ボブという名の猫2 幸せのギフトのレビュー・感想・評価
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ワイルド可愛い演技派ボブ
終始ボブの完璧な嘘のない演技とさらけ出された野生に癒され、愛と善意と慈悲がどんどん激しくなりあたたかなクリスマスの雪が降る。
人の悪意がささやかなスパイスとなりストーリーは抜群の味わいで悪の存在意義を知る。
飼主目線
38本目。
前作観たし、もちぽこうまのネコ動画を毎日観てる自分には、必須映画と。
近所のネコに似てるなぁ、相手にされてないけど、あぁやっぱかわいいよぉ、とネコに目がいってしまい飼主目線、これじゃいかんと。
いつも見てる動画とは視線が違い、ネコの幸せって?とか、自分に欠落している部分に気付かされる。
とネコ飼ってない自分がこうなんだから、いざ飼い始めたらと想像すると・・・。
Merry Krishna!!!!
一作目は思ったほど刺さらなかったけど、まぁ続編公開するってゆーしとりあえず行ってみるか〜と劇場へ🏃🏽♀️🏃🏽♀️🏃🏽♀️
結論、前作より好き✌️
監督と脚本家(と主要キャストも)変わってるんか……だからなのかな?
コンビニのおっちゃんMoodyの例え話(トンチ話?)が良き良き😊バターの話に三者巡礼の話。そしてヒンズー教徒の新しいあいさつ、Merry Krishna!!!!が超〜気に入った❤ ❤ ❤今度うちのパパに使ってみよ(*´艸`*)
前日に鑑賞した『ゴヤの名画と優しい泥棒』同様に“人って悪くない”と思われてくれる作品🎥
猫の人情噺も悪くない
監督が代わったせいか、前作に比べて全体的に穏やかだ。社会問題の作品から人情噺に変わった感じで、これはこれで悪くない。それでも、前作で描かれたロンドンの格差問題や麻薬禍のシーンはしっかりある。
まず序盤でホームレスのストリートミュージシャンが警官に押さえつけられている場面。街角で演奏したくらいで地面に押さえつけられるのは、ホームレスだからだろう。警官は役人だからヒエラルキーに無条件に従うように出来ている。弱い者に強く、強い者に弱い。ホームレスみたいな最弱の相手には暴力も辞さないのだ。ロンドンでもニューヨークでも東京でも同じである。
麻薬禍のシーンは一瞬だけだが、麻薬の常習者や売人にとって、麻薬から足を洗った人間は「向こう側」に行ったみたいで、不愉快で目障りなのだろう。主人公のジェームズは中毒ではなくなったのだから、本作品ではこのシーンだけで十分なのだ。
主演のルーク・トレッダウェイは前作と同じく好演。味のある歌声も健在だ。社会に揉まれていないジェームズが時折見せる子供っぽさも上手く演じている。この人はハリウッドのB級映画には向かないが、これからも文学作品や人情物に出演し続けるのだろう。いい俳優さんである。
動物愛護について、日本とかなり異なるところがあった。ジェームズが猫を飼える資格があるかどうか、ボブが猫としての満足な生き方ができているのかどうかなどを、当局が調べるというのだ。確かに日本でも、ペットを飼って、飼いきれなくなったら捨てるという身勝手な飼い主の問題がある。
だからといってちゃんと面倒を看ている飼い主を当局が判定して合格不合格を決めるのはやりすぎだろう。そんなところに貴重な税金を投入するのが理解できない。もしもジェームズにボブを飼う資格がないと判定されたら、ボブが当局によってどんな目に遭わせられるのか心配だ。イギリスの保健所は野良犬や野良猫の殺処分はしないのだろうか。獣医は当局は動物をいい環境に置くはずだと言っていたが、それもまた税金がかなりかかる話である。当方には信じられない。
飼い主の資格を判定するよりも、愛護動物を流通段階で取り締まる方が楽だし合理的だし税金もあまりかからない気がする。日本はそうやっているのだが、動物が高く売れるものだから、悪徳商人が違法に動物を売買するのだ。麻薬と同じである。
動物を飼う覚悟がある人が飼う資格がある人だと思う。どんなにお金持ちでも、覚悟のない人は飼う資格がない。ジェームズはボブを飼うというよりも、ボブを相棒にしている。それだけで飼う資格は十分だ。要するにそういう映画である。
猫が好きな方も動物が好きな方も。今週はナイル川か本作品が本命枠かな?
