竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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アニメ×音楽×歌を融合した新しい映画スタイル
私はとても感動しました。
コロナ禍でイベントやライブに行けない中、未来の世界観と、変わる世の中でも変わらない人と人との大切な関わり方、そこに音と歌が融合された、ミュージカルでもなく歌手のライブ映画とも違う、新しい形の映画だと感じました。
賛否両論あり、確かにストーリーに「うん?」と感じる箇所はありますが、音楽が聞こえない漫画”BECK”に共感し、震えるような感動をするのと同じ感覚です!!
ストーリーや監督の想いを、頭で考えながら観るような、良い意味でこねくり回した映画と捉えずに、、、肌感覚で世界観と音を感じることで熱さが伝わってくる作品です。
人と人との関わり方が希薄になるこれからの世の中で、一体感を感じさせる映画はとても気持ちがいいものです!!
まぁまぁ酷い
映像と音楽は良かったです。
ただ内容が酷くて途中見ているのが辛くなりましたが
頑張って最後まで観ました。
何一つ共感も感情移入も出来ないまま終わり
サマーウォーズが好きだったのでとても残念でした。
期待以上、感動未満…。
これは、期待以上ですね!
幻想的な映像をバックに、透明感のある歌声が響きわたり、仮想世界を軸としたストーリーが織り成されていきます。
中身は「美女と野獣」ですね。仮想空間に「美女と野獣」の世界が存在し、現実空間に普通に生きている高校生や子供達が存在します。
ただ…、「U」はアカウント50億の巨大な仮想空間のはずですが、実際のスケール感は高知県と品川区の範囲に落ち着きます。
後半になればなるほど、それは顕著になり、あれ?これは「君の名は。」か?あれ?またまた、聖地巡礼が始まっちゃうか?みたいな感覚に襲われ始めます。
ラストに近付き、帰って来た“すず”を迎えに、お父さんが駅のホームにやってきますが、ここらあたりになってくると、あれ?これは何の映画だ?高知県のご当地アニメだったか?という錯覚に陥ってしまいます。
もし、これが、実写映画だったら、駅のホームにお父さん役のトヨエツが現れ、“すず”を家に連れて帰り、美味しい鰹のたたきを作って食べさせてあげるところでしょう。
このチグハグな、世界観はスゴイ!というしかありません。50億というスケール感でありながら、海外のシーンは一度も出てきません。
なにはともあれ、「美女と野獣」をベースとした、透明感のある歌声と幻想的な映像で、最初から最後まで押し切ってしまう、方言は一切使わない、高知県ご当地アニメを観たい方は、映画館に直行し、巨大スクリーンと最高品質の音響で、ぜひ、ご鑑賞ください!
期待を裏切ることは、決してありません!特に“中村佳穂さんの歌”は必聴ですよ!
そういえば、佐藤健の“竜”は隠す必要あったのかなぁ…。
細田守版 美女と野獣。
前情報だけで言えば、細田守監督作品で1番好きな「サマーウォーズ」に似た世界観作品で、正直面白そうだとおもっていた作品だったのですが、まず声が恒例の俳優さんメインという点でもう不安でした。ジブリしかり、生の演技を演出したいかなんなのかやたらと俳優さんを使うのはやめて欲しいと思ってしまいます…「声優」というちゃんとした職業があるのに。
その点は100歩譲るにして、映像と音楽は文字通り大変素晴らしかったです。作中でウルッとしたのは素晴らしい映像と音楽のおかげです。是非劇場スクリーンで観るべき。
そして肝心の中身。声に関しては上記に述べたとおりリアルさを追求した演出ならまあ良かったかなと思います。でも案の定セリフが聞き取りづらいし若干の棒読み感が私の中で強く残り残念でした。そしてここまで声優さん以外を起用するなら全キャストをそうして欲しかったです。何人か声優さんが演じていたのでそちらの方の声が悪い意味で浮いてしまっていました。
内容に関しては、序盤は派手な演出で興味をそそられる内容だったのに、他の方のレビューにもあった通り和製美女と野獣の違和感や、各キャラの掘り下げ方、主人公と父親との関係性(希薄すぎる)、周りの大人の放任ぶりが気になりました。
映像と音楽が素晴らしかっただけに本当に残念です。
