「これからは前を向いて歩いて行ける」竜とそばかすの姫 惑星さんの映画レビュー(感想・評価)
これからは前を向いて歩いて行ける
言いたいことをろくに伝えられないすずは純情でか弱くとてもかわいい。
しかし、竜を助けるためにひとりで東京に向かい、すずは強くなった。皆の前で臆することなく歌えるようになった。
多くの光が色とりどりに明滅し、くじらが優雅に舞う仮想現実の世界で、すずは歌う。もう一度会いたい。竜に、そして母に。これからは顔を上げて、前を向いて人生を歩いて行けるだろう。
高知の川はすずの毎日を見守っているようで、仁淀川と鏡川をいつか歩いてみたい。
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