白頭山(ペクトゥサン)大噴火のレビュー・感想・評価
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ディザスタームービーかと思いきや軍事問題もあり
ネタバレあり
おもしろかった。
かなりの大迫力だったが、2012感が否めなかった。
白頭山、朝鮮半島の位置関係、
また、朝鮮半島と中国の国際関係(とくに軍事)を知ってたほうがわかりやすかったと思う。
北朝鮮、アメリカ、韓国が一同に現れたとき
もう映画どころじゃなかったと伝えたらそんな深く考えていたのねと笑われた(>_<)ぴえん🥺
山は韓国と北朝鮮の間にあると思ったし、
映画後調べたら中国と北朝鮮の間だし、
中国と北朝鮮どうにかしてくれよ(>_<)
どちらも隣接してる山やろ(>_<)
自然災害を前にしても協力できないのかなあ(>_<)
地割れは怖かったし迫力あって楽しかったです。
21.10.10 シネマトーラス
終わり…
良ければ、全て良しというか、最後に一気盛り返した。ディザスターもの有りがちな誰か一人が犠牲になるのはイ・ビョンホンだった。冒頭からハ・ジョンウの鈍臭さが全開でコメディタッチがちょいちょいあるので緊迫感がなく、だらけてしまった。もう少しシリアスなシーンがあったら、大噴火の深刻さが伝わったと思う。マ・ドンソクの腕っぷしに頼らない役回りには新鮮だったが多少見たかった。
科学的監修は如何に・・・
白頭山は北朝鮮と中国の国境付近に位置する標高2,744mの活火山、10世紀の大噴火では朝鮮半島が1m越の火山灰に覆われたという。日本でも富士山噴火が恐れられているが 白頭山の噴火エネルギーは10倍くらい大きいらしい。最近、地震発生など噴火が懸念されているが英国の学者によると北朝鮮の地下核実験による誘発が心配されているという、まったく馬鹿げた国としか言いようがないですね。
本作ではマグマ溜まりの圧力を逃がすのに核爆弾で地下に風穴を空けると言う突拍子もない作戦だがそんなことをしたら噴火口より大きな穴が開き膨大な溶岩が溢れだすでしょう、科学監修はされたのか疑わしい。しかも核は北から盗むと言う、米国は無謀だから止めろと言うなら分からないではないが核の接収だけが目的のようで映画ではむしろ敵役、北朝鮮の元工作員と韓国の爆発物処理班の軍人の父性が繋ぐ友情の物語に仕立てています。
確かに個人レベルでは同じ朝鮮人同士というシンパシーは尊重すべきですが現実的には難しいので、せめて映画の中では美談にしつらえたいという製作陣の切なる願いなのでしょう。
人間ドラマは好きずきでしょうが、崩れるビルと人物の合成などCGを含めたディザスター・シーンはハリウッド並みの凄い迫力でした。
ディザスター×ミリタリーの最適解!
Amazon Prime Videoでレンタルして鑑賞(吹替)。
とても良質なパニック・エンターテインメントでした。
ディザスターとミリタリー・アクションのバランスが抜群だったし、VFXもハリウッド・レベル。惚れ惚れしました。
マ・ドンソクのアクションが見られなかったのは残念…
てっきり作戦に自ら加わって拳を振るうと思っていたのに…
エンタメ大噴火
このタイミングでの鑑賞はタイムリーと言うより、少々複雑な気持ち。
最初聞いた時は、何処?…と正直思ったトンガ大噴火。
近隣諸国は勿論、遠く離れた日本にも被害。
最も深刻なのは言うもでもない、トンガ自国。
今日の最新ニュースによると、火山灰などで国民への被害は84%。もしこれ、日本だったらと思うと…。第6波急速拡大中のコロナの感染者数だってゾッとするというのに…。
衛星が捉えた噴火の瞬間、空高くまで立ち上った噴煙、押し寄せる津波…。
“1000年に一度”とまで言われる本物の火山噴火の映像は衝撃…。
偽善と思われるかもしれないけど、私に出来る事と言ったら、募金箱を見掛けたら少しでも募金する事くらいしか出来ない。
トンガの国自体と国民の長い復興はこれから…。
暗い現実の話はここまでにして、気分を変えて映画の世界へ。
そのトンガから遠く離れた国の火山で大噴火が起きた。
北朝鮮と中国の国境地帯に位置。
朝鮮半島で最も高い山。
過去数回噴火している活火山。
白頭山(ペクトゥサン)。
日本人にとっては聞いた事ない山。でも以上の事から、日本だったら、富士山にあたるだろう。
その白頭山が突如、観測史上最大の噴火が発生。
決して絵空事ではない。富士山だって、いつ大規模噴火を起こすか分からない。
そんな未曾有の大災害に文字通り立ち向かう人々。
しかもその方法が、『アルマゲドン』×『ミッション:インポッシブル』…!?
