ミナリのレビュー・感想・評価
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あらすじ読んで期待して観た映画でしたが、盛り上がりが全くなく、感動...
あらすじ読んで期待して観た映画でしたが、盛り上がりが全くなく、感動も笑いも何もない作品でした。
家族の物語
「北の国から」的な展開と、韓国から移住してきたおばあちゃんが巻き起こすヒューマンコメディを期待したら、違っていた。異国の地で身を寄せあって、貧しくも懸命に生きていく家族の生活を淡々と描いていた。上手くいきそうなとこでまたゼロになって、家族で川の字になって寝て、朝を迎えて、また土地を耕す。豊かにはならない。物語として成功しないし、不幸にもならない。ただばあちゃんの蒔いたセリだけが順調に繁殖していた。また生活をしていく、という物語。北の国からに似た音楽が心地良かった。
家族あるある映画
父親のなんで家族持ったの?感、
母親の頭の悪さと視野の狭さ、
おばあちゃんは自分なりに頑張るけど裏目に出る、
一人一人の描写がしっかりしてて面白い
よくいる家族と家庭問題を第三者視点からみる
観る価値あり。アカデミーは獲れない。
別にアカデミー賞を獲れないからどうという訳ではないですけど、公平にみて、凄くいい作品なのは間違いないとしても、あまりにも抑揚がなさすぎる。意図的に抑制されたと言えば聞こえはいいかもしれないが、単に脚本と監督の描写力が充分ではないだけ。何と言うか、凄くもったいないです。男の子は可愛いし、志も高いんだけど、何かが、何か大事なものが不足している。
年配の方向け韓国ホームドラマ
Netflixで韓流ドラマばかり観ているが、また違った面白さ。イマイチテーマが分からなかったが、お婆ちゃんが途中途中に笑いをくれた家族ドラマ。どちらかと言うと年配者向けかな。観客も50.60代の方が結構多く見られました。中にはイビキかいてるお爺ちゃんも(笑)
ちょっと疲れた時にお勧め映画でした!
うーむ…
賞レースに名前を連ねるほどなので、駄作ではないんでしょうけど、いかんせんストーリーの起伏の無さに退屈感が否めない…
きっとあの時代に実際にあった、どこかの家族の物語的なんだろうけど、アメリカンドリームのような「超ハッピーエンド」でもなく、韓国映画によくある「超バッドエンド」でもなく…
最近よくレビューで書く「場外ホームランか?三振か?」てもなかったなぁ。
久しぶりに「自分には合わない(好み)ではない」作品でした。
そこまで…
1980年のアメリカ アーカンソー州を舞台に韓国から移民してきた一家の夢と現実の狭間を描く。
映画の流れは急激なものはほとんどなく、基本はのどかだが時には岩にぶつかる濁流のようなものは見受けられるものの、結末に至るまでは正直いって地味だ。
田舎特有ののどかでゆったりとした空気感は感じられ、主演のスティーブユアンの喜怒哀楽の表情やエモーショナルさは見事な演技力だと思うし上手く行かないが家族を引っ張っていこうとする無骨な父親像は役柄にピッタリだし演じきったのはすごい。
ミナリとは韓国語で「セリ」を意味する言葉であり、どんな土地でも丈夫に育つ植物だ。それと1家とを重ね合わせて描いているのはわかるがいい意味でも悪い意味でも「そのまま」なので中だるみを感じざるを得ない。
もう少しエモーショナルなシーンは欲しかったけどありのままを描きたかったのだろうと思う。
やはり野に置けミナリ(セリ)みたいな話ではなかったんですね
〝今〟だからこそ必要とされる普遍的な要素のある映画として評価されているのかもしれませんが、個人的には、時代に抜かれてしまった感が強く残る映画という印象です。
自分の感性に、〝アンマッチな映画〟を読み解くのが最近は、なんだかとてもしんどくなった、という面もあるかもしれません。
勿論、受け手側それぞれの感性の問題なので、十分メッセージを受け取った、という方もたくさんいらっしゃると思います。
以前なら、
どうした自分❗️何か大事なものを見落としてるんじゃないか?