ストーリーに説得力を与えた切なくひたむきな歌
ネットの時代の自我やアイデンティティの物語だが、誰もが自分だと思える人付き合いの苦手な主人公が、自分の心を開くことでしか人の心は開けないという永遠の事実を知って一歩を踏み出す姿が心を打つ。難しい設定に説得力を持たせているのはシンプルで切ないがひたむきな歌。これを冷笑などできない。歌が作品に命を与えた。
細田守が中村佳穂を抱えて突っ走ってる感じ
バケモノの子あたりから監督への期待値は低くなっていたが、サマーウォーズ以来の仮想世界の話ということで期待もしつつ行ってきた。結果、タイトルの通り。
映像は良い。音楽も良い。ただそれだけ。
「こんなの現実的に考えて有り得ない」という感想は野暮なので置いておくとして、それでも脚本のお粗末さは否定できない。
1番の見所は「50億人のアカウントから1人を探し出す」ことだったはずだが、あれよあれよという間に見つかって結果万事ヌルッと解決。
重要な役どころであろう周りのキャラもほとんど内面や関係性を深堀りされずに進むので、終盤になって「え、いきなり出てきてお前何言ってんの?」となってしまう。
”仮想世界での出会いを経て自分を変える”というテーマは伝わってはくるが、その変わる過程や鍵となる出来事が一貫性無く勢いで詰め込まれている感じなので、ストーリーを追おうとすればするほど置いていかれてしまう。
声優の布陣から薄々感じてはいたが、本当に声優の豪華さと音楽だけで勝負しに来たんだなという感じ。期待していただけに残念。もう時をかける少女やサマーウォーズでの興奮は味わえないのだろうか。
最後にもう一つだけ、
オマージュはわからない程度に散りばめられるのが良いのであって、あそこまで丁寧になぞられると逆に恥ずかしくなる!
壮大なミュージックビデオ
音楽には疎い私だが、
主人公すず/ベルの歌声には鳥肌が立った。
見終わってから数時間が経った今でも
歌声が頭の中をずっと駆け巡っている。
決して誰もが歌いやすいものではないこの曲を歌う
ディーバベルの美しい歌声は
Uとは別世界にいる映画を鑑賞しているだけの我々を
仮想世界Uの中へと誘ってくれる。
ただ、これを映画にするには
上映時間が足りなかったように感じる。
各々想像してほしいという作り手の思いかもしれないが
登場人物の多さゆえからくる置いてけぼり感を少し感じてしまった。
もう1時間、いや2時間。
いやいっそ2本立てなら!
あの人物とあの人物とあの人物の裏側を描け
もっとよかったのではとも思うが、完全大人向けというより夏休みの家族連れも対象にしていそうなのでこれ以上長くは厳しいのだろう。
そんな思いはあったが、
あの歌声を大きなスクリーンで見聞きするというのも
映画館で見る1つの醍醐味かもしれない。
とりあえず、
明日はサマーウォーズを再び見ながら
カツオの刺し身を食べようと思う。
我慢できなかった
ネットで不評だったので期待せずに来場。
普段は鬱陶しい最初の映画広告だが、
今季はなかなか良さそうなラインナップだからこの映画ダメでもまぁいいかと心を落ち着かせた。
音や描写が良いと言われていたが、天気の子ほど綺麗でも音にこだわってもいなかった印象。
ストーリーもあらかじめグダグダだと知っていたので、それを踏まえると許容できる範囲内だったと思う。
割引で1100円で見れたし、その意味ではまぁ悪くはないと思ったが、通常料金の1800円なら後悔したと思う。
でも、
最後の30分トイレが我慢できなくて本当に辛かったです。ストーリーも別にオチが気になるようなものでもなかったし、「はやく終わってくれ!!」ととにかく祈っていました。普段はおまけ映像を期待してクレジットまで座っているのですが、今回はそのおまけ映像(が見れる可能性)よりも膀胱を優先してとっとと退室しました。
クレジットの途中でも、退室すると迷惑になると気が引けますが、400席ある中で、私のほかに2人しかいなかったので許して欲しいです🙏
予算のかかった中村佳穂のミュージックビデオ
この作品の良かった点は映像美と楽曲のみです。
悪かった点は、それ以外すべて。上記の美点2つではカバーしきれないほど脚本がひどすぎて、共感性羞恥を何度も感じて鑑賞が辛かったです。
