竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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細田守の新時代を見よ
細田守作品が好きだが映画館で観るのを迷っているそこの貴方。予告を見てサマーウォーズのような感じ?とお思いでしょう。しかし断言しましょう。扱ってるテーマがいい意味で全く違うと。必ずみる価値ありです。私は衝撃を受けました。細田守監督作品は更なる素晴らしい進化を遂げています。ジブリ作品のようなあのどこか懐かしい素敵な雰囲気、細田守作品の人の純粋さの持つ素晴らしいパワー、新海誠作品のような圧倒的な音楽と映像美そして甘酸っぱい青春、そしてディズニーのような笑顔になるような可愛らしさ。パクリだなどと言う人がいるとするなら、あえて私は申し上げたい。これらの良さ全てはアニメ史が生み出したどれも素晴らしいなんて言葉では足りない、人間の感動の琴線を震わせる最高の演出であるため、そんなことどうだっていいと。音楽、映像、物語を通して私達の五感を感動でいっぱいにし、私達を暖かい気持ちで満たし涙を溢れさせる。人を感動させる手法が業界全体で研ぎ澄まされ、とてつもない進化を遂げただけの話だと思います。個人的にはついに日本のアニメ業界がアニメで感動させる方法をフルで使ってきて私達のこのコロナ禍やネット社会で辟易した弱った心に希望と暖かさをしっかりと満たしてくれたと感じています。それに深く感動しております。
時代に則した社会問題。リアルが上手くいかずネットに依存しそこに自分の居場所を見つける若者、その居場所を奪おうとするアンチコメント、リアルとの格差…。貴方の求める答えがここにある。若者は勿論のこと様々な世代の方にこれを観て頂き、今のリアルな社会でのあり方をもう一度見つめ直してほしい。感動をありがとう、細田守監督。そして皆さん、是非観て頂きたいです。
by アニメの歴史を見守ってきたただの一視聴者より。
Belle
とにかく映画館で観て良かった。眼の前に広がるひとつひとつまで丁寧に細かく描き込まれた圧倒的な画力と心にダイレクトに響く歌。こういう音楽にモノを言わせないといけない展開で、それに応えた音楽制作陣に感動。声優挑戦含め、中村佳穂の能力がはちきれている。
ストーリーそのものはオーソドックス。内気で孤独な彼女というには周りも恵まれているし、都合よい部分もある。しかし、そういう躊躇をなぎ倒すぐらいの画と歌である。
期待してなかったけどとてもとても面白かったです!!!
バケモノの子、未来のミライと続いて大きな期待はしていませんでしたが、今まで観た映画でトップクラスで面白かったです!!!観てる途中でこんな映画やったんやと予想外のところもあったので前情報なしで観るのをオススメします。
こんなのも作れるのか
普通に面白かった。
時々なんでそうなるって点があったが、
音楽とあいまって感動できた。
サマーウォーズも時かけも色々あるけど全部面白さが違って今回も新しい面白さを持ってきてすごいなこの監督。
前作の未来のミライは受付なさそうがして見てすらいないけど、見てみようかなぁ
細かな解れが気になるもののインターネットのリアルを取った世界は上手い
初めての細田守作品。またネット物らしい…なんて思っていたけど、割とリアルで面白かった。ただ、細かなところの粗さが目立った印象。
ネットの秘匿性とそれによる正義のナタを振りかざす分断をリアルに汲み入れた世界観はお見事。主題として回しつつ、擬態化されたキャラクターによって痛みを軽減する。そのバランスとアニメらしいポップさは観ていてクセになる。また、アニメの中のリアルな世界でも、悪そうな顔をしたり露骨に照れたりする、豊かな表情と空気感は結構好み。
その一方で、前評判にも上がっていたようにちょっと中盤の拙さは気になった。抱えているものにしては描けなかった気もする。照れまくるあのシーンとか、今泉力哉監督を彷彿とさせる固定された画角で面白かったし、最後のドラマも無理はあるが悪くは思わなかった。割と真っ向から描きすぎた節もあると思う。
中村佳穂はいわばベル同様、拾われた存在。そこまで上手くないけど、こういうタイプの歌姫は確かに感動的。ただ、幾田りらが嬉しい誤算なのかハマりすぎていて、持って行った気さえしてくる。よき友達である一方、悪巧みの機転も効くあのキャラがうますぎ。成田凌の落ち着いた声も染谷将太の愛らしいキャラも堪らない。逆に玉城ティナと役所広司が分からなかった。相変わらず役者の層が厚い。
細かな解れが気になったものの、いい話として受け入れられた。いろいろ観れるから旧作も漁ってみよっと。
良かった!圧倒的歌唱力!
