竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
全875件中、361~380件目を表示
期待せずに見ても、見なくて良かったと思う映画。
最後の方は観てるのも辛かった。 なぞのオマージュ、 いわゆる、物語に見られる 超絶ベタな展開のオンパレード、 もろもろ故意なのだろうか? だとしたらそれで何を伝えたかったのか? 意味不明でした。 観てるこちらが頭変になりそう。 男性キャラがかっこいいのと (見た目が好みなだけ) 音楽と衣装だけ良かったですが この作品にかけられたお金と 関わった方々の時間を考えると 残念でならない映画作品でした。 これを面白いと 心から思って作ってるのだとしたら 怖いとすら思いました。
最高オブ最高
母の物語だった。誰もが母に成りうるし、身近な所に母はいる。鈴の母、細田守の母、全てを肯定する物語。 鈴はきっと寂しかったんだろう。しかし、ラストシーン 駅で鈴を迎え入れてくれる人々をみると、鈴は決して孤独ではなかったということが分かる。忍くんや、聖歌隊の方々をはじめ、沢山の母に支えられていたんだ。それに気付いたときには、涙が止まらなかった。 ただのエンタメ作品ではなく、細田守は抒情詩的な作品を創りたかったんだ、と今では分かる。こんなにも成長したのか!細田守!!最高だよ!今後 細田守がほんとに楽しみだ!
言うだけなら誰でもできる
内容は見てのお楽しみ とてもよかったです 思わず涙する位 ですが、よく映像を見ていると一部の動きにカクつきがみられちょっと残念でした。 制作時のマシンパワー不足って感じなのですかね? なので星4つです
Belleの歌声が素晴らしかった
ストーリーも、今の世の中だからこそ胸に突き刺さる物があり、映像美も 凄く綺麗だった。何より、Belleの歌声に感動する! 映像の美しさと、歌声が重なり感動しました。夏にピッタリの映画だし(^^) また、見に行きたいです。
よかったが、、、
映像美に加えて、素晴らしい音楽でとても楽しめた。ストーリーも現代の問題を風刺しつつどこか懐かしい感じがする素晴らしいものだった。しかし、少し詰め込みすぎたといったところだろうか?2時間では治らない壮大なものだと思う。亡くなった母親のことや、歌えなくなったこと、それから家庭内暴力の家族のことなど、もう少し掘り下げないとわからないことが多かった。3時間でもいいから、そこをもう少し観たかった。
色々あると思うが
細田監督者作品てやっぱり、、 ストーリーに何故そうなる?がある、、 できのいいMVを観ているような、、 どれも否定しません。 でも、私は高く評価しました。 上質で澄んだ美しい歌声と心を打つリリック。 BELL(鈴)のライブを観に行ったと思えば安いもの。 ではアナ雪みたいなもの?違う気がします。 この作品は音楽に合った映像をアニメーションで表現した作品だと思います。 これはこれでありだと思う。
映画館で観る事をオススメします
あのシーンでこうすれば良かっただの、キャラの心情が読めないだの無粋なツッコミを入れるつまらんヤローには不評かもしれませんが、そうでない方にとってはまぁ面白い作品だと思われます。 フルCGで描く壮大なオープニングや、物語終盤のライブシーンはなかなか見応えがあり、素晴らしいボーカルも相まって心震えるシーンに仕上がってます。このシーンを観る為だけでも観に行く価値アリ。 とは言ってもツッコミたくなる場面が多々あるのもまた事実です。カッコ悪い大人を描かずにはいられない、初々しい声優を主人公である少女に起用するなど、人によっては不快感の出る細田守監督の性癖とも取れる部分が出まくってます。 作品のテーマは凄くわかるが、社会派漂う題材は何とも微妙で作品の足を引っ張ってる気がしてならない。 もっと何て言うか、折角凄いライブシーンあるんだからアナ雪みたいにハッピーウレシーな感じにすれば良かったんじゃないかな!?(語彙力) 多分テレビで観たらライブシーンの臨場感が無くなる分、星3くらい。なので映画館で観ましょう。
「またか」と海外の一部が発言されても
未だ、描ききっておれない、あの時代の躓き、引き摺りは様々あり、心に影を持つ方も有るでしょう。今回も抵抗はありませんでした。 中尾幸世さんを起用してくれたのは嬉しかったです。監督の作品は、どこか、佐々木昭一郎氏の描く世界に通底する深みがあり、ワクワクして視聴に挑めました。 是非とも大きくてクリアな音声の映画館でお楽しみ下さい。 スタッフではありませんよ。
騙されたと思って、観といた方がいい映画に決定!
