竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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SNSに救われている人に観て欲しいです
SNSに居場所がある人、ネットでの交友関係に救われている人に響く作品なのではないかと思います。
最初からSNSが身近な存在にある若い人から、長いことネットをやり続けている人まで。
顔も名前も知らない、会ったこともないネットの友達と聞くと、良くないニュースも目立つし、世間的にはあまり良い印章持たれないと思います。でもそんな世界の存在に救われてる人ももちろんいて、インタビューなどでも監督がご自身で仰っていますが、ネットの世界を肯定的に描いてくれていると感じました。
私はネットの世界に救われているので、細田守監督のような著名な監督にそのように表現してもらえてありがたいです…。
心当たりがある人がいたら、ぜひ観て欲しいです。よく分からなかった…みたいなレビューで落胆して観るのをやめてしまったら勿体無いなと個人的に思います。
また、親と関係が上手くいっていない人にとっても刺さる物語だったと思います。私がそうだったので…。
もしかしたら嫌な記憶がフラッシュバックするかもしれないけれど…だからって絶対観てはいけないなんてこと私は思いません。
むしろそんな辛い現実に寄り添ってくれる物語だと思います。
レビューなんて書いたことないのですが、考察を見たくて調べたら賛否両論で驚いたので、応援したくて書きました。
文章が下手ですみません。
メッセージ性も、もちろん音楽も映像も素晴らしい映画でした。
電脳世界を駆ける楽曲のチカラ
父親目線で泣いてしまいました。
人に誘われ、事前知識なく観ました。
仮想現実と現実の里山風景の対比など様々な設定がありましたし、キャラクターたちの言動にはつっこみどころも満載ではありましたが、自然と父親目線で観ていて娘の成長を描いた作品だと感じました。
後半はその観点で、図らずも号泣してしまったシーンが2つありました(1. 主人公が無我夢中であの時の母親と同じ行動を取った瞬間、2. 主人公が自身のその行動を通してあのときわからなかった母親の行動を理解した瞬間)。
また時期をおいてオンラインでレンタル視聴をしたいと思いました。
もう一度観たいとは思わないかな
2時間それなりに楽しめはしました。でも何度も繰り返し観たいかと言われれば否です。
まず、映像面ですが、現実世界の手書きアニメと、仮想世界のCGアニメが使い分けされていますが、どちらも目新しいものはなく中途半端な印象。手書きなら宮崎駿が圧倒的だし、CGならディズニーやピクサーの方が上手でしょう。ストーリーでも、歌で内面を表現する点や、主人公のキャラデザが「アナ雪」の方で明らかにディズニーを意識しているようですが、ディズニーほどの完成度はありません。途中で美女と野獣を思わせるシーンが登場した時は露骨すぎて苦笑いしてしまいました。
主人公と竜との交流についても、主人公がなぜあそこまで竜に固執するのかがイマイチよくわからない。惹かれる要素何かあったっけ?
