テスラ エジソンが恐れた天才のレビュー・感想・評価
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何かの暗喩なのか
レンタル110
公開時に観たいと思っていたが時間が合わなかったと記憶
うーん ちょっとオラの好みとは合わないかなと
実験的というか前衛的というか
ときどきJPモルガンの娘がスクリーン越しに観客に語りかける
ローラースケート ソフトクリーム テスラがマイクスタンドで歌う
Tears For Fears の Everybody Wants To Rule The World
きっと何かの暗喩なのかと想像する
オラとしては史実を描きながら ある程度監督や脚本家の解釈が
フィクション混じりに織り込まれているようなものを期待していた
特典でイーサンホークのインタビューが付いていて
これを観たら当たり前の伝記映画なんて面白くないと
なるほどそういうことか これもセットで観てよかった
カイルマクマクラン懐かし
歴史の授業で見たい
総評としては映画としてはやや退屈という感じ。ただ、コンセプトは面白く、時々現代のアイテムが差し込まれているのが好きだった。
この退屈さなぜかと言うと、結局のところ開発バトルやラブロマンスのフォーカスすることはなく、時系列を網羅する的な映し方でどっちつかずな感じになってしまったからだろう。
女優もテスラもキャラにハマっていてよかったし、途中ナレーションを入れてくるのも表現としては良かったと思う。歴史の授業で見たい映画だなと思った。
映画としては2.8
コンセプトは3.5
賢くなればなるほど人は愚かになる。という言葉が好きだった。
斬新な語り部と寡黙な主人公
ほぼ史実にそった伝記ものなのだがテスラと交際のあったJPモルガンの娘アン役のイブ・ヒューソンが語り部となって時には現代のインターネット情報まで披露しながら物語は淡々と進んでゆくという斬新なモキュメント映画でした。
ただ内容的には前年公開の「エジソンズゲーム」を観たこともありなぞっているようにも思われた。特に電流戦争のいきさつでまたしても動物実験や電気椅子が出てくるのでうんざり、確かに欠かせぬエピソードではあるが技術的な才能と人格は別物、時として凡人より質が悪いと思わざるを得ません。
テスラはエジソンよりましかと思いましたが兵器利用までぶち上げて資金を募る様は情けない。テスラはカルト雑誌では粒子破壊兵器や人工地震研究まで登場するから見方によってはマッドサイエンティストとも捉えられかねない、だから妙なカルト人気があるという人もいる。
ノーベルやオッペンハイマーは殺戮の道具に自身の研究が使われたことに忸怩たる思いを抱いていましたがテスラはどうだったのでしょうかね。
移民ということもあったのでしょうが人付き合いが苦手、潔癖症は子供の頃のコレラのせいでしょうが真珠嫌いは謎?、生涯独身でホテルで孤独死に至った悲運の天才、私生活については、もう少し深堀りして欲しかった気もしますがエジソンほど記録や資料が残っていない人なのでつかみどころのない人物描写は致し方ないのかも知れませんね、斬新な語り部手法は苦肉の策かも。
映画としては妙に重々しく芝居がかったセリフ回しの演出で舞台劇を観ているような印象、時代のせいもあるのだろうが暗い室内が多く、断片的なエピーソードの羅列なので正直、退屈の部類でした。
伝記でしたね
DVDにて鑑賞。
イーサンホークのインタビューがあり、それを観ると少し鑑賞後の感じ方が変わる気がする、
テスラが時代を置いてけぼりにしたのが良くわかった、当時テスラが考えていた事は現在当たり前になっている、自分の考えをを信じ過ぎていたから奥手のままだったのか、人とは違う何かを隠していたのか。
ただ期待はずれ。
求道者…
更なる研究に努め、己の信念、計算のもと、突き進んでゆくテスラ。しかし、研究には莫大な金がかかり、思うような成果を上げられない。晩年は寂しかったのだろうか。映画としてははっきり言ってつまらない。退屈でイーサン・ホークの語り口も静かでさ安っぽいセット、CG、抑揚のない展開に眠くなった。