スタジオ地図の最近の作品は期待→撃沈
なことが多かったので、正直今回も…ドキドキでした。
しかし、良かった!ストーリーに荒削り、ご都合主義的な箇所はありましたがそれと比べものにならない魅力が大いに散りばめられており、総合的にかなり満足度の高い作品に。
ぜひ、スクリーンで見ていただきたい。
期待止まりの作品
今日、本作を鑑賞してきました。
テレビなどでは大々的にアピールしていた作品ですが、トレーラーなどの事前情報からも感じていた通り、『美女と野獣』の要素が所々散りばめられていました。
キャラデザイナーにディズニーのデザイナーを採用したために、余計にそう感じる方向に引っ張ってしまった様に感じました。
ストーリー的にも、最近の作品らしく、落とし処が中途半端で、グッドエンド程度と中々な作品でした。
これからご覧になる方で、細田作品のファン、10代~20代前半の方々には劇場でご覧になることをオススメしますが、それ以外の方々は、劇場に足を運んでまでご覧になるのはオススメ致しません。
いやー内容が…
音楽は素晴らしい、映像も素晴らしい、その点は映画館で見るべき作品だったと思います。
ただ、肝心の内容がぐちゃっとなってる印象がありました。せっかくの音楽、映像が非常にもったいないです。
逆に高音質高画質の映画館で見ないのであれば、今回ばかりはあまりオススメできない作品だと思います。
ギャップがひどい 重い問題を軽く見過ぎ
映像すごいでしょ感が異常で、確かに綺麗で華やかだが、それに伴わない中身の気持ち悪さでキャップに耐えられませんでした。前半で物凄く重い問題を入れてきたけど、回収の仕方が雑過ぎる。無駄にファンタジー感を出そうとしている。きっと監督は心底解決したいと思った方がないのではないかと思うくらい 現代の問題を浅はかに描いている。某監督のような本当の強い思いが伝わってこない。細田さんはあたたかなホームビデオ系でいった方がいいと思います。問題に対しての扱い方に疑問を感じました。
番宣見なければよかった
テレビでの映画のCMは良しとして、監督さん声優さんのテレビ番組での番宣は見なければよかったと思いました。
映画が始まってすぐに、あの中村さんが浮かんできて映画を楽しめませんでした。
テレビでの監督さんと中村さんの褒め合い!私の歌すごいでしょ、私の感性は特別なの、そしてインタビューを受けながらの足組み。
映像がキレイそうなのでつい映画館まで行きましたがそのうちWOWOWで放送したら見ればよかった。
中村さんのファンの方には申し訳ないけれど、映画が公開されたら出てきて欲しかった。
細田守好きとしてはっきりと言います。
結果から先に言いますと、ストーリーはほんとに酷かったです。オオカミ子供の雨と雪、サマーウォーズなどと比べてしまうとほんとに天と地の差があるぐらいキャラクターなどにも感情移入できません。テンポも悪く、ディズニーの美女と野獣を知っている方なら笑ってしまうぐらいパクっています。ネタバレになってしまうので詳しく言えませんが、設定詰め込みすぎてもうバイキング状態です。後半は話や、表現がゴリ押しすぎて正直見ていられなかったです。
そんなの個人の感想じゃないか結局なんて言う人がいますが、レビュー見て悩んでいるくらいなら一度見てみるべきです。そして実感してください。
ミュージカルを見ているようでした。
ただ、いいところもあります。
歌や映像は圧巻です。
そこだけです。
ストーリーよくこれで通ったなと感じてしまう映画でした。
音楽だけが秀逸で内容は全く何も無い
酷くがっかりした。
映像と音楽は素晴らしい、肝心の作品の意味が無い。
メッセージも無ければ、内容が陳腐。
8歳児でも美女と野獣と同じだねと酷評。
