テスラ エジソンが恐れた天才のレビュー・感想・評価
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演出が邪魔をする。
テスラ氏の事は知りませんでした。また、エジソンゲームは未見です。他のレビュアーさんの感想を読むと観ておいたほうが良かったかな?と。
さて、あー、こんな事があったのか、こーいう人生を歩んだのか?ってことは、ボンヤリわかります。しかし、本作はどのような味付けでテスラ氏を描きたかったのか?最後までわかりませんでした。
創作部分がある伝記モノへの皮肉?笑わせたいの?
あのチープな背景は一体何のため?
あのTFFの名曲でなにかを語らせるって、、、ダサい(笑)
深夜のカラオケボックスかよ。
すごく、すごーく興味深い人物であることは知り得ました。しかし、本作はその人物を伝記モノとして消化も昇華もできていない印象です。
少しくらいは観ている者の心を動かしてくれよ。
これからご覧になる方はWikipediaでも良いのでテスラ氏の人生についての情報を頭に入れておいた方が良いですよ。
ガッカリしたなぁ。
奥手だったんですね
交流電流の安全性を説き世に広めたり、テスラコイル等の発明で有名なニコラ・テスラの伝記。
エジソン・マシンワークスに入社仕立ての頃からのテスラの様々なエピソードをJ.P.モルガンの娘でテスラの手助けをしたアン・モルガンをストーリーテーラーに語っていく展開。
ストーリーテーリングやアイスの件とか、軽くキャッチーな感じに脚色し、実際のエピソードを見せてい行くので、テスラについてお勉強になるし、知ってるつもり?!(古っ)とか偉人伝とかが好きならばなかなか楽しめるとは思うけど、そういう人は既知なことも多いだろうし…かく言う自分も特にテスラについて詳しい訳でも勉強した訳でも無いけれど、知っていたことは結構あったしね。
哀しく不遇で波瀾万丈な人生ではあるけれど、それだけと言えばそれだけで、特に高まる様なものはなかったかな。
求道的なテスラ、いいと思います。エジソンよりかは【何でパンフ無いのだ💢残念】意外とオススメ映画。
昨年の「エジソンズ・ゲーム」エジソンVSウェスティングハウスのテスラ側補強バージョンと言える。
実質的には、シカゴの万博及びナイヤガラの滝発電でのテスラ、ウェスティングハウス側の交流電流の勝利。エジソンの直流電流の敗北を軸に描かれるが
だがテスラはそれに満足せず、JPモルガンを頼り、世界規模の無線通信システムにまで突き進む。
ただひたすら求道的に研究開発に没頭、稲妻を利用した田舎の鉄塔研究もその一つ。ちょっと生まれるのが100年早かった感はある。ただ映像はひたすらエンタメ路線でわかりやすく面白い。
ひたすら強欲で世渡り上手でエゴイストのエジソンとはまた違った狂気を見せる。
イーサン・ホークが好演。実は舞台女優に密かに想いを寄せたりする面も。全く笑わないテスラ役も似合っている。
あと、最後の何故か、突然唐突に、人生をマイク片手に独唱っていう展開が演出的にスッとぼけててよかった。ボクトツ、不器用を体現するテスラ、いいじゃん。強欲で映画の特許等も独占したエジソンより好感持てる。不器用で真っ直ぐすぎて映像を見て応援したくなるねぇ。
明らかに合成の背景も、間違いとことわりを入れた上でのユーモアも違和感なく楽しめる。
意外と小難しい映画ではなく万人受けを狙った演出構成も好感持てる。
ただ、子供の時の兄の事故死、母との関係、アメリカのエジソンのもとへ至る道の心象、風景がわかったら尚良かった。
実際には、パソコン、スマホ、テレビにはエジソンの直流が、掃除機、洗濯機、照明、発電機にはテスラの交流がそれぞれ生かされているそうだ。
何を観せたかったんだろう?
