「全てのおばあちゃんに捧げる」ミナリ tigerdrverさんの映画レビュー(感想・評価)
全てのおばあちゃんに捧げる
移民生活でさまざまな苦労を乗り越え、子供の病気回復や農作物の新規契約という光明が見えたときに、家庭が崩壊しかかるという光と影。
幸せって何なのかと思う。
そこへ降りかかった最悪の不幸な出来事。でもそこから家族で助け合って生きていこうという光明が見えるという光と影。
人生、上手くいく上手くいかないって何なのかと思う。
逆に言うと、悪いときでも、悪いときこそ、諦めてはいけないということか。
そんななかで、最後のエンドロール「全てのおばあちゃんに捧げる」。
そっかこの映画はそういう映画だったのか。そういえば、おばあちゃん、いい味だしてた。
あの年でアメリカまで来て、孫の面倒をみて、病気になりながらも必死で生きている。
やっぱりおばあちゃんは孫が大好き。最後の表情が忘れられない。
ミナリはたくさん育っていた。さすが、おばあちゃん。
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