韓国政府は“変人”と言われる白頭山を研究する地質学者、ボンネに協力を要請。
ボンネは唯一の手段として、白頭山の地下坑道で人工的な爆発を起こし、マグマ溜まりの圧力を下げて更なる噴火を食い止める作戦を提案。
それにはそんじょそこらの爆弾では到底無理。もっと強力な爆弾…。
核ミサイル…!!
しかし韓国は核ミサイルを持たない。ならば、盗むしかない。某国から。
アメリカと北朝鮮の非核化合意により、北の核ミサイルはアメリカに回収される事に。
その核ミサイルの在りかを知る人物として浮上したのが、北朝鮮の工作員、ジュンピョン。現在、スパイ容疑で強制収容所に。
北朝鮮に潜入し、収容所のジュンピョンから核ミサイルの在りかを聞き出す。
聞き出したら、アメリカに回収される前に核ミサイルを奪取する。
勿論大前提は、更なる大噴火が起きる前に。
もうこれ、007やイーサン・ハント並みの難ミッション…!
輸送や爆破など作戦ほとんどを担う実行班と、爆弾を取り扱う技術班。
技術班の隊長に、妊娠中の妻を持ち、除隊寸前であった爆発物処理班のインチャン。
特別チームを編成し、秘密裏に北朝鮮へ、難ミッション開始!
…ところが、この手の作品には必ずのいきなりのトラブル発生!
火山灰により、実行班の輸送機のエンジンが異常を起こし、墜落。
技術班の方は何とかパラシュートで窮地を脱したが…、作戦に中止は無かった。
インチャンが指揮官となり、技術班が全ての作戦を行う。
が、技術班はほとんど実戦経験ナシ…。
この難ミッション、この未曾有の危機、コンプリートなるか…!?
よくよく考えれば、トンデモ設定、ツッコミ所満載。
小惑星を核ミサイルで破壊するならまだしも、核ミサイルで噴火の圧力を下げるって…。
それを爆発させる。つまりは、中国との国境付近で核ミサイルを爆発させる。国家レベルの大問題…!
北朝鮮に潜入して、収容所の工作員から核ミサイルの在りかを聞き出す。これも国家レベルの大問題…!
アメリカが回収する北朝鮮の核ミサイルを、アメリカが回収する前に奪取する。これも国家レベルの大々問題…!
もう幾つ、国境レベルの大犯罪をしているのやら…。
細かな点を指摘すれば、もっともっと。例えば、先のシーンになるが、開かない核ミサイルの信管を開けようと力ずくでブッ叩いたり、核ミサイルを乗せた車でド派手なカーチェイス…。ハリウッドもそうだけど、核は単なるハラハラ見せ場だけの軽い扱い。
リアルでもしもの事態が起きたら取り返しの付かない事に…。非核化がどの口が言う…?
…おっと、脱線しちゃったけど、作品はあくまでTHEエンタメ。
有無をも言わせぬ圧巻の面白さ、迫力、見せ場見せ場の展開、危機危機の連続で、怒涛の如く見せ切ってしまう!
