。決して目新しくはありませんが、ハリウッド映画の典型的、古典的なおもしろさが作品の中に散りばめられており、週末の映画館を騒がせてくれる痛快娯楽作、そんな出来栄えです。(アメリカのロッテン・トマトの評価は確かに低いですが、この評価機関が求めるものは斬新さと異色性であり、大衆娯楽作ではありません。)
またしても、日本の映画配給会社が見事に作品の価値を下げてしまった事が残念でなりません。
全33件中、21~33件目を表示