コンフィデンスマンJP 英雄編のレビュー・感想・評価
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尻尾の先までアンコ詰まってます
もうね、毎回寅さんのような安心感。
そして刑事コロンボみたいな種明かしの冥ですよ。
最後に必ず「あの時、何があってた?」のカタルシス。
長澤まさみが出てきただけで「よっ!ダー子ちゃん!待ってました!」と画面に向かって叫びたくなる。
そしてエンドロール後の寸劇まで。
尻尾の先までアンコ詰まってます。
バランスよく気持ちがいい
毎度のことながら
視聴中に何度も裏切られて裏切られ裏切られた最後に
スッキリー!
のストーリーは健在。
頭では分かってて、ある程度の裏切りを予想できても
その上を行くのがコンフィデンスマン。
気持ちがいいです。
キャラクターもバランスよく
観ていて満足( ¯﹀¯ )
ザ・ラストコンゲームグランドフィナーレバトルロワイヤル開幕
2年の時を経て映画第3弾の公開
私はドラマ版を見ていませんでしたが、映画版から1・2弾を続けて見ていますが、毎度毎度ラストには騙されます笑
是非お時間あれば映画館に足をお運びください。
期待を常に超えてくる最高のコンフィデンスマン映画です!
安心の破茶滅茶さ
「実は最初からこうでしたー!」のどんでん返しはもうお決まりで、役者の掛け合いを楽しみながら観られる安心感大のエンターテイメントドラマ。
「英雄」とは?というテーマにやや無理矢理感を感じたけど、そんなの関係なーい!のノリが好き。
エンドロール後の劇団マジウケる🤣
面白かったです!ただ…
面白かったです。安定の領域のこのシリーズ。初見でも十分楽しめますが、テレビシリーズ、過去作品を観て予習しておくとより小ネタを楽しむことができます。
登場人物ごとに遡ってのストーリー説明・展開があって複雑な仕掛けの理解度を上げていること、伏線の見事な回収にはさすが古沢良太さんの脚本だと感心しかりです。
ただ率直な感想からいうと『プリンセス編』で思わぬ感動を得られたのに比べるともう一歩かな⁈っていう感じでした。もちろん大がかりな騙しのテクニックというか壮大な仕掛けには全く不満はないのですが‥なんなんでしょうか?この消化不良感は?もう一度観ないと解消できなさそうです。
髭男のテーマ曲も『laughter』では思わず泣いてしまいましたが今回はそこまでいかなかったみたいです。
ひとつ間違いなく感じた違和感は、細かいところになりますが、また賛否両論ありますが出演できるはずのないジェシーとスタァの役割というか今回のストーリーの中での活躍を散りばめた部分は触れなくてよかったんじゃないか、と個人的には思ってしまいました。あくまでも個人の感想です。(テレビCMのテロップみたいですね)
近々観なおしてみようかな?
持ち直して良い感じ。
正直、前作の満足感はイマイチで。風呂敷広げ過ぎてデカくなった話とコンゲームの釣り合いが取れてねーよ!的な。
有り余る感のあるキャストを上手く整理し、裏をかくオチもよく練られてるし。イヤ。またまたラストに全部載せのどんでん返しを予想してたので「まだ底がある、まだ底についてない」なんて事を考えながら冷静にながしてたらですよ。コックリ登場で始まる本格的なネタバレからがスピード感があって楽しかった!
シリーズでは、間違いなくコレが一番好きです。竹内結子さんも忘れずに参加させて、エンドロール後のルーチンもお馴染み。次回へのネタ振りもあったし、コレはまだまだ終わりませんねw
期待値上げ過ぎずに楽しみに待ってます。
今までのシリーズ史上一番の面白さ!
最新作のコンフィデンスマン、すごい楽しみでした。そして、期待通り、いや、期待以上の面白さでした。今までの中でも最高に引き込まれ、そして騙された作品だったと思います。ファンなら100%楽しめますよ!
