竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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ストーリーはほんとに面白くない。
サマーウォーズなどはとても感情移入できて最高な映画だと思っています。
ただ、これはまったく感情移入できないし主人公を応援したい気持ちにもならないし。なので映像や曲以外まったく響かない。歌が終われば現実に引き戻されて、退屈なやり取りを見せられる感じです。
もちろん人それぞれ様々な価値観、捉え方があると思いますが高評価の人は高評価と捉える自分に酔っているとしか思えない。映画館以外でならほんと観るに耐えない映画だと思いますね。
脚本が致命的に酷い
あの未来のミライと比較しても、良いところは歌しかありません。歌のおかげで少し持ち直していますが、総合的には細田作品ワースト1です。
近年のアニメ映画と比較すれば、打ち上げ花火よりはマシですが、ワーストレベルであることは間違いありません。
脚本に全くカタルシスがなく、前提を飛び越えて勝手に進んでいっていますし、ラストも何も解決せず雰囲気だけ整えて終了しています。脚本が相当レベルが低いと言わざるを得ません。
元々細田さんは画作りの人。脚本は全く向いていないことが未来のミライに続いて証明されていると思います。
日テレや電通の宣伝で多くの人が見に行く夏映画の代表がこんな作品なのは気が滅入ります。これを夏休みに子供たちが見に行くのかと思うと本当に不憫でしかありません。
親御さんに助言すると、子供も見る夏映画だと思ってこの映画を見に行かない方がいいです。理不尽に暴力的な描写もあるので、トラウマになっても不思議ではありません。わざわざ劇場で高い料金を払ってこんな作品を見せるなら、家で他の作品を見ていた方が余程良いです。コロナリスクもないですし。
個人的にはお子さんにはリトルウィッチアカデミアやカレイドスターなどをオススメします。少なくともこの作品とは比較にならないほど良いです。
とっても良い映画でした🙂
素直にとっても面白かったです!すず(ベル)と竜、すずと周りの人たちの関係とっても良かった!話の展開もストレートでわかりやすかった!仮想空間Uの世界...まもなくこんな世界で同じようなことをしているような...っていうかもうほとんど仮想空間で同じようなことをしているような...歌もすごく良かった!
歌と映像の破壊力
細田守作品はほぼ見てるのですが
監督の好みなのか
毎回ヒロインの子がどうも受け付けず
「ヒロインが出てこなきゃ良い話になったのになぁ……」
と思う事もしばしば。
(あと、やっぱり声優を使って欲しい……)
今作もお節介で慌ただしさは持っているものの、個人的にはマシ
ストーリーをよくよく考えてしまうと色々と納得いかない所もありましょうが
ただただ圧倒的な歌と映像にはとてつもない破壊力があり、まんまと飲み込まれたという感じです。
大画面、大音量で見ないと、魅力は半減してしまうかもですね。
ぜひ映画館でどうぞ。
知くんが可愛くてすごく感動的な作品‼︎
兄弟の話は悲しいことに珍しくなく、私は竜の複雑な感情の描写が大好きでした。二人はそんなに若い頃にとても苦痛に対処し、彼らを助けるために鈴ちゃんの決断が好きでした。キャストが素晴らしくて、特に知くんの声優をしたHANAさん が15歳だと聞いて驚きました。(インスタは@hanasedlakらしいです)
痺れる歌声
中村佳穂(Bell&すず)の存在知らなかったですが、歌の力がすごかったです
人の心を揺さぶる歌だったと思います
帰りにCD買いたくなったの初めてです
家に帰って調べたら、8月18日の発売だったんですね
映画観て感動した状態の方が、売り上げのびたのに・・・
ストーリーも仮想世界「U」の世界観も良かったし、現実の世界のリアル感とのギャップもよかったです
出演声優も豪華メンバーで、すごく力の入ってる作品だなと思いました
ヒロ(幾田りら)が特にキャラにぴったりで、素晴らしい よかったです
ただこの映画のカギは中村佳穂の歌
特にクライマックスのシーンでは、とめどなく涙が溢れました
内容的には家族がテーマの映画かなと思いました
実は二回観てのレヴューなんです
二回観ても感動しました
二回観たい映画って、年に何回もない中での二回鑑賞映画でした
映画好きなら是非観てください
映像も美しかったし、映画館で観る映画だと思います
美しい映画で、とても感動しました
とてもパワーのある、そして美しい表現が随所にあふれる映画でした。
予告編では魅力が今ひとつ分からなかったけど、
予想を裏切る良い作品でした。
ミュージカルの要素も楽しめて、かなりお得。
主人公の歌、飛び抜けて上手くて素敵!