また、仮想世界の治安を守る組織が登場しますが、彼らの掘り下げももっと欲しかったかな。あれではただのバカです(独りよがりな正義を振りかざすネット警察をイメージしてるんだとは思いますが)。また、仮想世界での彼らと竜の追跡劇や戦闘シーンが今作でのアクション的見せ場だと思うんですが、仮想空間なんだからさっさとログアウトすれば逃げられるのでは?と冷めてしまいました。
今作で一番偉かったのは主人公の父親です。母親を亡くしてから10年以上ロクに口もきこうとしない娘を愛情を持って黙って見守り続けた彼こそMVPです。
ミュージカル仕立て
細田作品は全部観てきているが、残念ながら今回も前作に続いて期待はずれ
どうも主人公の言動というか、脚本がとっ散らかっていて物語に集中できない。
あとネット上のスラングはリアル世界でうんざりしているからお金払ってみるコンテンツにまで登場させて欲しくない。
途中は、これ何を見せられてるのだろう感が強かった
細田作品には冒険活劇&ちょっとした現実の切なさ=明日への活力を求めてるのだが、過去のヒット作の二番煎じ、ダイジェストになっていて、いつか見た感があり、押し付けがましい正義感と感動シーンがありと、どうも手放しで楽しめない
やはり映画は脚本が大事で、映像をどんなに綺麗にしてもそれだけではカバーできない
スポンサーをたくさん背負っていていつの間にか目的を取り違えている自警団のリーダーが監督の深層心理を反映しているのかもしれない
観れば観るほど冷静に…
時間が経つにつれ、「いや、ありえんありえん」「嘘やろ」「さすがに無理がある」「どーしてそうなった?」と、心のツッコミが作動しまくるしまくる。仮想・現実どちらの世界のアクションや感情の変化に対しても。細川守監督、苦手になってしまいました…。
良かったです。
心に傷を抱えた少女が周りの人達の支えもありながら最終的には自分の意志で打ち勝っていく物語にグッと来ました。
最初は母親の行動が理解できず、自分を置いていってしまったことから中々自分を表現できない、周りに期待できなくなってしまった主人公が、最終的には自分で一歩踏み出して母親と同じような行動を取るという成長が見られて、周りのキャラクターと同じく応援したくなりました。
大きな説明描写はそこまでないですが、細かな仕草や掛け合いから人物の関係性や心情が読み取ることができ全体を通して違和感なく観ることができました。足りない部分は自分の想像で補うことができる、映画の良さが詰まった作品だと思います。
映像や音楽もとても素晴らしかったです。
劇場で見るべき迫力
初めて劇場で細田監督作品を鑑賞しました。
緻密に作り込まれた映像と波打つような音楽に圧倒。特に自然風景の描き方が瑞々しく、田舎の夏休みを思い出すようでした。
「U」の世界は仮想現実でありながら、現実に潜む闇を炙り出していて、「U」の世界を飛び越えて現実で問題を解決していく様は、SNSのあるべき未来として描かれているのかな、なんて考えながら見ました。「U」はすぐ目の前に迫っている未来のようでドキドキします。
現実世界で持て余した・抑圧された自己を「U」で解放した主人公たちが、「U」を現実世界での自己の解放に還元している様には少し勇気を貰えました。
劇場で鑑賞できて良かったです。
初めて細田守いい!と思った
歌と映像がキレイで凄い。ベルじゃなければあの歌があんなに凄いと思えなかったし、映画館で映像を見ながら聞けたから感動した。かほさんを見つけた監督がその声の良さを届けたいと思って創り出した作品かも知れない。確実にちゃんと意図は達成されて誰もがかほさんの声と歌に魅了されたと思う。これをきっかけにかほさんの他の歌も聞いたけど、歌詞とか雰囲気がもったいなくて、ミレニアムパレードとしての歌がもっともっと聞いてみたいと思いました!!!!
また、確かに何か物語は薄いと言われるのはわかるから、物足りない感や達成されなかった感があって満足出来ないのはわかるが、よく理由は知らないが、監督の作品はいつも主人公が片親で、ちょっとキツイ目に合っている主人公だ。幸せな子供時代を過ごした人にはわからないかもしれないが、辛いことがあった人、そういった人には、直に響くと思うし、共感できるし、応援されてるって届くと思う。今回も、なんで自分を置いて他人の子を助けようとして死んだの?という主人公から母への問いが、自分も人をどうしても助けたくて動いてしまった、という行動で、母と同じような気持ちがわかったと思うし、乗り越えられるようになったと思う。そして、Uで変わってきた主人公は現実で人を助け、そんな自分になったこと、親のことを恨むのではなく、理解し受け入れて成長したことで、もう暗いことばかり考えて後ろ向きに生きていくのはやめるだろう、確実に。
