劇場公開日 2021年7月16日

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竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価

全1493件中、1041~1060件目を表示

3.0サマーウォーズ越えならず

2021年7月21日
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細田守監督と言えば"仮想世界”。
『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』『サマーウォーズ』でその印象が強い。
そして今作も仮想世界"U”が舞台ということで非常に楽しみにしていました。
結論から言うと、う〜ん…という感じ…

冒頭は『サマーウォーズ』そのもので、それはそれでテンションが上がり良かった。
主人公すず/ベル(中村佳穂さん)の圧倒的な歌声で始まり、一気に観客を取り込んでいった。

ただ、全体的に話の展開が急というか無理矢理な感じがして、特にすずに全く感情移入することができなかった。
内容を詰め込み過ぎて大切な心情の変化・成長の過程が疎かになってしまっていたなと…
"こういうの面白い!”って広げた風呂敷が大き過ぎて、全然畳めていなかった。

前述で触れた冒頭シーンや母が亡くなった時のすずの表情など、これまでの細田作品を彷彿させるような描写への気付き、お馴染みの積乱雲や赤面したキャラクターは見ていて楽しかった。

今作で自分が1番気になったのが"U”の中にいるキャラクターたちの輪郭線。
今までだと異世界を表現するのに、それらは朱色で描かれている。
もちろん今作もそうなのだけれど、これまでと比べて黒に近いように感じた。
これは異世界がまさに"もう一つの現実”になりつつあるという細田監督の示唆ではないかと勝手に思っている。
第三者の声が多く使われているのも現代のSNS背景を映し出しているようで、『サマーウォーズ』からの時代変化を感じられて良かった。

改めて感想を言うと期待には遠く及ばず。
『サマーウォーズ』越えならず…

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プールサイド

3.5応援してる、…って事は

2021年7月21日
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SNSを使ってはいるけれども懐疑的な部分も多く持ちながらな自分などには案外ピタッと嵌まって、存外楽しめました。
チープにも映るお城のシーンなんかも最終的には「なるほどねぇ」でしたしね。それでも皆さんが仰る様に、脚本は任せた方が良かったのかなとは感じました。嫌いじゃないのだけれど空々しいシーンが結構あるし(アフレコ問題もあるかな)、「サマー~」に比べると大人がエア過ぎるのも違和感。やりたい事、言いたい事の為にお話を動かすとこうなっちゃうんですよねぇ、最近多い気がします。
それでも、覚悟と思い、人との距離等々、伝え方はともかく共感させて頂きました。
まぁ、好きなシーンは?と聞かれたら、駅でのドタバタラブコメ、と答えますけどね(笑)。

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lynx09b

3.5音楽×○○○

2021年7月21日
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マクロスシリーズが好きなので音楽×仮想世界でどんな化学反応があるのか観に行きました。細田監督のはサマーウォーズしか観てなくて、他作品も観なきゃて感じで思っています。
個人的には音楽の映像は凄く丁寧な作画で、惹き込まれるシーンでした。ただ、その分ストーリーが大雑把な感じがしました。2部作か後30分ぐらいはストーリーが欲しかったです。キャラや作画は個人的に好きです。特に田舎の風景や空の風景とか良かったです。

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ひろろん

3.5綺麗キレイ

2021年7月21日
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楽しい

興奮

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ハチ

0.5何を見せられているのだろう。。。

2021年7月20日
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綺麗で壮大なCG!
サマーウォーズとディズニー映画を足して10で割ったような作品!
まとめるとそんな感じかな。

無理やりすぎる薄っぺらいストーリーに、下手な声優。
お遊戯を2時間見せられる辛さ。
今年一番の駄作だった。

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Junya Suzuki

3.0うーーーーん

2021年7月20日
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mayu

4.0ツッコみどころは多いが悪くはない

2021年7月20日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

楽しい

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空手バカ

3.0この映画がツイッターでは大絶賛されてることについて解説

2021年7月20日
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私も、観た時の感想はここでレビューを書いてる方々と同じ酷評でした。
その後、ツイッターで検索してもらえるとわかるのですが、概ね大絶賛されています!
歌だけでなく、ストーリーも込みで!
これは一体どういうことだろうと思い、多くの感想を読みまくりました。

で、一つの可能性に気づきました。
それは、
「この映画は、新ジャンルであり、既存映画に対するアンチテーゼなのではないか?」
というものです。

まず、伏線が張られていないことや、伏線を回収していないことについて。

これは、「伏線は絶対必要」「伏線が全て回収されている映画は素晴らしい」という映画の原則に対するアンチテーゼです。

そういう新ジャンルなので、これで正しいのです。

例えば、ホラー映画というジャンルを知らない人がホラー映画を観て、「なんで突然幽霊が出てくるの?」とか「なんで車のキーがかからないの?」という文句を言っていたら、「いや、そういうジャンルだから」というしかないですよね。それと同じです。

