ブレイクポイント 絶対零度防衛戦のレビュー・感想・評価
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チープ
第二次世界大戦終盤。大軍のドイツ軍と小規模パルチザン部隊の攻防を描く物語。
珍しいスロベニア産の映画で、実話を基にした映画ですね。
覚悟はしていましたが、やはりチープです。1万2千人のドイツ軍・・・と謳っていますが、映画に出てくるドイツ軍は正味50人程度にしか見えません。勿論、パルチザン兵もそんな感じ。それが、雪山でただ撃ち合うのですから、迫力も緊迫感もありません。
また、戦闘の背景や戦闘の全体像を描くのが拙い印象です。
例えば、戦闘前の作戦会議。地図等で陣地や兵員等を明示する。その後の戦闘展開では「どの陣地が突破された・・・」とか、「小隊が壊滅した」とか、そう言った報告描写があれば戦闘の緊迫感もより高まったのではないでしょうか?そう言った描写はないので、ただただ打ち合いを観ているだけの時間となりました。
唯一、少年兵の下りだけがこの映画の評価ポイントになるように感じました。そんな映画です。
評価はかなり厳しめです。
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