「日本が心配になる作品」竜とそばかすの姫 ぬぬぬさんの映画レビュー(感想・評価)
日本が心配になる作品
単純におもしろくないです。
こういうのがクールジャパンなんですか?
この主人公に感情移入できる人って、どんな人生歩んでるんですか?
想像したら可哀想で泣きそうになります。
あとオタクさんに受けそうなノリが多くて、そうじゃない人にとってはただ寒い。
Twitterで漫画等に対して「尊い〜」とか言ってる人は好きそう。
他の方のレビューには「社会問題が云々〜」等とよく書かれてますが、この映画を見て特別考えさせられることはないです。
とても薄い。
「とりあえずそういうとこにも触れとくか」なレベル。
(というかそもそも子供向けの作品なのか)
子供や普段何も考えてない人が見ることで、そういったことを考え出すきっかけにはなるかもしれませんね。
しょーもな。
それと併せてよく「感動した」「泣いた」等ともあります。
退館時周りにも言ってる人がいました。
どこで?って感じです。
私はすごく涙もろい方なんですが、泣きどころが全くわかりません。
どのシーンがどうこう、とかはあえて言いません。
多すぎてだるいので。
と言いつつ一箇所だけ
主人公の少女が覇気でおっさんを圧倒するシーンは笑えました。
なんというか全体的に稚拙な作品です。
「なんとなく深そうな雰囲気で、だれかが勝手に考察とかして、結果良い作品にしてくれたらいいなー」な雰囲気を感じます。
ただ私も特に教養深いわけでもなく、無教養ゆえに理解できてないのかも知れません。
そんな私の思うところですが、『深そうで深い』話や表現って面白くないですよね。
内容に関係ありませんが曲や歌声が好みじゃなかったので、歌唱シーンはただ退屈で苦痛でした。
これは個人的な話なので仕方ないですが。
あと映像は綺麗でした。
ただ時代や技術の進歩を考えれば当然の話で、特別際立った何かや驚き、感動はありません。