インチャンらの技術班だけだったら、頼りなくて締まりナシ。
そこで強烈存在となってくるのが、ジュンピョン。
不敵で超クセありまくりのジュンピョン。
その威圧感だけで、インチャンらはビビりまくり。
無論易々と核ミサイルの在りかを教える訳がない。
仕方なくインチャンはジュンピョンを牢から出し、協力して貰う事に。
牢から出ればこっちのもん。
隙を見計らって、インチャンが持っていた坑道の地図を盗み、それを食べ(!)、地図は暗記した自分に掛けた“保険”。
行動開始。またまた隙を突き、隊員の一人を気絶させ、脱走。
ジュンピョン無双。インチャンらを翻弄。
一応協力者。でも、元々スパイ容疑が掛けられている、“裏切り者”。
またどこで、すぐいつ、裏切るか…?
脱走した時、何者かと連絡。しかしこの時、深刻な表情。
その後、向かったある場所。
インチャンらには守りたいもの、やらねばやらぬ事があるが、実はジュンピョンにも…。
このインチャンとジュンピョンの敵対。
そこに奇襲する北朝鮮兵。
連携して撃退する。
遂に核ミサイルを手に入れた。
ジュンピョンの思惑も蠢く…。
突然彼らの前に立ち塞がる大国の妨害。攻撃により、仲間が負傷。
核ミサイルを手に入れようとしているのは、韓国だけじゃなかった。
各々の国の目的は違う。
韓国は、国の危機を回避する為。
アメリカは、圧力。
北朝鮮は、言うまでもナシ。
略奪戦の末、隙を突いて運び出したのは、ジュンピョン。
彼は、顔を見た事の無い娘と脱北する引き換えとして、北朝鮮に核ミサイルを渡す。彼も一人の親だった。
ただ一人車に乗せていたインチャンは諦めない。…泣き喚いた時もあったけど。
北朝鮮もアメリカも執拗に追う。
二次噴火、三次噴火、そして最悪の四次噴火が迫る…。
一体何を、どうやったらこの難ミッションと未曾有の危機をクリア出来るんだ…?
噴火モノのディザスター・パニックというより、ド迫力スケールのアクション大作といった感じ。
アクション!アクション!アクション!
手に汗握る見せ場の連続で、テンポよく、中弛みは一切ナシ。
シリアス一本調子ではなく、思っていた以上にユーモアも多い。インチャンと隊員たちとのやり取り、そこにクセ者ジュンピョン。人間臭~い笑い。
ドラマ性も見応えあり。
国家間のサスペンスフルな対立。
韓国に愛想を尽かし、アメリカ国籍となったボンネ。
彼に最初に協力を要請した民政首席のユギョン。理由は、この国に未練があるから。
それを聞いて、ボンネは…。
妻を愛するインチャン。妻と、これから産まれてくる子供の為に。
腹の底が読めなかったジュンピョン。本当の目的は、娘の為に。
当初は敵視し、対立していた二人。
が、危機的状況を乗り越え、知り合う内に…。
ベタで分かっていても、こういう漢二人のドラマはグッとくるものがある。あの最後のシーンなんて、男こそ涙。
また、当初へなちょこだったインチャンがどんどんどんどん逞しくなっていく様なんかもしびれる。
韓国三大スター豪華共演。
ハ・ジョンウがインチャン役で熱演。
イ・ビョンホンがジュンピョン役で巧演。
さて、マ・ドンソクはどんな役で大暴れ?…と思ったら、何と! 地質学者役!
まさかの意外なそっち!? でも、肉体派でもありながら演技派。ドウェインやステイサムが演じるのとは月とすっぽんなくらい、これはこれで絶妙だった。
ちゃんとディザスター・パニック醍醐味もあり。
このCGの迫力やリアリティーは、ハリウッド並みの超クオリティー!
噴火、建物倒壊、地震、津波…驚異的な映像。
嗚呼、またしても韓国映画のレベルは日本映画を越えて…。
監督、スタッフ、VFXスタジオ、キャストもあの『神と共に』に携わった面々。
そりゃあこの面白さ、出来映え、納得。
興奮、迫力、スリル、感動…。ラストシーンのあの温かさ…。
エンタメの全ての要素をたっぷり詰め込み、お腹いっぱい!
私にとってもこの作品は、“キューティープチ”となった!
