「序盤は素晴らしい、終盤失速か…」竜とそばかすの姫 rikkoさんの映画レビュー(感想・評価)
序盤は素晴らしい、終盤失速か…
クリックして本文を読む
お恥ずかしながらやっと竜とそばかすの姫を観に行ってきました。
まずインパクトがあったのは最初のベルが登場するシーンでの歌声、いつも家で聴いている音よりも遥かに臨場感のある音が私の体を包みました。この作品において歌はとても重要な役割を果たしていると思いました。ベルは喋って気持ちを伝えるというのはあまりこの映画ではありません、その歌で気持ちを表現するのが歌姫ベルです。
終盤差し掛かるあたりまではすずの成長や、周りの仲間との協力シーンなどにも胸を打たれる場面が何度かありました。特にベルがすずになりライブで歌うシーンは今思い出しても胸が熱くなります。
しかし竜の正体を探し出してからの駆け足感がえっえっという感じで頭がついていかず、全く今までのテンポとは違いショックを受けました。
もちろん映画なので全ては描かず、今後はどうなったなども受けてに任せるというのが醍醐味であるというのも分かりますが、いくらなんでもすずの成長するためのサイドストーリーとしてそこでの役目が終わったら、ほっぽって置きすぎなのではと思いました。
コメントする