竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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中村佳穂の歌を楽しむ映画
中村佳穂の歌を楽しむだけの映画です。
内容は全体的に、無理矢理感が凄い。詰め込みすぎ感。
作画はとても素晴らしかったです。
もはや絵と音楽を楽しむアート作品として楽しむのをお勧めします。
そう思いながら観ると感動して泣けます。
内容を深く考察しながら鑑賞するとイライラしてくるのでおすすめしません。
未来のLIVEはこうなると期待!
BelleのLIVEシーンは圧巻!マクロスFのシェリル・ノームのLIVEを彷彿させる演出、歌声も最高でしたよ。インターネットの高速化が進み、リモートありきの時代、ましてコロナの影響でLIVEに行っても声を出せないなら、むしろLIVEはVRで参加し、同時視聴者でのコールアンドレスポンスは対面LIVEより盛り上がるでしょ!時代よ早く映画に追いつけ!細田守監督の映像美が進化、ほんとに綺麗。ストーリーは先が読めず最後までドキドキさせられた。面白かった!泣いた!ほんとに映画館で見てよかったです!監督ありがとうございしました!富山ご出身なのに何故舞台を高知にしたんですか?香川のフェスの後、高知に旅行行きます!(笑)
映像とルリちゃんだけでもスクリーンで観る価値あり
サマーウォーズにおおかみこどもの雨と雪のシリアスを足した分爽快感には欠けるかなという印象。仮想世界の「U」は何が出来るのかあまり描かれず、自分もいってみたいとはならないです。それでもヴァーチャルライブを観賞するコンテンツとしては魅力的であり、それは大きなスクリーンで観るべきものだと思いました。
ディズニーに訴訟起こされるんじゃないかと心配になるくらいの美女と野獣っぷり(なんせアバターの名前が美女と野獣のヒロインと同じ名前)にマクロスが加わった感じ?
ただ現実世界の描き方は自分の好みでしたので良かったです。
止まらない細田ワールド!
サマーウォーズやデジモンぼくらのウォーゲームと同様にアバターやインターネットの世界が再び舞台となっていますが、登場アバターのデザインや世界観がより洗練されています。
今回も音楽・高木正勝とのコンビは復活ならずでしたが、「歌」という要素が加わったことでまた新しい細田ワールドが味わえた気がします。最後の展開には息を飲みっぱなしでした。中村さんの歌と演技もとても素晴らしかったです。
蛇足ですが、映像などで酔いやすい人は、酔い止めあると安心です!笑
実はテーマが刺さっちゃいます
冒頭から映像のクオリティーの高さにまず安心して集中出来ます。圧倒されます。
んでもって、テーマが今の僕たちにはグサっと刺さります。
虚実、リアルとバーチャル、正義と悪とか、皮肉の効いた描写にひゃっとしつつ、でもスマートなエンタメに包んで最終的にはだよねーって涙します。結局のところ自分の足でそこに行かなきゃ、動かなきゃね。
作中の正義の味方に大量のスポンサーがついてて笑ったけど、エンドロールに流れるこの作品の本当のスポンサーを眺めつつ、細田さん頑張ったなぁって。
こんなクソみたいな状況で、クリエイターはブレずに素晴らしい作品作り続けるてくれてありがとう。明日からまた頑張れるよ。
美女と野獣の滑稽さ
普通に観れば超つまらん
歪んだ心を持って観ましょう
美女と野獣ってこんな恥ずい話だったんだ〜 とか
はいはい居るよねーこういうイケメン とか
見つけれたね奇跡だね良かったね とか
ケッ! とか
出来るだけたくさん持っていきましょう
普段から持ち歩いてる人は最高に楽めると思います。多分
あと
「ちょっとしたワンシーンを観るためだけに同じ映画を何回も観る。そのシーン以外はどうでもいい」て人は観れると思います。多分
挑発的な映画です。多分
いい映画の定義が存在すると思い込んでいる人に向けた映画だと思います。
美女と野獣
オマージュ?