ほかの方々がすでに書いてくださっているのと、挙げようとするとキリがないのでここには書きませんが、細田監督はもういい加減ちゃんと脚本を書ける人に任せた方がいいんじゃないでしょうか。
感性は人それぞれだとは思いますが、この作品に高得点をつけてる方は何も考えずに映画観てるんですかね...。煽りではなくて純粋に疑問に思います。
【なりたい自分を考える】
「サマーウォーズ」より更に壮大になった仮想空間を舞台にした作品だ。
そして、そこにいるのは、幼い頃から思い描いた「なりたい自分」だ。
僕の育った東北の山間部の街は、合流扇状地にあって、二つある川の片方には、すずが通学路で渡るような沈下橋がかかっていた。
今は、ずっと上流に大きなダムが出来て、豪雨でも氾濫することは無くなったが、昔は、よく川から水が溢れていたらしい。
小学生の時、友だちとその川で泳いでいたら、友だちのひとりが溺れて下流に流された。
何人かの友人で助けに向かったが、川の流れが速いうえに複雑で、ダメだった。
その時、さらに下流で釣りをしていた大人がいて、川に飛び込んで、友だちを助けてくれた。
友だちは病院に連れて行かれて、怪我などなかったが一晩入院した。
僕達は、親にも学校でもこっぴどく叱られた。
そして、川に飛び込んで友だちを助け出した大人はすごいと思った。
すずの母親が、中洲に残された子供を助けに入る場面で思い出した。
小学生の頃は、戦隊ヒーローの如く、病気を理由にイジメにあっている友だちを助けに入って、ボコボコに返り討ちになって泣いて帰ったり、僕は無力だったが、いつかは強く、そして、祖母に教えられたような正義感を身につけたいと思うようになった。
仮想空間で多くの人が描くアバターは、きっと「なりたい自分」じゃないのかと思う。
この作品を観て、もし、虐待にあっている子供が助けを求めるようなことが実際にあったらと、胸が締め付けられるように感じることもあった。
なかには、現実社会で抑圧されたように感じ、周りに八つ当たりをしたと考える人もいるかもしれないが、多分、そうした人は、既にTwitterでもそうだが、仮想空間でも生き辛いだろう。
やっぱり、どこでも、人は前向きな方が受け入れられやすいように思う。
それに、「サマーウォーズ」からも引き継がれているメッセージだと思うが、実際の人と人の繋がりは大切だ。
仮想空間の「なりたい自分」が、そのままの自分になれるように、多くの人は努力していると僕は信じている。
その方が、あちこちで八つ当たりを繰り返しているネット民を見るより、ずっと希望がある。
世界一美しい映像
是非、IMAXや大画面で見たい作品です。
随所に美しいシーンがあり、この「絵」を大画面(等身大)で見れることは、今の時代に生きてる特権です。カンヌで評価されるのも納得であり、世界に誇る「日本映画」であると思います。
ストーリーに関しては、細田守の得意分野が良い方向に活かせていると感じました。一部ではサマウォや美女と野獣などと言われていますが、それは「ツール」としての役割であると感じました。
アニメーションに抵抗が無い人には見て欲しい作品です。
スタジオ地図の次回作が既に待ちどうしいです。
ネットの怖さ
なんか、低評価コメントを偉そうに上から目線で
書き込んでる人達って、正に映画の中で描かれてる
人が何か行動を起こしたら、
賛同や賞賛ではなくて、
批判やあげ足取りで人を貶める事で、
「自分は分かってる」感を出したいんでしょうね。
素晴らしい音楽。
素晴らしい映像。
そして、本当に素晴らしい歌声。
歌声に感情が乗っててとてもここに響きました。
ストーリーで描ききれなかった部分は
個人個人の想像でそれぞれの解釈で十分だと思います。
マクロスと美女と野獣
竜とそばかすの姫の公開日にテレビで見た『サマーウォーズ』の最後で言っていた話。
竜とそばかすの姫は、サマーウォーズの何年後に開発された仮想現実が舞台だと。
竜とそばかすの姫の劇中では1度もそんな話は出て来なかった。
映像と音楽は映画館で見る事をオススメします。
内容は、大まかに『マクロス』と『美女と野獣』+αと言った感じに思えた。
話は雑すぎてシコリが残る感じ。?がいくつも立ったが、考えないように流すように見れば、何とか気持ち良く見れるでしょう。
あまりの期待は禁物。
PS、歌は主題歌。劇中歌ともに良かったので、配信されたらダウンロードしたい。
エンタメ作品は素直に楽しんだもん勝ち!