とてもよかった
災害パニックものだと思っていたら、『ミッションインポシブル』みたいな話ですごく面白い。『日本沈没』のストーリーがすごくつまらないので、この映画のストリーラインを丸々パクって作るといいのではないだろうか。
北朝鮮で、政府の管理がほぼ崩壊していて、解放感あふれる表現が新鮮だ。
エンターテイメントは、ある程度、矛盾や疑問があってもいい
「北朝鮮で起きた地震が大きかったとしても、それがさらにソウルまで影響を及ぼすか?」 「中国と北朝鮮の国境で核爆発を起こしたら、だまってないやろ」
と言う他のレビューを観てから、鑑賞しに行った。
確かに「そら、そやわなぁ」と納得する一方で、「ええやん、映画やん。フィクションやし」の気持ちが勝ってしまった。
軍から特命を授かったリーダーである主人公が、結構マヌケで笑える部分があったり、本格的なアクションがあったり、家族的な泣ける部分があったり、そして本格的なパニックムービーの要素があって、前述の批判コメントを思い出さなければ、純粋にエンターテイメントとして楽しめる作品。
上映館が多くないって事は、さほど人気がないのかな?
だとするとテレビで放送されるのは難しいか、またはずっと先になる可能性があるが、放送されたら確実に観る。
最近の韓国系のパニック映画は面白いよ!!
やや盛り込みすぎ
タイトルにある白頭山は北朝鮮と中国の国境地帯にある、標高2,744mの火山であり、今回は白頭山の大噴火の影響が韓国の大部分をも含めた朝鮮半島崩壊の危機という設定です。
「設定上の無理筋」は取り敢えず置いておいても、面白味を過剰に盛り過ぎて、事が動くともう細部はお構いなく都合のよい展開で進んでいきます。
いくら何でも、一回目の噴火で無政府状態になっている北朝鮮は兎も角、アメリカ、中国の動きがおバカすぎでしょ。そもそもソウルであれだけの被害の後なんだし。韓国政府の「動き」にだけとらわれ過ぎで、単に邪魔するだけの存在だし(苦笑)。いや、全体として面白いですけどね。
やはり、ハ・ジュンウ、イ・ビョンホンのバディ感が大きな魅力ですね。
勿論、マ・ドンソクも。今回はアクションではなく頭脳派で、しっかり“マブリー”な彼が観られます。
星4つか5つで迷う
今まで見た韓国映画の中では一番。腰抜け爆弾処理専門キャプテンとキレキレ北朝鮮潜伏スパイのバディもので、よくこんなのを思いついたわ。こんな組み合わせ、普通ならあるわけ無いだろうと考えられるけれど、少しも不自然ではない筋書き。また、軟弱キャプテンのチームは弾頭を外すだけであとは任せて朝鮮半島から脱出できるはずだったのが・・・。これもよくストーリーが考えられてたと思う。で、出てくる敵が、北朝鮮軍かと思ってたら、なんとそれ以外からだった、なるほど、そりゃそうだわ。スリルやらサスペンスやらでいっときも画面から目が離せず。んで、観終わってスカッとしてスッキリ。
星5つにしようかどうか迷ったけれど、イ・ビョンホンが出演することで、ストーリーが見えてしまったので、満点にせず。彼が望んだのかどうかわからないが、こういう終わり方好きだよねぇ。想像どおりだったのが残念。あと、タイミングの良すぎる妊婦の話も要らない。
ただ、地震のほぼ無い国の勘違いで、いくら耐震基準が低くても・あるいは無くても、マグニチュード7.8くらいの、しかも震源地から遠く離れているソウルであんなビル崩壊のわけはないと思う。ダム決壊もなぁ。反面、地震の規模のことを知らないで済む国が羨ましいけど。
兄貴
マ・ドンソク兄貴を見に行ったのだが...
【以下、ネタバレ!!!】
【ハ・ジョンウのファンの方は読まないで!】
【感想とツッコミがダラダラ書いてるだけ】
あれよな
『日本沈没』みたいな路線
韓国人の友達が、🐼ソウルに遊びに行った時に高層マンション群に驚いていると
「韓国は地震が無いから建物が高い」
と言っていた
それだけ、地震というものが未知のものに近いのかも知れんが
・それにしたって、冒頭の地震の描写は建物倒壊し過ぎやろ
マグニチュード7.8は確かにデカいが、地盤沈下まであんなにワンサカあるとかソウルの地下には何が...