今年53本目(合計326本目/今月(2022年2月度)25本目)。
…ということでこちら。
私は猫派ですが、猫が好きなことはアンチ犬派であることを意味「しない」ことに注意です(二極対立に立つものではない)。
史実というより、実在したことがベースに描かれているので(なお、ビッグイシューの販売はイギリス発祥)。日本で「ビッグイシュー」の名前・存在(意義)が多くしられるようになったのは本作品の過去作品によります。
一方で実話ベースである以上、あることないこと書けないのも事実で、その観点でみると、行政書士合格者の目線では???な部分がいくつかありますし、日本における「ビッグイシュー」の扱いに対する配慮も足りないので、その観点では評価は落ちます。とはいえ、(学問上の)行政法がどうこうという話よりも、猫を見て癒される、クリスマスを祝う(もともとはクリスマスごろに公開される予定だったものが、コロナ関係でコロコロ入れ替わった模様。ここは残念だが、これは減点対象にならない)、ホームレスの方の行政介入の在り方などが論点にあると解釈するのが妥当かなと思えます。
また、明らかに「誰の目線で見ても」日本基準で見ると「???」な部分もあり、そこはちょっと配慮が足りないかなぁ…(日本で同じことを真似すると問題になる)というところはあります。
とはいえ、そこは法律的な話で、そんな論点をつつくのもマニアックですし、ネコ(可愛いですよ~)を見て癒される映画だと解する限りにおいて、そこまでの減点幅ではなかろうと思います。
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(減点0.2) 序盤1分。ロンドンのどこかでいわゆる「路上演奏」をしていると警察がやってきて羽交い絞めにするシーン。これはかなりひくかな…と思います。
警察の行使する権力は他の行政機関と比べて特殊であるが故に、「状況と、取る方法は比例していなければならない」ため(例えば、このように刑罰法規ではなく、軽微な行政法規に触れる程度のもので、羽交い絞めにすると市民は怖くで外に出られない一方で、殺人事件などではちゃんとした対応をしなきゃいけない、という「状況⇔対応の比例の論点」)、まぁこのご時世、イギリスに旅行するという方も少ないとは思いますが、映画上の描写であって、そこまではしないだろうと解するのが妥当で、法(条例等含む)の不知は許されない、とは言われますが、市条例などの細かいことを全ての旅行外国人はおろか、市民にすら求めるのは、常識論としても無理が過ぎ、この部分は描写が明らかに不穏当に思えます。
※ それは、例えば大阪市民が大阪市条例の大半を把握しているのではない、というのと同じ話です。
(減点0.2) 実話ベースなのであることないこと書けないのですが、本作品の一つのキーワードは「ビッグイシュー」です。しかし、イギリスでは映画のように描けても、日本ではそうとは限りません。
ただ、日本国内でこのことが問題にならない、つまり、「ビッグイシュー」の販売や、いわゆる作業所等のパンの販売、常識的な多少の若者の音楽演奏などについて行政がどうこう言わないのは、常識論が働いているのであり、また、「ビッグイシュー」に関しては「移動販売」という扱いにして道路法の扱いから免れているという解釈にして「使用料を取らない」としているのが実情です(だから、逆に言えば、明らかに即座に移動できないような方法はアウトになるが、趣旨的にそこまで言われることはまれ)。
ただ、それはもっぱら福祉行政の論点で「そこまで言うと作業所のパン販売等含めて成立しなくなる」ため、「常識的範囲」に限ってどうこう言わないというだけであり、極論、(このご時世でテレワークですが、テレワーク終了後に)全員が全員、道路で何かハンドメイドでも売り始めれば大混乱するのは確実であり、それが日本国内で行われないのは、副業禁止の論点以上に、「福祉的目的で使われている実情がある中、一般的に必要がなければ行うこと自体がそれらの福祉目的を没却する(←売主が増えれば、競争倍率が上がるから)からやらない」という事情に過ぎません。
このことは日本の問題で、「道路の使用については、状況によっては許可がいります」というようには、断り書きとしては書くべきなのでは…とは思えます(なお、いわゆる「お弁当販売」の類の場合は、明確に使用許可が必要で、かつ、保健所も絡む案件です)。
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【“一緒なら、強くなれる・・。”ボブをこよなく愛する善の心を持つ青年を助けるべく、集まる多くの善意に心温まる作品。クリスマスの日の出来事を効果的に描き出している点も佳き作品である。】
ー 「ボブという名の猫」を鑑賞したのは、手元のパンフレットの奥付を見ると、2017年の秋であったようだ。
前作では、ジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)は、ドラッグに溺れ、家族からも見放されたミュージシャンであった。それを救ったのがボブである。
今作では、動物保護という正義が彼らを追いつめていく。-
◆感想
・今作の作りが上手いなと思ったのは、冒頭、今や作家のジェームズが、且つての自分の様なストリートミュージシャンに自分の過去を語る所から始まり、内容はほぼ初作品と同時期に設定した事だと思う。