この「竜そば」の場合も「なんで突然〇〇が・・・」という文句は、「いや、そういうジャンルだから」というしかありません。

そして、一般の視聴者は、伏線なんて気にしていません! なのでこれほど絶賛されています。
(気にしてるのは映画ファンやクリエイターだけ!^^;)

某作品をパクってるという意見もありますが、これも、既存のリスペクトの範囲を大きく拡張した意欲作という見方ができます。

そういうジャンルなのです。

例えば銀魂でこのくらいのことをしても「銀魂だからOK」と思われるのは、銀魂が「そういうジャンル」だからですよね。

あと大人の言動がおかしいことについては、これも「そういうジャンル」だから。

主人公の「心理描写こそが最優先」で、他の要素はむしろ間引くべき、という考え方です。

例えば、ラピュタのパズーが人間離れした動きをしても、「そんな動き、普通の子供には無理だろ!」と怒る人はそんなにいないですし、
シータが大人びたセリフを言っても「子供がそんなこと言うわけないだろ!」と言う人はいませんよね。だって「その方が面白い」から。

竜そばも同じです。 その先に見せたい演出&面白い演出があればOKなのです。

以上が私なりの「竜そば」の解釈です。 如何でしょう?
私の解釈が正しければ、細田監督は新ジャンルを作った天才です。
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追記)
制作開始時、この脚本を読んだスタッフやプロデューサーが何も突っ込まなかったということはあり得ないと思っています。(皆さんもそう思いますよね)
皆が突っ込んだけど、「伏線伏線うるせーよ! だったら伏線なんていらねー! これが俺の映画だ!」
みたいな感じだったんじゃないかと勝手に妄想しています。
で、試写会してみたら大絶賛で、「ほら見ろ!」ってなってこの上映数に至る感じです。
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評価の★は3つにしました。
私には合わないジャンルでしたが、新ジャンルに対する評価です。

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GIW

3.0竜は誰なのかを期待しすぎた。

2021年7月20日
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arms0180

0.5なんで?が多い映画

2021年7月20日
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悲しい

単純

寝られる

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長澤秀介

5.0観るか迷ったけれど、すっごく良かった!!

2021年7月20日
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楽しい

興奮

幸せ

先程観てきました。
低評価が目立ち、そんなにつまらないのかと思いましたが
最初の「U」が観れればいいくらいな気持ちで行きました。結果とても良かったです。
淡い青春、好きな歌、もう一つの世界、現実問題。
最後は確かにご都合主義で終わりましたが「助ける」意味を感じました。
私自身ネットで助けられたり、助けられなかったことがあるので、
映画と気持ちがリンクしました。
主人公鈴の心の成長も上手く描かれていたと思います。
主題歌が気になるなら行ってみた方がいいです。私はダメ元で行きました。
「美女と野獣」に似てるシーンは笑いましたが。
はあ、私もベルみたいになりたいなあ...。

ちなみに細田守監督の作品を観たのは初めてなので参考にならなかったらごめんなさい。

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えりあ

0.5ごめんなさい

2021年7月20日
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映画を見た私が悪かったです。本当にごめんなさい。映画館ではじめて画面外を見る時間がありました。ただ歌と背景、キャラクターCGなどは素晴らしく、星4以上の評価だったので合計して星0.5とさせていただきます。今後この監督の作品は見ないかも知れません。ありがとうございした。

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つぼつぼ

2.5ディズニーをなぜ意識したのかな

2021年7月20日
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美女と野獣のオマージュがオマージュのレベルを超えている気がしてそれが気になって集中できなかった

最初の方のピクサーっぽいスピード感とか、竜が出てくるまでの展開はすごく良かった

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映画ぜんぜん見ないくん

4.5ネット世界等へのアンチテーゼとなるか!?

2021年7月20日
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最初は「サマーウォーズ」と、「美女と野獣」の現代版スピンオフかと思ったけれど、ネット社会におけるアバターが、個人の秘匿性で護られている事を盾にした罵詈雑言のネット世界へ、人間性や正義とは何かを投げつけながら、誰もが持っていると思われる人の心の温かさを灯火的な映像表現と共に描かれている。
また、現代社会における家庭内暴力(DV)も題材に取り入れられており、現代社会に置いて何が必要かも問いかけられているかと感じる作品で、個人的には感動し、評価に値すべき作品だと思います。

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ソッケ

3.5どこかで見たような展開、機能しないキャラたち

2021年7月20日
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ドラゴンミズホ

3.0映像の技術は高い

2021年7月20日
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ただ、脚本があれで本当にいいのか、、。いくつかの映える決めシーンがあって、そこに無理やりつなげている感じ。おおかみこどもまでの感動を知っているからこそ、納得がし難い内容になっていた。最後まで入り込めず、ただ、作品を増すごとに映像の技術はどんどん上がっている、、。