ダムまで決壊
姉歯物件か?
(🐼映画的描写とは承知してる)
・あと、字幕で頑なに「噴火」ではなく「爆発」としたのは何か意味があるんやろうか?
・韓国軍にしたって、火山灰を考慮せず高度見積もり違いで墜落
しかも、精鋭部隊が脱出せず全滅
任務継続するハメになった技術班がポンコツ描写されてたが、中盤からは当然かの様に実弾をダダダダ打ってたから“兵役くぐり抜けてきた韓国人あるある”で
「そうそう、部隊によって雰囲気違うけど、やるときゃやるぜ!」みたいな
〇マ・ドンソク
兄貴の勇姿を見たかったが🐼え、軍人じゃなく教授...?
🐼まー、そこは途中からガタイを武器にちぎっては投げ、ちぎっては投げの大活躍
...は、最後まで無かった
まぁ、あの展開は嫌いじゃないけどね
名前のせいで、ロバート秋山に見えてきたけど
〇ハ・ジョンウ
🐼がこの人を知らなかったせいもあるが、出だしから金本知憲兄貴に見えてきて...
終始、若干とぼけキャラは良かった
・核
そんなに「何があっても使っちゃならねぇ!」とアメ帝が言うのが笑止千万やけど、韓国はもっとアメリカ&中国に本格大噴火の被害予想を伝えておけば、夢の三国同時作戦に出来たのに
余談やが、新しい『日本沈没』は水爆?
本作は核爆弾で地震や噴火を止める理論やけど、大自然の営みはそんなに単純なのか...
気象庁の見解を聞きたい
・終盤
まさかの、イ・ビョンホン演技があらゆるところでスパークし
男の友情!
親子愛!
に持っていっちゃった
役者って凄ぇなー
🐼イチオシポイントは“北朝鮮のタクシー頑強!”
災害の再現映像が凄い
ようやく見れました白頭山。
イ・ビョンホンさん、前に政府中枢の部長役を見ましたが、この手の工作員的な役、やっぱり似合いますね〜!!
この、困難なミッションの
重要情報を知る人物の強力を取り付けて
(でも大抵まずどこかに収容されてたりする)
軍の、爆発物処理とか毒薬処理とかの専門だけどぶっちゃけ実戦はそこまで慣れてない、なんならどうしてこんな危険なミッションを俺がやんなきゃいけないんだぁ〜!!っていう、
能力はあるけど主人公のくせに当初はちょっと情けない巻き込まれキャラがタッグを組んで
超絶困難なミッションをなんとかやり遂げるのは
ショーン・コネリーとニコラス・ケイジのペアだったザ・ロックを彷彿とさせて、とてもハラハラの展開のある映画でした!!!!
ザ・ロックは元工作員のショーン・コネリーはうまく当局から逃げられますが、
今回のイ・ビョンホンは。。。いや〜最後は工作員、元スパイ?として、子どもを守りたい父として、同じく父親になる今回の主人公とのうっかり出来てしまった人としての絆を持った男どうしとして、乗り気じゃなかったミッションを最後までやり遂げる。。。いや、凄い脚本でした。
また地震、津波、噴火の時の市街地や車、橋などの被害の再現映像がまた凄い!
CGだろうと分かっていても、崩落するビルの下を駆け抜ける車とか、これどうやってこの映像を作ったんだろう、と驚きました!!
これ、富士山が物凄い噴火の予測が出たら、日本ならどうすればいいんだろう??とか考えさせられました。
当初頼りなさげな主人公が、途中ポチョンの街へ行った時はびっくりするほど肝のすわったガイになっていて、主人公の成長ぶりを楽しめる映画でもありました。
なかなかに迫力のある映画、堪能しました!