じじいは早起きなので、朝4時には休日でも目が覚める。
だから、昼食を摂るとよく眠くなってしまう。
前半は冗長でウトウトしてしまった。
展開が遅い上に声優(俳優)陣が棒読み。
また、最も重要なヒロインの歌がそれほどではない、心に染みない。
台詞もひときわ棒読み。
これは外れだね!とおもった。
だが、ラストに向けて徐々に盛り上がり、
ヒロインが実態を明かしてからの歌、
それまでのBellとしてとは全く違う歌声、心に深く染み入った。
歌い分けたのか(だとしたらすごすぎる)、音響効果なのかは不明だが、
一気に盛り上がった。
孤独なヒロインとそれを取り巻く数少ない人々の思いが一気に押し寄せた。
特に、ヒロイン、母、そして寡黙な父の思いに涙が流れた。
とりわけ、自身と比較して父の立ち位置には心が痛んだ。
妻を失った大きなダメージに加え、打ち解けない娘にどれだけ辛い思いをしたことだろう。
合唱団のおばさまたちも魅力的だった。
細田監督の描く女性たちはいつも凜としてかっこいい。
こんなおばさまたちのようなじじいになりたいもの。
前半ウトウトしていても、後半だけで十二分に盛り返せる映画。
若いって本当に可能性に満ちあふれている。
脚本。。。奥寺さん脚本がやっぱりいいですね!
シナリオいまひとつですね。2回は見れないです。コアのアイディアがサマーウォーズの二番煎じ感が否めず、それ以外になにもなかったです。細田さんが本当にやりたかったことが、なんだったか?わからないまま終幕してしまった感じ。父親との関係性はわかるのですが物語の中で機能していないし、恋愛的な要素もミスリードというか、散漫な気がしました。竜との関係性も物語のなかで機能せず、主人公が歌うシーンだけが良かったかなと思いました。あと入道雲は綺麗でした。
細田さん作品は、やっぱり奥寺佐渡子さんの単独脚本がいいですね。細田さんの脚本は父親、母親、周囲の人物が薄い気がしました。
大切な物について考える映画
感想として、まず作中の歌がすごく良かったです。うますぎて惚れ惚れしました。感動です。映像美と合わせてこれだけでもみる価値あります。
キャラクターの良さも声優の演技も素晴らしかった。最近はここでこける作品も多いが問題ないです。
ストーリー全体でU(仮想現実)の世界のワクワク感もあり、見ていて面白かった。が、もう少しこのポイントで物足りなさを感じました。もっと見たかった気持ちが少しある。
それでも作品を通して細田守監督の特徴とも言える人間味溢れる多くの場面を見れて涙がでました。
理屈や表現など粗探しするうるさい人はレビュー上でいますが、そこは問題ではなく、何を伝えたいか、見た人が何を思うか、大事なのはそこだと思いますし、作品の評価として繋がるポイントではなかったと思います。
見終わった後に元気になれる作品です。
間違いなく細田監督の過去最高傑作です。
強くおすすめできる映画です。
この映画が語りたかったことを考える
結論から言うと、映画館で見てよかったと思える映画だった。
広大なインターネット空間でのライブシーンは、やはり大スクリーンと音響があってこそ映える。
主人公を演じた中村佳穂さんの歌唱力が物語の説得力、推進力となって話を進めていくのだが・・・。
ただ、大方の感想にあるように脚本は結構首を傾げるシーンが多い。どこが悪いとの考察はさんざん語られているだろうから、今回は細田守監督がやりたかったことに寄り添ってみる。
今回の作品でテーマとなっているのは、「家族」と「SNS社会と現実社会の二重性」の2つである。
すずの母親が他人の子供を助けるために亡くなったトラウマを抱えて、アイデンティティが揺らいでいる。トラウマを乗り越えて見ず知らずの竜を助けに行くと言うところが本作におけるすずの成長である。
また、Uでは歌姫として振舞うが、現実では歌うことができない少女だったすず。アバターではなく本人として歌うシーンが印象的だった。
※以下は妄想です
これを語るにあたって大事なキャラクターがジャスティンと父親だったのではないかと私は考える。ジャスティンは正義の名の下に自分の価値観を押し付けるキャラクターである。
劇中では明示されていないが、ジャスティンの正体は恵の父親だと思われる。ベルが尋問されてジャスティンを睨むシーンと、すずが恵をかばい睨むシーンが重なる。
ただ、このテーマを描くにあたってすずの父親がジャスティンであると良かったのかもしれない。
母親を失って男手一人ですずを育てなきゃいけないというプレッシャーから、すずに厳しく当たってしまう。だんだん心の距離が離れていく。
そんな折、竜が現れて一人ぼっちの自分と親近感を覚え心動いていくすず。
ジャスティンは竜を追い詰めるが、すずが竜をかばう。すずは竜を守るために本人として歌唱する。
