「また塗り替えられた細田守の傑作」竜とそばかすの姫 松本一輝さんの映画レビュー(感想・評価)
また塗り替えられた細田守の傑作
前回の「未来のミライ」が傑作過ぎたので、それを超えるのは難しいんじゃないかなと思っていましたが、軽々と本作で細田守の最高傑作を塗り替えられたんじゃないかと思います。
クライマックスの歌うシーンなんかは鳥肌が止まりませんでした。
最後の父とのメッセのやりとりのシーンはじわじわと泣かせに来てました。
もうひとつの仮想現実と歌をテーマに’エンターテインメント’を全面に押し出しながらも、母親を亡くし何処か孤独な少女の成長を軸に、匿名であるが故に、正体が知りたくなる人間の好奇心が描けていたのが素敵でした。
パンフレットを読んで更に細田守どう描きたかったのか分かりました。
コメントする