Robert
偏愛しているマ・ドンソクが出る!しかも教授!?という興奮と、新感染半島で見た韓国映画の暴れっぷりを堪能するために鑑賞。平日ながらかなり観客が入っていました。
まず全体的な感想として、意外と笑える作品でした。主演2人の掛け合いがとっても面白く、殺そうとしているのに逃げ腰になったり、威嚇したりと感情がハチャメチャなのでシリアスになりすぎず、フフフフフって笑えるシーンが多かったです。マ・ドンソクもアメリカ人ぶろうとしているのに、ずっとボロが出続けているのも最高に可愛かったです。
火山の爆発による地震で街が崩壊していく様も大迫力でした。ビルが一棟一棟崩れて、道路が陥没しまくっていくのも現実味がありとても良かったです。他にも飛行機からパラシュートで脱出するのも見ていて楽しかったです。
核を北朝鮮から盗んで火山に思いっきりぶつけるというまぁ破天荒な作戦を真面目に遂行しているので、常に緊張感も隣り合わせです。最終的には自己犠牲でチョ・インサンが自分ごと白頭山の噴火を止めるシーンも2人のワチャワチャ具合を見ていたから、妙にジーンときました。
最後家族が増えたリ・ジュンピョンが和気藹々としたシーンでほっこりしながら物語は終わります。
やっぱ韓国映画のディザスタームービーも侮れないなと思いました。丁度いい塩梅の作品でした。
鑑賞日 9/2
鑑賞時間 13:10〜15:30
座席 D-3
作戦はまだ終わっていない
エンドロールが始まってまもなく、我々が映画の途中でみたのと似た、起爆装置を運ぶ車の中のシーンが流れる。
主人公は、横になり、キューティプチと寝言を言っている。
エンドロールに入る前は、キューティプチとの幸せな生活が描かれている。
そう。我々が見せられたハッピーエンドは、彼が見た夢の中でのお話。作戦はまだ終わっていないのだ。
まぁ、世の中、映画のように全てうまく行くことは、そうないよね、という話…
ユーモア
めちゃくちゃ大作だ。
ロケ地しかりCGしかり…脚本の筋も結構好みだ。
ただ…緊張と緩和なのか、随所に差し込まれるユーモアが俺には合わなかった。
分からなくはない。
ずっと緊張してなどいられない。人間味というのだろうが、キャラ付けというのだろうか、ついふざけてしまうアレやコレや。好みが分かれるところなのだろうなぁと思う。俺的にはもうちょいセーブして欲しかった。
何だろう…息抜きに笑いを、ではなく、そういう性分の人達に見えてしまうのだ。
じゃあ、それはラストに至る緊張感を煽ってくれるかといえば俺にはそうは捉えられなかった。
後は、もう昨今の日韓関係が尾を引いており、映画を映画として見れなくなってきてる現状が悲しい。
冒頭、主人公が反対車線に飛び出すシーンに、直感的に嫌悪感が走る。あー、自分勝手な国民性だもんな、とか。ハリウッドだって同じ事をやる。でもあちらはちゃんと現実とは切り離せて見れてるのだ。
…なんかそんな事が衝撃的だった。
物語は凄くいい。
こんな展開なんだと面食らいはするのだが、しっかりと紡がれているし、局面は二転も三転する。
白ける部分もありはするが、まぁ、そこは映画の嘘でもいいだろうと思える。
一年後のラストシーンは、定番ながらほっこりともする。
なんとかしてこの偏見を克服したい。
だって、凄い作品なんだもの!
自己犠牲、コロナ禍、・・・・違うか!
