竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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露骨な美女と野獣のパクリに加えて、細田監督のサマーウォーズの実績に相乗りしたかっただけの作品
意識高い系女子のこうだったらいいなをめちゃくちゃ詰め込んだだけの薄っぺらい内容に加えて、ビジュアルだけじゃ飽き足らず名前まで美女と野獣をパクったひどすぎる作品
サマーウォーズが絶妙なタイミングでリリースされ、夢見がちな展開を優秀なサブキャラたちが盛り上げた作品だとしたら、この作品はすべてがマイナス方向に振れてしまってる
監督の熱烈なファンではないのでこういう言い方はおかしいかもしれないが、監督作品の悪いところが集約されて全面に出ている印象
一部のCGがとてもきれいだったので星1.5
オリンピック利権とスポンサー
オリンピック開催期間中に観ると、「ジャスティス」という正義と秩序を守るグループが非常に意味を持った存在に思えてくるから不思議だ。仮想世界でわざわざ正義を振りかざすのだから、よほどの人間がアバターとして使ってるとしか思えないが、多くのスポンサーがついてることからわかるように、結局は金目当て!巨大な利益を生み出すが故に、そうした秘密警察が必要なのも理解できるが、胡散臭さも漂ってくる。
全体的には一人の女子高生すずが過去に体験したネット世界の出来事と、その不信感を拭えないまま誹謗中傷というリアルさや児童虐待をもテーマにしたところは現代的で面白かった。素顔(オリジン)が見えない匿名性の問題をも訴えてきてるし、その現実社会とのギャップにも注目だ。
仮想世界やネット世界と現実とが絡む映画は『トロン』(1982)や『ウォー・ゲーム』(1983)辺りからだろうか。映画では『マトリックス』(1999)、『アバター』(2009)や『レディ・プレイヤー1』(2018)などと進化を遂げ、SF良作を次々と生み出してきた。仮想という現実逃避感やネット依存による弊害の警鐘といった意味もあったりして、これからも進化し続けるのだろうなぁ。
細田守監督は富山県出身で金沢美術工芸大学卒、東映、ジブリ出身。そのジブリがアメリカっぽい3DCGへと変化するという一方で、日本の伝統的2Dアニメの牽引者として今後も期待したいと思う。とにかく描写が細かい!『サマーウォーズ』(2009)もそうだし、『バケモノの子』(2015)のモブシーンも細かい。序盤の仮想世界内の2Dとは思えないくらいの立体感には圧倒されるし、CGならではの背景画には驚きのひとこと。日本画風のノスタルジックな描写とは対照的で面白いのです。
「U」に50億人が参加している?!と、一人でアカウント1億個くらい使ってるんじゃないの?と疑問に思ってましたが、ボディシェアリング機能とかで管理されていて一つしかアカウントを持てないとも解説されていた。また、母親も所属していた女性コーラスグループはリトグリの30年後の姿か?などと想像するのも楽しいし、ボーカルメロディのみから同期させて編曲するのも楽しそうだ。作曲法無視で・・・独特すぎて魅了されちまった。
『U』
ハリボテ
絵は綺麗だった
おもしろい!けど期待しすぎも、、、
細田守のワンパターン+美女と野獣
現代版美女と野獣
美女と野獣をモチーフにSNSの普及する現代社会を表現した作品でした。
細田作品らしいインターネットの中の世界や風景などの映像の美しさがあり、そして何より主人公すずちゃん(Bell)の歌声がなにより美しく感動しました.....
歌で物語を表現できるのが素晴らしかった....
声優としても違和感がなく素晴らしかった....
