劇場公開日 2021年8月27日

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「韓国映画、本気のVFX」白頭山(ペクトゥサン)大噴火 まささんの映画レビュー(感想・評価)

4.0韓国映画、本気のVFX

2021年8月31日
iPhoneアプリから投稿

本作、ご都合主義の部分はたくさんあるけど、韓国映画は本気でハリウッド映画並みのエンタテインメントを目指しているのだと感じました。

だって、中国と北朝鮮の国境にある火山活動を鎮圧するために、火山のマグマ溜まりに穴を開けて活動を弱めようという、とんでも設定なんですよ。

しかも北朝鮮から核爆弾を盗んで。
つまり北朝鮮の火山を、北朝鮮から核爆弾盗んで、勝手に爆発させちゃう。

そうなんです。地球滅亡を阻止するために、衝突しそうになる小惑星に穴をあけ、核爆弾を埋め込んで爆発させる「アルマゲドン」並にハリウッド。

でも、アルマゲドンよりも20年以上経過しているのでVFXの質が素晴らしいし、ブルース・ウィリスとは違い、肉体を一切使わない「マブリー」の使い方は贅沢。さらにイ・ビョンホンは役者として凄いと思いました。

しかも、この緊迫した設定の映画で、コミカルな要素を入れ込んでくるあたりは余裕すら感じます。

また、韓国の子役はどうなっているんですかね。大人顔負けの演技力は本当にエグ過ぎます。
お涙ちょうだい演技が上手すぎて、涙が2粒ポロリしちゃいました。

ただ邦題は、、、、😱
「富士山大噴火」や「阿蘇山大噴火」なみに、ひどい。

ただ、国際政治まで取り入れて、エンタテインメントで仕上げる作は、、、、、日本では企画自体難しそうですね。

その点は、ちょっと悔しいです😭

まさ