と、もう少し時間をかけて考えていたと思うのですが、なんだか駄目でした。
唯一、分かりやすかったのは、高齢者が感じるであろう悲哀がそれほど遠くない将来の自分にも訪れる時がくるかもしれない、という不安。
ついさっきまで、生活に追われる夫婦の代わりに孫二人、特に持病を抱える弟の良き相棒として、人生の先輩としての余裕すら感じさせる(たぶん、計算ずくの)大人げない振る舞いで、頼られ必要とされていたのに、脳卒中をきっかけに一転して家族の〝お荷物〟になってしまったと自分で自分を追い込んでしまう状況にしてしまう。
これは、高齢者に限らず、生活習慣病のリスクを感じている方、或いは健康に自信のある方にとっても、ちょっとリアルな恐怖だと思います。
今、リアルタイムで起きている世の中の自然災害や原発事故の影響を受け続ける方々の存在、各種ハラスメントの被害者などさまざまな事象の当事者にとっては、数えきれないほどの理不尽があるので、
『理不尽な運命に翻弄されながらもたくましく生きる姿』
というキャッチコピーが、ほとんど響いてきませんでした。映画の内容からしても、自分たちの選択に自分たちで責任を取るのは当たり前で、寧ろ問題は、真面目で働き者の人間が、家族を巻き込むほどのリスクを負わないと、生活苦から抜け出せない世の中の仕組みなのだと思います。
(なんか誰でも思ってる当たり前のことを偉そうに言ってるみたいになってしまいました。申し訳ありません)
生き残るためにどんな苦境も耐え抜いて頑張ることを『逞しく生きる素晴らしい家族愛』として賞賛して終わり。
ということにはしたくないなと思ってます。
十字架
人は重い十字架を背負って、地道に歩くのみ。十字架の重みに耐えかねて歩みを止めたらそこで人生は終わりなんだ。
物静かに淡々と進む作品のため、ただの普通の家族映画だとか、退屈だとかいろいろレビューされることは想像に難くない。
確かにエンターテイメント性に欠ける面もあるけど人の一生なんてそんものだろう。私なんかは逆にここ迄我ん慢強く生きる韓国一家に好感を覚えた。アカデミー賞云々は兎も角、いい映画であることは間違いない。
半々…
良かったといえば良かった。フツーと言えばフツー。
A24とPLAN B だし、ぽいっちゃ、ぽい。
グリーンブック見た時みたいな感じ。
ムーンライトはアート感を感じたけど、今回はシンプル。
ヒヨコのオスのくだりとか、ミナリ(セリ)の意味とか、いろいろ考えさせられるトピックはありました。
キーパーソンはハイモニ〜。あと、韓国語わからなくても、観賞後はアイゴ〜って言ってみたくなる。
キネマ旬報高得点。「評論家受け」必至の、実は普通の映画。厳しさ、力強さを感じる映画。理屈では無い。
1980年代にアメリカのど田舎、アーカンソー州のトレーラーハウスにやってきた韓国移民一家
夫婦と子供二人、後から母方のバァちゃんがやってきて、最初は何も無いところから畑を耕し、収入はヒヨコの仕分け場のアルバイトに収入を頼る生活。
姉、弟の子供2人も弟が心臓の病気なこともあって、見込みの立たない農業に突き進む夫についてけない妻。
口の悪いばあちゃんも脳卒中かなんかで倒れて、すっかり弱気に。
まぁアメリカの自由さと裏腹の移民が生きてく厳しさを描いている。
ハプニングはあるが全体的に穏やか。話の筋は100%違うが、「北の国から」ほんの少し被った。ただ正確にいうなら「北の国から」をより一層現実的にして、感涙場面を一切排除したのがこの作品と言って良い。と言っても悪い映画じゃ無い。見どころもある。
しかし
感動する場面はほぼ無い。ただし、異国に生きる厳しさ、力強さを感じる映画。最後のスタッフロールで、制作総指揮にブラット・ピットが出てきてビックリ。手広くやってんだねぇ。いずれにせよ家族をリアルに描いて、なかなかの佳作ではある。それほど長くは感じない。ただなんか「キネマ旬報」で評論家の評価がやたらといい映画の典型ではある。後、多分来週公開の「ノマドランド」とトレーラーハウスと実際の動く車の違いこそあれなんか被る
地味なリアル
すごくリアルに韓国からの移民の家族を描いてるんだけど、全体的に地味。
あまりにリアルすぎて、伏線回収とかキャラ立ちとか映像美といった映画としての面白みか薄い。
でも役者さんが皆うまくて、特に子役もうまくてリアル感を後押ししている。
米国の保守的な片田舎でのキリスト教信仰の実際というのも、リアルにあんな感じなのかもしれない。
全体的に地味なんだけど、見た後にジワジワと良い作品見たなという充実感はある。
家族 × 夢 × 是枝さん?ポスト・パラサイトという新たな時代の地平線を描く感動のドラマ!