・ジェームズは肩の上にボブを乗せて、路上でギターを鳴らし、「ビッグイシュー」を売る貧しき日々を送っている。
・そんなボブに動物保護局の職員が、”猫を飼うのに適正な人物か、猫はキチンと生活できているのか・・”と調査に来る。
そして、ボブは少しづつ追い込まれていくのだが・・。
- 動物保護局を今作では、一人の愚かしき男を除いて、キチンと職務を果たす機関として描いている。だが、それがジェームズの貧困状態を上手く炙り出している。-
・「ビッグイシュー」を売るライバルの男との誤解も解け、二人でパブでペールエールを酌み交わし、彼が自らの今は会えない大切な家族を語るシーンなども良い。
- そして、ラスト近く、彼は話していた大切な娘と、孫をジェームズに紹介するシーンも良かったなあ・・。-
・更に、今作はクリスマスの日に焦点を当てている所も上手いし、貧しき頃と、ラストの現在の楽し気なボブとジェームズの対比により、観る側は”良かったなあ‥。”と思うのである。
- 現代のクリスマスシーンには冒頭で登場した若きストリートミュージシャンも「ビッグイシュー」販売員として彼らの仲間になっている。-
<今作が、観る側の心を温かくするのは、貧しくも善性の心を持つ青年ジェームズをクリスマスの日に助けようと手を差し伸べる多くの善性溢れる人々の姿である。
近所の店の有色人種の男性であったり(ボブを支援するサイトを開設)、ボブとジェームズを愛する夫を亡くした年配の女性であったり、ボブに路上で助けられた高名な料理家の女性であったり、動物保護局の女性であったり、路上生活者をサポートする女性であったり・・。
皆、善性に溢れている。
そして、ボブはそんな彼らを猫目線で見上げ、時にハイタッチなどもするが、基本的には只、据わって眺めているのである。
今作は、作為のないボブの姿が、前作に引き続き、良い風合を醸し出している作品である。>
やっぱりいい、最高‼️
今回も良い話しです。泣かないけど感動しました。
猫は苦手ですが、ボブ(猫)は最高‼️可愛い‼️
本当いい物語の映画です。
猫好き、カップル、皆んなにお薦めしたいです。
欲を言えば、シチュエーション的にクリスマス前に観たかったなぁー
ボブ追悼
肩に乗っているシーンは本物のボブのはず。
たしか、2020年にボブは亡くなったので、その追悼の意味も込めて観に行きました。
時々猫ちゃんの顔が変わっているように見えるのが気になって気になって。
角度や撮り方で顔つきが違って見えるのはよくあるので勘違いかもしれませんが、ひょっとして没後に別の猫を使って追加カットを入れたのかもしれないとかいろいろ推測しちゃいました。
時系列としては前作の後からスタートするものの、前作の途中で収めきれなかった過去の出来事を思い出して語るスタイルゆえ(その出来事自体もご都合主義すぎてフィクションっぽさがあり)、映画単体としては弱いものの。
前作では飼い主のドラッグ依存症の件でドン引きしたんですが、本作はそこから抜け出て努力しているところを描いているので、好感度は増していました。
ただ、前作同様に、本作でも猫にストロボ当てるシーンが多くあり、「やめろ!猫ちゃんが失明するやろ!」と叫びたくなって困りました。
人情、猫、人情、ネコ、猫、人情・・・+貧乏 ダイバーシティ、ネット社会
有料パンフがコレまた薄くてコンパクトである意味すぐに「征服できて」良い。
普通の過不足ない無難な映画。
そこのフジテレビの笠井アナウンサーのコメントとかで猫の🐱主役俳優ボブが最近亡くなったと知りました。
クールだけども、愛嬌もある猫だっただけに残念。😭
公開2日目、レイトショーで同好の士4名の他人と疎状態のガラガラで鑑賞。
昼間は混むのにレイトショーはよほど巡り合わせ良くないと客いないねぇ、
コロナ+ネット配信の普及の相乗効果
実際のロンドンだかイギリスで、コレ程貧乏で、金ないと冬越せないだろ・・寒すぎるだろ
とは思いましたがそれはまあイイです。
誰でも父がいて母がいて、父であり、母である。そうして生まれた瞬間から皆例外なく
死に向かっている。だから「絆」と「情」は大事・・・
ただアパート借りてると「ホームレス」では無いよね。
ノキアの携帯電話が懐かしい。なんかイギリス住みにくそう。
慈善団体の女性、近所の昔風の何でも屋の男性、
動物福祉局だかの小役人、ホームレス???仲間、たまたま出会った人々
肌の色も出自もそれぞれ、皆今まで生きてきた「過去」がある。
ただ、この物語はネット社会の賜物であることに相違ない。
猫→猫→人情→猫→人情
誰でも共感できる人情ドラマ
ただ「猫好き」の人以外は食いつき悪いかも・・・
私、「犬派🐕」だから、イマイチ、クールすぎるイケメン猫🐈のボブ
物足りなかった。
予定調和の安定映画で良い。
ただ「突き抜け、パンチ感がイマイチ」
コレ第二作だから前作の方が面白かったのかも・・
そんなにすぐ腐らんだろ~
その昔、ジェームスとボブの暮らしに訪れたピンチと掬いのお話。
前作でベストセラー作家となったジェームスが場違いな出版社のクリパに出席した帰り道、街中でギターを弾いたことで捕まりそうなお兄ちゃんを助けて、自分の過去を語る体でみせていく。
ボブを連れ街頭で雑誌を売り、ギターを弾き語り収入を得ていたジェームスのもとに社会福祉局の人間がやって来て、ジェームスにボブを飼う資格があるのかを問われていく。
今作は完全フィクションなんでしょうかね?