ラストに自己犠牲をもってくる映画は、いくつくらいあるんだろうか?と振り返ってました。もちろん「アルマゲドン」はすぐに想起されまして、同じくらいボロボロ泣いてしまい、そこに至るまでの説得力があったように思います。決してリアリティなど求めていません。分かりやすく、テンポが良いせいか、十分に楽しめました。
自己犠牲と聞いて、イエスキリストを思い出してまして、韓国は確かキリスト教を信仰する人が多いので、日本人よりも共感しやすいのかなと想像していました。韓国での映画公開はコロナ前のようですが、大噴火をコロナ禍と置き換えても決して誤読でないと信じています。多くの犠牲があったけども、大災害を契機に国同士が良い関係になって欲しいという願いが込められていると思います。
【”思想は違う同民族の父2人、自らの子を守る為に奮闘す。”前半コミカル要素を交えながら、怒涛のクライマックスは父親二人の友情が沁みる作品。韓国映画の凄さを改めて認識した作品でもある。】
ー 作品の設定が絶妙である。
中国と北朝鮮の国境に聳える旧火山、白頭山の大噴火。
朝鮮半島、大混乱。南北国家の抗争どころではない。
冒頭のディザスターシーンは、迫力がある。
そして、当然介入してくる、アメリカと中国の特殊部隊・・。ー
◆感想
・序盤は、兵役が残り一日の爆発物処理担当のチョ大尉(ハ・ジョンユ)が、妻”キューティ・プチ”(軽く脱力・・、だが、この映画では、ここをかなーり、引っ張る・・。)の出産間近を控えて、ソワソワする姿がコミカルに描かれる。
ー チョ大尉が、妻からよく言われる”遅刻は駄目!”。
このフレーズも、緊迫感が尋常ではない後半に効いてくる。ー
・白頭山の大噴火を止めるために、カン教授(マ・ドンソク:黄金の右フックを今作では封印。)は、兼ねてからの自説 ー白頭山は噴火する・・ー を否定し続けられて、米国に帰国する予定だったが、韓国大統領の命を受けた青瓦台のユギョン(チョン・ヘジン:「名もなき野良犬の輪舞」の非情なチーム長が印象的。「詩人の恋」のキツイ奥さんも・・。)から請われ、巨大なマグマ溜まりを、北朝鮮の核ミサイルの弾頭を使って破壊する案を提示する。
ー ここも、設定が巧い。北朝鮮の忌むべき核ミサイルを、朝鮮半島を救うために使うというアイディア。ー
・そのために、解放された北朝鮮の最強のスパイ、リ・ジュンピョン(イ・ビョンホン)。そして、重大なミッションを与えられたチョ大尉。
ー 久しぶりの
”俺様は誰?ハイ、イ・ビョンホン様でございます・・。”
の、オラオラ、イ・ビョンホンである。このスーパースターは、どの様な役も見事にこなすが、今作も抜群である。少しだけ、”ハ・ジョンユ、大丈夫か?”と思う。
だが、この二人の”死へのロードムービーシーン”が凄く良いのである。気を失っていたチョ大尉に”クチプチうるせえぞ!(キューティ・プチと言っている・・・・。)”と罵ったり、”後頭部に目が無い理由が分かるか!”を連発するリ・ジュンピョン。
二人で、主導権の奪い合いをしながら、徐々に友情が芽生えていくのである。”後頭部に・・”を矢鱈に言うなあ、と思っていたら・・。ー
◇物凄く沁みたシーン
・リ・ジュンピョンが、久しぶりに”言葉を失ってしまった”娘スノクと会うシーン。
・娘を中国へ逃がそうと思ったが・・、チョ大尉と、娘を助けるために腹に銃弾を受けながらも、リが同行を決意するシーン。
・ドッカンドッカン、火山弾が飛んでくる中、二人はオンボロタクシーに核弾頭と、起動装置を載せて、白頭山の坑道へ・・。そこで、リ・ジュンピョンが、”後頭部に・・”と言った後に言った言葉。
”俺は、良い父親ではなかった。お前は、戻って父親になれ・・。お前は信頼できる。スノクを頼む・・。”
ー イ・ビョンホン、格好良すぎます・・。ー
<作戦が成功し、父親になったチョ大尉が妻”キューティ・プチ”と幼子と囲む食卓。そこにはもう一膳の箸が・・。口が利けるようになり、軽口をたたくスノクの姿。
4人で囲む幸せな食卓。
韓国映画の凄さを今更ながらに感じた作品である。>
噴火による地震の回避方法はとんでもないが、、、
白頭山なる火山を,知りませんでした。火山の噴火による地震で、韓国のソウルでも大きな被害が。韓国の政府が考えた方法は現実には絶対にありえない危険な方法。北朝鮮が保有している最後の核をアメリカに引き渡すことになっていて、その核を奪い、火山のマグマを逃すべく核で爆破してエネルギーを逃す。地震は収まっても放射能どうするの?