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齋藤直紀

5.0観てよかった。

2021年7月20日
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Dave

5.0エンタメ映画を超克した細田作品

2021年7月20日
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『竜とそばかすの姫』は社会性とエンタメ性を両立させた、
細田作品の新しい金字塔です。

前作『ミライの未来』は細田監督の「描きたいもの」を描いている印象こそあれ、
個人的にも、そして世間的にも、エンタメ性がイマイチ…
という評価を受けていた側面があります。

前作の反省を生かすべく、今作『竜とそばかすの姫』は意識的に
エンタメとしての映画、を発信してきたように感じました。
世界中の人が集う仮想空間、主人公が住む田舎の風景。
そのギャップを全面に打ち出した本作の予告は、観るものに
『サマーウォーズ』の存在を否応なく意識させるものでした。
エンタメの傑作『サマーウィーズ』という下地を明示的に使用することで、
「原点回帰」を印象付ける狙いがあるようで。
今回はオチでどういうこと?ってならないよ、だから
安心して観に来ていいよ、というメッセージにも感じていたのです。

そんな見立てをしていたからこそ、私は大いに裏切られることになりました。

細田監督は、エンタメへの回帰を果たしながら、それでいてエンタメを超克した作品を
作り上げてきました。
それが社会性との両立です。

本作は物語の大きなファクターにある「深刻な社会問題」を据えています。

これは細田監督作品にとって、著しい転換と言って差し支えないでしょう。
というのも、批判を承知で申し上げますと、
今までの細田作品では作品の「社会性」はそこまで強く
意識して描写されてこなかった側面があると思うのです。
正確に言えば、社会性を作品内に織り込んでいく手法を確立できていない、
という感じがしていました。

象徴的なのが、『バケモノの子』における役所や、本来の父の描写。
行政も家庭も(そして社会も)作品内では大した障壁として描写されません。
バケモノの世界で育った蓮が、長らく離れていた人間界に戻ってくる上での
困難はほとんど描写されず(文字の読解くらい?)
拍子抜けするほど簡単に、現代日本社会に適応し、周りもそれを受容した。

そこに日本が抱える社会的包摂の問題、周縁化された個人の直面する現実を
描く選択をしなかったことは、ご都合主義的だと感じる向きもありました。

私自身、エンタメを追求する細田作品には「社会」の描写に苦心しているように
感じてたのは確かです。

だからこそ、本作で細田監督が真正面から社会問題を描いたことには
大きな変化を感じました。
そして何より称賛したいのが、本作が
エンタメ映画としてもしっかり成立しているというところです。

誰一人、脚本に殺されることがなかった。
ちゃんと面白いです。

社会問題を扱っておきながら、説教臭さを感じさせない、
それどころか爽やかさを感じさせるラスト。
交流を深めた学生たちとそれを見守る地域の方々の大団円。
月並みな表現ですが感動しました。

補足:
前作『ミライの未来』はそう言った意味で、社会問題:子育ての問題と向き合おうと葛藤した(結果、エンタメ性が犠牲になってしまった)過渡期的な作品として今後は位置づけられていくことになるかもしれませんね。
前作からの反動で、エンタメ一辺倒の仕上がりとならないところに凄みがあります。
ただ、予告から『サマーウォーズ』的なエンタメ映画を期待して観に行った方は
その社会性の強さに意表を突かれる作品かもしれません。
友人がこの映画に対して一言「意外と重すぎる」と評していたのが印象的でした。
興行的な成功を見込んでストレスの少ない娯楽を提供する、
という選択肢もあり得たでしょうが、そこで単純に観客に迎合しなかったところに
細田監督の真価を見出すことが出来ると思います。

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冬木

3.0歌がよかった。

2021年7月20日
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幸せ

サマーウォーズが好きで観に行きました。
世界観は繋がってますが、ストーリーはあんまり繋がってません。
映像はとっても綺麗でした。
あと、音楽もよかった。

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みーくん

3.5そんなに悪くないと思うなぁ

2021年7月20日
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正直、待ちに待った「竜とそばかすの姫」だったが公開初日に見る事は出来ず5日目に鑑賞。前日にチケットを買いに行ったら既にパンフレットは売り切れだったので見た人には好評だったのかも?と思いながらネットのレビューを見ると大半は酷評であまり期待しないで観ることに、最初は話の展開も早くて良い感じに思えたけど途中からミュージックビデオ?を見せられてる気分に、主人公すずに都合良く話が進んで行き、人間関係の気持ちの部分で感動とかゾワッと出来なかったのが残念。サマーウォーズ信者なので同じような設定だと期待していたら裏切られた感じになるかもね。ま、映像はそこそこ綺麗だし、細田守監督って鯨が好きなんだなぁと思う作品だった。

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ポカクロ