交流のACが交わり過ぎて、やりたい事が分かんなくなった感じな作品ですw
以前から興味があった作品ですが、なかなか観る機会が無かったけど、千葉の「キネマ旬報シアター」で上映されているのを知り、鑑賞しました。
で、感想はと言うと…う~ん…
ちょっと思っていたのと違うなぁ。
かの名高きエジソンのライバルとして、様々な発明で現代文化の礎を築いたニコラ・テスラの物語で、エジソンとテスラの商業争いは当時「電気戦争」なんて言われていたとの事。
テスラが発明した交流は「AC」。エジソンが発明した直流は「DC」。
ACとDCなんて聞くとロックファンはロックバンドの「AC/DC」を思い浮かべるかと思いますw
そんなニコラ・テスラの半生を描かれてますが、ぶっちゃけ何が言いたいのかが良く分からん。
伝記物だけど伝記物としてはなんか弱い。
もちろんドキュメントでもない。コメディでもないし、かと言ってファンタジーとも違う。
意欲作と言えば、そうなんだろうけど、観る側に伝わり難い事を詰め込んでるだけでは納得出来ないし、結構中弛みがします。
最初は良かったんですよね。
猫を撫でていると火花が散って、稲妻が起こる件なんかも地球を猫に例えているのなんて、ウイットに飛んだジョークじゃないですかw なのに一気に迷走感が漂い始めた。
勉強不足の為、ニコラ・テスラについては殆ど知識が無い。
もっとニコラ・テスラの半生を知っていたら、楽しめたのかも知れないし、もっと入り込めたのかも知れません。
でも、偉人の半生を知らなければ楽しめないと言うのはちょっとどうかと思う。
100年以上前とは思えないぐらいの発明の数々とその知識には口アングリで天才の考える事は凄いなぁと思うし、そのおかげで今の恩恵がある訳ですが、ちょっと難しいし、描きたい事も難しいw
もっと研究者としての苦悩を描きながらも、テスラの天才としての魅力や変人な面での面白さを出しても良いのにどうもその辺りが中途半端。
また、現代に伝わっているテスラの出来事や逸話の検証が所々で入るが、パソコンなんかが入って検証しているのなんて、余計に伝える内容が濁る感じ。
劇中でテスラと恋仲になるアン・モルガンが語り手になっているが、アン・モルガンはそういう立ち位置にすると本来の物語の中での立ち位置がブレるかと思います。
また、例えばラストでテスラが自身が取り組んでいる発明を話すシーンでのテニスコートの金網ネットなんかもこの時代にあったかも知れないけど、なんか時代考証としての詰めが甘い。
ラストのテスラの思いの丈をブチまけるオンステージなんかもせめてマイクぐらいは当時の物を使ってよ!と思います。
多分使われてるのはSHAREのSM58かと思われますが、なんでSM58を起用したんだろうw
…いや、名器SM58を起用する辺りは「よく分かってらっしゃる♪」と誉めるべきだろうか?
多くの有名アーティストも使っているSM58はボーカルマイクとしては大定番。
ちなみにあの「電気グルーヴ」もSM58を使っているとの事ですが、電気繋がりでテスラも使ったなら深過ぎますぜw
様々な場所での実験の場所も全ての場所にロケで行った訳でもなく、合成にした意味がよく理解出来ない。
現代に普通に使われている技術の殆どがエジソンとテスラの功績なら、もっと評価をされても良い人物と思いますし、それも踏まえて紹介しているのに、なんかテスラへのリスペクトが感じられないんですよね。
監督のやりたい事とイーサン・ホークのやりたい事をニコラ・テスラを隠れ蓑して映画化したんではないだろうか?w
ニコラ・テスラと言う天才に限らずですが、天才はだいたい自分の興味のある事以外は丸出だめ夫でw、そういった部分が魅力でもあり、足を引っ張っているとも言えますが、端から観ている分にはその丸出だめ夫な部分が面白い訳でw、そこをもっと強調するのか、発明に至る部分での葛藤や経緯を入れての考証に片寄った方が面白いと思うんですよね。
何よりも、ある程度のフィクション的な事を強くするのはエンタメ色を強くするのに必要で、そこを「事実と違う!」なんて目くじらを立てる事なんてしないと思うんですよね。