「竜とそばかすの姫」を、先日カミさんと観てきました。 最初にひとこと謝らせてください。 まったく期待せずだったわたしが、まさかの(まぁよくある話なんだけど)めちゃくちゃ面白かった。 迂闊にも、感動までしてしまったのです。 冷めてるか、よく泣くか、どっちかやな。 まぁこうなることはわかっていたけど、事前チェック段階ではまったくのノーマークの映画で、カミさんに誘われなければ行くことはなかった。 監督も知ってて、前作「未来のミライ」は自分の中でめちゃ評価低いし、チラ見した映画情報でもピンとこなかったけど、カミさんが得た直感を信じてるので、ここはダメ元で見ておいた方がよいなと。 カミさん情報では、わたしの好きなウルフウォーカーとかブレンダンとケルズとかのカートゥンサルーンも関わってるとかで、映像と光が素晴らしくいいことは想像がつくからぜひともスクリーンで見ておいた方がいいとなるわけです。 で、いきなり冒頭シーンの歌ですでにやられてしまった。 いい。 実にいい。 キャラクターデザインも、ポスターなど事前チェックでは鼻についたけど、まったく気にならなくなっていた。 アニメ映像も、ストーリー展開も、いい感じで進んでく。 想像してた、バカにしたような目つきでなく、めちゃくちゃ真剣に映像の世界に入り込んでいったのです。 自分でも信じられないくらいに。 Uという仮想世界の設定も、超巨大インターネット空間ですら、普通なら興ざめしそうなものの、さすがのエリート映像集団のなせる技のお陰でまったく違和感なく、感動すら覚える映像美にどんどん心が、映画の世界に入り込んでいったのです。 その完成度の高さが気にならなかったのは中盤まで。 後半から、ちょっとずつ怪しくなる。 はじめよければすべてよし、とはいかないのだ。 肝心なのは、エンディング。 ネタバレしないよう、何が起きて、最後に残った謎が何なのか、はいわないけど。 固唾を呑んで魅入ってる後半の、ここぞという場面からせっかくの高評価だったモチベーションが急降下。 そう来るの?本当にそれでいいの?といいたくなる、がっかりな展開に。 これは当初から監督が意図した通りの展開なのか、頭から懲りすぎて中盤に予算が切れてエンディングにもっていく費用が大幅に削減でもされて、急遽台本書き換えに至ったみたいなくらいのエンディング。 あーあもったいない、と思ったのはわたしだけか。 それでも後半まで、わたしのまったく期待せずの予想をはるかに裏切るほどよかったことは事実なので、○にしておきます!
二時間ではおさまっていない
肝心の歌えなくなった理由がよくわからなかった。 主人公の家族の話、竜の家族の話も適当。 アニメで2シーズン24話とかでやったらよかったんじゃないでしょうか。 歌は素敵でした。
・昨日2回目を見に行きましたが、1回目、2回目とも涙がこぼれました...