【garden】歳月の流れを丹念に丹念に積み上げていく。ある家族のポートレートに親近感を覚え、心痛む --- そして深い感動。スティーヴン・ユァン × ハン・イェリの熱演に心掴まれる。何においても考え方が違い、対立する、何かと喧嘩ばかりの主人公夫婦。自分のプライドや夢、自己実現に固執するジェイコブと、家族のために地道に堅実にタグ生きていきたいモニカ。撮影も音楽もすごくよかった。ユーモアのセンスも抜群。子供への演出・距離感や、樹木希林さんが演じるのを想像できるようなクセのあるファンキーなおばあちゃんなど、是枝監督を彷彿とさせるものがあった。それほどまでに皆魅力的で印象的なキャラクターたち。特に、アカデミー助演女優賞も期待できるおばあちゃんと、ウィル・パットン演じるポールがいい。素晴らしい。おばあちゃんに関しては、本編の途中である変化が訪れてからの演技もすごく、その振り幅に引き込まれてしまう。『フェアウェル』とはまた違う形で、おばあちゃんという存在に想いを馳せる作品。
《信仰》現実の壁に敗れ、今まで存在を信じてこなかった不思議なものに頼るという心境の変化。自分ではどうしようもないことを祈ること(ex. 天候、水源、病気)。人に頼っても、運に頼っても、神に祈ってもいい。ヒナのオスの廃棄というのも主人公ジェイコブにとって、どこか示唆的。農業での成功を夢見ているというキャラクター設定ではあるものも、誰のどんな夢にも落とし込めそうな普遍性は、まさしく映画としてのあるべき姿。ミナリ〜ミナリ〜ワンダフル♪視点人物的立ち位置の長男デビッドは、ペニスがブロークン、ディンドンがブロークン?露の水ことマウンテンデューはそりゃ美味しい。雑魚寝、冒頭の方の草原カット、そして水調査という差異を伴う反復からの、時の流れを感じるタイトルに帰着するラストシーン。そしてエンド始まった瞬間に鳥肌。しっかりと生活があった。何気ないどの瞬間も愛しくて、最後には骨の髄、魂の芯の琴線まで沁み入るような。何週間たっても、何ヶ月たっても、きっと思い出してしまうだろう。
ポスト・パラサイトと言えそうな新たな時代の到来を実感する地平線を描く。毎年賞レースに絡むA24 × PLAN B = 『ムーンライト』最強タッグ再び!! 本作で製作総指揮も務めるスティーヴン・ユァンは、"『ウォーキング・デッド』の人"から映画俳優、それも作家性強く本当に意味のある素晴らしく実のある作品に相次いで出演する実力派に華麗に変身を遂げた。今年度の賞レースを賑わせている2本柱、本作と『ノマドランド』共にアジア人監督が描くアメリカ。だから、仮定の話をしても仕方がないって分かっているのだけど、考えずにはいられない。『万引き家族』がもし今だったら?…と。違う結果になっていたのでは、と。それだけ『パラサイト』が映画史的にも重要なランドマークになり得る一大事件として風穴を開けるに相応しい突破口として凄かったということに尽きるのだろうが。この監督が撮る実写『君の名は』ならオリジナルより見てみたい。
アカデミー賞最有力ではないよ
韓国映画がパラサイトでアカデミー賞取ったからって、これもアカデミー賞最有力ではないよ。いくらなんでもハードル上げすぎ。
予想していたような映画ではなく、普通の家族の話。亡くなった自分の祖母を思い出した。花札と賭け事が大好きで、働き者だったなぁ。戦争中はいろいろ大変だったみたい。ホンワカした。。、
ありがとう、おばぁちゃん。
私は日本人なので、日本人だったら、、、と思ってしまう。
英語と韓国語が混在するところが、ひとつの重要な意味があるんだけど、字幕にしたら同じ日本語だ。
韓国人が見ると、母国語と英語が混じるので、見え方が違うんだろうな
もっと差別や事件が起きると期待してしまった。
なんたってアカデミー賞最有力候補だし。
と、思わず観てしまったのでキャッチコピーとしては優秀。
観賞後、親子や夫婦愛の事がジワジワと込み上げて来る感じ。
韓国移民の家族がアメリカの田舎に土地を買って農園を営んで行くストーリー。
父ジェイコブの強引な決断に家族がついていく展開。
物語にはイベント的な要素も無く、淡々と進む感じ。
だけど所々で笑えるシーンもあって作品に引き込まれてしまった印象。
音楽も美しいんだけど全く邪魔にならなくて映像に溶け込んでる感じがとても良い。
本作のタイトル「ミナリ」の意味を観賞中に把握。
野生で成長するミナリを家族の成長に比喩したタイトルと勝手に理解。
とても良いタイトルと自己満足(笑)
観賞中、何故か自分の母の事を思い出したんだけどラストのメッセージで納得。
自分と同じ世代の人は共感出来る作品かもしれません。
韓国の方が喋る英語がとても聞き取りやすい(笑)
そこだけは字幕を見ないでもOK( ´∀`)
アメリカだから絶大な評価をされたであろう作品
アメリカに移住してきた韓国人家族の日常や苦悩、奮闘を描いた監督の半自伝的作品なので、よく言えばリアル、悪く言えば淡々とストーリーが進んでいく映画。困難に直面する家族のストーリーや、その中でもなかり濃いキャラのおばあちゃんなど個人的にはいい作品だと思ったが、これは共感出来る人が多いアメリカだからめちゃくちゃ評価されているのであって、アメリカ人が「北の国から」を観て感動していい評価をするのか…?と言えばしないだろうし、日本ではそんなにウケないと思う
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