今回の舞台はマルタ島ということで、ストーリーも騙し合いも大幅にグレードアップしてました。今回ではなんと警察に追われることとなるダー子、ボクちゃん、リチャードですが、まあこの駆け引きが面白いんですよね。3人とも安定したキャラクター性、それでいて今回は一味も二味も違います。五十嵐やちょび髭といった従来からの仲間と、赤星、波子さん、そしてモナコやコックリまで今作でも登場させてくれるなんて、、、。なんという盛り上げ方を見せてくれてるんでしょうか。最高すぎます。
ゲストキャラもクセモノばかりでした。キャストも本当に豪華すぎるくらいです。瀬戸康史、城田優、いくちゃんこと生田絵梨花、松重豊、真木よう子・・・。誰も彼もいい配役にしてもらえたなと思います。ここまでセンスのいいキャストを選んでくれる制作陣の方たち、恐ろしや。ちょいちょい笑えるところを刷り込んでくれたのも加点ポイントです。最初のロマンス編からまさか3作目まで作られるコンフィデンスマンJP、まさに最高の神映画だ・・・。
ラストの終わり方から見て、もしかしたら続編あるんじゃないですかね。とりあえず4作目があることに期待しましょう。
この映画でしか得られない栄養素がある
映画のシリーズを全て鑑賞しています。今作もよく出来ていて面白かった。
構成も群像劇としてキッチリまとまっていながらテンポも良く、キャラクターの魅力も光っていたと思う。
もっと登場人物の掘り下げがあれば感情移入出来てもっと好きだったかも。
とはいえ、ある種このシリーズのテーマである「登場人物から鑑賞者まで欺く」という魅力は強靭に貫き通しており、この作品でしか得られない栄養素があるように感じる。次回作があれば必ず観ると思う。
安定の出来栄え
三浦春馬や竹内結子のいないコンフィデンスマンJP
物語の冒頭で説明があるものの、なんか…
東出昌大の私生活とか、映画に集中できないバックヤードが多すぎ
脚本、役者適役だがなんか物足りなさを感じてしまった
最後までダー子さんに騙された!
連ドラ、映画2作、スペシャルドラマ視聴済みの
子猫ちゃん(ファン)です。
毎回、ダー子さんに騙されっぱなしですが
今回は特に種明かしの時の興奮が凄くて、
鳥肌が立ちました。
ダー子さん、ボクちゃん、リチャードのトリオを
狙う赤星サン(いつも失敗するけど)
キャラ変したのかというくらい、可愛さが溢れ出てました笑
シリーズ史上、最高傑作!
映画館で観て損は無い作品です。
ジェシーやスタアも、コンフィデンスマンの世界では大活躍のようでなんだかジーンと来ました。
続編を匂わせるラストも良かったです。
長澤さん(まさみ)を堪能する映画
「英雄のいない国が不幸なのではない。英雄を必要とする国が不幸なのだ」(20世紀のドイツの詩人 ベルトルト・ブレヒト)
この言葉はよかった。映画とは関係ないが、民主主義と専制主義を言っているようで。誰か現れてやってくれないかなあ、とは考えないようにしよう。
さてしかし、女優に関しては日々、誰か現れないかなあ、と考えている自分には、長澤さん主演とあっては観ないわけにはいきません。そして観ました。楽しそうな長澤さんを。それはちょうど、「銀魂」での小栗さん(旬)の楽しそうな様子と双璧でした。
以上です。あとはもういいでしょう。
おまけ
思い出した。エンドロール見て「え、生瀬さん、出てたっけ?」と感じた貴方、席立っちゃいけませんぜ。最後までご覧ください。
観賞料は騙し取られない映画
詐欺師が競い合うという設定がまず面白い。
起承転結で終了かと思いきや、そこからどんでん返しの連続である。
タイトルや映画ポスターは滑稽でつまらなそうではあるが内容は良い。観る価値あり。
良い点
・キャラが個性的
・必要なシーンは2度描写する
悪い点
・視覚の部分だけ似せがち
・終わりかと思いきや終わらないのがややくどいか
文句つけようのないおもしろさ♪
ロマンス編やプリンセス編には女性的なしなやかさを感じ、今回の英雄編には男性的な強さを感じたね♪
