竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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本作のメッセージ性とは?
なんなんだろう?
なんなんだろう?
怒りがおさまらないからなんでこんなにイライラしてるんだろうと細田監督のドキュメンタリーとかも観たりして感じたのが
おおかみこどものころから思っていたのだけど、
どんどん細田監督はなにを描きたいんだろう?
と疑問に思ったところから始まりだと思う。
口では「美女と野獣」にインスパイアされて、ヒロインの方を深掘りしたとか言ってるけど、ヒロインを魅力的に描く力があまりないクセになんでそんな事するの?
設定もキャラクター性も使い回しで、もういいよそのキャラ他の作品でも観たよ、人間の性格ってそれしか知らないの?てなってしまった。
作品を描くにつれて、どんどん薄っぺらくなっていく印象がいなめない。
一回、作品を作らないで10年ぐらい休めばいいんじゃないですか?
何よりもイラッとしたのは、この作品についてインタビューで映画は日常生活が充実した人の為じゃなく、日常生活に不満を感じている人の為にあるものだとか言ってたけど、なにその上から目線?自分の裁量で勝手に娯楽の定義を決めつけないでくれる?
本当にイライラが止まらない。
ラストの続きは…
なかなかのクソ映画
ええっと、どこから表現したら良いのか分からなくなるほどのつまらない映画。
Uの世界観も既視感があるし、登場人物の魅力が薄いし、何よりストーリーが酷い。
竜に惹かれるキャラクター性が全く感じられなかったし、竜との関係性を深めていく場面は全く共感できるものでは無かったし、ラストのDVと結びつけ東京まで助けに行く流れは荒唐無稽だ。(DVされていた子供たちはあれで救われたのか?あんなんでDVが解決するわけは無いし、DVと本当に戦っている人はあれを見てどう感じるだろうか?社会性のあるテーマを扱おうとするにしては軽すぎる。)
ストーリーが酷いからこそ生命線のアニメーションなのだが、本作ではそこまでのインパクトは無し。高知の自然が美しいことは知っているが、このアニメでそこまでの美しさは感じられなかった。細田守監督お得意の仮想空間も、もう見慣れたものになってしまったし、正直サマーウォーズから殆どレベルが変わってないんだよね。
期待していた映画ではなかった。せめてタイトルは竜とそばかすの歌姫だったのでは?
歌の美しさとアニメーションのクオリティに免じて星2つがやっとというところか。
宮崎駿氏の後継者には成れず…それが哀しかった。
賞賛されている歌と映像であるが、この2点を褒められるのは脚本家としては屈辱に値する。特に歌については、映画とはまったく関係ない。これは芸人のリズムネタのようなもので一発の効果は絶大だが、来年には飽きられている。リズムネタ芸人が消えるのはその為である。(アナ雪しかり、歌は飽きたら苦痛になる)
映画でもっとも大切なのは噛み締めるほど味の出る脚本だ。細田氏はかつてヒットした『時かけ』『サマウォ』を手掛けた脚本家を起用せずに、自身が脚本を担当するという手法を繰り返し続けている。『ばけもの』『未来のミライ』のように失敗しているにも関わらずだ。それはやはり宮崎駿氏を超えたい/宮崎駿以上の存在になりたいという願望がそうさせているのであろう。であるから、脚本で失敗をしているという事実を認めるわけにはいかない。
なぜなら脚本家を採用して、ヒットさせたとしても、それは自身の功績ではなく敗北(宮崎駿に及ばないこと)を意味するからだ。だからこそ細田氏は脚本家を採用するわけにはいかない。なんとしても宮崎駿と同じ手法、同じ土俵で打ち負かさなければ意味がない。そうでなければ自身のアイデンティティを肯定することができないのだ。
(※細田氏はジブリ時代に『ハウルの城』をめぐって宮崎駿氏との間に確執がある)
よって、今後も細田監督が脚本家を採用する可能性は低いが、もしも優れた脚本家を採用することができれば、そのときはかつてのような(『時かけ』『サマウォ』)輝きを取り戻せるかもしれない。
ネット世界の絵にかいた餅
この映画内におけるネットリテラシーのなさに驚いた。ネットで出会った人と
実際に出会うことや住所聞き出すことを肯定的に捉えている。
非常に危険。匿名であるからこそ楽しめる価値感や世界を真っ向に否定し、
素性を晒すことをまるで正義の証のように捉えてしまっている。
リアルのネットは素性を晒したら攻撃する奴は一生攻撃するし、
勇気を称えたりはしない。SNSや掲示板で攻撃され死に追いやられる、
世相を表しているのかもしれないが、これらの問題と匿名の関係はまた別。
虐待を受けているよくわからない者を主人公がよくわからない方法で、
救出できているのも謎、最初のお母さんの事故もそうだけど。周りの大人は何してるの?