震災や、豪雨災害や、コロナやDVや…辛い目に合う人、とりわけ辛い目に合った子供に寄り添って力づけてくれる物語だ。
そういった意味では、ただの物語ではなく、現実の現在、監督から辛い目に合った人への処方箋やラブレターのようなものだ。
これを期に、題名から食わず嫌いだったバケモノの子を見たが、やはり、若者の内側にある黒いものから来る犯罪が多かったのだろうか、そんな黒いものを抱えた若者に寄り添う内容だったし、親子は血の繋がりだけじゃなく、育ての親でもいいのなら、子供が実際にはいないひとだって、親子という関係性がない人同士(作家と読者、おばちゃんと近所のこ、先生と生徒でも)でも、本当に心を込めて育ててれば、伝わるし、子の親としての役目はできるのだな、とも思った。
映画自体をどうにかしたいんじゃなくて、映画を手段にして、世の中を良くしたい、子供や若者に愛を伝えてるな、と感じた。立派な大人だ。尊敬する。行動で示していて凄い。私も、と感化された。
ベルは現実の顔をさらし自信を持って生きはじめたが、かほさんも凄い歌声の持ち主として映画で注目されて、もっともっと歌声を披露する場面が増えて広がればいいな。それを後押しする愛も入ってるんだろうな。
あと、すずは監督自身でもあると思う。映画を通して弱者に寄り添って応援して助けてる。
気になったのは竜としのぶ君どっちが好きな人?ってこと。竜は助ける相手?しのぶ君は応援してくれて、ベルとわかっても動じず、前から知ってたっぽいし、同等なレベルっぽいから、しのぶくんと切磋琢磨して行くのだろうか。
映画館グッズが全然無くて悲しかったので、グッズの量が増えたらいいな。アミューズメント品をフリマサイトで買ってしもた!
期待していたばかりに
王子様はどこ?
ネタバレあり
主人公の鈴は頑張ってる。回りも無責任に応援している。助けているようで突き放してる。
仮想世界でベルと名乗り歌姫に祭り上げられてる。
ベルが竜の正体を知りたい理由がわからないので、何故、竜に執着しているんだろうと思うし、しつこく感じる。
最後も王子様は助けに来ない。お姫様は一人で武器も持たずに戦う。
結局、ベルと竜の関係は、描かれていないし。モヤモヤします。
映像は、キレイで歌は素敵でした。
ビックリするぐらいつまらない
映画館で見て良かった!
他の人のレビューで期待値を下げてから見たけど、3000人の合唱のシーンで泣けたし、映像もキレイで歌も本当に良かった。
主人公の成長を見守る友達や父親、近所のおばさん達、普段から気に掛けてくれてる人たちがそばにいるってなんかあったかくていいなと思った。
お父さんとの関係がちょっと変わったのも良かったな。
映画館で見ることをオススメします!
龍?
サントラもいいです
細田監督の作品ということもあり見に行ってきました。
正直、知識なしに観に行きましたがとても良かったです!
ベルの歌声や音楽、ストーリー、色彩、構図。
全て好きです。サントラを今聞いていますが、また見に行きたいと思います。温かい気持ちになります。
「サマーウォーズ」を何度も観てしまうくらいに好きなので世界観が好みなのかも知れませんが。
あの時よりも現実は厳しく、仮想空間もより危なくなってきているけれど。救いの手があるのは変わらないなと思いながら最後まで見ていました。
映画なので、現実ではないけれど。
Uの世界でより多くの人がこれからも幸せに過ごせ、現実世界の救いになれば良いなと祈ってしまいます。
主人公が母の気持ちに少しでも寄り添えたかな、と思います。
ガッカリしました…
初めてコメントさせて頂きます。
まず初めに私は細田監督の作品は好きな方だと思います。
サマーウォーズは何回も観たし、おおかみこどもの雨と雪はとても感動しました。
それだけに今回の作品はとてもガッカリしてしまいました。
色んなテーマをここぞとばかりに詰め込んでいて、結局何が言いたいのかよく分かりません。
登場人物もどこか既視感があり、それならサマーウォーズ見れば良かったです。
途中寝てしまったのは初めてです。
絵や音楽は綺麗ですがそれだけです。
技術の進歩でどんだけグラフィックが綺麗だろうと、必ずしもいい映画になるのでは無いんだと実感させられた作品です。
泣けた泣けた😭
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