ジャスティンである父親はこんなに近くにいたのに気づかなかったとすずが立派に育っていることを知って涙する。
竜の存在はマクガフィンであり、なぜ恵が竜になったかを描く必要はないと思った。
スタートダッシュは素晴らしい
冒頭の数分間は度肝を抜かれました。
3D映像と見間違うほどの映像に素直に「観に来て良かった」と思えるほどの立ち上がりでしたが、物語が進むにつれて物語自体がスケールダウンしていってしまいました。
どうしてもサマーウォーズが観る側の最低のハードルになってるんですよね。
物足りなさにあれこれ言及してもしょうがないのでここでは記しませんが、映像と音楽は素晴らしいと思います。
ただ、その素晴らしさを支えるだけのモチーフ(物語)が脆弱だったようです。
ストーリーには多少の無理はあるものの、美しい映像と音楽で楽しく鑑賞出来た感じ。
現実を生きる高校生のすず。母親の事故死により歌も歌えず控えめな性格に。
SNSの仮想空間で歌った曲で世界中にファンが出来たんだけど、そのネット上の悪者とふとした事から仲良くなり、実際にその人に会いに行く展開に。
物事が上手く進み過ぎた感はあるけど、現実とネット上でのすずの相反する性格が、少しずつ無くなって行く感じが良かった。
何より作品で流れる曲が自分好みでとても良い。
映像とマッチした感じでそこだけでも観る価値のあった作品の印象。
本作で流れる歌は中村佳穂さんと言う方が歌ってるんだけど、すずの声も担当。とても良かった。
他のキャラも声優さんでは無くほぼ役者さんがやってたのも良かった。
最近注目の歌手。幾田りらさんの声もやっぱり良かった(笑)
本作の監督の作品の中でも満足度はかなり高めだった感じ。
自宅近くの多摩川駅周辺が出て来たのも身近に感じられてとても良かったです( ´∀`)
なんか泣ける
一言で言うと、自然と泣けてくる。
音楽と映像がただただすごくて引き込まれてた。
ただ、途中から結末が読めてしまったり、終わり方がサマーウォーズと比べると少しすっきりしないというか、後日談が欲しくなる。(サマーウォーズは全部答えを教えてくれるけど、この映画は少し読者に想像させてくる感じ)
けれど、満足したのでこの評価にさせてもらいました。
”時かけ”+”サマーウォーズ”を匂わせるが、重いメッセージ性、共感できないクライマックスで合わなかった
映像や音楽へのこだわりは十分に伝わった。歌手を主役の声に抜擢するほど気合が入っていると感じた。
今までも作風に完璧にマッチした曲ばかりで尚更楽しみにしていた。
明らかにCMからも”サマーウォーズ”を意識して作ってると思わせているし、それを期待して劇場に向かったが、観終わったあとは曇天のような気持ちだった。
壮大な仮想世界を舞台に更なるアップデートを図ると思ったが、実際は”サマーウォーズ”からの進化はほとんどなく、”時かけ”を連想させる青春恋愛群像シーンは中途半端で無理して入れる必要あったのか疑問。最後はどうしても共感できない展開で、重いメッセージを含んでいるとあってとても”サマーウォーズ”を連想させる内容と似つかわしくない結末でショックだった。
細田監督の作品は”時かけ”からのファンで、中でも月並みだが”サマーウォーズ”が大のお気に入りで毎回追ってきたが、それ以降の失速感が残念でならない。
今回思ったが、無理してメッセージ性を持たせた長編映画を作らなくてもいいのではないだろうか。
次回はMV中心でもっと気楽な娯楽映画を観てみたい。
終わった後にん〜っとなる
率直に見終わった感想
楽曲が素晴らしい出来!デジタル世界の映像が良い!ストーリーは最後行き急いだ感で終わって残念。
歌手の中村佳穂さんの声は本当に素晴らしく、作曲のLudvig Forssellさんとの雰囲気にとてもマッチ、さらに映像の壮大さに飲まれ世界観に吸い込まれた。
狼は誰か、という問いをベースに話は進んでいくが、見つけた後からの展開が不自然すぎて、納得できなかった。途中で呆れてあくびが出る始末だったので、もっとそこを詰めた描写にしてくれたらよかったのにと思います。
音楽と映像以外でいい所教えて欲しい
まず、音楽、映像は素晴らしかった。ほんとにそこは素晴らしい。他は褒めるとこはないですね。
内容のテーマがいまいちわからない。恋愛、成長、虐待、仮想世界。竜に何を感じで近づいて、あそこまで救いたいと思えたか。結局、竜と幼なじみどっちが好きなのか。内容詰めすぎなのでは?4時間くらいあったら全部の疑問を解消出来たかもしれませんね。とにかく内容は残念でした。
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