これまで知りませんでしたが、中村佳穂さんってすごい。
超一流が集まってます。
とにかく映像と歌に迫力があるので、劇場で堪能するべき映画でしょう。
ベルの表情は繊細で、魅入られました。また観たい…。
役所広司さんには、泣かされました。また泣かされたい…。
魅力的な人物が物語を紡いで盛り上げているので、爽快な気分にひたれると思いますよ!
濃厚なので、もっと長尺でもよい映画かな、とも。
え?素晴らしかったけど?!
なんか酷評多くてどんなもんだろうと思ってたところ、
折々の山場の映像と音楽の素晴らしさたるやビックリするほど奥行き深く輝いてて琴線にビンビン響いてくる、ひょっとして良い作品の可能性に賭けて、ワンチャン勝負で IMAXで観たのでなお正解
リアル空間とサイバー空間の狭間の話だし、筋書きに粗さもあるけど、あぁ、ってキレを持ってギューっと心に切り込んでくる作品
どっぷり浸ろうという心持ちで観るのがおすすめ
結構な実験作だし、細かいとこ気にしてウダウダ言うのって本末転倒の極みだと思うよ
歌声に心酔
物語にはあまり新鮮さは無いけれど、
彼女の声、自然と涙が流れる。
佐藤健は竜より、少年にびっくり、
あくまでも、自然で健を意識しないですんだ。
サマーウォーズの盛り上がりや時かけのような甘酢っぽさはない、残念。
ミライの未来超え()
この映画は悪い意味でミライの未来超えてきた。
いいところ
・最初の歌。
わるいところ
・アカペラで急に歌うところ、ミュージカル仕立てにしたいけど出来てない感じがゾワゾワ。
・Uの世界のキャラたちが何にもしてねえ。ただ並んで動いて悪口言うだけ。
・竜に拘る理由が見当たらない。竜を悪者にするのも急すぎて置いてけぼり。
・すずの母親が見知らぬ子助けたのは、最後に関係あるのかなって思ったら特になし。竜の正体とかで良かったと思う。それなら繋がりが作れるのに。
・田舎の友達の必要性が分からん。おばさん達も急にでてくる。
・東京の家に行くのも急。一人で行くのも急。見つけるのも早すぎてこの辺りで呆れてた。
全体的にゴミなんで、イライラして見てました。とにかく全てが急です、急にトラックに轢かれた感じがします。
もう細田守監督のはレビュー見てから行くようにします。
卓越アニメーション
ストーリーがつまらないとは思わない。
単純に捕らえる年齢層の幅が広いだけだと思う。
大人やティーンの好きそうな、ストーリーに捻りが効かせて、オシャレを感じさせるタイプの作品ではない。
ただそれだけ。
これだけ素晴らしいアニメーションに軽装に話がつまらないとか言うもんじゃない。
良いです。
「何で?」っていうストーリーのチグハグ感はあるけど、全体的には良かったと思いました。
作品の捉え方はさまざまで、辛口の評価もたくさんあれど、最初から「現代版美女と野獣」って謳っちゃってるし、「オマージュあり」って気持ちで観たら、個人的にはそんなに気にならないかな。
細田作品に出てくる女性陣って、宮崎作品や新開作品とまた違う描き方で大好きなんで、この作品の女性陣もみんないい。
あと、YOASOBIのIKURAさん!声優初挑戦⁈凄くお上手でした!