・昨日2回目を見に行きましたが、1回目、2回目とも涙がこぼれました。 ・1回目は子供含め、家族4人で、2回目は妻と2人で。 ・映像、歌が圧巻。1回目見てから、spotifyとyoutubeで毎日音楽を聞いています。 ・旧来の日本アニメとCGアニメの融合による多様性、複数の音楽家による音楽の多様性など、様々な世界はそれぞれ素晴らしいということを上手く表現されていたと思います。 ・物語も素晴らしい。主人公のすずがUの世界、周りの人と関わりで悲しみを乗り越え、強く成長する姿には心が打たれました。 ・歌を作ったり、映画を作ったり、ネット上で何か呟いたりと、クリエイティブなものを発表すると、評価も批判もされます。 自分の満たされない心がある人は時に攻撃的に批判してしまうことを、この映画は伝えていると思います。映画を批判される方の中には、そのメッセージが届かず批判されている方もいる気がします。その様な批判をしても心が満たされないままだと思うのですが、、。果たして批判している人はアンベイル(実名が晒される)されても批判し続けることができるのか。。。 ・じわじわと、グローバルで評価され、歴史に残る作品だと思います。
いまいち
他の方のレビューの通り、音楽、作画はとても丁寧に作られていると思うが、ストーリーがどうにもついていけない。話に入っていけなかった。一緒に観た家族は泣いていたので、単に自分の感受性のせいかと思ったが、レビューをみて同じような方がいて安心した。
膨大な情報量と美しい映像、そして力強い歌声に満ちた一作。
『サマーウォーズ』(2009)の「OZ」を彷彿とさせるような巨大インターネット空間「U」という舞台装置をはじめ、細田作品の様々なエッセンスが凝縮されており、かつそれらが過去作と比較して大幅にアップグレードされています。 細田監督も明言しているように、本作の重要なモチーフの一つは、『美女と野獣』、それも1991年にディズニーが製作したアニメ作品です。単なる設定だけでなく、オリジナル作品のミュージカル要素もかなり大幅に取り込んでいるため、必然的に主人公すず/ベルの「歌」そのものが、「U」の伝説的なアーティスト「ベル」、という単なる設定を超えて、作品の根幹ともなっています。すず/ベルの声を担当した中村佳穂の歌声は、非常に力強さと美しさを兼ね備えており、この、「ベル」が備えるカリスマ性に強い説得力を与えています。最初はすずの声優とベルの歌を唄っている人は別なんだろうと思いこんでしまうほど、声質を使い分けていました。素晴らしい仕事だと思います。 後半になると物語の整合性に綻びが生じ始め、特に最終盤近くのある「事件」については、現実の社会で生じている問題と強く関連しているにも関わらず、深掘りを避けているきらいがあります。他にもいくつかの点で引っかかりを感じたのですが、それらのほとんどは些細な事として受け流せたのですが、この「事件」の顛末については、明確に描写不足と感じました。 ただし、本作は映像に込められた情報量が圧倒的なため、一回では全ての要素を消化しきれなかったという実感があります。上記の疑問点も、再見すると解消されるかも知れません。それだけ濃密な語り口であるため、何度も(劇場で)鑑賞する価値は十二分にある作品だと感じました。
それぞれの想いで膨らむストーリー
歌と音楽と映像美は間違いない作品です。これだけでも観に行く価値ありと思います。 あとはストーリー。きっと順風満帆な人には、なぜ?感がある話だと思うが、親の死を経験した人はその想い、虐げられた過去がある人はその想い、ネットの誹謗中傷にあった人はその想い、地域を支え、支えられてきた人はその想いと、それぞれの人ごとに本作では語られない部分を重ねて観ることで、それぞれ違うストーリーが浮かぶ作品ですね。 Uの中に50億ものアバターが持つそれぞれの想いと、現実世界=アニメ内+この映画を観る我々の世界のそれぞれの人の想いを表現したんだな、と言うのは言い過ぎかもだけど、そんな映画という感想です。