終始圧倒されている感じでした(^.^)b
127分が30分のように感じてあっという間に過ぎてしまいました♪
幾重にも嘘や騙しの衣に包まれた真実がそれらの衣が一枚一枚と、そして全て剥ぎ取られて、丸裸にされたその姿に口があんぐりとせずには居られない(^.^)b
ダー子さん達が仕掛けるコンゲームにはいつも驚かされるばかりだけど、今回は度肝が抜かれたな~♪
そうだったのか~!とか、やられた感がハンパなかった(^.^)b
ダー子さん達それぞれの目線でゲームの進行を見るという手法が斬新♪(^.^)b
赤いネクタイとキスマークには胸が痛みましたね、未だに信じられないよ(涙)
今回で最後と言うけど、まだ終わってはダメッ!……だね♪(▼∀▼)
次回も楽しみにしていま~す♪
「古沢良太」
今年14本目。
1月19日フジテレビのニュースαは古沢良太さんのインタビュー。古沢さんは世の中にハヤってる物があったらその逆を書きたいと。また原始の心にも触れたいと。自分の言葉に直すと面白い物を見て笑う、騙し合いで驚くと言う人間が根元的に持っている物を見せたいと言う事だと思います。今作が映画第三弾、毎回騙し合いに驚かされて痛快と感じます。次回の予告もバッチリでまた見たい。
苦心惨憺の映像
人気TV番組を映画化した第一作が興行収入29.7億円とヒットし、真価を問われた第二作も38.4億円を上げてヒットし、すっかりシリーズ化が定着して、満を持して制作されたコン・ゲーム・ムービーの第三作です。
コロナ禍に晒された鬱々とした日々も2年を超し、更に第六波の凄まじい猛威の渦中で、本作は、騙し騙される詐欺師の世界を痛快でコミカルに見せてくれます。本作は、刹那的にせよカタルシスを得られる、今の鬱屈感をスカッと払拭してくれる最適の娯楽作といえます。
その上、日本、パリ、マルタ島と舞台が展開する、映画らしい豪華で壮大なスケール感は、如何にも本シリーズに相応しく大いに心地良く爽快感に浸れます。
コン・ゲーム映画の魅力は、主人公の詐欺師チームが如何に標的を騙すかではなく、如何に観客を騙すか、そのための伏線の然り気ない構成と配置の巧妙さに尽きます。
前二作に続いて本作も見事に観客を騙してくれます。詐欺師チームの真のターゲットの意外性とそこに至る仕掛けに思わず舌を巻きます。
但し、第一作がTVの延長線上でひたすら“コン・ゲーム”の痛快さを追い求め、二作目は詐欺の巧妙な仕掛けに家族の情を織り込み、その上に北大路欣也を始め豪華キャスティングだったのに比して、この第三作は、一見財宝をターゲットにしつつ、その目的を名人の名跡=栄誉を得るという、華麗でスマートな物語にそぐわない、極めてウエットで情的な設定ゆえに、物語の落ち着き先がぼんやりとして、不透明感が終始拭えません。
このシリーズは、元々詐欺の仕掛けの奇抜さと当意即妙の駆け引きが魅力であるので、アクションやラブロマンスシーンはなく、従って映像のメリハリが求められてくる処なのに、折角の世界遺産のバレッタの美しい街並みや地中海の宝石・マルタ島の華やかで甘美な空気感が殆ど描かれません。
更に会話シーンの都度、互いの長めの寄せカットがやたらと無意味に頻りに挿入されます。
本来なら緊迫感や濃密な空気感を漂わせるための寄せカット長回しですが、その必然性が全くなく強引で下品な印象だけがします。
映像づくりに、これほど工夫がない作品は稀ですが、ここでハタと気づきました。
本作は、将にコロナ禍の真最中に制作されたゆえに、実際には役者連はパリにもマルタにも行けず、国内ロケを如何にもそれらしく撮らざるを得なかったのだということに。にも関わらず、よくぞここまで精巧なメタバースの時空を創作したものです。
苦心惨憺の末に捻出した映像に、謹んで敬意を表します。
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