でも皆さん言われるように時かけやサマーウォーズ越えは厳しいかなぁ…
名作って言われる作品を産み出しちゃうとそれ基準になっちゃうから、その後の作品へのハードルは上がってしまうよね。
ただ冒頭含め、映像美は大きいスクリーンでの観賞がお勧めです。
圧倒的な作画に拍手
私個人としてはとても面白かった。
監督らしさ満載のアニメであり、
映像美や音楽が素晴らしい。
また声優陣も、素晴らしい演技で
とても贅沢なアニメーション映画だと思う。
問題のストーリーは、ほとんどの人は気にならないと思うので安心して欲しい。というのも、否定的な人は映画をたくさん見た人や、ストーリーの雑さが許せない人が多い。前提として、細田守作品が好きな人は気にせず是非見て欲しい。なぜ否定的な人がいるのか?それは、年齢や昨今の映画作品の影響も少なからずあると思う。(某映画監督と勘違いしてる人もいるだろう)
どんでん返しや、ツッコミどころのない映画しか見たくない人は楽しめないので見ない方がいい。
もう一度観たくなる
○ストーリー的には、最初はちょっと「かったるい」感じだったけど、竜の正体探しにポイントが絞られてくると、自分の中で一気にテンションが上がった。
○5人のおばちゃんがいい味出してる。そういえば私自身もじっさい数々のおばちゃん達に助けられているなあ。改めて感謝。
○現実と仮想世界の描き分けは、成功しているのかイマイチなのか判断保留。トレス線が違うのは明らかだったが、現実が仮想世界に入り込む部分でちょっと違和感があったのも事実。
○背景の緻密さがすごい。「これならもう写真でもいいのではないか」と思ってしまうが、たぶん現実にはない風景であり、キャラクターとの親和性が緻密に計算されている。
○仮想世界の中での自分の分身を「アズ」と呼ぶ。「アバター」でもよかったんじゃない? とも思うが、「大人の事情」とかあったのかな。
○とりあえず一回観たけど、いろいろ見落としてるんじゃないかと心配。もう一度観なきゃとか思ってる。
私は楽しめました
皆さん、いろいろ書いておられますが、、、
観終わった後、単純に満たされた感覚だった。
ベルの歌をもっと聞きたいと思わせたことで、この映画は素晴らしいんだと思います。
皆さんが思うことを総括すると、押田守監督は、風呂敷を広げ過ぎなんだと思う。いろいろ伝えたいことがあるんだろうが、伝わらないこと(回収されない)が多すぎる。
もっと丁寧に登場人物の心模様を描き、広げた風呂敷を回収し、もっとベルの歌を聞かせることで3時間ぐらいの映画になっても皆さん観ますよね。
評価はいろいろありますが、またベルの歌声を聴きに映画館に行くんだろうなと思わせて貰いました。
boidさん、爆音上映を希望します。
あと、聖地巡礼を期待してか、最近実際の風景をアニメに登場させることが多いですが、あまり意味があるようには思えず、好きではありません。
ディーバがいた。
まず、最初の歌で圧倒させられました。
常田さんがつくった曲、素敵だし中村さんが本当に上手に表現されていました。
正直みるまでは中村さんの歌声を素敵だと感じていませんでした。
でも、最初で変わりました。
中村さんは間違いなくディーバでした。
劇中たびたび登場する中村さんの歌声はどれも素敵でした。
一番重要な場面の歌で、私はたぶん初めて歌で泣きました。
地声は声優さんではないので高校生の声だとしたら違和感もありましたが、『演技』という部分ではとてもお上手でした。
ただ観た時間帯も悪かったのかウトウトする部分が中盤くらいまではありました。
映像はとても綺麗でした。アニメでしか表現できないものだと感じました。
しばらくは『和製美女と野獣』、それ以降はネット問題を絡めながらの本丸は色々考えさせられるものでした。
パッキリわかりやすい、というのではないので二回以上みたらより理解できるのかなという印象でした。簡単ではありませんでした。
今作は賛否両論あるようですが細田さんはほぼご自身のオリジナル作品であることが本当にリスペクトで大好き、嬉しいです。