当然のことだけど忘れがちな事を思い出させてくれた。
人気者なら賛否両論好き勝手言われるのがが当たり前、だけど悪評ばかりに囚われて頭を抱えてた内向的な主人公が、最後には良い評価をちゃんと捉えられるようになった。 この描写を極端に表現していたから、世間の反応が風見鶏みたいになって見えちゃってたけど、感動した。 人にはそれぞれバックヤードがあって、悪役みたいに写ってたあの人達も、きっと最初から悪い人だったわけじゃなくて…当たり前だけどハッとする作品でした。
超絶ファンタジー!でも難しいね~~
映像が美しい!! サマーウオーズの仮想世界が更に進化した様な 「U」の世界は目が離せない情報量の多さ! その中を悠然と泳いでゆく クジラの空中ステージの描写は本当に夢の様でした。 この映画の大事なモチーフ、主人公ベルの「歌声」も 観る人によって好みの差はあるでしょうが、 それなりに力を感じました。 この映画、歌の歌詞が肝なのでしっかり聴いてね!! 監督がインタビューなどで答えているとおり ディズニーアニメ「美女と野獣」からインスパイアされた作品。 ベルのデザインは本物のディズニークリエイター ジン・キムさんだけにベルの表情や動きが 本当にディズニープリンセス!!美しく愛らしいね~。 また、現実の世界の鈴ちゃんの生活の描写、 級友たちとの空気感、周りの大人たちとの関係も 同じような田舎町を舞台とした「夏目友人帳」的に とても繊細に描かれてます。 物語の決着としては正直、賛否両論あると思いますが あくまでもファンタジー!! そこを頭に置いて観ていただくと良いんじゃないかな~ で、月に8回ほど映画館に通う中途半端な映画好きとしては 普段はあまり気にして観ていなかったけど 今回は歌がカギとなるせいか、セリフや歌と 口の動きのリップシンクが特に丁寧に 描かれてていると感じました。 細かなビブラート部分まで唇、震えてましたね。 内容的にはネット社会の有象無象の声の恐ろしさが しっかり伝わって来る。 ネットで「悪」とされてしまうと よく考えもせず、誹謗中傷してしまう恐ろしさ! ネットで「良し」とされると、その人を良く知らないのに 無条件で神格化してしまう愚かさ。 ネットの世界でしかホントの自分をさせない人 反対にネットの世界だけ偽りの人物として生きる人 人とネットのかかわりの脆さ、危うさ と、ここまでは良いのだけど~~~ 主人公鈴ちゃんが心を閉ざしてしまった原因と言うのが 自分の大事な人が利他的な行為をしたことで、 一人残された喪失感だったのですが、 同じように自分も止むに止まれぬ利他的行為を体験することで 大事な人の心を知り、大人になって行く話なんだけど このエピソードの決着が賛否が分かれる事になってしまった。 ファンタジーにリアル社会の問題を忍ばせることで リアルに生きる今の観客の共感を得る。 そこをみんな目指すのだけど、結構難しいんだよな~~ とにかく、仮想空間「U」の描写を映画館で観る価値は十分あります。 ぜひ劇場で。 ああ、最後に鈴ちゃんの飼ってるワンコ、 どっちかの前足が途中欠損してるのよね。 大人になって自分の悲しみから脱却できた鈴ちゃん ワンコの残った前足に負担がかかるので できれば早く、餌を置く台を作って上げて!!(願)
引き込まれる世界観
素直に面白かった。 冒頭から始まる“U”の世界観と臨場感、そしてベルの綺麗な歌声。 それとは反対に田舎の静かな風景と、自分も通って来たあのどうしたらいいか分からない青い春。 最先端と懐かしさ。迫力と静けさ。この2つが相まって、馴染み深く、でも自然と引き込まれて行く内容だった。 悲しい過去を背負ってきた1人の内気な少女。 “U”の世界を通して少しずつ強くなっていく彼女の様子と歌声に涙が溢れ、目頭が熱くなる。 ストーリーも然ること乍ら、映像とサウンド、そして歌声に思わず引き込まれていってしまう。 この臨場感は、アニメながら、映画館で観たい作品の一つだ。
全875件中、361~380件目を表示