長女熱望で公開2日目の土曜に観てきました。
映像美に目を奪われた、歌と音楽に震えた、
こういう作品は映画館の大画面で観たほうが
その世界に没入して、魅力をより堪能できると思います。
バチバチにアクションとCG駆使した映画とかも。
『竜とそばかすの姫』では、
ネット世界<U>の奥行や輝き、
歌姫ベルの華やかな歌唱シーンも
大画面だからこその迫力が楽しめました。
そのほか、ネットにはびこる悪意や集団心理、勝手な正義感の暴走とか、
甘酸っぱい青春シーンから、
『美女と野獣』のオマージュまでてんこ盛り。
一方、レビューでよく指摘されてる通り、
フィクションならではのご都合主義な部分もあり、
視聴中、キリンラガーと現実の苦味をすすりたがる心の中のスレた大人さんが
「え、そんなアッサリと!?」と囁きだしもしますが、
そういった局面ではいつも
天空の城が崩れる3文字の呪文を唱えて、
大人さんを蹴散らすことにしています。
“うっかり言っちゃうやん”っていう、危険なほど短い呪文の非現実性よりも、
エンターテインメント作品は、
多少のことは観たときの爽快感で押し切ったもん勝ち。
観客側も、没頭して、楽しんだもん勝ちじゃないかと思うんです。
そんなこんなで、私はというと、
序盤、主人公が辛い過去を思い返す場面から
早くも泣いてました。
終盤、お母さんの想いと同調するシーンで
ダバダバ泣きました。
実際はキリンラガーでなく映画館のアサヒスーパードライプレミアムをすすりながら観ていたこともあり、涙腺がゆるみまくりました。
で、映画が終わって娘ズとともに
たこ焼きとラーメン、私はビビンバをほおばりながら、また思い出し泣きしていました。
長女はしんみり共感、
小1次女は「また泣いてるじゃ~ん、ひゃひゃ」と、かつて私も母をちゃかしてたみたいに笑っていましたとさ。
めでたし、めでたし。
(とにかく中村佳穂さんの歌声と劇中歌が良くて、
長女もサントラCD欲しがったけど発売は8/18💦)
最初の10分の為にある映画
映像と歌は圧巻の一言です。
特に最初のUの説明からベルが歌う所で一気に物語に引き込まれます。
しかし良かったのはそこまでで、内容に関しては疑問が残る所が多々あります。
特に後半は酷く雑でご都合主義感が半端ないです。
映像はすごいけど、シナリオ展開に無理やり感が、すごい
終盤、アカバレ以降から
「おい、それはねぇだろ」
って現実的でないありえん展開がいろいろ続いて興ざめを通り越して、ある意味すごい。
中盤まではUの世界の映像美と「美女と野獣」を彷彿とさせるボーイミーツガールな展開に見えたのに、あのラストはひどい裏切り。
アカバレの危険性になにひとつ触れない
激高してる成人男性相手に少女ひとりじゃ絶対止まらない
彼らがどう救われたか説明がまったくなくてモヤモヤ
他にもいろいろツッコミどころが多い…
うん、駄作です。
すずは本当は美女(ベル)。
インターネットの仮想空間「U」を舞台にした作品。「美女と野獣」をベースにしたミュージカル風な作りも面白い。仮想空間というと、自分が理想とする好き勝手なキャラクター(アバター)になって活躍するのかと思いきや、あくまでも本人の属性から作り上げられるという所がポイントだ。ベルも竜も姿を変えた本人自身ということになる。ミュージカルでは魔女によって王子が野獣に変えられるが、「U」では隠された本人の本質がキャラクター化しているということだろう。現実では歌うことができないすずが、「U」では思う存分歌って絶大な支持を得る。人がベルの歌に魅かれるのは、それが心から生まれた歌であり、すずの美しい心を反映しているからだ。外見でも、そばかすだらけの田舎娘が絶世の美女になるのも、本当はとても美しくて魅力的な女の子だと言いたいのかもしれない。一方竜はあざらだらけの人から恐れられる醜い野獣(ビースト)であり、人を攻撃するばかりである。これも本人が受けている苦痛や孤独、怒りが形になったという事だろう。