ソウルでの道の崩壊ビルの崩壊等、映画の中の話だけとも思えず、火山の多い日本も噴火したら街はおなじようなパニックになるのかと思うと恐ろしい。
イ・ビョンフォンは相変わらずカッコいい。ラストもまあ男気あってカッコいいを独り占め。マ・ドンソクは今回教授で、自慢の腕力は観られなかったが、頭脳で勝負のドンソクもなかなか良かったです。
最後、男の約束を守って、一人残された娘を引き取り生まれた男の子と四人で食事をするシーンでホッとしたが、子供の名前はなんて付けたんだろう。
爆笑トンデモ・ディザスター映画
『アルマゲドン』『ザ・コア』レベルの爆笑トンデモ・ディザスター映画。
金正日生誕の地という伝説(創作)とともに、北朝鮮で「革命の聖地」と言われる白頭山を噴火させるというだけで、「そういう映画」カテゴリ。
日本なら富士山が噴火して関東地方が海に沈み、アメリカならワシントンかニューヨークに隕石が落ちたりする、エメリッヒ、ゼメキス、デブリンあたりの系譜。
『神と共に』などでも見せた、最近イケイケな韓国CGによるド派手なビル破壊が見どころ。
高層ビルが崩壊するほどの地震の揺れなのに、主人公は車で走る、自分の足で走る。
いやさ、本来は建物が倒れるくらいの揺れ=震度6~7って立ってられないほどのレベルなのに、もちろん主人公は問題なく走るし、進む先では人も車も瓦礫も倒れた建物そのものも、すべてがぎりぎりぶつからない感じで避けていきます。
挙句に、マグマだまりの圧力を抜くために、地下で原爆6個分の核爆発を起こすって。
それなのに、主人公は数分程度車で走っただけで無事w
トドメがまさかの夢落ち。
火山噴火そのものが夢落ちではなく、「作戦を成功させ、世界を救った」というのが夢で、実は火山は何も解決せず(=たぶん朝鮮半島は全滅)で終わってる。
もう爆笑の連続。
キャラ同士のコメディタッチの掛け合いも面白い。
真面目な災害映画とか、救国のヒーロー映画とかを期待したら激怒案件でもありますが。
エンタメとして、遊園地のライドと同じだと思えば楽しめると思います。
北朝鮮工作員と韓国軍大尉の痛快バディムービー
最高です!この手の作品で日本は韓国に太刀打ち出来ないと思い知らせるディザスタームービー。観客を楽しませる為のサービス精神が本当に凄い!
白頭山の大噴火を防ぐため韓国軍が北朝鮮の核ミサイル(厳密に言えば原料のウラン)を盗んで炭鉱に潜り核燃料を大爆発させマグマの圧力を下げる。このミッションだけでワクワクが止まりません。
核燃料の確保には北朝鮮工作員の協力が必要。更に追加されるワクワク要素。工作員を演じるイ・ビョンホンがずっと最高。素晴らしく優秀だと分かる判断力やアクションに興奮が止まりません。こんなシーンもOKなの?と思わせる場面も。
そんなエリート工作員と行動する韓国軍を率いる爆発物処理班大尉がポンコツでシリアスな展開の中に笑いを届けてくれます。二人の関係性も安易に友情を芽生えさせたりせず最後の最後に…。
ラストは誰かが犠牲になるとは思いましたが、想像していたより泣かされました。エピローグも良かった。
ディザスター作品としても先日観たグリーンランドより個人的には本作の方が圧倒的に好きです。
韓国映画はリアリティと娯楽のバランスが絶妙で本当に最高です。日本では絶対作れないスケール感も凄いしエッジの効いた表現も大好きです。
キューティープチ♡
スケールが大きく迫力満点!
所々クスって笑ってしまうシーンもあり
緊迫シーンもあり
見応えありました。
私はこんなイ・ビョンホン見たことがないです。
好きになりました♡
で、作品なのですが、民間人の兵役の人にこんな任務させるか!!?って(笑)
まっ、そこは置いておいて
韓国版のアルマゲドン。
最後感動して泣いてしまいました(ó﹏ò。)
そして、エンドロールの後の
寝言に銃を向けるシーン
『キューティープチ〜』
『腰抜け野郎が』
にホッコリしたラストでした。
今日も刺激のある素晴らしい作品に出会えて幸せです。
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