街の人気者のボブと、ドラッグから足を洗いつつも日銭を稼ぐのに精一杯なジェームスの暮らし、そして彼等を取り巻く人々と…お伽噺にしても出来過ぎな正しく生きていれば報われる、なご都合展開だけど、ボブは可愛いし、ジェームスは真剣だし、温かくて幸せで思わず涙が…ネコ好きなので公平な☆評価が出来ていないかもw =^..^=
cinema cafeさんの試写会にて拝見 2の話を聞いてから、楽...
cinema cafeさんの試写会にて拝見
2の話を聞いてから、楽しみにしていた。
1作目の終わりから、どんな話にするのだろうと思っていたけれど、1作目では描ききれなかったボブとジェームスが出会ってから転機を迎えて行くまでの日々をもう少し見れる内容。
ボブと出会って、ジェームスは運が良かった。
確かにそうだ。
でも、ボブに出会わなければ、ジェームスの人生はこうも変わらなかっただろうか。
答えはYes。
それでは、ジェームスがついていただけだろうか。
答えはNoだと思う。
ボブに出会えたのは、ジェームスの運。
でも、その運を呼び込んだのはジェームス自身。
聖人ではないから、悪いこともしただろう、映画よりもっとひどい日もたくさんあっただろう。
けれど、ボブと出会えたこと、それをきっかけに変われたこと、そうして新しい人生を手に入れられたのは、ジェームス自身の努力と彼の心根によるものだと思う。
本作を観て、改めてそれを感じた。
そして、その彼の誠実さが呼び込む、心があたたかくなるような瞬間もたくさん観ることができた。
うまく行かない日はともに落ち込み、人のあたたかさに触れた日はともに安らぎを得た。作品を通じて、ジェームスとボブは、観る者にまで幸せのお裾分けをしてくれるかのよう。
なんちゃって元ロンドナーとしては、やはり、ロンドン!!
前作に引き続き、映画を通して、あの街を見ることで、ほんわかした気分になる。
本作も十分に楽しませてくれました、ありがとう、ボブとジェームス。
善因善果は捨てたもんじゃない
観終わっての率直な感想は、なぜ年末に公開しなかったのかという点。1月公開の『ライダーズ・オブ・ジャスティス』といい、物語設定がクリスマスなら日本公開もそれに合わせて欲しかったなと思った…ら、こちらは元々去年公開予定がコロナで延期された影響らしいと後で知り、それも止む無しかと納得。前作は“ながら見”でしか観ていなかったが、続投のキャラクターはジェームズとボブの主人公コンビだけみたいなので、特に話についていけないという事はなかった。
そのお話だが、良い行いをすればいつかそれが良い報いとなるという「善因善果」、あるいはベンジャミン・フランクリンの言葉「良い言葉より、良い行いの方が勝る」をドラマ化したような、学校の道徳の授業カリキュラムで観ても良いような内容。薬物中毒という辛い過去を脱したジェームズが、“もう1つ”の辛い過去をいかにして脱して、どう前に進んできたのかが明かされる。展開がご都合主義すぎると一言で片づけてしまいがちだけど、やっぱりクリスマスは温かい気持ちにさせてくれる映画がふさわしい。返す返すもクリスマスシーズン公開じゃなかったのが惜しまれる。
前作同様、猫のボブ役が癒しの存在で、猫好きの自分としてはたまらない。本作撮影後に亡くなってしまったとの事で合掌。
良いクリスマスムービー
出演がボブ本人(本猫?)という、驚きのお利口さん猫(2020年に亡くなってしまったそうですが。。)でも、「可愛い猫」や「人情噺」だけでは終わらない良いストーリー。格差やホームレスへの偏見など社会問題も盛り込まれていて考えさせられました。家族で観られるクリスマスとして定着しそうです!
全54件中、41~54件目を表示