但し鑑賞しなければ評価が分からないので、
星一つにしました。
二回目
本日二回目見ました。珍しくプレミアシート代金払いました。子供は騒ぐし、後半鈴の台詞の途中でポップコーン皿ひっくり返してるオジサマいるし、やめて~集中させて〜。
ストーリー言う人多いですが、これミュージカルなので野暮だと思うです。本当‥皇女さまは一人でローマ彷徨ったりしないのです。
見ないと損します。傑作です。
追記
いいねくれた人ごめんなさい。ヨーデルソング…確かに…これはー…真似と言われてもしょうがないかなー★半分減らします。
良かったぁぁぁぁぁ
あまり作品の前情報を入れずに観に行きましたが、結果良かったです!感動して思わず涙が。まず歌が綺麗。声もいいし、曲もいいです。そして絵が綺麗。映画館IMAXで観て良かったです。初の声優挑戦幾田りらさんも良かったし、主人公中村佳穂さんの圧巻歌声!!ストーリーも現代社会の闇アリの、可愛らしい高校生の悩みアリので大変良かったです。人にも勧められる良い作品です!
頭が痺れた
壮大なCGもそうですが、ストーリーの現代の問題に繋がりがありながらも温かな映画でした。
元々サマーウォーズでネット社会が少し出ていましたが、今作は特にそれが前面に出ていた印象でした。
しかし他の人も気付いてると思いますが、自分が特に良いと思ったのは『何かが欠けている者達』に対して、敢えて言及されていなかったことです。
※ネタバレ注意※
主人公の飼い犬は片足が欠損しており、トモくん(うろ覚え)は発達に遅れがあるように感じました。だけど、誰もそれについて「なんで?」とは言いませんでした。ただただ、愛されて大切にされているんだと思いました。
ストーリーはほんとに面白くない。
サマーウォーズなどはとても感情移入できて最高な映画だと思っています。
ただ、これはまったく感情移入できないし主人公を応援したい気持ちにもならないし。なので映像や曲以外まったく響かない。歌が終われば現実に引き戻されて、退屈なやり取りを見せられる感じです。
もちろん人それぞれ様々な価値観、捉え方があると思いますが高評価の人は高評価と捉える自分に酔っているとしか思えない。映画館以外でならほんと観るに耐えない映画だと思いますね。
脚本が致命的に酷い
あの未来のミライと比較しても、良いところは歌しかありません。歌のおかげで少し持ち直していますが、総合的には細田作品ワースト1です。
近年のアニメ映画と比較すれば、打ち上げ花火よりはマシですが、ワーストレベルであることは間違いありません。
脚本に全くカタルシスがなく、前提を飛び越えて勝手に進んでいっていますし、ラストも何も解決せず雰囲気だけ整えて終了しています。脚本が相当レベルが低いと言わざるを得ません。
元々細田さんは画作りの人。脚本は全く向いていないことが未来のミライに続いて証明されていると思います。
日テレや電通の宣伝で多くの人が見に行く夏映画の代表がこんな作品なのは気が滅入ります。これを夏休みに子供たちが見に行くのかと思うと本当に不憫でしかありません。
親御さんに助言すると、子供も見る夏映画だと思ってこの映画を見に行かない方がいいです。理不尽に暴力的な描写もあるので、トラウマになっても不思議ではありません。わざわざ劇場で高い料金を払ってこんな作品を見せるなら、家で他の作品を見ていた方が余程良いです。コロナリスクもないですし。
個人的にはお子さんにはリトルウィッチアカデミアやカレイドスターなどをオススメします。少なくともこの作品とは比較にならないほど良いです。
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