様々な発明品なんかのそこに至るまでの経緯とかをもっと丹念に語っても良いし、処刑用の電気椅子の件なんか結構良いネタかと思うんですよね。
昨年公開された「エジソンズ・ゲーム」がライバルのエジソン側の物語ですが、割りと設定がそれなりに面白かったのに、今作はテスラの物語でも中途半端。
エジソンズ・ゲームを過剰に意識する必要は無いけど、観る側で両方を観ていると好みがあるにしてもどうしても比べてしまいます。
作中でもエジソンとテスラの直流と交流の電気戦争なんて言われてましたが、観る限りでは直流の勝ちかなw
ちょっと期待してただけに結構残念。
あくまでも個人的な一意見ではありますが、参考までにして頂けると幸いです。
ルールザワールド
地味だ、ハッキリ言ってNHKのスペシャル番組の方が予算、有るんじゃない?舞台と言うか会話劇が延々続く、辛い。主役のキャラがハッキリとしないので観終わった後も釈然としない。見所は一つ、突然、イーサン・ホークが80'sの大ヒット曲を歌い出すシーンで爆笑。主役の心情をその歌詞で表現したつもりかよ😃古いなぁ演出がぁ🧟
苦悩顔の連続のちカラオケ
会話劇で、始終テスラ(イーサン・ホーク)が苦悩している顔のアップばかり。
まるで下北沢あたりの小劇団による舞台みたいな演出で、安っぽいことこの上なし。
テスラが突然カラオケで自分の人生を歌い出すとか。
1952年に亡くなったはずのモルガンの末娘・アンが現代に生きていて、web検索しながらテスラを回顧して語るとか。
実際のテスラの発明品や、万博での展示、ナイアガラの滝を利用した発電所などを再現せずに、書き割りや当時のモノクロ写真で終わらせるとか。
エジソンとの争いや、発明・事業の「何をやったのか」を画として説明しないため、わけがわからん人も多いかと。
特に、直流vs交流の「電流戦争」に関してはあらかじめ知識が必要で、歴史か科学の文献にあたったことがあるか、過去のエジソンがらみの作品(映画なら『エジソンズ・ゲーム』あたり)に触れたことがあるかすれば大丈夫ですが。
逆に、この辺りの知識があると、テスラ苦悩舞台として割り切って楽しめるのかもしれませんが。
自分としては、楽しめませんでした。
偉人は奇人
テスラという人物を詳しく知ってる人がどれほどいるのか分からないが、恥ずかしながら僕は知らなかった。その為テスラという人物を知るにはいい作品だと思う。
ただ中々マニアックな作品である。舞台となるこの時代の背景が分からないと中々ついていくことが難しい。
また奇人っぷりな描写が多々あるがユーモラスに描くというよりかは淡々と描かれていく。
その為この作品の事を十分に理解して同じペースでついていけないと途中で飽きは来るかなといった印象であった。
どこまで人物像が忠実に描かれているのかは知らないがテラスのように偉人は奇人であったという作品はよく目にすると思うが、そういった他の作品と比べても特別新鮮味やオリジナリティがある作品にも感じられなかった。
予告でも分かる通り人はかなり選ぶ作品であるのは間違いないだろう。
舞台っぽい?
見ていて思ったのは、「なんか舞台っぽい」ということ。
ただ問題なのは、私が劇場で上演されているお芝居を見に行ったことがなくて、なんちゃらビューイングみたいな映画館で舞台を上映するやつも、一度も面白いと思ったことがないということ。でも、この映画の何が面白いのか分からない感じが、舞台の分かんない感じに似てるんだよなー。
しかも映画経験値も低くて、映画読解力に乏しいという問題もありまして・・・要するにこの演出は、意味不明だったということです。やれやれ😥
あと自分の電流戦争に関する基礎知識が全然足りない。エジソンズ・ゲームが分からんかったから、テスラについてもっと知りたくてこの映画みにきたら、もっと訳の分からん映画だったという・・・。アメリカでは今更説明しなくてもいい基礎知識なのかね。今更、正面からやるものではなくて、捻るしかないネタなのかしら?
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