「映像と音楽が素晴らしい」竜とそばかすの姫 sdfghjklさんの映画レビュー(感想・評価)
映像と音楽が素晴らしい
クリックして本文を読む
これまでの力を総集させたような、映像の素晴らしさは良かった。特に最初の「U」での映像は、映画館で引き込まれるような魅力を作れていた。
音楽についても、ベルの歌には多様性と魅力が作れており、中村佳穂さんの声がきいていた。
ただ、残念なのが内容。これまでの総集編のような細田作品のワンシーンを入れており、ファンの心をくすぐるようなシーンは作られていたが、全体的に少し内容が浅い気がしたので、この内容に対して詰め込まれたのは少し寂しかった。また色々な調整があったかと思うが、忍などへの回収の少なさ、Uの説明の少なさ(多言語対応や、感覚共有できる設定と現実世界での状態など)、母親との唯一の繋がりなっている音楽という存在とそれを乗り越えるシーンの心理描写の少なさなどは残念だった。
あとから知ったが、キャラクター作りにディズニーメンバーが絡んでいるようだが、普通にみていると明らかな美女と野獣のオマージュは意味がよくわからなかったし、明らかに上記で表現しきれなかったシーンが多くあるのに、このオマージュを差し込まないといけない理由がわからなかった。
コメントする