なんでこの世界の大人は無能なの?
?と危険な倫理観を押し付けられる映画でした。
これは映画館で見て欲しい
過酷なバックグラウンドがありながらも強かさと美しさを持つベルと、温かい家族に何度も涙した。ストーリーには現代ネットへの風刺などメッセージ性もあり、深く考えさせられた。なによりも、この映画は歌とグラフィックの構成が素晴らしい。繊細に心情を捉えた歌詞と映像に鳥肌がたった。是非とも映画館で見て欲しい一作。
IMAXおすすめ!久々に感動した
一歩はいつも怖いもの
助ける、と言葉にすることは簡単で誰にだって言えること
どこまで関わっていつまで助け続けられるのか
信用して信頼し合わなければ本当に誰かを助けるなんて軽はずみに言ったり出来ないのではないだろうか
それでも言われた方は心が少しは軽くなんじゃないかと言ってしまいがちなもの
うまくいくこともあるし最悪の結果になることだってある
私はどちらも経験があるので少しばかり臆病になっている
私自身が傷つくことは問題ではない、相手が最悪なことにならぬようにどうしたら心が軽くなるのか少しでも笑い顔が増えたならそれで少しは役に立ったのかなと思いたいのです。
問題を完全に解決できむことはなかなかないでしょう
本人がどうしたら乗り越えられるかは分からないけど転んだり挫けたりした時にまた歩く気力が湧くように寄り添いたいと思う
歌も歌えないしピアノも弾けない、出来ることはさほどもないけど話を聞くことならいくらでも
それくらいしか出来ないのが口惜しい
すずには友達がいる親友も幼馴染も親だって居る、頼もしいおばさま達も、立ち止まっているのは自分の心
「U」は世界を変えようと言っているが最初に変わらなければいけないのは自分なのだと思い知らされました
どんなに歳を取ってもその一歩は怖くてたまらない、惰性でも強引でも一歩が出れば何とかなるんじゃなかろうか
先に進めば新たな景色が見えて来るものですよね
シーンによってワクワクが雲泥の差
全く面白くない
露骨な美女と野獣のパクリに加えて、細田監督のサマーウォーズの実績に相乗りしたかっただけの作品
オリンピック利権とスポンサー
オリンピック開催期間中に観ると、「ジャスティス」という正義と秩序を守るグループが非常に意味を持った存在に思えてくるから不思議だ。仮想世界でわざわざ正義を振りかざすのだから、よほどの人間がアバターとして使ってるとしか思えないが、多くのスポンサーがついてることからわかるように、結局は金目当て!巨大な利益を生み出すが故に、そうした秘密警察が必要なのも理解できるが、胡散臭さも漂ってくる。
全体的には一人の女子高生すずが過去に体験したネット世界の出来事と、その不信感を拭えないまま誹謗中傷というリアルさや児童虐待をもテーマにしたところは現代的で面白かった。素顔(オリジン)が見えない匿名性の問題をも訴えてきてるし、その現実社会とのギャップにも注目だ。
仮想世界やネット世界と現実とが絡む映画は『トロン』(1982)や『ウォー・ゲーム』(1983)辺りからだろうか。映画では『マトリックス』(1999)、『アバター』(2009)や『レディ・プレイヤー1』(2018)などと進化を遂げ、SF良作を次々と生み出してきた。仮想という現実逃避感やネット依存による弊害の警鐘といった意味もあったりして、これからも進化し続けるのだろうなぁ。
細田守監督は富山県出身で金沢美術工芸大学卒、東映、ジブリ出身。そのジブリがアメリカっぽい3DCGへと変化するという一方で、日本の伝統的2Dアニメの牽引者として今後も期待したいと思う。とにかく描写が細かい!『サマーウォーズ』(2009)もそうだし、『バケモノの子』(2015)のモブシーンも細かい。序盤の仮想世界内の2Dとは思えないくらいの立体感には圧倒されるし、CGならではの背景画には驚きのひとこと。日本画風のノスタルジックな描写とは対照的で面白いのです。
「U」に50億人が参加している?!と、一人でアカウント1億個くらい使ってるんじゃないの?と疑問に思ってましたが、ボディシェアリング機能とかで管理されていて一つしかアカウントを持てないとも解説されていた。また、母親も所属していた女性コーラスグループはリトグリの30年後の姿か?などと想像するのも楽しいし、ボーカルメロディのみから同期させて編曲するのも楽しそうだ。作曲法無視で・・・独特すぎて魅了されちまった。
『U』
ハリボテ
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