心に傷を負った少女が、同じく傷ついている少年を救うことによって自身が成長する、ただそれだけの物語にもなりそうである。しかし、主人公を応援して力になる多くの人物をまわりに配置することで、細田守流の暖かい世界観が出来上がっている。同級生達は、それぞれ役割を持ってすずを助けている。合唱団のおばさん達はすずが子供の時から暖かく見守っている。錚々たる声優さんも楽しい。辛い内容も入っているが、見終わった時に暖かい気持ちになれるのは、すずのまわりが暖かい人ばかりだからだろう。
すずの目覚めが神々しい!
美しい高知の風景に心が和みました。故郷の駅舎にそっくりでしたので、懐かしさで胸がいっぱいになりました。そして最初から最後まで知らずに泣いている自分がいました。本当に優れた力作です。ヒロインのすずが母親の死による臆病を乗り越え、成長していく姿が一番の見所でした。架空の世界で、すずが歌姫として世界の脚光浴びますが、自らの成長は現実の3次元の世界にしかありません。14歳の苦しむ少年の心を解き放つこと、そしてすずの母親への執着を溶かすために、ネットの世界や現実の世界の友人や親たちがすずを守ります。その健気な縁する人々の愛情があまりにも純粋で綺麗なのです。その愛情が後押しをして、素顔のすずは人を守る人間へと大きく脱皮する姿に涙暇なしです。仮想世界での竜(なんと声は佐藤健)とヒロインの汚れのない愛は、確かに美女と野獣をオマージュしたものでしょう。かの作品を思い出して心が熱くなりました。その愛を現実の世界でもすずは成し遂げます。だから彼女は素敵で美しいのでしょう。あと、声優たちを調べると、サプライズ的に豪華な人たちが出ているので、驚きとしか言えません。いずれにしても、最後には、すずは今一緒に生きている父親との愛情を復活させ、竜は勇気を持って父と対峙することを決意します。その生身の血の通った人間の目覚めが、どれほど偉大で神々しいのかを教えてくれる秀逸な作品です。
惜しい!!!!
映像と音楽が素晴らしかっただけにストーリーが結構貧弱にみられました。説明不足な感じがしたし、もっと盛り上げるべきところがあったと思いました。キャラクターも、こいついる必要あったんか?って思うキャラがいました。願わくばもうちょい登場するキャラ減らして、主要キャラの細部まで映して欲しかったです。
ただ本当に映像と音楽が素晴らしすぎて圧巻でした。Uの世界が本当に美しかったです。中村佳穂さんの透明感のある凛とした歌声にも聞きほれてしまいました。特にオープニングが最高でした。中村佳穂さんの歌と美しい映像に包まれて本当に幸せでした。
また、cgのキャラデザも良かったです。流石ジン・キム氏。これまでの日本アニメ映画には見られないいかしたデザインだなと思いました。個人的にはベル、ヒロちゃんのアバター、ジャスティンのデザインが好きです。
結論的に言うと、ストーリーに納得いかないところもありましたが、映像と音楽の素晴らしさがそれを上回るので観れて良かったとは思いました。
全875件中、641~660件目を表示