いつの間にか原作が別の人になってしまった他社作品もありなんとなく、悲しく思っていました。
そして地方が舞台なのも素敵です。
地元の方は本当に嬉しいから続けて欲しいです。
正直私も『あれれ?今回失敗か?』と感じた瞬間もありましたが終盤はクギスケだったし中村さんの歌声でまるっと納得させられてしまう、というところがありました。中村さんの歌声とあの世界観のコラボは観るべきだと思いました。
ゼロから生み出すことは容易ではありません。じっくりゆっくりまた、素敵な作品をつくって欲しいです。
タイアップ力だけ
メディアが過大評価をしていたので観に行きましたが、評判に乗せられて行った自分の期待は打ち破られました。映像は美しいのですが、ストーリーは次元が低く波動も重いので、見終わったあとに不快感しか残りませんでした。更に膨大な数のメディアスポンサーを拝見して、ああ、それらに踊らされたのかと。細田監督の世界観が何故評価されるのでしょう。
薄味の闇鍋
Uの世界が古臭くて魅力的に見えない。ヴァーチャルってよりサイバーとか電脳って言葉が頭をよぎった。ふわふわ漂ってSNSをやってるだけじゃん!悪夢的だが「コングレス未来会議」の素晴らしさを思い出した。それに比べて現実の日常描写はとても面白い。距離や時間の不自由さ、登場人物の魅力が良く伝わってきた。
“歌” を通じた『娯楽』としての完成度がとにかく高い。
何故ここまで批判的な感想が多いのか。余りに高過ぎた期待と、鑑賞者が求めていた物語の質ではなかったからか。一言 “粗” と言っても、探し方と理解への姿勢にもよる。一定のご都合主義は限られた時間内で致し方ない所。決してそこまで酷くなく、寧ろ心地良い起承転結だったと思う。
自身の拙いレビューで、1人でも多くの人が『観てみよう』と思って頂ければ。
現実世界と、仮想世界。理解しているつもりの自分と、内に秘めた未知の自分。匿名という裏の言葉と、心にある本音。そして、自称警察への警鐘とも取れる仮想世界からのUnveil(アンベイル)。 “U” と “AS” を上手く設定に使い、安易に飛び込むネット上の危険を啓蒙している。
この “ベル” が『 “歌” を歌う』という特別感。
【アナと雪の女王】や【グレイテスト・ショーマン】の場面場面で挟まれるミュージカルとは違う。その歌へのフォーカスと演出での魅せ方が、とにかく半端無く素晴らしい。まさに鑑賞者全員が “U” の世界の中でLiveで “ベル” を視聴している感覚は特筆もの。
『50億の中から1人を探す』というこの不可能とも思える奇跡にも批判があるが、『50億の中のたった1人のベル』として歌うという奇跡には誰も突っ込まない。竜に惹かれて追いかける、その自然と気になってしまう意味、『母の死』という重たいエピソードから立ち直る切っ掛け、そして長年出来なかった母の行動への理解。これらをちゃんと考えて受け入れながら楽しんで鑑賞出来るかどうか。
『歌よ、導いて。』
この歌詞に鳥肌が止まらなかった。
全て物語として繋がっていて、悩みつつ、足踏みしつつ勇気を出して進もうとするすずの行動、思わず漏れてしまう嗚咽とも苦悶ともとれる声。
その意味と決意が見える “後半” は必見。一番批判が多い場面でもあるとは思うのだが、、、
子を持つ親の立場で意見させて貰うと、、、
『自らで成長し殻を破こうとしている時に、手を差し伸べるのはナンセンス』。
そして、いつでも一緒に行動するのではなく、、、
『信頼し、ただ信じてひたすら帰りを待つのも、愛情であり、友情である』という事。
ヒロちゃんは本当の親友であり、お父さんとしのぶくんが家の中と外、遠くから見守ってくれている。色々な『愛情』をテーマにしているのがわかる。
個人的にはアニメ映画は余り得意ではなく、斜に構えて観てしまいがち。予告編の歌に惹かれて鑑賞したのだが、『娯楽』としても、『作品』としてもかなりのクオリティだった。観るなら絶対に映画館でのIMAXをオススメ。歌の臨場感で★+0.5。
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