「爆笑トンデモ・ディザスター映画」白頭山(ペクトゥサン)大噴火 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
爆笑トンデモ・ディザスター映画
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『アルマゲドン』『ザ・コア』レベルの爆笑トンデモ・ディザスター映画。
金正日生誕の地という伝説(創作)とともに、北朝鮮で「革命の聖地」と言われる白頭山を噴火させるというだけで、「そういう映画」カテゴリ。
日本なら富士山が噴火して関東地方が海に沈み、アメリカならワシントンかニューヨークに隕石が落ちたりする、エメリッヒ、ゼメキス、デブリンあたりの系譜。
『神と共に』などでも見せた、最近イケイケな韓国CGによるド派手なビル破壊が見どころ。
高層ビルが崩壊するほどの地震の揺れなのに、主人公は車で走る、自分の足で走る。
いやさ、本来は建物が倒れるくらいの揺れ=震度6~7って立ってられないほどのレベルなのに、もちろん主人公は問題なく走るし、進む先では人も車も瓦礫も倒れた建物そのものも、すべてがぎりぎりぶつからない感じで避けていきます。
挙句に、マグマだまりの圧力を抜くために、地下で原爆6個分の核爆発を起こすって。
それなのに、主人公は数分程度車で走っただけで無事w
トドメがまさかの夢落ち。
火山噴火そのものが夢落ちではなく、「作戦を成功させ、世界を救った」というのが夢で、実は火山は何も解決せず(=たぶん朝鮮半島は全滅)で終わってる。
もう爆笑の連続。
キャラ同士のコメディタッチの掛け合いも面白い。
真面目な災害映画とか、救国のヒーロー映画とかを期待したら激怒案件でもありますが。
エンタメとして、遊園地のライドと同じだと思えば楽しめると思います。
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