(正直に書くと前半寝落ちしてしまったので、レビューできる立場ではないのですが…)
本作は、テレビ映画のパイロット版を観させられている、もしくは教養番組で作ったドラマシーンを無理やり映画にしたような…「この作品は何を観せたいんだろう?」という思いが、終始頭の中でクルクル回っていました。
イーサン・ホークがずーっと苦渋(というか困惑)の表情をしていて、同じく実在の人物を描いた作品「ブルーに生まれついて」と比べて、全然深みが無かったので、役者も何をしたらよいのか分からなかったのではと。
まるで監督自身がテスラに心情移入しすぎて、演者もスタッフも置いてきぼりにされた感覚。
カイル・マクラクランが出ているからなのか、「ツイン・ピークス」の亜流みたいな映像が流れていて、いっそのことテスラの終盤の妄執?にフィーチャーした方がストーリーとして面白かったかも。
どこにも足場を置いていないので、どう評価してよいのかも分からない迷作です。
この監督の前に観た作品「アナーキー」もこんな感じだったので、ある種の文脈とか鑑賞法があるのでしょうか。
偉人は奇人
テスラという人物を詳しく知ってる人がどれほどいるのか分からないが、恥ずかしながら僕は知らなかった。その為テスラという人物を知るにはいい作品だと思う。
ただ中々マニアックな作品である。舞台となるこの時代の背景が分からないと中々ついていくことが難しい。
また奇人っぷりな描写が多々あるがユーモラスに描くというよりかは淡々と描かれていく。
その為この作品の事を十分に理解して同じペースでついていけないと途中で飽きは来るかなといった印象であった。
どこまで人物像が忠実に描かれているのかは知らないがテラスのように偉人は奇人であったという作品はよく目にすると思うが、そういった他の作品と比べても特別新鮮味やオリジナリティがある作品にも感じられなかった。
予告でも分かる通り人はかなり選ぶ作品であるのは間違いないだろう。
舞台っぽい?
見ていて思ったのは、「なんか舞台っぽい」ということ。
ただ問題なのは、私が劇場で上演されているお芝居を見に行ったことがなくて、なんちゃらビューイングみたいな映画館で舞台を上映するやつも、一度も面白いと思ったことがないということ。でも、この映画の何が面白いのか分からない感じが、舞台の分かんない感じに似てるんだよなー。
しかも映画経験値も低くて、映画読解力に乏しいという問題もありまして・・・要するにこの演出は、意味不明だったということです。やれやれ😥
あと自分の電流戦争に関する基礎知識が全然足りない。エジソンズ・ゲームが分からんかったから、テスラについてもっと知りたくてこの映画みにきたら、もっと訳の分からん映画だったという・・・。アメリカでは今更説明しなくてもいい基礎知識なのかね。今更、正面からやるものではなくて、捻るしかないネタなのかしら?
電気映画でもなく、伝記映画でもなく。
「エジソンズ・ゲーム」を見ていなければ、何もわからなかったと思います。
この映画は変わってます。演劇的なセットと照明、狂言回し役の存在。そして小道具。なんでソフトクリーム?スマホ?マイクで歌う?その唐突な感じが、私はだんだんと楽しめるようになりました。舞台でやったら、もっと面白いだろうと思いました。
テスラ役の俳優、知らない人でした(事前のチェックはしましたが、映画で見てませんでした。今、調べたら見てました!「トレーニングディ」!)。いつも眉間に皺を寄せていて、この映画ではいつも同じ表情だったのが面白くもあり残念でもありました。でも素敵です、イーサン・ホーク。
それにしても、テスラよ、テスラ。あなたのことをもっと知りたい。
時代を先取りし過ぎた不遇の天才!!
いつの時代も常に圧倒的な力を持つ者が世界を制する。
台詞の一語一句に人類にとって重要なメッセージが込められていました‼︎
テスラが思い描いていたのは、奴隷のように支配されたピラミッド社会△から宇宙と調和して誰もが笑顔でいられる○の社会ではないでしょうか…。
凡人にはわかり得ない超天才の苦悩は、どこまでも続き、計り知れず・・...
凡人にはわかり得ない超天才の苦悩は、どこまでも続き、計り知れず・・・。
エジソンのようにビジネスマンに慣れればどんなに楽だったろうか。
テスラが苦悩したから今の便利な世界があると知れたことは大きい。
かなり突飛な演出だけど、イーサン・ホークが演じるとどこかチャーミング。
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