「求道的なテスラ、いいと思います。エジソンよりかは【何でパンフ無いのだ💢残念】意外とオススメ映画。」テスラ エジソンが恐れた天才 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)
求道的なテスラ、いいと思います。エジソンよりかは【何でパンフ無いのだ💢残念】意外とオススメ映画。
昨年の「エジソンズ・ゲーム」エジソンVSウェスティングハウスのテスラ側補強バージョンと言える。
実質的には、シカゴの万博及びナイヤガラの滝発電でのテスラ、ウェスティングハウス側の交流電流の勝利。エジソンの直流電流の敗北を軸に描かれるが
だがテスラはそれに満足せず、JPモルガンを頼り、世界規模の無線通信システムにまで突き進む。
ただひたすら求道的に研究開発に没頭、稲妻を利用した田舎の鉄塔研究もその一つ。ちょっと生まれるのが100年早かった感はある。ただ映像はひたすらエンタメ路線でわかりやすく面白い。
ひたすら強欲で世渡り上手でエゴイストのエジソンとはまた違った狂気を見せる。
イーサン・ホークが好演。実は舞台女優に密かに想いを寄せたりする面も。全く笑わないテスラ役も似合っている。
あと、最後の何故か、突然唐突に、人生をマイク片手に独唱っていう展開が演出的にスッとぼけててよかった。ボクトツ、不器用を体現するテスラ、いいじゃん。強欲で映画の特許等も独占したエジソンより好感持てる。不器用で真っ直ぐすぎて映像を見て応援したくなるねぇ。
明らかに合成の背景も、間違いとことわりを入れた上でのユーモアも違和感なく楽しめる。
意外と小難しい映画ではなく万人受けを狙った演出構成も好感持てる。
ただ、子供の時の兄の事故死、母との関係、アメリカのエジソンのもとへ至る道の心象、風景がわかったら尚良かった。
実際には、パソコン、スマホ、テレビにはエジソンの直流が、掃除機、洗濯機、照明、発電機にはテスラの交流がそれぞれ生かされているそうだ。
おはようございます。
先日は「恋する惑星」などに共感ありがとうございました。
この映画、満塁本塁打さんのレビューを読ませて頂いたら、
面白そうですね。
「エジソンズ・ゲーム」がイマイチ面白く無かったので、
敬遠してしまいました。
ステラって人もエジソンに負けず劣らずの発明欲の持ち主なんですね。
発明家のイメージがすっかり変わりました。
今度観たいと思います。
いつもありがとうございます。