そしてSNS社会の表現として終始強い汚い言葉などが発せられていてリアルなSNSを感じました。
こうした映画の評価などの書き込みで低評価をつけ酷い言葉で作品を評価している人、それも人それぞれの感じ方であり間違っているわけではありませんがそういった1つの評価も姿のみえないSNSの中だからなのか、本当の姿をさらけ出して言えるのか、SNS社会でのあり方を改めて考えさせられる作品だと思いました。
うっせえわ、あなたが思うより健康です
そばかすよりも目のクマや血色の悪さが目立つ。
「竜と血色の悪い姫とゲーム依存症」
ストーリーの思いがけない展開はなかなか面白いかもしれない。しかし、強引な設定をとにかく詰め込んで勢いでどんどん進行する、それ故どれも薄っぺらい。
動画を何となく倍速で流し見する最近の若者に媚びた?・・・になら許されると思ったのだろうか?強引な設定を許せるならば良い作品かもしれない。
尚、歌手はadoではない。だから何ということもない。
良い点
・歌
・メガネ女
・イケメン
悪い点
・棒読みのオンパレード
・テンポが悪い箇所も散見される
・作画を手抜きしがち。ハサ〇ェイほどではないがCGしい部分も。
・「足ほそーい」。という人たちも十ニ分に細い。普通に10頭身やら奇妙なキャラデザである。
・ゲーム内が何故かモンスター型だらけ。ぷよぷ〇みたいなのとか誰得で何の才能を引き出された果てなのだろうか。
・犬の余計な設定
・パパが少しかわいそう
・駅員が怖い
・患者「このあざ治りますか?」。医者「それは服の模様ですね。」
・男の子の謎の方言
・私視力5.0なのよ
・オフ会はTOKYOで。パスポートは持っていないし都合がよい。
その他点
・視聴者数+3のタイミングは矛盾しないのか
・サマーウォーズ
・川に終わる
美女と野獣風成長映画~社会問題を添えて~
細田守監督の最新作。めちゃくちゃな大ヒットということで楽しみにしていたが個人的にはあまり好きではない映画でした。
まあ全部が全部悪いという訳でもないので良いところから挙げていきます。なんといっても歌は素晴らしかったですよね。中村佳穂さんの声は力強い歌からラストの静かで繊細な歌まで完璧に歌われていました。演技はちょっとあれだけど...
そして映像美。作画はヌルヌル動いたり悪くないですし、ネット世界の描写はサマーウォーズの二番煎じではない綺麗で引き込まれるデザインでした。序盤Uの説明シーンでIMAXで見なかったのを後悔するくらい。
そんなところでしょうか。
皆さん言われておりますが細田監督のやりたいことをすべて詰め込んだ結果、物語がパンクしている印象があります。魅力的なテーマなのに中途半端に解決して謎を残したまま映画が終わっちゃうんですよね。これが最大の不満点です。
そして先ほども少し触れましたが演技も微妙。特にネットに書かれたコメントを読み上げるモブはわざとらしく嫌な奴の声を出していたり演技臭く微妙でした。中村さんは序盤は微妙でしたがどんどんベルに近づいておりラストは上手に演技しておられました。
細田作品の中でもトップレベルで好みで無い作品でした。ですが中村佳穂さんの歌は劇場で聞くべきものです。ぜひご覧ください。
後味悪し
鑑賞者の補完が必要
中村佳穂の歌声を劇場に聞きに行ったと思えば良し。
映像と音はいいが…違う監督だと話題になるか
とても意義のある作品
トレーラーからして「サマウォ」感を煽って来た新作。
これだけハードル上げて来たってだけでも、本当よくやったなって思います。
今回も家族、それと人々との関わりを主軸に描いた物語。
それとやはり仮想空間の表現でしょう、こちらは本当に見事。
ozの世界を今描くとこうなるって感じで、観ていて本当ワクワクさせられました。
また「美女と野獣」を始め色々な作品を感じさせるような演出は、どこか「レディプレ」や「シュガーラッシュ」をも思わせます。
前作「未来のミライ」から一転エンタメ要素が満載で、良くも悪くも「原点回帰」的な見方をされちゃいそうではあります。
というか、あえてそこ(外から見た自身の最高傑作)にも挑戦しているのでしょうか。そんな気概をも感じました。
仮想空間「U」と田舎町の現実は、セルとCGのの切り替えもあってメリハリが効いていたし観ていて飽きの来ない作りでした。いや、これはすごい楽しめましたよ。
そしてメインのテーマであろう部分。
様々なきっかけや助けを経て、亡き母の想いにたどり着くその姿はやはり胸に来ました。
ずっと描き続けたテーマと、自身の集大成とそのキャリアからの脱却。
監督自信にとって、とても意義のあった作品だと思いました。
とてもとても楽しかったです。
残念でした。
映像と音楽は良かったけれど、ストーリーがそれに見合う物では無かった。
無理に感動をさせようとする安易な設定はいただけない。
この映画を見たいという人がいたら、止めはしないが絶対に勧めることはしない。
その人が気に入れば良いが、恨まれることになったら困るから。
テーマが何かよくわからないが、児童虐待について「虐待される児童は自分でどうにかしろ。
虐待される側に自ら努力しない問題がある。」的な現実社会での話になっている気がする。もしそうなら酷すぎる。
久しぶりに映画館で時計を見てあと1時間もあると思った。
*親子で鑑賞される方も多数いると思いますが、児童虐待は虐待されている児童が自ら頑張ることでも子供たちで解決できる問題では無いことを話し合うことがあれば、この映画の価値も少しは上がると思います。
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